職業選び

40代でも転職できる介護業界!仕事内容やおすすめの資格を徹底解説

近年注目を集めている福祉業界の中でも、スポットライトが当たっているのが介護業界です。

処遇改善手当など行政側からの支援もあり、待遇の改善が進んでいる介護業界ですが、今なお人手不足の状況に変わりはありません。

介護業界へ転職は、40代でも実現できる可能性は十分にあるといえるでしょう。

この記事では、介護業界の実態や仕事内容について解説し、転職を有利にする資格についてもご紹介していきます。

介護業界への転職を考えている40代や50代の方は、ぜひ参考にしてみてください。

介護業界の実態とは?

介護業界は超高齢社会を迎えた日本にとって、もっとも重要な業界のひとつでしょう。

これからさらに要介護者は増加すると予想されており、介護を必要とする方にとっても、社会全体にとっても、需要の高い職業であることに間違いありません。

そうした需要の高まりに対して、担い手である介護士が不足していました。原因は3Kと揶揄されるように、仕事の大変さやそれに見合わない待遇にあります。

そこで政府では、同じように待遇が悪かった保育士と、介護士を対象として、処遇改善手当を給付することを決定しました。

処遇改善手当とは、介護士に直接振り込まれる賃金ではなく、一定の基準を満たしている事業所へ、まとめて支給される助成金のようなものです。

極論を言えば、処遇改善手当を現場で働く介護士へ渡さなくても問題はありません。

ただし、処遇改善手当をピンハネするような経営を続けていれば、労働者がいなくなってしまい、施設は倒産してしまうでしょう。

処遇改善手当をしっかり介護士に支払っている事業所には、有能な介護士が集まって、結果として利用する要介護者も増加していきます。

つまり、介護士をないがしろにする利益主義の介護施設などを、自浄する意味合いも含まれているのです。

最近の介護業界では、ベトナムなどのアジア地域から、技能研修のために来日した留学生の受け入れも進んでいます。

これから転換期を迎える介護業界ですが、待遇などを見てみると、間違いなく改善傾向にあるといえるでしょう。

介護士の年収と介護士へのなり方

介護業界の実態を理解したところで、介護士の年収やなり方について確認していきましょう。

介護士の年収は?

介護士の年収はおよそ350万円程度です。ただし収入条件は、資格の有無や経験年数によって大きく待遇が変わります。

国家資格である介護士や上級資格である認定介護士、社会福祉士などを取得している場合は、さらに高い年収が期待できるでしょう。

介護士になるには?

介護士としてのキャリアを歩む場合、まずは介護職員初任者研修を受講することになります。

実際のところ、無資格でも就業することはできますが、正社員として勤める場合は、ほとんどの施設で資格が必須となっているのです。

介護職員初任者研修は、10万円前後の費用で通信教育などでも受講できます。

実務に活きる内容を学習できますので、ご自身のスタイルに合った、しっかりと身になる学習方法を選びましょう。

その後3年の実務経験を積むと、介護福祉士の受験資格を得ることができます。

実務経験が必須であることや、国家資格であることも影響して、介護福祉士資格の有無は、介護士としての年収やキャリアに直結します。

介護福祉士を取得しておけば、日本のどこへ行っても、職に困ることはないと言われているほどです。

介護業界では、目で見てわかる明確なスキルが存在しません。

だからこそ、知識を証明する上級の国家資格を保有していたり、長年現場で活躍してきた経験があったりすれば、待遇をどんどん手厚くすることができるのです。

介護士の仕事内容とキャリアは?

これまで介護士には、明確なキャリアパスが用意されておらず、ずっと介護に従事する現場の労働者しか存在しませんでした。

専門性や重要性が高い職務ではあるので、確かに経験がものをいう仕事ではありますが、働く人の中には、向上心を失ってしまう方も少なくなかったのです。

こうした状況を打開するべく、介護士のなかに新たな上級資格を設けたり、実力を見える化する目的で、「介護プロフェッショナルキャリア段位制度」が創設されました。

まずは介護士の仕事内容について触れ、その先にあるキャリアパスを見ていきましょう。

介護士の仕事内容は?

介護職員初任者研修を取得した後は、まず施設ごとの仕事に慣れるために、各施設で介護業務に従事します。

未経験の方には重労働も多く、厳しい経験になるかもしれませんが、身になる経験をたくさん積めるでしょう。

多くの利用者とふれあう中で、死生観が変わったり、他者へ優しくなることができたという介護士も少なくないのです。

多くの施設では学校の担任のように、職員ごとに何名かの利用者を担当します。

そして決まったタイムスケジュールに沿って、食事やレクリエーション、入浴を済ませていかなければなりません。

それぞれを丁寧かつ迅速に行えるようになったら、レクリエーション企画を考えたり、全体のイベントを企画することもあります。

その頃になると、利用者の方をお客様としてだけでなく、家族のような存在として見るようになるでしょう。

言い方はよくないですが、施設利用者の方も、介護士のことをある意味で吟味しています。

親身に世話をしてくれる介護士には心を開きますが、そうでない介護士に対しては、笑いかけることもしない気難しい方もいらっしゃいます。

さまざまな方とのふれあいは、あなたの価値観を大きく変えるものになるかもしれません。

こうした現場の経験を積んだあとは、

  • 認定介護士を取得して、エキスパートとして現場の管理を行う
  • ケアワーカーの資格を取得して、相談員として活躍する

上記のようなキャリアを歩むことになるでしょう。

介護士のキャリアパスは?

一般的なキャリアパスは、以下のようなルートとなります。

介護士の一般的なキャリアパス
  • 初任者研修を受ける
  • 実務経験を積み、介護福祉士を取得
  • 実務者研修を受ける
  • ケアマネージャーの資格を取得

その他でも、以下のような周辺資格を取得すれば、福祉業界の中でさまざまな業務に従事できるようになるでしょう。

介護士の周辺資格
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • 理学療法士
  • 臨床心理士
  • 精神保健福祉士
  • 社会福祉士

まとめ:将来性のある介護士は魅力的な職業のひとつ

介護士という仕事に対して、これまでは待遇があまり良くないイメージを持たれていましたが、さまざまな改善が行われた結果、十分に将来性のある魅力的な職業といえるようになりました。

40代の転職を目指すことも十分に可能な業界なので、この機会に調べてみるのもよいでしょう。

この記事を参考にして、介護業界への門を叩いてみませんか。

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この記事を書いた人
小野澤 優大
20代男性、福岡県在住。新卒で入社した企業で人事に抜擢され、数々の人材と経営視点で関わった経験を持つ。フリーライターとして転職系記事を多く執筆し、転職事情に豊富な知識や経験を有している。
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