コラム

管理職の役割と心得とは?40代転職者に求められる5つの能力を紹介

40代でも応募できる求人を探していると、求人情報に”管理職”となっている募集も多いですよね。

管理職の経験がない方であれば、

興味はあるけれど、具体的にどんな能力が求められるのか分からない…

こんなふうに不安になって、応募をためらってしまうこともあるでしょう。

もしそうであれば、それは応募できる求人の幅を狭めてしまうことにもなり、本当にもったいないことです。

今回の記事では、部長職や30名規模のマネジメントを経験した筆者が、管理職の役割と心得、求められる5つの能力についてご紹介します。

管理職とは能力的なものだけでなく、「学んで慣れる」というところが大いにあるものです。

ですのでこの記事を読んで、

  • いまの自分に、管理職の求人に応募するに足る能力があるかどうか?
  • 「学んで慣れる」ことで、自分に管理職ができそうかどうか?

上記のような観点から、管理職に挑戦するかどうかの判断材料にしていただければ幸いです。

管理職とは

管理職の仕事とは、具体的にどのようなものなのでしょうか? また管理職になると、期待される役割とは何なのでしょうか。

まずは管理職の定義と役割についてご説明します。

管理職の定義とは

管理職とは、企業における部長や課長、係長などのポストのことを指しています。

会社から定められた範囲でその業務全体を見渡して、労働者の指揮をとる者、または組織の運営に当たる者のことです。

管理職のおもな役割について

管理職のおもな役割は以下の通りです。

  • 業務の企画・遂行・改善
  • 品質管理、スケジュール管理など業務の進捗管理
  • 目標の設定・管理
  • 生産性の向上
  • 部下のモチベーションの向上
  • 労務管理
  • 情報セキュリティの徹底
  • コンプライアンス徹底

また、部下の育成をすることも、大切な役割のひとつとなります。

管理職にありがちな3つの悩みとは?

管理職を担っている人も、日々さまざまな悩みを抱えながら仕事をしているものです。

ここでは、管理職にありがちな3つの悩みをご紹介します。

このような悩みに直面したとき、あなたならどう対処しますか?

管理職と部下が対等で育成が困難である

会社の組織においては、いわゆる体育会系のような上下関係のはっきりした時代は終わり、社員の個性が重視される時代になりました。

上司と部下の関係が対等で、活発に意見し合えるのは良いことです。

しかしその反面で、

  • 厳しく指導できない
  • うまく部下の育成に当たれない

このような悩みを持つ管理職が増えてきています。

業務企画が通らない

業務企画を作る際に、部下全員が納得してくれるとは限りません。

部下の反対意見が出る場合は、再度作成しなおす場合もあります。

あちらを立てればこちらが立たず」といった事態になりがちで、部下全員とうまく調整する力量が問われるでしょう。

上司と部下、部署間の調整を円滑にできない

もしあなたが課長であれば、上には部長がいて、下には部下がいて、それぞれに意見があるもの。

中間管理職として、上司の意向をくみ取り、部下をなだめ言い聞かせながら、任せられたチームを運営していかなければなりません。

また他部署とも、業務分担をしながら足並みをそろえて、業務に当たる必要があります。

それぞれの立場からさまざまな要望が出るものですが、自分も相手も困らないように、連携していくのは難しい業務となるでしょう。

管理職の役割を果たすための4つの心得とは

ここまでご紹介してきた通り、管理職の職務を果たすためには、さまざまな困難に立ち向かっていく必要があります。

そんななかで、管理職の役割を円滑に果たすために、押さえておきたい4つの心得をご紹介します。

この4つの心得を覚えておけば、管理職の役割を十分に果たせるはずです。

コミュニケーションを大切にする

部下であれ、上司であれ、他部署の人であれ、円滑に業務を進めていくには、しっかりとコミュニケーションを取っていくことが大切です。

誰がどんなことを考えて、どんな行動をしているのか、コミュニケーションを取りながら、把握していくように努めましょう。

自分が在籍する部署は小さなチーム、会社はその小さなチームが集まった、大きなひとつのチームであると考えることです。

チーム間の意志疎通ができていないと、会社というチームの運営は成り立ちません。

一緒に戦いながらフォローする

自らが率いるチームを運営するうえでは、上司も「一緒に戦う仲間である」という姿勢を見せることが大切です。

指示はするけど、自分はできないくせに…

部下にこのように思われることがないように、自分が部下の手本となれるよう、部下以上に仕事をこなせる能力が求められます。

そして部下を叱るときは、自分も業務者である視点を持って、簡潔にはっきりと伝えましょう。

上司の背中を見て、部下は育っていくものです。

管理者であるあなたが、しっかりとした業務スキルを持ち、部下が困ったときに積極的に助ける姿勢を持つことで、強い信頼関係を築くことができます。

きちんと評価する

自分のやり方を部下に押し付けるだけではなく、新しい意見にも耳を傾けるようにしましょう。

部下の意見も取り入れることで、

○○さんは、自分のことをしっかり評価してくれる!

部下はこのように感じて、自信をもって仕事にあたることができるようになります。

新しいことに積極的に挑戦させることで、部下のモチベーションは向上して、成長につながっていくでしょう。

自立できるように、任せて育てる

成果が上がらない部下がいても、自分が代わりにやってしまうのはNGです。

どうしたら部下ができるようになるのか、一緒になって考えてあげることも時には必要。

また、苦手なことを克服させるよりも、得意なことで成果を発揮させたほうが、チームの生産性を高められる場合もあります。

甘やかすだけでは部下は育ちません。

自分と同じようにさまざまな要件を考えながら、業務に取り組んでいける自立した人材へ。このように部下が育っていくことが、管理職のだいご味です。

であり教師であり、兄姉になったつもりで、真摯に部下と向き合っていきましょう。



管理職の転職で求められる能力5つとは

ここからは、管理職への転職で求められる5つの能力についてご紹介します。

いまの時点で、この5つの能力を全て持っている必要はなく、自信を持ってアピールできるものが、いくつかあれば十分です。

しかし、管理職として責任を果たしていくためには、いずれもすべて身に付けていく必要があります。

ぽけご
ぽけご
もし苦手だと感じるものがある場合は、それを補完する手立てが必要です

部下をフォローする能力

管理職になれば、当然ながら部下を持つことになります。

  • 部下に対して的確なアドバイスができる
  • 自分の仕事以外でもフォローする余裕がもてる

上記のように、人間としての懐が深いこと、寛容さなどが求められるでしょう。

マネジメント能力

チームを引っ張るリーダーとして、自らの経験にもとづいて、チームを統率する力が必要です。

会社の組織に所属すれば、チームには果たすべき目標が与えられます。

その目標に向かって、チームのメンバーを誘導し、進ちょくをマネジメントする能力が必要となるのです。

果たすべき役割を怠けている部下がいれば叱って、自信を失った部下を励まし、全員で目標を達成できる体制を構築せねばなりません。

専門知識の豊富さ

若い人材と違って40代の転職者であれば、社員を指導できるレベルで、専門知識を身についていることが求められるでしょう。

自身が担当する役割については、前職もしくは過去に経験済みであり、熟知している必要があります。

経験が不十分な他業種からの転職の場合は、採用までのハードルが高くなる場合が多いです。

協調性

自分では意識していなくても、年を取ると難しくなるのが、協調性を保つことです。

転職先の方針やルールに従って、仕事を遂行できるかどうかも大切なポイントになります。

時にはプライドを捨てる覚悟も必要でしょう。

自分の過去の経験にこだわらず、柔軟に対処できる協調性が求められます。

コミュニケーション能力

もっとも重要なのが、コミュニケーション能力です。

上司や部下、他の部署、取引先など、たくさんの部門を相手にして、円滑なやり取りができるかどうかが重要なポイント。

誰かに意に反することを言われても、ケンカ腰にならずに冷静に対処して、目的を果たすための方向性に持って行く、交渉力調整力が求められます。

いつも穏やかな人や人と話すのを苦痛に感じない人であれば、管理職に向いているといえるでしょう。

まとめ:転職先で管理職の役割を果たそう

今回は管理職の役割と心得、管理職になったときに求められる、5つの能力についてご紹介しました。

過去に部下を持った経験がある方なら、思い当たることの多い内容だったかもしれませんね。

筆者自身も管理職を経験して思うことですが、管理職の仕事は能力的なことよりも、心持ちが重要です。

自分が部下なら、こんな人が上司であってほしい

このように思うことを実践し、足りないことを書籍や人から学んで、補完していけばよいのです。

まずはあなたが思う理想の上司を実践して、そのなかで部下が思う「理想の上司」の姿も取り入れていきましょう。

管理職への転職は、部下を育てると同時に、あなた自身を成長させるチャンスとなるはずです。

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この記事を書いた人
ぽけご
40代男性、兵庫県在住。ITベンチャーで月200時間残業をこなして仕事に没頭 ▷ 経営幹部に登りつめる ▷ 自分を見失いうつ症状で退職/40代で転職する難しさや孤独さを自身で体験し、40代転職を応援するWebメディア「セカンドゴング」を立ち上げる。
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