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転職先では報連相の徹底を心掛けよう【40代こそ基本に忠実に】

鹿児島県でキャリア・コンサルタントをしている「きき」と申します。

今回は報告・連絡・相談、「報連相」という、仕事の基本姿勢をテーマとして取り上げたいと思います。

現職場でもベテランとして業務にあたっている、40代の転職希望者の方からすれば、このようなことは今さら言われるでもない。このようにお感じなのかもしれません。

しかし転職を決めて再就職するにあたっては、立場や職種に関係なく、「報連相」を徹底することが信用と信頼関係を築くための第一歩となるのです。

現職場で築き上げたものは、新しい職場ではリセットされるわけですから、まずは基本に忠実に業務を遂行することが重要です。

この記事では、報連相の基本的なことや注意点などをまとめています。新しい職場へ向かうフラットな気持ちで、ご一読いただけると幸いです。

仕事の基本は報告・連絡・相談

仕事を円滑に行うための基本である、報告・連絡・相談。40代の転職者は、どのようにするのがよいでしょうか?

仕事とというのは、上司の指示によって始まり、上司への報告で終えるのが基本となります。

仕事をスムーズに行うためには、タイミングよく確実に、報告や連絡を実施する必要があります。

途中で疑問が生じた場合や、自分で判断できない問題が発生した場合は、一人で抱え込まずに早めに相談をしましょう。

仕事の基本は報連相
  • 報告:指示されたことを実施し、その進捗状況や結果について知らせること
  • 連絡:互いに関連することについて、必要に応じて情報のやりとりを行うこと
  • 相談:他者に意見や助言、忠告を求めること

会社では、目標達成に向けて多人数で仕事を行っています。仕事を円滑に進めるためには、「報告・連絡・相談」は欠かすことのできない基本姿勢なのです。

報告の基本とやり方

報告とは?

報告とは?

通常の担当業務や指示された業務において、その経過や結果を、部下から上司へ知らせること

例)
業務の進捗状況、完了、ミスやトラブルの発生など

報告することで上司は、部下に出した指示がどの程度進んでいるかを把握することができ、その業務への取り組み内容も知ることができるので、信頼関係の構築につながります。

報告を怠ってしまうと、単なる小さな問題が大きな問題になってしまったり、チーム全体の目標達成が遅れてしまうなど、業務全体へ悪影響を招くことになりかねません。

そうなると結果として、チーム全体におけるあなたの信頼関係は悪化してしまいます。

報告の注意点

  • 報告は迅速かつタイムリーに行うこと
  • 悪い状況ほど、指示を出した人に早めに報告すること
  • 完了までに時間がかかる仕事は、中間報告を入れること
  • ささいなことでも、自分で勝手な判断しないで報告すること

報告のやり方

報告の具体的なやり方
  • 「いま、よろしいでしょうか?」など相手の都合を伺う
  • 結論から先に述べる
  • 経過や状況・理由は結論の後に述べる
  • 緊急・重要度の高いものと自分で優先順位をつける
  • 事実を客観的に述べ、推測や予測と区別する
  • 数字などを使い具体的に述べる
  • あいまいな表現は用いない
書面で報告する場合のやり方
  1. タイトル(メールの場合は件名)、日付、作成者名を記載
  2. 結論を先に書き、経過と状況は後述する
  3. 要点は箇条書きで読みやすいように工夫する
  4. 統計やデータ、グラフなどを活用する

連絡の基本と注意点

連絡とは?

連絡とは?

事実や決定事項を関係者に周知すること

例)
勤怠に関する連絡、総務部や人事部などから社員への周知事項など

連絡を行うことで、連絡を受けた側はこれから起こる事態に備えることができ、業務をスムーズに進めることができます。

もし連絡が行き届いてないと、会議予定にメンバーが時間通りに集まらず、時間が無駄なってしまったなど、チームやメンバーの業務進行に悪影響を及ぼします。

連絡の注意点

  • 連絡は関係者や部署にもれなく行うこと
  • 後回しにせず迅速に、回覧やメールなどで要件を確実に伝えること
  • 社外から連絡する場合は、仕事が終了した段階ですぐに行うこと

現在の状況と今後の行動予定、自分への連絡がないかの確認、会社へ戻る時間を伝える等が、外出先から会社へ連絡する際の注意点となります。

相談する場合の基本と注意点

相談とは?

相談とは?

判断に迷ったり、自分の考えを聞いてもらいたい時に、上司や先輩に判断を仰いだり、助言をもらうこと

例)
仕事上の悩み、判断を仰ぎたい事項

必要に応じて相談することで、仕事の新たなアイデアや解決策が見つかります。

その結果、業務時間や労力を減らすことができ、作業を効率的に進めることができます。

相談せずにいつまでもひとりで悩んでいると、担当業務の進行が遅れて、チーム全体に悪影響を及ぼし、必要以上にストレスを抱える結果になりかねません。

相談する場合の注意点

  • 上司や先輩に結論を出してもらうのではなく、解決する糸口やヒントをつかむ意識で行うこと
  • 「~についてご相談したいのですが、よろしいでしょうか」など、相談する相手のタイミングを考えて、了解を得てから行うこと
  • 問題点をあらかじめ整理し、自分の考えをまとめておくこと
  • 積極的に自分の意見を述べることができるように準備しておくこと

まとめ ~基本の徹底が転職先での信頼獲得につながる

今回は報告・相談・連絡について、基本や注意点、ポイントなどについてお話ししました。

仕事における報連相の位置づけ
  • 報告 ⇒ 義務(業務+α)
  • 連絡 ⇒ 気配り(情報の共有化)
  • 相談 ⇒ 問題解決(相乗効果

報連相を徹底することは、円滑な組織運営を行う上で必須と言える、もっとも基本的なルールとなります。

役職や職種に関係なく、仕事に関わるすべての者が、報連相の徹底を心がけなければいけないものであると、理解していただければと思います。

こんなことは当たり前のことだ。このように思われた方もいるかもしれません。

しかし報連相という基本を徹底することが、転職した新しい職場で、信用と信頼関係を築くための大切な要素となるのです。

新しい職場においては、「基本に忠実に」という気持ちを忘れず、報告・連絡・相談を徹底することを意識していきましょう。

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この記事を書いた人
きき
40代男性、鹿児島県在住。医療法人で総務全般経験、顎関節症等発症し33歳で離職。現在、40代になり、有限会社で就職支援業務に就く。助言者の立場として、発信させていただきます。

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