面接対策

転職の退職理由の模範回答例5つ!絶対後悔しないためにするべきこと

転職面接では必ず、「前職の退職理由」を質問されます。

その答え方次第で、面接官がこちらに対して持つ印象が、ガラリと変わってしまうものです。

とくに40代の転職における面接ともなれば、面接官はかなり高い回答スキルを求めていると考えて、準備をしておきたいところです。

「退職理由」というのは、転職面接の定番質問の中でもかなりやっかいな部類に入る、答えにくい質問のひとつではないでしょうか。

そこでこの記事では、5つの模範解答例を用意しました。

せっかく獲得した面接ですから、絶対に後悔しないためにも、面接前にしっかりとチェックしておきましょう。

退職理由で避けるべき3つのこと

面接で必ず質問される退職理由ですが、聞かれるままに答えれば良いというものではありません。

「それは絶対に避けた方が良い」というNGポイントがあります。

ここでは退職理由として避けるべき、3つの事例をご紹介します。

人間関係が悪い

人間関係の悪さやパワハラ上司、セクハラ上司のせいで、辞めざるを得なかったという人は多いのかもしれません。

しかし転職面接では、「前職の悪口は言わない」ということは絶対のセオリーです。

自分としては辛い思いをしてきたこと、耐えて頑張ってきたのにそれでも傷ついたことは、誰かに話して聞いて欲しいですよね。

でも、面接の場では言ってはいけないキーワードです。

とくに人間関係の悪さなどは、たとえそれが真実だとしても、面接でそのまま伝えることはやめましょう。

給料が安い

給料が安いといった待遇面の不満も、前職の悪口と捉えられます。

また、給料や待遇のことばかり気にしていると、

面接官
面接官
うちよりも高い給料の会社があったら、また辞めるのではないか?

面接官にこのように思われてしまいかねません。

面接においては、待遇面のことは気になっていたとしても、質問しない方が無難です。

ある程度のことは求人票でもチェックできますし、内定をもらった後に質問することもできます。

仕事が合わない

「仕事が合わなかった」という理由もNG回答です。

前職の会社に入社した時は、「自分に合っている」「興味がある」と感じたから、その会社に入社したはずです。

それなのに「やってみたら合わなかった」という理由では、

面接官
面接官
勝手な幻想を抱いて、やってみてつまらなかったら、辞めてしまうタイプの人間だな
面接官
面接官
自分で職場環境を変えようという、気概や能力がない人間なのかな?

このような懸念を、面接官に与えてしまう可能性があります。

仕事のミスマッチを退職理由としたいときは、

企画職を希望して入社したのですが、異動させてもらえず、今後もその期待ができませんでした。

御社であれば、企画に関わる仕事ができると考え応募しました。

上記のように、面接官が「それはやむを得ないな」と納得できるような、展開のしかたが必要となるでしょう。

退職理由を回答する時に意識したいポイント3つ

退職理由について回答する際に、意識しておきたいポイントを3つご紹介します。

事前にその3点を念頭に置いて、回答内容を考えてみましょう。

本当のことを正直に言う

前職の悪口は言わないとはいっても、嘘をつくことはNGです。

できるだけ正直に、本当のことを話すということを心がけましょう。

たとえ前職でイヤな目に遭ったり不満なことがあったとしても、それを上手に伝えることもプレゼン能力のひとつなのです。

単なる悪口で終わらないように、正直に本当のことを伝える訓練をしてみましょう。

明るくハキハキと言う

暗い顔でだらだらと長い説明をされると、結局はグチに聞こえてしまいます。

退職理由そのものがネガティブな内容だったとしても、それを明るくハキハキと回答していれば、それだけで前向きな印象を持ってもらえるものです。

退職理由は「明朗闊達」に答えるということを意識しましょう。

退職理由だけで終わらない

退職理由を質問されて、質問されたことだけを答えるようでは、40代のベテラン社会人としては不十分です。

面接官は退職理由とともに、「なぜうちの会社を選んだのか?」を知りたいのです。

退職せざるを得なくなったので、御社への転職を考えました
御社への転職を熱望する気持ちになったので、退職を決意しました

このように答え方ひとつで、相手の印象は大きく変わります。

なぜ転職するのか?どうしてこの会社を選んだのか?

上記を自分でよく整理をして、面接官が納得する答えを練っておきましょう。

【ネガティブな理由別】面接の模範回答例5つ

ポジティブな理由で、前の会社を退職する人もいるでしょうが、ネガティブな理由で退職した人も多いのではないでしょうか。

そこでネガティブな理由別に、嘘をつかずにポジティブに感じられる、模範となる回答例を5つご紹介します。

給料が安かった場合

「給料が安くて暮らしていけないから辞めた」という場合は、それをそのまま伝えると、前職の悪口となってしまいます。

そこで以下のような答え方をしてみましょう。

私は仕事に誠意をもって取り組むことをモットーにしています。

御社のように成果や結果が給与にきちんと反映され、社員を正当に評価してくれる企業で働いて、働くことにやりがいを感じながら仕事に取り組んでいきたいと思います。

パワハラ・人間関係が悪かった場合

  • 上司のパワハラがひどすぎる
  • 女性の活躍を妨げる風土がある
  • オフィス内の人間関係が悪すぎる

このような場合も、退職理由の伝え方は難しいところですが、ポジティブにつながる答え方を心がけましょう。

人間関係が悪く居心地が悪かった

このような場合は、以下のような答え方をしてみましょう。

前職では社員の個性が重んじられた結果、スタンドプレーばかりが目立つようになり、チームワークがあまり機能しませんでした。

チームワークを重んじる御社の中で、職場でのコミュニケーションを大切にして、仕事に取り組みたいと思います。

パワハラ・セクハラなどがあった

このような場合は、以下のような答え方をしてみましょう。

若い世代や女性の意見が、経験が少ないという理由から、あまり聞き入れられることがなかったように思います。

年齢に関係なく、よい意見はどんどんピックアップされ、よりよいものを作り出せる環境で働きたいと考え、御社を志望いたしました。

残業が多く休日が少なかった場合

残業や休日出勤が多かったり、もともと休日が少なく、有給休暇も取りにくい会社だったという場合は、事実をそのまま伝えるだけでは、

面接官
面接官
休みがたくさん欲しいだけ?あまり働く意欲がないのかな?

このような印象を与えてしまう可能性があります。

そこで、以下のような答え方をしてみましょう。

オンとオフのメリハリをつけることが、作業効率をアップすることにつながると考えています。

休日には家族や友人と有意義な時間を過ごすことで、仕事への活力が満ちてきますし、日ごろの仕事に対して、気持ちよく意識を高めて取り組むことができます。

病気や介護で継続できなかった場合

病気や介護などの理由で仕事が継続できなかったケースは、近年は増えつつある傾向です。

介護休暇が取れる企業も増えてはいますが、日数が足りていないことも多く、仕事を辞めざるを得ない場合もあるでしょう。

病気療養や家族の介護で前職を辞めて、再就職する場合は以下のような答え方をしてみましょう。

本人の病気療養の場合

病気療養のためにお休みを頂きましたが、完治させるために最終的に退職しました。

その間は治療を受けながら、スキルアップのために資格取得をしました。

家族の介護の場合

介護のためにお休みを頂きましたが、期間内に適当な施設が見つからず、退職せざるを得ませんでした。

今はよい施設とめぐり会えて、二人三脚で介護をしておりますので、今後ご迷惑をおかけすることはありません。

またその間に仕事の感覚が鈍ることが無いように、クラウドワーカーとしてプログラミングを続けておりました。

ノルマがきつすぎた場合

ノルマがきつすぎてクリアすることができずに、精神的に追い詰められて前の会社を退職した、このような場合の回答はどうすればよいでしょうか。

ノルマのことばかり気にしていると、お客様ひとりひとりへの対応がどうしてもおろそかになってしまいます。

ノルマを達成することはもちろん大切ですが、私はお客様にきちんと向き合い、しっかりとフォローすることを、いちばん大切にしたいと考えております。

顧客満足を第一に考えておられる御社であれば、自分の理想とする働き方で、最大限の実力が発揮できるものと思い、御社を志望いたしました。

このような答え方であれば、ノルマがきつすぎたという真実をねじ曲げることなく、新天地でやりたいことを、前向きに伝えることができるでしょう。

退職する前に再確認したい3つのこと

退職する前に転職活動をして、転職先が決まってから退職しようと考えている人も多いでしょう。

この場合は、応募先企業から内定をもらえたら、当然ながらいまの会社を退職することになります。

転職してから後悔をしないためにも、退職を決める前に、もういちど確認しておきたい3つのポイントをご紹介します。

人間関係が嫌な場合

人間関係がイヤで退職を考えている場合は、もう一度トライしてみて欲しいことがあります。

あらためて自分からコミュニケーションを取ってみる

あいつはいつも挨拶しないし、ロクな会話もない

このように思っているのは、実はほかの社員も同じかもしれません。

こちらがにこやかな挨拶を先にしてみたら、意外とあちらも返してくれるかもしれませんよ。

話しかけてみることも同じです。

「話しかけづらい」と同僚も思っていただけで、こちらから話しかけてみたら、意外と話が盛り上がる場合もあるかもしれません。

いまの人間関係を仕事の一環と割り切ることができないか、もう一度考えてみる

職場の人間関係は、ひとりの上司やひとりの同僚が入れ替わるだけで、大きく変わることがあるものです。

また自分が異動して、別のチームに配属される可能性だってあるのです。

そういった変化が訪れるまでの辛抱、「これも仕事だ」と割り切ることはできないでしょうか。

これまでに人間関係で悩まなかった時期もあったのなら、また悩みが解消される時期が訪れる可能性もあるはずです。

待遇面で不満の場合

待遇面で不満がある場合は、上司や同僚など、周囲の人にもう一度相談してみましょう。

上司には相談しにくいことかもしれませんが、退職を考えているくらいであれば、いちどくらい聞いてみる価値はあります。

残業や休日が法定範囲内だったか、もういちど社内規定などをよく確認して、自分の待遇を法律と照らし合わせてみることもオススメです。

法的に問題がある場合は、改善を働きかけることで、辞めなくても問題が解決する可能性もあります。

パワハラが原因の場合

パワハラやセクハラなどのハラスメント行為が原因の場合は、最近では企業が相談窓口を置いているケースも増えています。

また人事担当に相談するという方法もあります。

どうしても社内の人には話しにくいという場合は、労働局や人権ダイヤルなどに相談する方法もあります。

自分で突破口を見つけることで、環境がガラリと変わるきっかけにつながるかもしれません。

まとめ:転職は慎重に!退職理由はポジティブにしよう

転職することで、すべての問題が解決するとは限らないものです。

何かあるたびに転職を繰り返しているようだと、

面接官
面接官
働く意欲が薄いタイプなのかな?
面接官
面接官
こらえ性が無さそうだな

どうしても、このような印象を与えてしまいがちになるでしょう。

いまの職場は気に入らないけれど、「仕事は楽しい、やりがいがある」というような場合は、転職という結論を出す前に、職場の環境に一石を投じることができないか、もういちど考えてみましょう。

再考しても「やはり転職しかない」という場合は、退職理由を面接の際にポジティブに答えることが重要です。

今回の記事を参考にして、ネガティブな退職理由を、ポジティブに伝えるためのポイントを見つけましょう。

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この記事を書いた人
ぽけご
40代男性、兵庫県在住。ITベンチャーで月200時間残業をこなして仕事に没頭 ▷ 経営幹部に登りつめる ▷ 自分を見失いうつ症状で退職/40代で転職する難しさや孤独さを自身で体験し、40代転職を応援するWebメディア「セカンドゴング」を立ち上げる。
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