資格・スキルアップ

FP2級&AFPは転職活動で効果絶大!40代からの資格取得を目指そう

簿記3級やFP3級の資格取得が、転職活動で意外と有利になるという話は、これまでの記事でお伝えしてきました。

また簿記2級は、中小企業で求められる、一般的な法人レベルの会計業務の水準であることから、非常に強力な資格になるということもお話しさせていただきました。

簿記であれば2級が業界標準ですが、FPの分野でもFP2級が、ビジネスの場面で標準的な知識水準であるとされています。

さらにFPの資格では、FP2級合格者のみがチャレンジできる、AFP認定制度というものがあります。

今回は40代の転職活動で非常に有利になる、FP2級とAFP認定について、お話をしていきたいと思います。

資格としてのFP2級の価値

FP3級ではファイナンシャルプランナーとして、「自分自身をカウンセリングする専門家」を自動で得た状態になると述べさせていただきました。

ではFP2級は、資格としてどのような価値のものとなるのでしょうか。

FP2級は「業界標準」扱い。金融機関や保険業界、不動産業界で重宝されます

FP2級という資格は、FP3級の合格者でなければ受験ができない試験となっています。

まずこの仕組みである以上、FP2級は限られた方しか受験ができない資格であるといえます。簿記のように、3級と2級を同時にダブル受験することができないのです。

FP2級の知識は、基礎となるFP3級の知識をベースに、より細部に渡って学習していきます。

日頃生活する中で必要となる、税金や不動産に関すること、保険や金融商品など、「ちょっと気になったとしても、ちゃんと調べなければよくわからない知識」について、ほぼ一通りの学習をします。

金融や税金、ライフプランニングの発想を持って、顧客との業務対応が求められる企業では、FP2級の取得が社内で義務付けられていることも珍しくありません。

FP2級の資格は、もはや「業界標準」扱いの知識体系となっているのです。

FP2級は「40代の転職活動が成功した先」に活きてくる資格

年金をはじめとして、自身のライフプランニングも心配な時代になってきました。

そんな中において、自分自身がファイナンシャルプランナーであるということの強みは、想像に難しくないでしょう。

世の中にあふれ返る情報の中から、正しい判断を下せるのがFPですから、その視野があなた自身の将来を助けていくことになるでしょう。

FP2級の取得に企業も個人も積極的

FP2級の資格取得に対しては、企業も個人レベルでも積極的な状況です。

あるマンション販売会社の営業マンは、自主的にFP2級を取得していましたし、ある地銀では、社内で義務付けられていたFP2級取得の学習を、複数の銀行員が同時に進めていたことがあります。

また、経営コンサルタントの分野では、個人事業主や中小企業の経営者から相談を受ける機会が多いため、FP2級を取得している人が多いのです。

皆さんのお知り合いの中でも、今までにどなたかの名刺に書かれてあるのを、目にしたことがあるのではないでしょうか。

このように特定の分野では、「業界標準」スキルの扱いをされるのがFP2級という資格です。

40代からの転職活動において、FP2級資格を持つということが、すなわち特定分野での競争力が非常に高いものとなることを意味しています。

簿記2級という資格が、オールジャンルで戦える汎用性の高いスキルであることと比べると、FP2級の資格は、金融・不動産・税金等の問題に特化しているので、フィットする分野での評価が高くなる傾向にあるのです。

FP2級の難易度は?

ここまでお伝えしてきたように、FP2級が転職市場において結構な影響力を持つ資格であることはご理解いただけたと思います。

しかしその資格取得の難易度は、意外なほど高くありません。

FP2級の合格率はどれくらい?

FP2級の合格率は、推移を見てみますと約40%~50%の間で推移しており、試験の難易度も安定しております。

FP2級と同じく転職市場で評価されている、簿記2級(日商)の合格率が20%台であることを考えますと、転職活動用の資格としては、かなりおいしい条件であるといえるでしょう。

FP2級を取得したら、AFP認定も受けよう

FP2級に合格したならば、ぜひAFP認定も受けてください。

AFP認定とは、FP2級合格者の中でも、常に最新の教育を受けてノウハウが劣化していない、ファイナンシャルプランナーに与えられる資格です。

インターネット上では、「年会費が高い」とか、「実際の営業にはまったく影響しない」など、AFP認定に否定的な意見も確かにあります。

しかしAFPの認定を受けるということは、継続的な学習により、常に最新の知識体系にアップデートができている証です。

ただ資格を取っただけではなく、いわば実戦仕様の資格所有者であることを証明できるのです。

そして何より、名刺にAFP認定のロゴを入れることが可能となります。

「FP技能士2級」ではなく、AFPと名乗ることができますから、ファイナンシャルプランナーに対する印象度を考えますと、何の資格も持たない40代の人と比較すると、まったく別次元の評価を受けることになるでしょう。

「何ものでもないあなた」だったのが、「AFP認定を受けたあなた」にジョブチェンジするわけです。きっと自分が思う以上の影響力を体感できるはずです。

FP2級の試験対策は3級の延長線でOK!

FP2級の試験対策は3級の時と同様の対処で問題ありません。定番のテキスト・問題集を活用した、自主学習でも十分に合格できます。

参考として、私のオススメの書籍をご案内しておきます。FP3級の時と同様に、滝澤ななみさんが執筆されているテキストと問題集の充実ぶりが目立ちますので、独学の方はこれで大丈夫です。

みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP 2018-2019年

みんなが欲しかった! FPの問題集 2級・AFP 2018-2019年

FPの知識は、単純に「知っているか、知らないか」の問題と、論理的に考えていけばわかるといったタイプのものまでさまざまです。

1つ1つの論点はそれほどの難易度があるわけではないため、定番の書籍からしっかり吸収すれば、資格試験については合格圏内まで行けるでしょう。

とはいうものの、FP2級はさすがに「業界標準」と認識される知識量なだけに、書籍のボリュームは結構盛りだくさんです。

FP3級と比較しても挫折しやすい量になっていますから、心配な方は専門学校を利用してください。

専門学校ならば、専門家の講師がわかりやすく解説しますので、飽きることなくコンスタントに学習が進むでしょう。

またFP2級の合格後に、AFP認定を前提としている人が非常に多いのですが、このAFP認定のためのカリキュラムを、併設している講座が多いのが専門学校の特長です。

専門学校でAFP認定のカリキュラムがセットになったコースを受講すると、FP2級という資格試験を合格することと、AFP認定の取得までを1つの流れで完結することができるでしょう。

まとめ:FP2級を取得して40代転職活動を優位に!

今回は「FP2級」の資格について、40代の転職活動に活かすという目線でお話をしてきました。

40代の転職活動は、若い頃と異なり時間が経てば経つほどに、状況が厳しくなってきます。

極端な話をすれば、年齢が1つ違うだけで、「応募できる・応募できない」の差が出てくる求人もザラにあります。

難易度はあまり高くはないものの、準備する時間はそれなりにかかるのがFP2級という資格ですから、使えるものはフル活用して、効率よく転職活動を成功させてくださいね。

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この記事を書いた人
涼宮ぷらち
40代男性、長崎県在住。大学卒業後にIT専門量販店へ就職。30代で社会人向資格専門学校へ転職し、運営と公務員受験講座講師を担当。40代を目前にて「本当に必要とされる場所で働きたい」と考えた結果、最初にスカウトされた経営コンサルタント会社に転職。現在に至る。

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