転職を後悔しているあなたへ。うつになる前に考えておいて欲しいこと

転職を後悔しているあなたへ。うつになる前に対処しよう

新しい会社へ転職したにもかかわらず、

  • 転職したけど、うまくいかない…
  • 転職は失敗だったのかもしれない…

このような後悔の気持ちで、うつになってしまうことは、とくに珍しいことではありません。

うつになってしまうと、仕事だけではなく、趣味のことにすらやる気がなくなってしまいます。

そうなると、次の転職を考える余裕すらなくなってしまうのです。

転職したことを後悔していても何も始まりませんし、あまりに考え込みすぎて、うつ状態やうつ病になってしまっては意味がありません。

うつになってしまう前に、解決方法を見つけるか、次のステップへの準備を進めておきましょう

この記事では、転職してうつ病になった経験を持つ筆者が、

上記についてお話ししますので、ぜひ参考にしてください。

目次

転職に失敗して後悔したときに、考えられる2つの選択肢とは

転職をしたあとに、

  • なかなか会社に馴染めない
  • 思っていた環境と違う

このように感じることは少なくありません。

どうひいき目に考えても、

この転職は失敗だったかもしれない…

このような後悔の念に苦しむことがあるのです。

周りが楽しそうに仕事をしていたとしても、あなたが快適に仕事をできないのなら、その転職は失敗だったのかもしれません。

転職が失敗だったと後悔したときに、考えられる選択肢は、大きく分けると以下の2つがあります。

いまの職場でなんとか頑張る

ひとつ目の選択肢は、

この会社でガマンして、何とかうまくやれるように頑張ろう

上記のように考えることです。

この考えは普通のことですし、とくに転職して間もなければ、「何とか頑張ろう」と考える方が大多数でしょう。

そうやって頑張ることで、時間とともに慣れてきて、悩みが解決されるのであれば、それに越したことはありません。

しかし、時間がたてばたつほど、「なんともならない」ことがわかってしまう場合もあります

そして、なんともならないことが分かっても、我慢してずるずると居続けてしまうのは問題です。

ガマンしてあきらめてしまう

という考え方も、選択肢のひとつではありますが、より大きな後悔として返ってくることもあり得ます。

そして、40代にはもうそんなに時間が残されていないことも、心得ておくべきでしょう。

失敗したので、次の転職を考える

もうひとつの選択肢は、失敗だと思ったら、すぐに次の転職を考えることです。

社会人としての経験値が十分にある40代の方であれば、入社してしばらくすれば、

この会社がどういう会社なのか?

ということは理解できるはずですし、3ヶ月もあれば、失敗だったかどうかの判断はつくでしょう。

筆者の経験でいうと、「失敗だった」と思った転職先は、結局は辞めてしまいました

1年ほどガマンしたこともありますが、後から考えると、

時間の無駄だったな…

このように思わざるを得ない結果だったのです。

離職者の多い会社であれば、転職してきて1週間ほどで、会社に見切りをつけて退職した人もいました。

我慢するということは、美徳のひとつと考えられがちです。

しかし、我慢しすぎてうつ状態になったり、あとで「時間の無駄だった」と後悔するくらいなら、さっさと次の転職を考えた方が建設的といえるでしょう。

転職してうつになってしまった私の体験談

筆者にも、転職してうつになって、心のバランスを崩してしまった経験があります。

しかも筆者の場合は、その転職を失敗だと思っていなかったのに、それでもうつになってしまったのです…

入社して早々に、責任者が突然の解雇

筆者は40代のころに、新規事業に参入するために新しく立ち上げた事業部へ、営業責任者として転職しました。

新規に立ち上げた事業部ですから、「事業部の全員が転職者」という会社だったのです。

しかし、事実上の全責任者である事業部長が、入社して早々に、突然の解雇をされてしまいます。

この事業部長はかなりいい加減な人物で、営業内容についての意思疎通が、経営陣とまったく取れていなかったのです。

実際に、かなり無謀な営業戦略を立てていました。

そして営業部長が解雇されたことで、

不備な営業戦略における責任が、すべて自分の肩にのしかかる

という事態になってしまったのです…

営業というのは、明確に数字で結果が示される部署ですから、経営陣に責められることが多くなってしまいました。

いきなりのしかかる責任が、仕事の大きなストレスに…

入社するときの話では、

部員のほとんどが経験者ですよ

という触れ込みだったのですが、実際には畑違いの経験者や業界知識の少ない人がほとんどでした。

業界の知識は、筆者がいちばん持っている状態だったのです。

しかも、これが裏目に出てしまいます。

まだ入社したばかりなのに、わからないことは何でも筆者に聞いてくる状態となり、それがうまくいかないと、すべて筆者の責任にされてしまうことに…

あとから補足情報を出すと、

後出しでものを言うな!

このように非難されてしまう始末です。

筆者からすると、

  • わからないことを教えてあげたのに、うまくいかないと責任を押しつけられる
  • 業界の知識や常識がないので、教えてあげないと、とんでもない常識外れのことをやろうとする

このような状態が続いて、かなりのストレスを感じていました。

しばらくすると、筆者は体に震えが起こるようになり、心療内科に電話相談をする状況になってしまったのです。

新しい上司からのパワハラ

しばらくすると、新しい事業部長が決まりました。

新しい部長は、とにかくマウントを取るのが好きな人で、筆者の話にことごとく反対して非難してくるのです。

しまいには、

  • 自分だけ毎日のタイムスケジュールを提出するように強制される
  • ミーティングでも常に難癖をつけてくる

このような状態で仕事をすることになり、まともな反論ができない精神状態に追い詰められてしまいました。

そして、あまりの体調の悪さに医者にかかったところ、うつ病と診断されたのです。

転職を後悔していなくても、うつ病になってしまうこともある

筆者はうつ病になってしまったものの、当時は転職自体を失敗だとは思っておらず、転職したことを後悔もしていませんでした。

転職はうまくいかなかったですが、いろいろな経験値が得られましたし、

自分の実力に過信があったのかもしれない…

このように反省しています。

ただ、もしあなたが「転職に失敗した」と後悔しているのなら、メンタルにより大きなダメージを受けてしまう可能性もあります。

後悔の念でうつになってしまうくらいなら、次の転職を積極的に考えるべきなのかもしれません。

転職の後悔で悩んだときに、考えておきたいこと

うつになってしまうと、何ごとにもやる気がなくなり、動けなくなってしまいます。

仕事でもプライベートでも、好きな趣味でさえもやる気が出ないのです。

なってからでは遅い」ということを覚えておいてください。

うつ病になる前に転職活動を始めよう

転職で失敗したとしても、後悔したり反省する必要はありません。

転職というのは、正直やってみなければわからないものです。

ですから、考えすぎてうつになる前に、行動を起こすか、あるいは準備をしておきましょう。

備えあれば患いなしです

違和感を感じたら、病院を受診しよう

「うつ」という症状は、自分では気が付きにくかったり、認めたくなかったりします。

古い考え方の人だと、

  • うつは精神病なので、診断されたくない
  • うつ病と診断されるなんて怖い…

このような方もいるかもしれません。

ですが今では、うつになる人はいくらでもいますし、特殊な病気でもありません。

ただの病気ですから、頭や体や心になにか違和感を感じたら、いちどお医者さんに診てもらうことをおすすめします。

うつは心の病というよりも、脳の病気だと筆者は思っています。

頭の肝機能障害みたいなもので、機能が弱っていたり、ふだん通りに機能しなくなってしまうのです。

診断の結果、うつでなければ健康で何よりですし、うつだったら早めに治療するに越したことはありません。

すべてが投薬で改善しないかもしれませんが、薬が合えばかなり楽になることもあります。

いずれにしても、なにかしらの解決に向かうでしょう。

自分の環境を変えられるのは自分だけ

うつ状態から脱出するには、

うつになった環境を変えること

これがひとつの方法です。

だからといって、周りの環境を変えるのは至難の業ですし、変えられるとしても時間がかかります。

ですから、転職で後悔してうつになりそうな時には、仕事の環境を変えるのが有効な方法といえるでしょう。

ただ、転職するにしても、望んですぐに望みどおりの転職先があるわけではありません。

うつ状態のときは、動けなくなったりやる気がなくなってしまいます。

そうなってしまう前に、転職の準備や転職状況のチェックだけでもしておきましょう。

どうしようもないときは「退職代行」もひとつの方法

基本的には、責任をもって退職の手続きを進めるべきですが、

  • 上司や会社がブラックすぎて、まともなやり取りができない
  • 心身がまずいので、どうしてもすぐに退職したい

上記のように、本当に辛くてどうしようもないというケースであれば、退職代行サービスを利用するというのもひとつの方法です。

会社への連絡などを代行してくれるので、直接話をする必要もなく、いちども会社へ行くことなく退職を完了させることができます。

でも退職代行なんて、若い人しか使わないのでは…

このような思いがあるかもしれませんが、じつは退職代行を利用する人の28%が40代以上というデータもあるくらい、利用者の幅は広がっているのです。

最近では、弁護士が退職代行サービスに乗り出すケースも増えており、

  • 残業代の未払いがある
  • 有休消化を拒まれる

上記のような労働問題に対しても、代理人として責任をもって対応してもらえます。

退職代行を依頼すると費用が発生しますが、初回相談は無料です

会社へ行かずに退職手続きを進めたい場合は、いちど相談してみることをおすすめします。

関連記事退職代行は40代も利用している!体験談から学ぶ失敗しない使い方とは

40代の転職活動で押さえておきたいポイント

40代の転職には「40代なりの攻略法」があるので、若い頃と同じ感覚で転職活動に挑んでしまうと、厳しい戦いが待ち受けているかもしれません。

転職活動では、以下のポイントを必ず押さえておきましょう。

転職は万全の準備で進めよう

転職活動には、大きく分けて以下の6つのステップがあります。

転職をするときの6つのステップ
  1. 転職の準備
    転職スケジュールの計画、キャリアの棚卸し、希望条件の整理など
  2. 応募書類の作成
    質の高い履歴書と職務経歴書を作成する
  3. 求人探し・応募
    6つの手段を駆使して求人情報を集める
  4. 面接対策
    面接の流れや基本マナーを押さえて、合格するためのポイントを対策する
  5. 内定・入社準備
    内定条件の確認や交渉、転職先に馴染んでいくための準備など
  6. 退職手続き
    退職願の書き方、引き継ぎや退職時期の調整、トラブル時の対策など

それぞれのステップでやるべきことを理解して、しっかり対策することが重要です。

じっくりと読み込んで転職活動の流れを知り、万全の準備をしていきましょう。

転職への”動機づけ”を明確にしよう

転職準備をしっかり進めることに合わせて、転職に対する”動機づけ”を明確にしておくことも大切です。

採用面接で、面接官に転職の動機を聞かれたときに、

御社の事業内容に魅力を感じました

上記のような回答では、さすがに選考を通過するのは難しくなります。

退職理由にも、転職理由にもなり得る“ポジティブ”な理由目標を、しっかりと決めておきましょう。

転職の動機を明確にしておけば、転職活動が長期化した際にも、原点回帰できるのでとても重要です。

なお、転職の動機については、

  • 退職理由
  • 転職理由
  • 志望動機

上記のような要素として、面接で必ず質問される内容です。

それぞれにはノウハウが存在していますので、以下の記事などを参考にして、しっかりと対策しておきましょう。

▼あわせて読みたい記事▼

40代は転職エージェントの活用が成功への近道

転職活動を進めるには、かなりの労力が必要であり、ノウハウも必要となってきます。

働きながら、あれもこれも一人でやるのは、本当に大変なものです…

そこで筆者がおすすめしたいのが、転職に必要な一連の作業をフォローしてくれる、「転職エージェント」を活用すること。

転職のプロによるサポートを受けることで、以下のようなメリットを得ることができます。

転職エージェントのメリット
  • 自身の強みを効果的に表現できるように、応募書類作成や面接対策のサポートを実施してくれる
  • プロの視点で自身のキャリアや市場価値を見極めて、最適な求人案件を紹介してもらえる
  • 転職サイトなどに出回っていない、40代向けの非公開求人を多く保有している
  • 応募企業との連絡や日程調整、入社時期や給与の交渉まで、エージェント担当者が間に入って行ってくれる

40代が無駄なく効率的な転職活動をおこなううえで、利用しない手はないサービスです。

転職エージェントは人材が採用されたときに、企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、転職者は無料で利用することができます

転職エージェントの選び方については、以下の記事で解説していますので、さらに詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

▼おすすめの転職エージェントはこちら▼

関連記事40代におすすめの転職エージェント6選|193人の口コミ評価でランキング

まとめ:後悔でうつになる前に、次の転職も視野に入れよう

転職してもうまくいかず、後悔することもあるかもしれません。

しかし、後悔や反省をするだけでは、あまり役に立つことはないですから、次のステップに進むことを考えた方が得策でしょう。

あまり考えすぎると、うつになってしまうこともあります。

もし、仕事が原因でうつ症状になってしまったら、

まずは自分の仕事環境を変える

ということが、うつからの脱出に有効な方法です。

転職で後悔している場合は、次の転職も視野に入れてみましょう。

仕事はこの会社だけじゃない

このように考えたり、次のステップが見えてくるだけでも、心理状態が変わることもあるのです。

当サイトでは、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、

  • 実際に40代で転職を経験した人
  • 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人

上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。

当サイトの概要と執筆メンバーの一覧はこちら

転職活動のすべてのステップについて、以下の記事でわかりやすくまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

▼40代転職の完全ガイドはこちら▼

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この記事を書いた人

50代男性、東京都在住。日用品業界にて30年近く営業として働いています。
7回ほど転職を経験しており、私の転職体験や経験が40代の転職でお悩みの方に、なにか少しでも参考になればと思っています。

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