退職時の嫌がらせは気にせずスルーでOK!自分の利益を優先しよう

退職時の嫌がらせは気にせずスルーでOK!自分の利益を優先しよう

いざ退職をするとなると、多少会社に思うところはあっても、立つ鳥跡を濁さずで、できるだけ穏便に退職したいと思うものです。

とくに同業他社へ転職する場合にはなおさらでしょう。

ただこちらの意に反して、転職する旨を伝えた時から、捨てゼリフを吐かれたり、嫌がらせが始まることもあります。

この期に及んで嫌がらせをするような会社は、辞めて正解だったといえるでしょう。

いい会社であれば、退職時のマニュアルやマネジメントもよくできているものなのです。

もう辞める会社の都合に振り回される必要はありませんし、今さら利益に貢献してあげる必要もありません。

嫌がらせを言われても、できるだけ軽く受け流して、今後の自分の利益を優先して行動しましょう。

ただ仕事というのは、いまは関係ないと思っている会社でも、どこでご縁があるかはわかりません

ですので、自分から捨てゼリフを返すようなことはせずに、グッと飲み込んで笑顔でお別れしておけば、この先なにかあったときにも安心です。

目次

退職を伝えて始まった上司の嫌がらせの実例

退職を伝えたら、とたんに、

  • いまの仕事のマニュアルを全部作って、完璧に引継ぎできるまで辞めさせない
  • 仕事を全部取り上げられて、することがなくなってしまった…

上記のような嫌がらせが起こったりします。

じつは筆者も退職するときに、上司から嫌がらせといえる行為を受けたことがありました。

ここでは、その実例をいくつかご紹介します。

「もう経費を使うな」と言われる

筆者は営業部に所属していたので、普段から外回りをするのが仕事でした。

退職するまでとくに担当の変更もなかったので、退職のあいさつ回りをかねて、取引先に通っていたのです。

しかし、上司に呼び出されて、

上司

辞めるんだから余計な経費を使うな!

上司

お前の都合であいさつ回りなんかしなくていい

このように言われてしまいました…

普通は退職するときは、後任の担当者を連れてご挨拶にあがるものなのですが、

退職する奴の経費はムダ

であると、経費節減を優先したようです。

筆者になにか不利益があるわけでもないので、素直に従いましたが、

後々に信用を無くすのはこの会社なのに…

このように思ってあきれてしまいました。

提出した書類にダメ出しされる

ある時、営業部全員に指示があり、指示事項のまとめを提出したところ、筆者だけが呼び出されて、

上司

この書類はなっていない!

上記のように言われたことがあります。

エクセルで作成した簡単な表であり、とくにおかしなところもなかったので、

なにかおかしいところがありますか?

このように聞いたところ、それをプリントアウトしてきて、

上司

印刷設定が間違っている

と言い出したのです。

エクセルのフォーマットは上司が送ってきたものなので、初期設定のままです。完全に嫌がらせの為にやっているとしか思えません。

しかもそのあとに、

他の部員が提出した書類はどうでしたか?

と聞いてみたところ、

上司

他の部員は提出していない

あの…提出したのは私だけですか?

上司

そういうことだ

このような話だったのです。

期日までに提出した筆者に文句をつけて、提出していない人には文句ひとつ言わないなんて、

ただ「いちゃもん」つけてるだけじゃないか…

と呆れるしかありませんでした。

パソコンの使用を監視される

辞める一週間くらい前のことですが、また上司に呼び出されて、

上司

なぜこんなサイトを見ているんだ?

こう言って、SDカードの取扱説明サイトのプリントアウトを見せられました。

確かに筆者が見たサイトなのですが、普段使っているSDカードの調子が悪かったので、メーカーのサイトを確認しただけだったのです。

しかし、それが気に入らなかったようで、

上司

仕事に関係ないサイトを見ないように!

このようなお達しを受けました。

このときに初めて、社員のパソコンが監視されていることに気が付きました。

おそらく今までも、メールの内容などをチェックしていたのかもしれません。

これは筆者のガードが甘かったと反省材料になりました。

いい加減な対応で信用できない上司

嫌がらせをされ続けた上司ですが、退職間際に筆者への不手際があったので、念のため書面にしておこうと思って、

書面にしておいてください

上記のように伝えた際のことでした。

しかし、あろうことか、

上司

書面は勘弁してくれ。僕を信用してもらえないだろうか?

筆者に対してこのような発言をしてきたのです…

このときには、

信用できない人間は、やはり最後まで信用できない

ということを痛感しました。

退職するときに言われても、無視していいイヤミとは?

ここでは、退職することを伝えたときに、よく言われるイヤミの常套句をご紹介しておきます。

転職が決まった後は、

急に辞めてしまうことになり、お世話になったのに申し訳ない…

こんなふうになぜか謙虚になってしまって、嫌がらせの言葉にも心を痛めてしまうことがあるものです。

しかし、ここで紹介するのは「よく言われる単純な嫌がらせ」であり、あなたのことを心配して言っている言葉ではありません。

もしこんなセリフを言われたら、

出た、嫌がらせの常套句だ…

このように思って、気にしないことが一番です。

君は別の会社に行っても難しいと思うよ

君が別の会社に行ったところで、厳しいと思うよ

まっとうな会社のまっとうな社会人であれば、普通はこんなことは言いませんよね。

ただの嫌がらせだと思って間違いないでしょう。

別にあなたのことを心配して、言ってくれているわけではありません。

そもそも、このセリフを吐いた人自身が、別の会社で通用する保証もないのです。

人間やスキルって、合わないところでは合わないものです。

実際に、就職した会社でハマらなくても、転職したらその仕事にばっちりハマったというケースもあります。

こんなことを言われたからといって、くよくよ考え込む必要はありません。

実務のスキルの問題ではなく、単にその会社の習慣に合ってない場合や、そりが合わなかった人からも、捨てゼリフとして多用されるのです。

また、同義語として、

ここで頑張れないなら、どこへ行っても同じだよ

上記のような言われ方もあります。

この業界で仕事をできなくしてやる

この手のパターンは、

オレってすごいから、そういうこと出来ちゃうよ

このように虚勢を張っているだけです。

あるいは転職したことを後悔させたり、「ちょっと脅かしとくか」というレベルの嫌がらせにすぎません。

そもそも、本当に仕事をできなくさせられるような大物なら、こんなセリフは言わないでしょう。

今あなたが勤めている会社が、業界で相当なシェアを持っており、上司がその業界のドンでもない限り不可能です。

ただし、ひとつ注意しておきたいケースがあります。

それは同業他社に転職して、

クライアントが転職先の会社でもかぶる

という場合です。

タチの悪い上司の場合は、あなたの悪口を言いふらす可能性があります

筆者の友人がうつ気味になって退職せざるを得なくなった際に、その会社の社長がクライアントに、

彼はうつ病になって退職したので、他へ行っても使いモノにならないですよ

このように言いふらしていたことがありました。

こんなバカな社会人は少ないと思いますし、クライアントがまともな企業であれば、逆に悪口を言っている人の評判が落ちるだけでしょう。

さほど心配はいりませんが、実際にこのような話はあり得ます。

このような悪評の対策としては、退職する前に転職先を決めておくことです。

いちど内定をもらっておけば、このような風評被害で内定を取り消されることはありません。

もし会社の判断よりも、他人のウワサを信じるような会社であれば、しょせんその程度の会社だったということでしょう。

辞めるなら代わりの人を見つけてからにして

少人数で回している会社だと言われがちな言葉です。

退職するのにそんな義務はありませんし、会社の業務にブランクができないように、あなたに責任を押し付けているだけでしょう。

辞めるなら次のヤツを見つけてこい。それができないなら、見つかるまでお前が働け

こういうことが言いたいわけですね。

そもそも、辞めようとしている会社を、知人に勧められるわけがありませんので、

それは私の仕事ではありません

このようにきっぱりとお断りしましょう。

いちど退職することを告げたら、引き留められても退職したほうがいい理由

あなたがやり手だった場合、引き留められることもあるかもしれません。

上司

わかった、給料を上げよう

上司

残業は減らすから…

上記のように好条件を提示してくることもあります。

いちど退職した会社に復職する人もいますが、退職の意思をすぐに撤回するのは、やめておいた方がいいでしょう。

いちど退職の意志を示したら、今までと同じ関係には戻れない

極端な言い方をすれば、退職したいと言った時点で、あなたはすでに「裏切者」になっています。

仲間から離れて、自分だけいい目をしようと思っているヤツだ

と思われている可能性もあるので、もう同僚とも会社とも、今までの関係ではなくなっているのです。

今まで全面的に信じていたパートナーが、

もうあなたと離婚したいの

このように言ってきたとしましょう。

それまでと同じように、パートナーを信頼することができるでしょうか?

離婚したいと言った方は元に戻れるかもしれませんが、離婚したいと言われた方は、裏切られた傷が残ったままです。

いったん転職の意志を伝えたら、撤回せずに転職することをおすすめします

引き留めで出された条件には痛みが伴う

退職を回避するための引き留め工作として、

  • 給料アップ
  • 昇進
  • 残業時間の改善

といった条件を提示してくる場合もありますが、それはその場しのぎにしかなりません。

かりに昇進して給料が上がったとしても、

責任のある立場になったんだから、もっと働け!

給料を上げてやったんだから、もっと働け!

しばらくしたら、このように言われるのは目に見えています。

もし給与面で不満があるのなら、ダメもとで退職を持ち出す前に交渉をしておくべきです。

そうしておけば、会社側がどう思っているのかを事前に知ることができますし、給料アップの提示で退職の意志がぐらつくこともありません。

転職は逃げではない

退職の意思を伝えると、

上司

ここから逃げるのか?

上記のように追いつめてくる上司もまれにいます。

しかし、上司から何と言われても、転職は逃げではありません。

ドロ沼や焼け野原から脱出することを、「逃げ」とは言わないのです。

転職するときには、多かれ少なかれ、

自分が辞めることで負担をかけてしまい、会社や同僚に申し訳ない…

このような気持ちが芽生えてしまうものでしょう。

自分だけ脱出するのは申し訳ないと思ってしまって、「逃げる」という言葉に敏感に反応してしまうことがあります。

しかし、転職は「逃げ」でも「撤退」でもありません。

新しい道へ進むためのスタート地点に進むだけです

会社側や残された同僚から見ると、

オレたちは頑張っているのに、一人だけ逃げやがって

このように思っているのかもしれませんが、もしそう思っているのなら、彼らも逃げればいいだけの話です。

目の前に希望と絶望の分岐点があれば、希望に向かって進むのは当たり前の話でしょう。

仮にあなたが「逃げ」だと思っていたとしても、それはそれでかまいません。

ゴジラや毒ガスや悪意とは戦えませんから、「逃げるが勝ち」なのです。

辞める会社の利益をあなたが気にする必要はない

いざ退職の意思を伝えると、退職は認めても無理な注文を付けてくる場合もあります。

このプロジェクトが終了するまではいて欲しい

後任が見つかるまで、退職期日を延ばしてほしい

このようなことを言われてしまうのです。

会社側はあなたが退職して発生する業務へのダメージを、当然ながら最小限にとどめようとします。

しかし、辞める会社の利益を心配してあげる必要はないのです。

企業は営利を追求するものなので、利用できるものはギリギリまで利用します

そして逆はありません

たとえば、あなたがクビを通告されたとして、

事情があるので、あと2ヶ月は在籍させてください

このプロジェクトだけは終了させてください

このように言ったところで、そんな話は絶対に通らないですよね

逆を考えたらありえないわけですから、こちらも義理立てする必要はありません。

まず何よりも、あなたの利益を優先して行動していきましょう

退職時の嫌がらせを、誰かに相談したいときはどうする?

退職する際に嫌がらせをされた場合、誰かに相談したくなることもあるでしょう。

自分だけの考えだけでなく、第三者の意見も聞いておきたいですよね。

ただ、もし相談する場合は、会社や仕事と全く関係のない身内や、友人に相談する程度に留めておくことをおすすめします。

会社の関係者に相談するのは避ける

退職時の嫌がらせについて、基本的には身内以外に相談することはおすすめできません。

たとえどんなに仲が良くても、会社の現役社員には相談しないほうが無難です。

信用できる同僚だと思っていても、相手が会社の利益を優先して、チクられてしまう可能性は否定できません。

退職する前に、余計な情報が漏れる可能性がある言動は、できるだけ控えたほうがいいでしょう。

もちろん、競合他社の知り合いに相談するのもNGです。

実際に筆者の友人が、同業他社の知り合いに他社状況のヒアリングを含めて相談したところ、どこからかその話が漏れ伝わってしまい、

自社情報の情報漏洩だ!

と問題になってしまったケースがあります。

労働局に相談してみる

厚生労働省の窓口として、総合労働相談コーナーというものがありますので、嫌がらせを受けていることを相談してみるのもひとつの方法です。

電話相談も可能なので、まずは電話で問い合わせてみましょう。

ただし、労働基準監督署は法令違反でない限りは動いてくれませんし、労働局は助言や指導は行いますが、会社に何かを命令してくれるわけではありません。

話すことで気が楽になる場合もありますが、解決につながらない可能性があることを、あらかじめ心得ておきましょう。

どうしようもないときは「退職代行」もひとつの方法

基本的には、責任をもって退職の手続きを進めるべきですが、

  • 上司や会社がブラックすぎて、まともなやり取りができない
  • 心身がまずいので、どうしてもすぐに退職したい

上記のように、本当に辛くてどうしようもないというケースであれば、退職代行サービスを利用するというのもひとつの方法です。

会社への連絡などを代行してくれるので、直接話をする必要もなく、いちども会社へ行くことなく退職を完了させることができます。

でも退職代行なんて、最近の若いやつが使うものでは?

このような思いがあるかもしれませんが、じつは退職代行を利用する人の28%が40代以上というデータもあるくらい、利用者の幅は広がっているのです。

最近では、弁護士が退職代行サービスに乗り出すケースも増えており、

  • 残業代の未払いがある
  • 有休消化を拒まれる

上記のような労働問題に対しても、代理人として責任をもって対応してもらえます。

退職代行を依頼すると費用が発生しますが、初回相談は無料です

会社へ行かずに退職手続きを進めたい場合は、いちど相談してみることをおすすめします。

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嫌がらせを受けたときに「仕返し」をしてもいい?

嫌がらせを受けたときに、

どうせ辞めるんだから、仕返ししてやろうか!

このように思ってしまう気持ちはあるでしょう。筆者もそういう気持ちになりました。

しかし、感情に任せて仕返しをするのはNGです。

いったん落ち着いて、よく考えるようにしましょう。

感情的な仕返しはNG

「立つ鳥跡を濁さず」といいますが、筆者も嫌がらせを受けたときは、

  • どうせ辞めるんだから、跡なんか濁しまくって辞めてやる!
  • 嫌がらせをした奴には、きっちり仕返ししてから辞めてやる!

このような感情を抑えるのにひと苦労しました。

しかし、よくよく考えてみると、感情に任せて暴挙に出るのは得策ではありません

たとえば、嫌なヤツを殴ったら気はすむかもしれませんが、自分が訴えられたら終わりです。

しかも、嫌がらせをしてくるような人間は、もともと嫌な性格でしつこい傾向にあるので、嫌がらせがさらにエスカレートする可能性があります。

嫌がらせをするようなレベルの低い人間とは、できるだけ関わらないことが一番です

ネガティブなことに時間を費やすと、自分のほうが消耗してしまいます。

合法的な仕返しをしよう

もしきっちり仕返しするつもりなら、合法的な手段でなければなりません。

たとえ、

この問題を訴えたら、この会社は潰れるのでは?

という事件を知っていたとしても、きちんとした証拠を握っていなければ、勝つのは難しいでしょう。

かりに裁判するにしても、お金や時間、労力が必要ですから、よほどの覚悟がないかぎり、一個人が会社と争うのはしんどいのです。

違法になってしまう仕返しをして、あとで自分が訴えられしまったら、元も子もありません。

いちばん合法的で効果的な仕返しは、退職した会社にいる人たちよりも、自分が幸せになることです

まとめ:退職時の嫌がらせはよくあること。そんな会社は辞めて正解

在職中はうまくいっていたとしても、いざ退職するとなるといろいろ難癖をつけられたりするものですが、退職時の嫌がらせはどこでもあることです。

転職で忙しいのですから、辞める会社のロートルが発するイヤミを、聞いているヒマはありません。

転職のときに耳を傾ける必要があるのは、

  • あなたを本当に心配してくれる人
  • あなたが尊敬している人

このような人たちの言葉だけです。

繰り返しておきますが、転職することも会社を辞めることも、悪いことではありません。

パワハラする上司やいじめから距離を置くためには、転職はとても有効な手段です。

嫌がらせを受けてネガティブな気持ちになると、「仕返し」をしたくもなりますが、嫌な人間と関わっても自分が疲れるだけ。

あの会社を辞めておいて本当によかった

このように思えるようになることが、いちばんの仕返しではありませんか?

余計な人の言葉に左右されず、あなたが選択した道を自信を持って進んでいきましょう

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転職活動のすべてのステップについて、以下の記事でわかりやすくまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

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