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金融業界へ40代で転職するために、身につけるべき4つのスキルとは?

35歳を過ぎるとポテンシャル採用ができなくなり、未経験で応募できる求人が一気に減ってしまうため、「転職は35歳まで」というのが今までの定説でした。

しかし最近では、人手不足などの影響もあり、40代で転職する場合の環境も変わりつつあります。

そのような中で、40代で金融業界への転職を果たすためには、どのようなことが必要となるのでしょうか?

金融業界のように、専門的な知識や経験を必要とする職業へ転職するには、

  • 関連資格
  • 転職後に活きるこれまでの経験
  • 予備知識

上記のようなスキルが必要となるでしょう。

この記事では、40代で金融業界への転職を志す方へ向けて、金融業界の実態や、転職するために身につけるべきスキルを、4つに分類して解説していきます。

金融業界とはどんな業種なのか?

金融業界といっても幅広いですが、大きく分けると以下の3つとなります。

  • 銀行
  • 証券会社
  • 保険会社

3つのそれぞれの中でも、日本企業か外資系なのか、店舗を持つ業態かネット金融なのか、銀行であればメガバンクか地方銀行かなど、細かく分類すると多岐にわたります。

仕事内容

中途採用で募集している業務は、営業職(個人営業・法人営業)や事務職、専門職が多いです。

専門職とはディーラーやトレーダー、コンサルタント、証券アナリストなど。

ただ、これらは正直なところ、未経験者での中途採用は厳しいので、まずは募集の多い営業職を狙って、金融業界に入り込むのが賢い選択かもしれません。

営業職の具体的な仕事内容ですが、最初はテレアポや飛び込み、得意先回りなど、いわゆる「足を使って稼ぐ」業務が多くなるでしょう。

営業なので、売上ノルマがあるところがほとんどです。

営業職は結果が全て。年齢やキャリアに関わらず、まずは働かせてみようと、間口を広く採用している会社が多くなっています。

待遇

金融・保険業の特徴は、「大きなお金を動かす」ということです。当然ながらプレッシャーや責任が大きいので、給与水準は高いと言われています。

2016年のデータでは、日本の平均年収は約420万円。これに対して、金融業界の平均年収は約620万円です。

このデータを見ても、金融業界の待遇は良いといえますね。

この数値は平均値ですから、営業成績次第では、年収1,000万円以上も珍しくない業界なのです。

やりがい

やりがいも収入と結びつく部分が大きいです。

担当するひとつの案件で動く金額が大きいので、当然ながらプレッシャーはきついですが、達成したときの喜びは大きいものでしょう。

また、富裕層のお客様を相手にすることも少なくないはず。

そういった方々と信頼関係を築けることも、あなたの喜びとなり、自身につながるでしょう。

向いている人や性格は?

ディーラー・トレーダー業務を希望する人は、一秒の判断ミスが失敗に直結するため、とにかく数字に強く、集中力と分析力がある人が求められます。

対して営業職を希望する人は、明るく人柄が良いこと、人に好かれる性格であること、論理的思考力やリーダーシップがある人が向いているでしょう。

お客様から多額のお金を預かるのですから、責任感がある人、相手の気持ちに寄り添い意向をくめる人も向いています。

業務関係なく全員に必要なもの。それは心身のタフさです。

とくに営業は体力勝負なので、体力に自信のある方や、ストレスを上手く解消できる方も向いています。

金融業界で求められる人材とは?

まずはコミュニケーション能力が高い人材が求められます。

相手の要望をきちんと理解して、それを行動に移せる人なら完璧でしょう。そしてきっちり結果を出せる人も求められている人材です。

また情報収集能力が高く、その情報を正確に伝えることができる人材も重宝されます。

目まぐるしく変化する金融業界。最近は金融とITが融合した「フィンテック」の影響で、世界中のトレンドが毎年のように変わっていきます。

こうしたトレンドを、いち早くおさえられるアンテナの高い人材も求められています。

金融業界への転職を目指すうえで身につけるべきスキル

金融業界で働くうえでは、基本的なPCスキルはもちろん、金融の知識や資格などが求められます。

そして何より、大きなお金を託すにふさわしいマナーと、コミュニケーションスキルを身につけていることが必要となるでしょう。

1.PCスキル

もはや切り離せないPCスキル。主に使うのはWordやExcel、PowerPoint。基本スキルだけでなく、Excelでしたらマクロなども使えると重宝するでしょう。

2.英会話スキル

国内業務担当で入社しても、いつ海外と接点をもつことになるかわかりません。

カンタンな英会話スキルはあったほうが良いでしょう。

流ちょうにペラペラと話すことが出来なくても問題ありません。ただ失礼な言い回しにならないよう、ビジネス英会話はおさえておいてください。

3.金融に関連する知識・資格

金融業界は専門的な業界知識や金融知識が求められます。

扱っている商品やサービスが特殊であるため、担当する業務によっては、入社後に資格が必要となる場合があります。

ファイナンシャルプランナーを持っている人は、金融業界に対してかなりのアピールポイントになりますから、出来れば取っておきたい資格です。

4.ビジネスマナースキル

大きなお金を扱う金融業界では、話し方やメールの文面など、相手に失礼な印象を与えないビジネスマナーを体得していることが必須となります。

中途採用の場合は、当たり前に出来ている前提で選考されますので、マナーに不安のあるという方は、ビジネスマナー講座を受けておくと良いでしょう。

憧れの金融業界へ転職するのも夢じゃない!

高収入ながら、ハードなため離職率が高いと言われている金融業界。だからこそ誰にでもチャンスがあるといえるでしょう。

40代であれば、これまでつちかってきた豊富な人生経験を武器にすることができます。

挑戦する気持ちがあるのなら、金融業界へ転職するのも夢ではありません。

ご紹介した内容を参考にして、しっかり準備してチャレンジしてみましょう!

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この記事を書いた人
小野澤 優大
20代男性、福岡県在住。新卒で入社した企業で人事に抜擢され、数々の人材と経営視点で関わった経験を持つ。フリーライターとして転職系記事を多く執筆し、転職事情に豊富な知識や経験を有している。

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