資格・スキルアップ

40代の転職に有利な資格とは?厳選して6つをご紹介します!

40代の転職やキャリアアップにおいて、ほかの候補者と評価が横並びになったとき、資格があることで転職を有利に進められます。

「難易度の高さ=需要の高さ」と思いがちですが、時代ごとに資格のニーズは変わっていくので、そうとは言い切れないのです。

そこで今回の記事では、FPや証券関連など多数の資格を保有している筆者が、取得しやすく転職時に有利にはたらく資格を、厳選して6つご紹介します。

もちろん資格があれば、それだけでOKというわけではありません。

40代の転職を成功させるために必要な意識についても、あわせて解説していますので、転職を考えている方はぜひご覧ください。

40代の転職で見られるポイントは?

転職は通常、若いほうが有利と考えられがちですが、必ずしもそうとも限りません。

その年齢にふさわしいキャリアを持っていれば、転職で不利になることはないのです。

また、異業種への転職の場合は、

いま持っている実績なんて意味がない…

このように考えがちですが、アピール次第では、異業種の実績も評価の対象になります。

例えば、コミュニケーション能力や調整力、リーダーシップなどは、どんな仕事でも必要とされるもの。

  • 実績に関する具体的なエピソード
  • その経験でどのような学びがあったか?
  • それが次の仕事にどう活かされるのか?

上記のようなことを、しっかりとアピールしましょう。

40代の転職では資格より経験が重要?

それなら、資格より経験のほうが大事なんじゃない?

このように思ってしまう方もいるかもしれませんね。

しかし、持っている経験を活かしつつ、資格が必要な領域にまで踏み込むことで、さらにあなたの可能性が広がる場合もあります。

取れるなら取っておいたほうが良いのが、資格といえるでしょう。

【厳選資格6選】経験を裏づけする資格があれば転職が有利に!

転職に活かそうと、あわてて資格を取ろうとしても、実務経験を伴わないと取れない資格も多いです。

在職中に取れる資格があれば、取っておきましょう。

そうすることで、

ちゃんと仕事に向き合い、資格も取りながら、大事にキャリアを育ててきた人なんだな

こういった印象を採用側に与えることができます。

ここでは、転職が有利になる資格を、厳選して6つご紹介します。

日商簿記

簿記といえば、3級を持っている人が多い印象を受けます。

受験資格も存在せず、経理の基本的な知識が身につくので、人気の高い資格です。

1級はかなり難易度が高く、税理や経営にも関連する専門知識が必要となるので、キャリアアップを目指すのであれば、3級や2級を狙うとよいでしょう。

簿記3級

ビジネスパーソンが身に付けておくべき、必須の知識を学べます。

損益計算書や貸借対照表など、決算書類の作成までこなせる能力を身につけられるので、取得しておくと、日常の中で簿記の感覚を持って、仕事に取り組めるでしょう。

簿記3級の位置づけとしては以下の通りです。

基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベルです。

(日商簿記検定公式サイトより)

簿記3級については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

簿記2級

経営管理に役立つ知識の証明としても役立つので、企業から求められやすい資格のひとつといえます。

簿記2級の位置づけとしては以下の通り。経営者視点で数字を見ることができるようになるので、転職の武器になるでしょう。

高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ、適切な処理や分析を行うために求められるレベルです。

(日商簿記検定公式サイトより)

簿記2級については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

TOEIC(860点以上)

業種に関わらず、持っていて絶対に損はないのが英語の資格でしょう。

TOEICは、ビジネス英語の対応スキルを証明できる資格です。

860点以上なら、英語で十分なコミュニケーションが取れるレベルであり、Aランクと評価されています。

860点は無理だ…

もしこのように思うのなら、まずは600点を目指しましょう。600点あれば、海外就職も可能なスコアといわれています。

頻出単語がある程度理解できており、基本的な英語の構文がわかるレベルになるので、実際に英語に触れる機会があっても、面食らうようなことは無くなるでしょう。

また、ビジネスで頻出する単語の理解ができれば、電話や書面のやり取りで英語を用いる、貿易事務の仕事などにも活かせます。

TOEICの資格取得なら、オンラインテキストも充実していますし、通勤時間を利用した勉強も実践できます。

ぜひチャレンジしてみてください。

中小企業診断士

中小企業診断士は、難関の国家資格としても有名ですが、40代のビジネスパーソンにぜひ取得してほしい資格のひとつです。

中小企業の抱えている課題に対して、コンサルティングやアドバイスを行い、”経営の診断及び経営に関する助言”を通して、”現状分析を踏まえた企業の成長戦略のアドバイス”を行うのがおもな業務です。

中小企業診断士の試験内容

中小企業診断士の試験科目は、以下の7つで構成されています。

中小企業診断士の試験科目
  1. 経済学・経済政策
  2. 財務・会計
  3. 企業経営理論
  4. 運営管理
  5. 経営法務
  6. 経営情報システム
  7. 中小企業経営・政策

例えば2番目の「財務・会計」では、先ほどご紹介した、日商簿記の1級レベルに該当する問題が課されます。

幅広く、しかも深い知識が要求されるので、取得はかなり難しいのですが、もし取得できれば、これからのキャリアを切り拓く武器になるでしょう。

証券アナリスト

証券アナリストとは、以下の能力を証明する資格です。

証券投資の分野において、高度の専門知識と分析技術を応用し、各種情報の分析と投資価値の評価を行い、投資助言や投資管理サービスを提供するプロフェッショナルである

一見すると、証券会社や金融機関で活きる能力のように思えますが、じつは金融以外の企業でも、需要の高い資格といえます。

上場企業においては、投資家向けにIR部門を設けていますが、こうした企業の中枢に関わる部門に、投資に関する知識を有した証券アナリストが在籍しています。

証券アナリストは、企業の資金調達などに関わる、重要な仕事に従事しているのです。

また40代ともなれば、ご自身でも資産運用に意識が向いている方も少なくないでしょう。

自身の資産運用や企業の資金調達に精通するためにも、証券アナリストの資格取得はオススメです。

ほかの周辺資格としては、証券外務員やFP(ファイナンシャルプランナー)などがあります。

近年ますます注目を集めている、資産運用や投資の分野に精通しておけば、転職はもちろん、あらゆる面で自分の価値を発揮できるでしょう。

FP技能士 3級(ファイナンシャル・プランナー)

ファイナンシャル・プランナーの3級も、40代にオススメの資格です。

おカネに強い40代」は、転職市場においても武器となりますので、ファイナンシャル・プランナーの資格も、ぜひ取ってほしい資格のひとつといえます。

業種を問わず転職で有利になりますし、自身の資産運用や人生設計を立てるうえでも、有効な資格です。

FP資格の試験は合格率も高く、実技と筆記の2領域が課されますが、どちらも暗記で対応できます。

3級を取得すれば、個人のファイナンシャル・プランニングに対応できるので、自分の家計を見直したり、家族の資産運用にも、的確なアドバイスができるようになるでしょう。

また3級の資格を取得することで、FP2級を取得する道も開けるので、金融関連の職種への転職も、夢ではなくなります。

FP資格については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

MOS(Microsoft Office Spesialist)は、Microsoft社が提供している、Officeソフトの操作能力を証明する資格です。

学生から社会人まで幅広い層が受験・取得しており、合格率や知名度もかなり高いので、転職にも有利にはたらきます。

WordやExcelといった日常的に利用するOfficeソフトを、基礎から応用(マクロ運用など)まで使いこなせる証となり、デスクワークを問題なくこなせることがアピールできます。

どのような業種・職種へ転職するにしても、PCスキルは必須となりますので、MOSを取得しておけば、転職するときに武器となってくれるでしょう。

MOSについては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

まとめ:自分の強みに合わせて、最適な資格をチョイスしよう

今回は、複数の資格を保有している筆者が、取得しやすく転職時に有利にはたらく資格について、厳選してご紹介しました。

40代の転職に有利な資格『6選』
  • 日商簿記(2級・3級)
  • TOEIC(860点以上)
  • 中小企業診断士
  • 証券アナリスト
  • FP技能士3級
  • MOS

40代ともなると、今後迎える老後の自分を想像することが多くなります。

家族のことや、どんな自分でありたいか、その時の社会はどうなっているのか、こういったことを予想して、今後のキャリアを考えなければなりません。

思い描く自分の将来像が明確であれば、どんな仕事のどのポジションに位置していたいか、ハッキリと想像できるので、いますべきことが明らかになるでしょう。

これからチャレンジしたいことをリストアップしながら、実現するための計画を練り、それに適した資格をチョイスしてみてください。

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この記事を書いた人
小野澤 優大
20代男性、福岡県在住。新卒で入社した企業で人事に抜擢され、数々の人材と経営視点で関わった経験を持つ。フリーライターとして転職系記事を多く執筆し、転職事情に豊富な知識や経験を有している。