資格・スキルアップ

第二種電気工事士の資格を解説【国家資格で転職を有利に!】

40代転職者に人気の資格である電気工事士。じつは国家資格であることをご存知でしたか?

数ある資格の中には、正直あまり役に立たない、もしくは必要性の薄い資格も存在します。

一方で電気工事士の場合は、仕事をするうえで必要不可欠な知識と技能を、国が定めた信頼の国家資格です。

今回の記事では、電気工事士の入門編である「第二種電気工事士」の資格について、その魅力を解説しています。

未経験でも取得できる資格ですので、ぜひ参考にしてみて下さい。

転職が有利になる「第二種電気工事士」の資格とは?

電気工事士は国家資格であり、転職活動を有利に進めるための心強い武器となり得ます。

電気工事士の資格は、第一種電気工事士と第二種電気工事士の二つに分かれます。

電気工事士資格の種類
  • 第一種電気工事士
  • 第二種電気工事士

第二種電気工事士は、小規模な店舗や住宅など、600ボルト規格以下の設備を扱うことができます。

第一種電気工事士の場合は、第二種電気工事士が扱える範囲にプラスして、最大電力500kw未満の受電設備まで扱うことができる上級資格です。

電気工事士は活躍の場が広い専門技術職

電気工事というと「電柱を登っての電線作業」というイメージを持つ方が多いかもしれません。

しかし実際には、ビルや住宅屋内外の配線工事、オフィスやテナントでの無線LANの取付工事など幅広いのです。

身近なところでは、コンセントやスイッチの設置、エアコン取付け工事など。

電気工事士は、日常生活の電気に関する分野で、不可欠な専門技術職といえるでしょう。

電気工事は有資格者のみが行える仕事

電気工事の作業は、資格を有する者しか行えないと法律で定められています

そのため有資格者に対するニーズは高く、広い範囲での活躍することができ、安定した収入が見込めます。

第二種電気工事士の就職先、年収は?

会社規模や現場にもよりますが、専門知識が必要となる電気工事士の年収相場は、400~600万ほど。

電気工事士として独立・開業した人の中には、大手電機メーカーからエアコン工事などを請け負って、月100~200万円ほど稼ぐ人もいます。

就職先は小規模な工務店から電気工事会社、大手電気メーカーまでさまざまです。

若手の定着率が低く、オリンピックの準備に人材が割かれていることから、求職者にとっては追い風の状態となっています。

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第二種電気工事士をオススメする理由

専門性が高く実用的な第二種電気工事士の資格ですが、転職者にオススメする3つの理由をご紹介します。

年齢・性別関係なく誰でも目指せる

第一種電気工事士の受験要件には、実務経験が含まれますが、第二種電気工事士は、年齢・性別・ 経験問わず、誰でも受験することができます。

第二種電気工事士は、未経験者でも資格取得を目指せる人気の国家資格です。

短期集中で資格が取れる

第二種電気工事士の資格取得は、専門学校や大学に通わなくても、独学で目指すことができます。

まったく無知の状態でも、数ヶ月~半年ほどしっかり勉強すれば、合格するために必要な知識を得ることが可能。

在職中のスキマ時間や、退職後のまとまった時間を活用しながら、短期集中で資格が取れるのも、第二種電気工事士の魅力です。

合格チャンスが年2回

平成30年度より、第二種電気工事士の国家試験は、年2回(上期・下期)の受験できるようになりました。

試験は筆記と技能で構成されており、筆記試験を合格後に技能試験に落ちた場合は、次回の筆記試験が免除されます。

仮に1度目で技能試験に落ちたとしても、2回続けて受験することで、合格チャンスが高まるでしょう。

第二種電気工事士の試験内容と合格率は?

第二種電気工事士の資格試験は、筆記試験と技能試験で構成されています。

なお受験費用は、郵送申込みの場合は9,600円、ネット申込みの場合は9,300円となっています。

筆記試験の内容

第二種電気工事士の筆記試験は、4つの中から1つの正解を選ぶマークシート形式です。

問題は50問(一般問題30問・配線図問題20問)で、正答率が60%以上で合格となります。

試験時間は120分となります。

技能試験の内容

筆記試験の合格者か筆記試験が免除されている方が、技能試験の受験資格者です。

技能試験では、実際に工具を使って配線作業を行います。

技能試験で出題される問題は、出題範囲として事前に公表されている複数の問題の中から、そのうちの1問が出題されます。

試験時間は40分です。

第二種電気工事士の合格率

第二種電気工事士の合格率は次の通りです。

【平成29年上期・下期の平均合格率】
筆記試験59.06%、技能試験68.8%

【平成30年上期・下期の平均合格率】
筆記試験55.2%、技能試験67.4%

過去数年の平均でも筆記試験で60%前後、技能試験では60~70%で推移しており、第二種電気工事士の資格は、未経験でも十分に合格を目指すことができます。

第二種電気工事士の資格を取ろう

第二種電気工事士の資格は、未経験でもチャレンジできますが、資格取得のためにはやはり十分な受験対策が必要です。

独学で勉強するか、通信講座や短期スクールを利用する方法などがありますが、それぞれを詳しく見ていきましょう。

テキストでの独学

独学であればテキスト代と受験費用のみで資格を取ることができます。

ただし独学でモチベーションが保てない方や、スケジュール管理が苦手な方には、あまりオススメできない方法です。

独学の場合にネックとなるのが、技能試験の課題の勉強ですが、こちらはネットで電気工事士技能試験セット(練習キット)などを購入して対策しましょう。

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通信講座(養成講座)で勉強する

初心者が手堅く資格取得を目指すなら、通信講座や養成講座で勉強するのがオススメです。

有名なユーキャンの通信講座はもちろん、SATの養成講座はテキストとDVD、Eラーニングが連動しており、スキマ時間にも勉強ができます。

教材には技能試験対策練習キットが付属しています。

また通信講座の多くは教育訓練給付金の対象になっているため、申請手続きをすれば、後日受講料の20%が戻ってきます。

短期スクールで資格取得を目指す

平日や週末でスクールに通う手もあります。

パナソニックLS創研の受験対策講座なら筆記対策のみ、技能試験対策のみがピンポイントで選べます。

自宅学習に必要なポイントを、レクチャーしてくれるユニークなプランもあります。

このほかにも日本エネルギー管理センターが主催する、土日集中の受験対策講座が東京・横浜・埼玉・名古屋などで開かれています。

費用相場は決して安くはありませんが、対面で質問できる手軽さと、集中できる環境を考えれば、堅実な選択といえるかもしれません。

職業訓練で資格取得を目指す

雇用保険の有資格者であれば、公共職業訓練の制度を利用して、第二種電気工事士の資格取得を目指すこともできます。

とくに失業中の方であれば、失業保険を受給しながら資格講座を無料で受講できる、かなりメリットが多いお得な制度となっています。

職業訓練については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

まとめ:第二種電気工事士は、日常生活に欠かせない電気のプロフェッショナル

今回は、電気工事士の入門編である「第二種電気工事士」の資格について、資格の詳細やオススメする理由、受験対策などについてお話ししました。

太陽光発電やオール電化など、さまざまな分野で注目される電気のプロフェッショナル。「電気工事士」の需要は右肩上がりです。

未経験者の場合は、第二種電気工事士の資格取得が先決となりますが、年2回のチャンスを活かせば、決して高いハードルではありません。

転職で有利になる資格を探していた方や、年齢関係なく目指せる職種を探していた方には、第二種電気工事士は自信をもってオススメできる資格です。

ぜひチャレンジしてみてください!

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この記事を書いた人
Santiago
40代男性、神奈川県在住。運送業界にて管理職を経験するも、家族との時間をもっと大切にしたいと40歳にて転職。現在は、自由気ままに暮らしながらWebライターとしても活動中。森林散策とカフェでのひと時が元気の源!