職業ガイド

ルートセールスへの転職!気になる仕事内容・求められる能力は?

転職サイトなどで頻繁に見かける「ルートセールス」の求人。

気になっているけど、未経験から営業なんてハードルが高すぎる
セールスマンだからノルマとかあってきついんでしょ?

このような思われている方も多いのではないでしょうか。

しかし実際は、未経験者でも活躍できるのがルートセールスという仕事です。

既存顧客とのコミュニケーションを楽しみつつ、自社のサービスを提案するのがおもな仕事ですが、求められるのは営業スキルばかりではありません。

今回の記事では、ルートセールスへの転職を検討している方に向けて、気になる仕事内容や必要とされる能力、上手に転職するための手順までを一挙にご紹介しています。

ぜひ参考にしてみてください!

ルートセールスの意味とは? 営業とのちがいは?

ルートセールスとは、既存顧客への定期訪問をメインとする営業職の一種です。

アポイントなしで飛び込み営業もおこなう、一般の営業マンと混同されがちですが、違いはその目的にあります。

営業職とルートセールスの違い
  • 一般の営業職:新規顧客の開拓が中心
  • ルートセールス:既存顧客のフォローアップが中心

上記のように、二つの仕事では業務内容が異なっているのです。

ルートセールスに転職するのに必要な資格はほとんどなく、自動車運転免許と最低限のパソコンスキルさえあれば、仕事に就ける会社が大半となっています。

ルートセールスはきつい仕事!?

ちまたでよく耳にするのが、

ルートセールスはきついのでは??

このような声ですね。

未経験者に誤解されがちな、ルートセールスのイメージを確認してみましょう。

ノルマが存在する?

コンプライアンス重視の現代において、「ノルマ」という言葉は消えつつありますが、代わりに「目標」や「計画」という言葉で、結果を迫られることはありえます。

しかし会社の業績を伸ばすためには目標が必要ですし、ルートセールスに限ったことではありません。

むしろ組織に属していながら、目標や計画に目を向けない「意識」の方に、問題があるといえるでしょう。

時間に追われる?

ルートセールスの仕事は、顧客への訪問時間がおおよそ決まっています。

道が混んでいたり、クレーム対応などに追われて、ゆっくり食事が取れない日もたまにはあるでしょう。

ただし成果が上がらないと、帰社しづらい「飛び込み営業マン」に比べれば、精神的な負担は比べるまでもなく軽いものです。

訪問スケジュールも決まっていますし、時間内で提供できる範囲のサービスしか求められません。

面倒な顧客がいそう

不条理な要求をしたり、トラブルばかりを引き起こす、クレーマーのような顧客はゼロではありません。

ただ大半の顧客は、ルートセールスマンの訪問を毎回楽しみにしています。

さまざまな人間模様が見れるのが、外回りのお仕事です。世間話をしながらの商談も、ルートセールスのだいご味といえるでしょう。

ルートセールスマンの仕事内容

ルートセールスマンは、ただ得意先を定期訪問していればよいわけではありません。

顧客満足度の向上や個人や会社の業績アップのために、次のような業務をおこないます。

アフターフォロー

商品やサービスに対して、顧客満足度を上げるためのアフターフォローに尽力します。

競合他社にスキをつかれ、顧客を横取りされることも珍しくない業界です。

顧客のニーズをくみ取り、常にプラスαのサービス提供を意識する必要があります。

新商品・新サービスの提案

顧客に提案するのは、新商品がリリースされたときばかりではありません。

適切なタイミングに、ベストな提案をすることが業績アップの秘訣です。

商品知識や自社サービスの理解を日頃から深めておき、顧客の状況を適切に見極めることも、ルートセールスマンの重要な仕事といえるでしょう。

見積書や報告書の作成

得意先への見積書や請求書の作成は、ルートセールスマンがおこないます。

また会社によっては、顧客からの信頼度を高めるために、担当ベースで販促チラシを作成する場合も。

ほかにも社内向けの報告書を作ったり、ルートセールスマンは事務仕事もこなします。

ルートセールスに求められる能力

基本的なビジネスマナーがあることが前提ですが、ルートセールスマンに必要とされる能力について確認していきましょう。

人間性

ルートセールスマンは会社の顔であり、顧客からの信頼は絶対です。

清潔感があり誠実な人柄であること、クレーム対応の際にも、きちんと謝罪できる真摯な態度が求められます。

小手先のセールストークよりも、人間性が問われる仕事です。

情報収集能力

取引先が離れてしまわないように、業界の情報を常にリサーチしておく必要があります。

ルートセールスマンは、得意先で自社製品の話ばかりをするわけではありません。

顧客との距離を縮めるために、身近なニュースを雑談に交えることもあるでしょう。幅広い情報収集を心がけておくことが大切です。

ヒアリング能力

聞き上手な方は、ルートセールスマンに向いています。

同系列の卸先でも、規模や客層によってメインとなる商材が変わってくるもの。

そのため顧客に対して、都度にヒアリングをおこなってベストな対応を模索します。

結果として売り上げアップなどにつながれば、顧客からの信頼が増して、頼られるセールスマンとなっていけるでしょう。

提案力

  • 一点でも多くの商品を利用してもらう(アップセル)
  • 少しでも上位モデルに切り替えてもらう(クロスセル)

この二つを実現するための提案力が求められます。

顧客に提案する際は、取引先の担当者がきちんと理解できるように、わかりやすく伝える技術も必要です。



ルートセールスマンは未経験でも転職できる

ルートセールスマンは未経験でも目指せる仕事です。その理由を詳しく確認していきましょう。

求人情報が豊富である

向き不向きがはっきりする職種だけに、人の出入りが多いのがルートセールスの特徴です。

求人情報数は安定しており、会社によっては幅広い年齢層を募集しています。

前任者からの引継ぎがあるので不安が少ない

取引先とうまく付き合えるかな…

このように不安になるかもしれませんが、心配は無用です。

基本的に前任者から取引き先への挨拶や、引継ぎがきちんとおこなわれます。

顧客とは信頼関係ありきのため、新人でもミスがないように、業務的な引き継ぎはしっかり実施されます。

育成カリキュラムがある

新卒採用から育成して、「生え抜き」を重視する会社の方が少ないです。

そのため、未経験でも一定の知識が深められるよう、

  • スタートアップ研修
  • 育成カリキュラム

上記のようなフォロー体制を組んでいる会社がほとんど。

異業種から飛び込んだとしても、きちんと学べる仕組みがそろっています。

ルートセールスに転職する手順とポイント

ルートセールスにうまく転職するための、手順とポイントを確認していきましょう。

1.ルートセールスの業種を決める

ルートセールスマンの募集は数多く出回っていますので、多種多様な業種から、希望の求人を選択できます。

リース会社やメーカー全般、製薬会社やアパレル関連まで。まずはさまざまな業種の中から、自分が携わりたい商材やサービスを絞り込みましょう。

仕事内容はフォローアップが中心ですが、会社によっては商品配送がメインとなる募集もあるので、しっかりとしたチェックが必要となります。

2.雇用形態・給与体系をチェック

希望する業種を決めたら、次は雇用形態をチェックしましょう。

ルートセールスの仕事では、正社員のほかにも、契約社員やアルバイトの募集も数多くあります。

さらに給与体系もチェックします。基本給や諸手当にプラスして、インセンティブの有無や金額も確認しておきましょう。

ルートセールスの仕事では、顧客の都合に合わせるため、残業が発生するケースがありますが、その際の「みなし残業」の有無などもチェックしてください。

3.職場見学を活用する

募集企業によっては、職場見学を設けているところもあります。

外回りがメインとはいえ、職場や働く人の表情から、会社の雰囲気を感じ取ることができます。

見学時間は数十分~半日までとさまざまです。伺った際は仕事のやりがい、苦労する点などを積極的に聞いてみましょう。

従業員の年齢層や平均勤続年数なども聞いておけば、会社の良し悪しを見極めるポイントがひとつ増えます。

4.ルートセールスへの適正もチェックしておこう

求人情報を探すには、「はたらいく」や「リクナビNEXT」などの転職サイトをおもに利用します。

ルートセールスのような向き不向きがある仕事に関しては、「doda」や「ビズリーチ」、「マイナビエージェント」といった、転職エージェントの利用も有効です。

百戦錬磨のキャリアアドバイザーが、あなたに業界の適性があるかをしっかりと見極めて、ベストな業種を紹介してくれます。

▼ルートセールスにおすすめの転職サイト▼
  • doda ※大手から中小まで、ルートセールスの求人が多い
  • はたらいく ※地域密着のルートセールス求人が多い
  • リクナビNEXT ※正社員求人が多い。ルートセールス求人はやや多め

まとめ:ルートセールスは未経験でも目指せる仕事です

今回はルートセールスへの転職を検討している方に向けて、仕事内容や必要とされる能力、上手に転職するための手順などをお話ししました。

ルートセールスは小手先だけのセールストークより、人間性や提案力、顧客のニーズを察知する力が求められる仕事です。

大切な取引先を逃さないために、情報収集能力も求められます。

転職を目指す場合は、ご紹介した手順に沿って進めていくのがベストですが、迷ったときは転職エージェントに頼ることも有効な手段です。

未経験でも活躍できる業界で、これまでの人生経験を活かして、一流のルートセールスマンを目指してみてはいかがでしょうか。

▼おもな転職エージェントはこちら▼
この記事を書いた人
Santiago
40代男性、神奈川県在住。運送業界にて管理職を経験するも、家族との時間をもっと大切にしたいと40歳にて転職。現在は、自由気ままに暮らしながらWebライターとしても活動中。森林散策とカフェでのひと時が元気の源!