転職前の悩み

転職回数が多いと悩む40代のあなたへ。採用に近づく3つの対策とは?

一説によると、40代の平均的な転職回数は4回だとか。私たちの親世代は、終身雇用が当たり前で、企業に骨を埋めていた時代でしたよね。

それもあってか、転職回数の多さが就職に不利になるのではと、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

しかし個人的には、「転職回数の多さは就職に不利ではない」と思っていて、「むしろ強みですよ」というのが筆者の考えです。

考え方や意識の置き方を少し変えるだけで、「強み」になるのが転職回数の多さ。

日本でも終身雇用が崩壊しつつある今の時代、「自身の経験」を弱みととらえるのか、強みととらえるのかで、今後のキャリアも大きく変わってくるはずです。

今回の記事では、転職回数が多いあなたに向けて、ちょっとした意識を変えるヒントになる情報をお伝えしていきます。

「転職回数が多い」だけで、企業のマイナスにはならない

男前だからモテるわけでもなく、不細工だからモテないわけでもない。

転職回数が多いというのは、この理論とまったく同じだといえます。

シンプルにお伝えするならば、転職回数が多いことをどう捉えるかは、あなたの判断ではなく企業の感じ方次第なのです。

とくに自信が無くなってしまっている方は、

長く働けない人材と思われるのではないか?

このように考えてしまう場合も多いかもしれません。

しかし、別の視点で転職回数をとらえる人がもいるのも事実。幅広い考え方があることを、まずは受け入れることから始めましょう。

企業は経験豊富な人材を求めている

幅広い年齢層を求人できる今の時代に、40代の人材を求めている企業は、即戦力を求めている場合がほとんどでしょう。

企業側の視点で見れば、さまざまな職場で職務経験を積んでいることで、「職場や仕事に適応する能力がある人材」と見られる場合もあります。

また企業は転職者に対して、他の企業で培ったノウハウを、自社で活かすことを期待している場合が多いです。

ノウハウを活かすための経験を蓄積していることは、転職回数が多い方の強みでしょう。

自分のことだけに欠点に目がいきがちですが、このようにポジティブに考えれば、「転職回数が多いこと」も自分の強みにできるのです。

企業が「経験を前向きに活かせる人材」を求めているのは、紛れもない事実なのですから。

人材不足だからこそ、転職回数が多い人が役に立つ

スポーツに目を向けると、メジャーリーグでは大谷翔平選手が投手とバッターをこなし、サッカー選手でも、複数のポジションを任されるのがいまの時代。

複数の役割をこなせる「マルチプレイヤー」が重宝されるのは、ビジネスシーンでも同じです。

企業によっては経理担当が広報もこなし、営業がマーケティングや企画を兼任しています。

人材不足で採用が困難な時代ですから、ビジネスの早い展開に対応するために、複数の役割を任せられる人材を求める企業が多いのが現実です。

経験した仕事を過小評価せず、自身のできることを客観視すれば、複数の役割をこなす能力が、多くの方にすでに備わっているのではないでしょうか。

転職回数の平均が気になる?筆者も履歴書は真っ黒ですよ

「転職は武器になる」なんて偉そうに語っている筆者も、じつは転職回数は5回以上。履歴書を書き上げるのに、苦労するタイプの人間です。

アパレルメーカー、IT企業、化粧品メーカーなど…。営業を中心に管理職も経験してきたので、履歴書にまとめるのが意外と大変なんですよね。

筆者は独立の意思もあったので、肩書ではなく実力重視の人材を目指して、転職を重ねてきましたが、転職回数がネックになったことは、これまでほとんどありません。

すべての経歴が、目標に基づいた円満退社であれば理想的ですが、企業側も経歴だけを見るのではなく、人間性も重視することが多いのも事実。

また転職理由に関わらず、少しのマインドチェンジをすることで、誰でも転職回数が強みになると気づけたのです。

今回の記事では、その気づきをシェアできればと思っています。

本当の原因は「転職回数の多さ」ではない

面接対策や自己変革はもちろん重要ですが、まずは現状を知ることが大切です。

転職がうまくいかない場合に陥りがちなのが、

転職回数が多いから就職できない

このように思い込んでしまうこと。

もちろん企業側が転職回数を重視している場合は、転職回数の多さがネックになる場合もあります。

しかし過去の転職について聞かれただけで、転職の多さを嫌がられてると感じるのは、単なる思い込みではないですか?

冷静に振り返れば、ほとんどの場合は、転職回数の多さが採用を見送る原因ではないはずです。

現状を客観的に見るためにも、失敗パタ―ンに陥ってないかを確認してみましょう。

「転職回数が多い」と卑屈になっていませんか?

転職回数が多い=ダメ」と勝手に決めつけていませんか。

それは優しくてたくましい好青年が、少し背が低いからといって、

自分には魅力がないからモテない

このように決めつけるようなものです。

企業の新しい業種への取組みは、「新規事業」と呼ばれて期待されるものなのに、個人の新しいチャレンジだけが、欠点になるわけがありません。

「転職回数が多い」と卑屈になっていると、過去の転職について、面接官に少し聞かれただけで、責められているような気持ちになってしまうのです。

しかし転職の意図や経緯を詳しく聞いてくるのは、あなたをもっと知りたいと、「企業が興味を持っている証拠」ではないでしょうか。

卑屈になることなくフラットな気持ちでのぞめば、たとえうまくいかなかったとしても、その原因をしっかり理解できるはずです。

魅力や信頼が伝わらない真の理由は?

面接がうまくいかなかった場合、転職回数が多いことが理由ではなく、転職をした経緯の説明不足が原因となっている場合もあります。

転職の経緯や意図がくみ取れない場合は、企業側からの信頼は得られません。

すべてを誠実に説明して、転職経験を活かす意思と意欲を丁寧に伝えれば、転職回数は逆に強みにも使えるものなのです。

企業側も時間を割いて面接しているわけですから、はじめから批判的な目で見ているわけではありません。

転職回数の多いことやその経緯を伝えることは、自身の人柄や魅力を伝えることと同じです。

きちんと説明できていたかどうかを振り返ってみると、採用に至らなかったのは、「転職回数の多さ」が理由ではなかったと気づける場合もあるでしょう。

平均以上の転職回数を逆に活かす!採用に近づく3つの対策とは?

ご自身の現状と向き合うことができたなら、さあいよいよ対策をしていきましょう。

ここからは、筆者が実際に転職活動で行っている内容をシェアします。筆者は大手企業での就業が大半ですが、中小企業の経験もあります。

どちらの場合でも対策は同じです。転職回数が多い方に向けた、基本的な対策内容といえるでしょう。

応募企業で経験をどう活かせるか具体的に整理する

まずは転職から得た経験を、応募している企業にどう活かすことができるか、具体的に整理していきます。

コツはあまり大袈裟なものでなく、小さいものでも感じることを拾うこと。そこから具体的に考えると、たくさん出てくるはずです。

たとえば営業職を経験してきたのなら、

〇〇業界と△△業界の経験があるので、商談のきっかけは掴みやすいな

上記のような内容でOK。

小さい貢献から考えはじめて、応募企業の事業や方針とマッチするものが、最終的に見つかれば最高です。

応募企業が進めたい事業の課題が、ご自身の経験やノウハウで解決できるのならば、採用しないわけがありません。

もちろん大きな貢献でなくても大丈夫。

自身ができることを考えるだけでも、転職回数に対する思いもポジティブなものに変わっているでしょう。

自身の弱みを把握して、応募企業の信頼を得る方法を考える

あなたの強みを考えるだけではなく、弱みを把握しておくことも大切です。

弱みも丁寧に説明することで相手の信頼を得る。あしたのジョーで言えば、クロスカウンター的要素といったところでしょうか。

「転職回数が多いこと」に対する、企業側の不安点を想像してみましょう。

イヤで転職を重ねた場合も、目的を持って転職を重ねていたとしても、

すぐ辞めてしまうことはないだろうか?

このような企業側の不安は浮かびますよね。

この不安感を払拭する回答や説明が丁寧にされていれば、不安は一転して信頼に変わるものなのです。

  • なぜエントリーしたのか?
  • 働き続けられる理由
  • 長く働いていく覚悟

上記のようなことを、丁寧に誠実に伝えることを心がけましょう。

転職経験のストーリーを整理する

筆者自身の面接経験を振り返ると、転職経験にストーリーがあるほうが、面接官に効果的だったと感じています。

筆者の例で大まかに言うと、

独立する目標を前提にして、〇〇の経験を積むためにA社に転職し、次のB社は△△の経験を積むため入社しました

上記のような形式です。

  • 転職した意図とそこで得た経験、残した実績
  • 退社の意図とエピソード

このようなことを交えて伝えると、ひとつなぎのストーリーになって、人間性も伝わりやすくなります。

職場の人間関係が合わずに転職した方もいると思いますが、その場合も退社するきっかけや、退社して得たものや学んだことを丁寧に伝えれば問題ありません。

面接官だって、職場でイヤな経験をしたことはあるはず。何よりも誠実に伝えることを心がけてください。

まとめ:「転職回数が多い」ことを自身の強みにしよう!

今回は転職回数が多い方に向けて、「転職回数が多い」ことへの向き合い方と、具体的な対策方法をお話ししました。

転職回数が多い方はどうしても、

職歴をつっこまれて就職がうまくいかない

このように弱気になってしまうことがあるかもしれません。

しかし企業側には、転職することにマイナスイメージを持っていない方も多く、採用担当自身が転職回数が多いケースもあります。

海外であれば、転職回数が多い人ほど、それだけ企業に求められる「有能な人物の証」。このように考えられていることもあるのです。

弱気になっていた方が少しでも前向きになれるように、筆者の実体験も含めてシェアして参りました。

使える内容は取り入れながら、新しい道に堂々とチャレンジして下さいね。

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この記事を書いた人
スペイン商事
40代男性、大阪在住。フリーライター。大手人材系企業での経験と、自身の転職経験から、真実だけを、ゆるくあたたかくお届けします。
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