コラム

ジョブ・カードの作成方法【記載する様式について】

キャリア・コンサルタントの「きき」と申します。

今回も引き続き、「ジョブ・カード」についてのお話をしていきます。

前回はジョブ・カードとはどのようなものか、この点についてご説明しました。

まだご覧になっていないという方は、先に前回分をご覧になってから、このページをご確認いただくことをオススメします。

ジョブ・カードとはどのようなものなのか、お話を進めてきましたが、ここからはジョブ・カードの作成方法について解説していきます。

ジョブ・カード作成 ~記載する様式

ジョブ・カードの様式は、厚生労働省が定めるガイドラインに沿っており、下記のようなものがあります。

ジョブ・カードの様式
  • 様式1-1 キャリアプラン・シート(就業経験がある方)
  • 様式1-2 キャリアプラン・シート(就業経験がない方、学卒者等用)
  • 様式2  職務経歴シート
  • 様式3-1 職業能力証明(免許・資格)シート
  • 様式3-2 職業能力証明(学習歴・訓練歴)シート

ジョブ・カードの様式※ジョブ・カード総合サイトより

ジョブ・カード作成 ~記入する内容

厚生労働省が定めるガイドラインに沿って、ジョブ・カードに記入する情報をご案内します。

様式1-1 キャリアプラン・シート(就業経験がある方)

ジョブカード 様式1-1
  1. 基本情報(氏名・生年月日・住所等)
  2. 価値観、興味、関心事項等(大事にしたい価値観、興味、関心を持っていること)
  3. 強み等(自分の強み、弱みを克服するために努力していくこと)
  4. 将来取り組みたい仕事や働き方等(今後やってみたい仕事<職種>や働き方、仕事で達成したいこと)
  5. これから取り組むこと等(今後向上、習得すべき職業能力やその方法)
  6. その他(自己PRやキャリア・コンサルティングで相談したいことなどを記入)

様式1-2 キャリアプラン・シート(就業経験がない方、学卒者等用)

ジョブカード 様式1-2
  1. 基本情報(氏名・生年月日・住所等)
  2. 学校の過程で関心を持って取り組んだこと・取り組んでいること
  3. 学校のキャリア教育で実施される科目。プログラム・インターンシップへの参加・取組状況
  4. 学校の過程以外で学んだ学習歴
  5. 社会体験やその他の活動(サークル、ボランティア活動、インターンシップ、留学、アルバイト、その他の活動)
  6. その他(自己PRやキャリア・コンサルティングで相談したいことなどを記入)

キャリアプラン・シートには、職歴や学習歴を考慮した上で、

  • 「価値観・興味・関心事項」
  • 「自分の個性・強み」
  • 「将来取り組みたい仕事・働き方」
  • 「今後習得する見込みの能力やその方法」

といった、自分自身に関わる要素を細かく記述します。

自己分析の結果をキャリア・コンサルタントが確認し、ミスマッチの判断や面接先の企業が閲覧することでマッチング度合いの判断ができます。

様式2 職務経歴シート

ジョブカード 様式2
  1. 期間
  2. 会社名・所属
  3. 職名(雇用形態)
  4. 職務の内容
  5. 職務の中で学んだこと
  6. 得られた知識・技能など

職務経歴シートには、これまで自身が積み重ねてきた、職務経験(キャリア)を記述します。

将来的なキャリアプランを考えるために、これまでのキャリアを棚卸して、頭の中を整理していきます。

業種や業務ごとに、職務の内容や職務の中で学んだこと、得られた知識・技能等を記述することで、次に何をしたいか、どのような職業に就きたいか、これらが明確にすることができます。

様式3-1 職業能力証明(免許・資格)シート

ジョブカード 様式3-1
  1. 免許・資格の名称・取得期間
    *免許や資格の正式名称を記入、取得した資格で業務内容に関連するものは全て記載すること。取得をした理由も記入できればさらによいと思います。
  2. 免許・資格の実施・認定機関の名称
    *実施・認定機関の名所をインターネット等で確認して記載をすること。
  3. 免許・資格の内容
    ▲免許や資格が特にない人は、具体的に受験日が決まっているについては、取得前でも記入ができます。また、すでに失効したものは、その旨を記入します。

様式3-2 職業能力証明(学習歴・訓練歴)シート

ジョブカード 様式3-2
  1. 期間
    中学校卒業の人は中学校の卒業の年月から、高校卒業の人は高校卒業の年月から記入。中退した場合はその旨を明記しましょう。
  2. 教育・訓練機関名・学科
  3. 内容
    ▲公共職業訓練や求職者支援訓練等を受講した人や受講している人は、訓練校名と訓練コース名を記入しましょう。3ヶ月等の短期間でも構いません。

ジョブ・カード作成 ~ジョブカードの作り方

ジョブ・カードの作成は、以下のサイト内より、「ジョブ・カード作成支援WEB/ソフトウェア」を利用して行います。

▼ジョブ・カード制度総合サイト▼

作成が難しいと感じたら?

ご自身で作成することが難しいと感じられるようでしたら、キャリア・コンサルタントやジョブ・カード作成アドバイザーに相談をしてみましょう。

何を書くかわからない、どうやってまとめるのか、キャリアに迷いがある、などなど。

このようなときは、キャリア・コンサルティングを受けることも検討してみましょう。

キャリア・コンサルタントの探し方

相談するキャリア・コンサルタントを探したい場合は、以下のサイトより検索をすることができます。

上記ページ内の「キャリコンサーチ」で、キャリア・コンサルタントの検索を行い、相談をすることができます。

キャリア・コンサルタントの相談には、別途費用が発生しますので、事前に確認してから申し込むようにしましょう。

メールによる無料相談

以下のページより、ジョブ・カードに関する質問や、仕事の悩み、転職、就職についての相談を、キャリアコンサルティングの専門家へメール相談することができます。

※利用はすべて無料です

相談可能な内容

メール相談可能な内容は以下の通りです。

  1. 自身のキャリア・プランに関する相談
  2. 就職先・転職先に関する相談
  3. 仕事上の悩みや不安に関する相談

メール相談の流れ

メール相談の流れは以下の通りです。

1.相談の申し込み

ジョブ・カードのどの様式についての相談かを、「相談内容」に明記します。

※様式1-1、1-2の「キャリア・コンサルティング実施者の記入欄への記入依頼は対象外です

メール受付は24時間受信ですが、受付は平日の9:00~18:00の時間帯のみとなります。

2.相談内容への回答

受付日翌日から2営業日以内に、担当のキャリア・コンサルタントから、回答メールが届きます。(但し、土日を挟む場合は、時間を要します)

自分が問い合わせた内容と、回答の趣旨があっているかどうかを確認し、間違っている場合は、どう違うかについて具体的に記入して、返信を行ってください。

メールのやり取りは、原則5往復以内までとなっています。

3.他機関の紹介 

相談を行う中で、相談者の課題に沿う支援機関がある場合は、キャリア・コンサルタントが紹介を行う場合があります。(紹介された機関を利用するかどうかは任意です)

まとめ

いかがでしょうか?

今回は「ジョブ・カード」の様式と作成する方法、相談の窓口についてお話ししました。

続きとして次回は、ジョブ・カードと履歴書や職務経歴書の違いについて、お話ししていきたいと思います。

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この記事を書いた人
きき
40代男性、鹿児島県在住。医療法人で総務全般経験、顎関節症等発症し33歳で離職。現在、40代になり、有限会社で就職支援業務に就く。助言者の立場として、発信させていただきます。