職業ガイド

医療事務は男性でも活躍できる!意外と需要があるその理由とは?

医療事務という仕事に対して、

  • 女性の職場では?
  • 男性は資格を取っても仕事がない…

このようなイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実際には多くの男性従事者が、医療事務の現場で活躍しています。

また医療事務は、「資格があれば転職が有利になる」「待遇アップも期待できる」、これはよく知られた事実です。

でもいざ資格を取ろうとなると、「どの資格がいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、民間資格ながらも高い人気を誇る「医療事務」についての解説や、男性有資格者が求められる背景についてお話ししています。

5分程度で読める記事なのでぜひ参考にしてみて下さい。

ニーズが高まる医療事務のお仕事

病院やクリニックにおける患者さんとの応対、会計業務や保険者への診療報酬請求など、医療現場の事務対応を、総合的におこなうのが医療事務のお仕事です。

年々増加する国の医療費負担の背景には、日本の深刻な高齢化が関係しています。

内閣府の発表によると、現在の日本の高齢化率は27.3%。そして2036年には総人口の33.3%が、65歳以上のお年寄りになると予想されています。

つまり2036年になると、人口の3人に1人がお年寄りになるという計算です。

ゆえに医療機関を訪れる人は、これからもさらに増加していきますし、医療事務の需要も今以上に高まっていくことでしょう。

また最近では、「アレルギー外来」や「神経心理外来」といった、専門外来を扱う医療機関が増えており、高齢者以外でも病院を訪れる人が多くなっています。

ほかにも増加傾向にある「介護付き老人ホーム」の受付業務など、医療事務の資格者は常に「ひっぱりだこ」の状態といえるのです。

男性有資格者の需要がある理由とは?

医療事務の男性従事者は、女性に比べて結婚や出産といった、生活の変化による仕事への影響が少なく、雇用側も安定して仕事を任せることができます。

またクレーム対応や夜間受付業務なども、男性の方が不安なく任せられるといった、現実的な考え方も影響しています。

女性視点に偏りがちな職場環境において、貴重な男性意見がもらえる、そんなメリットもあるでしょう。

安定した長期勤務はキャリアアップの第一歩です。男性ならではの「強み」を活かすことができれば、転職組でも管理職に就くことは充分可能です。

「百聞は一見にしかず」と言いますので、募集企業に一度問い合わせてみて、実際の現場を見学させてもらうのも、よい判断材料になるかもしれませんね。

医療事務に適した男性とは?

患者さんを安心させるための笑顔、誠実な態度は必須条件となります。また衛生上、日頃から身だしなみや清潔感はいっそう注意したいポイントです。

当然ながら、男女問わず年相応の責任感も求められます。

とくに夜間業務は少人数での対応となるので、業務に対しての責任感と、正確で素早い処理能力が必要となります。

対従業員といった視点では、女性中心の職場雰囲気を乱さない、「穏やかな性格」の人が向いているでしょう。

キャリアアップを意識するなら、個々の気持ちをくみ取れる気質と、多角的な視点が必要です。

これまでパワー系のマネジメントをしてきた男性は、他者・仕事への向き合い方を、いま一度考える必要があるでしょう。

協調性の中にしっかりした主張を持てる男性が、医療事務にとても向いています。

医療事務の資格を取ろう!

医療事務は無資格でも就職できる
資格は仕事に就いてから取得すればよい

このような意見もあるかもしれませんが、これはハッキリ言ってオススメできません。

医療事務は以下のような専門的な要素が多く、業務をおこなう上で、最低限知っておくべき知識は多岐にわたります。

  • レセプト作成(診療報酬明細書作成)にかかわる知識とスキル
  • 医師や看護師がおこなう処置や薬の内容など

現場に入ってから困らないためにも、しっかりと勉強して、事前に資格を取っておくほうがよいでしょう。

ここからは医療事務の資格について解説していきます。

医療事務の資格は複数存在する

ひと言で医療事務といっても、実は複数の民間資格が存在しています。

国家資格とは異なって、統一基準がない医療事務の資格は、取得にかかる期間や難易度がそれぞれで異なるのです。

数ある医療事務の資格の中で、とくに有名な資格が以下の4つとなります。

おもな医療事務の資格
  • 診療報酬請求事務能力認定試験
  • 医療事務管理士技能試験
  • メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)
  • 医療事務認定実務者

「診療報酬請求事務能力認定試験」は平均合格率30%~40%ととても厳しく、4つの中でもっとも難解な資格です。

「医療事務認定実務者」では受験者がほぼ全員合格するなど、資格の種類によって求められる知識の幅が、大きく異なっていることが特徴といえるでしょう。

手堅く資格を取るなら通信講座がオススメ!

まずどの資格を取るかを決めてから、受験対策に入りましょう。

資格取得に関して、「独学でも大丈夫!」という自己流メソッドをお持ちの方は別として、

在職中でまとまった勉強ができない
独学で合格する自信がない…

このような方には通信講座をオススメします。

実際の求人情報で求められている医療事務の資格は、「医療事務認定実務者」や「メディカルクラーク」程度のレベルがほとんどです。

通信講座を活用すれば、これらの資格を効率よく短期間で、取得することが可能となります。

「医療事務認定実務者」「メディカルクラーク」試験のユニークな特長として、受験の際にテキストの持込みがOKとされていることです。

それに加えて、資格の発行元が認定する通信講座(ユーキャンやニチイなど)であれば、資格試験を在宅で受けることも可能となります。

教育訓練給付制度を活用で一部受講料が戻ってくる

医療事務の資格は、教育訓練給付制度の対象となっているので、申請手続きをすれば、受講料の20%が後から戻ってきます。

実際にかかる費用の一例としては、ニチイの場合60,480円(税込)、ユーキャンの場合は49,000円(税込)ほどです。

資格の勉強をして先に取得しておくことで、転職活動も有利になりますし、知識がないまま転職して、あとから苦労する心配もありません。

しかも教育訓練給付制度で、受講料の一部が戻ってくることを考えれば、医療事務の資格取得に関する費用は、決して高いものではないでしょう。

まとめ:医療事務は男性にとっても有望な選択肢です

医療事務は決して女性だけの職場ではありません。

高齢化によりニーズが高まる医療事務は、これから転職しようと考える男性にとっても、「新たな選択肢」となることでしょう。

もちろん、医療事務は「病院の顔」ですので、ある程度の応対品質は問われます。

しかしこれまで接客や営業職を経験している方なら、応対に関しては、多少なりとも自信を持っているはず。

医療事務とは地域貢献・社会貢献度の高い仕事であり、患者さんの「ありがとう」がやる気につながる仕事です。

あなたも転職の機会に、医療事務の道を目指してみませんか!

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この記事を書いた人
Santiago
40代男性、神奈川県在住。運送業界にて管理職を経験するも、家族との時間をもっと大切にしたいと40歳にて転職。現在は、自由気ままに暮らしながらWebライターとしても活動中。森林散策とカフェでのひと時が元気の源!