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40代で製造業へ転職!押さえておきたいメリットや覚悟が必要なこと

  • いろんな仕事をしてきたけど、次はものづくりがしてみたい
  • 今まで培ってきた技術力をさらに高めたい

このような理由で、製造業への転職を目指したいという人も多いのではないでしょうか?

しかし、キャリアチェンジにしろ、キャリアアップにしろ、製造業で働く上で知っておきたいことを押さえておかなければ、

こんなはずではなかった…

このように後悔することになるかもしれません。

今回の記事では、製造業に勤務している筆者が、製造業へ転職することのメリットや、製造業で働く上で覚悟が必要なことなどをご紹介します。

最後まで読んでいただければ、きっと製造業へ転職するための参考になるはずです。

製造業へ転職することのメリット

製造業といえば一昔前までは、3K(きつい・汚い・危険)の代表的な職場でした。

しかし、現在では各企業のコンプライアンス意識の向上もあり、職場環境や労働条件はかなり改善されています。

まずは、製造業へ転職した場合のメリットについてお話していきましょう。

求人が多く目指しやすい業界

製造業への転職は、キャリアチェンジを目指す40代でもハードルは高くなく、技術を持った40代に対する良い条件の求人も多いことから、大きなチャンスだといえるでしょう。

厚生労働省の発表資料によれば、2019年4月現在の製造業の有効求人倍率は、1.73倍となっており、依然高い水準を維持しています。

製造業の大半は、多くの注文を受けているのに人員不足で生産現場がうまく回らず、積極的に求人を行わざるを得ない現状となっています。

幅広い仕事を経験できる

製造業で働くことのメリットとして、ものづくり以外の仕事を経験できる点もあります。

ものづくりの現場で経験を積めば、品質をチェックする品質管理や、納期調整を行う生産管理など、幅広い職種を経験できる可能性があります。

仮に入社したときに、自分の希望でない職場に配属されたとしても、将来的に希望に合った職場で働くことができる仕事の幅広さも、製造業で働くことのメリットといえるでしょう。

残業代などで想定年収より増える可能性も

製造業の求人をチェックしてみると、営業職や専門職に比べて、賃金が低く感じられるかもしれません。

会社はできる限り、コストを抑えて製品を生産し、高い値段で販売して多くの利益を得たいと考えます。

そのコストの一つが人件費であり、製造業で入社して間もない人の賃金は、どうしても低く設定される傾向があります。

しかし先にご紹介したように、人員不足で生産現場がうまく回っていない企業が多いのです。

生産現場を回すために、残業や休日出勤、深夜勤務でやりくりしている企業も多いことから、場合によっては、基本給を超える手当が毎月支給されていることもあります。

一年を終えてみれば、残業手当などの支給で、想定年収よりもはるかに多くもらえたというケースもありえるでしょう。

もちろん、そんなに働きたくないという人にとっては、メリットとはいえませんが、稼ぎたいという意欲がある人にとっては、やりがいを持って働ける可能性があります。

製造業へ転職するときに必要なこと

ここまで製造業のメリットをご紹介しましたが、40代で製造業への転職を目指す上では、覚悟が必要な部分もあります。

この点を押さえておかなければ、職場や仕事に馴染むことができず、早期離職にもつながりかねません。

これからお話しする部分を受け入れることができるか、自身の胸に問いかけてみてください。

休日出勤やシフト勤務に対応する覚悟

製造業では、残業した分だけ残業手当が支給されたり、休日出勤した分だけ振替休日がもらえたりと、待遇や環境はしっかりしてます。

ただその裏返しとして、残業が続いて長時間労働になったり、シフト勤務や休日出勤で生活のリズムが崩れたり、体力的にきつくなるケースも出てくるかもしれません。

もちろん、すべての製造業が忙しいわけではありませんが、残業が少ないという会社は、十分な人員を確保できているか、受注量や生産量が少ない会社なのかもしれません。

とくに後者である場合は、会社の業績に問題がある可能性もあります。

業績が良い製造業で働く上では、体力的にきついシフトで勤務するかもしれないと、覚悟しておく必要があるでしょう。

若い上司や先輩とのコミュニケーション

これは製造業に限ったことではありませんが、40代で製造業へ転職することになると、若い上司や先輩と仕事をすることになります。

とくに製造業の場合は、部署内の人数が多いうえに若い人の割合も高いので、そういう環境で働く自分を想定しておきましょう。

もちろん、そんな若い上司や先輩も、年上には気を使ってくれるかもしれませんが、ときには感情的になることもあるでしょうから、素直に受け止める覚悟が必要です。

まとめ:40代で製造業への転職を目指す方へ

今回は、40代で製造業への転職を検討する際に、押さえておきたいポイントなどをご紹介してきました。

製造業は、自分の作ったものが目に見えて、社会貢献していることが実感できる仕事です。

人とのコミュニケーションはそれほど多くなく、黙々と仕事をしたい人にとっては、最適な環境だといえるかもしれません。

魅力も多い製造業ではありますが、今回お話ししたメリットと覚悟すべきポイントを、ご自身の中で整理していただき、「転職するのか」「踏みとどまるのか」を判断してみてください。

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この記事を書いた人
KTOY
40代男性、大阪府在住。某メーカーの総務部に勤務しています。総務・人事・労務の仕事を20年程経験しておりますので、実務的で分かりやすい記事作成を心掛けます。