転職前の悩み

転職が不安な方へ。転職のよくある悩みと解決法、考え方をご紹介します

転職したいけど、いろいろと不安要素も多くて、なかなか行動に移すことができない…

このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

転職をすることで、結果的に今よりさらに環境が悪化してしまう可能性も、もちろんゼロではありませんので、これは自然な気持ちといえます。

新しい環境に足を踏み入れることには、どうしても不安がつきまとうものですが、いざ足を踏み入れると、その不安は時間とともに解消されることがほとんどです。

今回の記事では、転職でよくある不安(悩み)と、その解決法をご紹介します。

悩みの原因と解消法を知ることで、不安が軽くなる場合もありますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.40代の転職という不安

「転職は35歳まで」という説は、徐々になくなってはいるものの、20代や30代に比べて、40代の転職が楽なものではないというのは、今も変わっていません。

まずは40代の転職において、どのような不安があるのか確認してみましょう。

家族への影響が心配

独身の方であれば、転職で環境が変わっても自分だけの問題ですから、そこまで大きな影響はありません。

しかし40代であれば、ご家族で暮らしている方も多いでしょう。

そうなると転職は自分だけの問題ではなく、家族への影響が出てきます。

奥さんのパート先も、新たに探さなければいけない
子どもが転校しなければいけない

このように、あなたが転職することで、家族にも影響が出てしまうでしょう。

とくに子どもはナイーブな年頃だと、転校によって気持ちが塞ぎ込んでしまう子もいます。

したがって転職をする場合は、引越しをしなくても済むぐらいの勤務地で、探しておく方がよいのかもしれません。

転職できる可能性が低い

40代だと転職できなさそうだし、いまさら無理では…

このように感じている方もいるかもしれません。

確かに20代や30代に比べると、40代の転職は厳しいと言われています。

ただ最近は、40代の経験値を買う企業も増えていますので、40代でも比較的早い段階で、転職先が決まりやすくなっている傾向があるのです。

ミドル世代の転職支援を行っている「ミドルの転職」では、利用ユーザーの年代別で、転職に要する期間を調査しています。

◆実際の転職活動にかかった期間はどれくらい?
年代1ヶ月以内3ヶ月程度まで半年程度まで
30代8%56%26%
40代8%44%31%
50代8%39%32%

ご覧のように「半年程度まで」という期間で見ると、40代でも83%の人が転職先を決めています。

ひとつの転職サイトのアンケート結果でしかありませんから、これがすべてだと言い切ることはできません。

しかし同調査の30代が、「半年程度まで」の期間で90%という数字ですから、「40代だから転職が難しい」という状況が、変わりつつあるのは間違いないでしょう。

転職支援サービスが少ない

40代だと、転職支援サービスのスタッフに煙たがられる…

このような心配をする方もいるかもしれません。

しかし煙たがられるのは、20代後半~30代前半の求職者向けの、転職支援サービスを利用してしまっているからです。

最近では、30代後半から40代を対象とした転職支援サービスも増えてきています。

具体的に挙げると、以下のようなの転職サービスです。

▼ミドル世代向け転職エージェント▼

上記のような転職サービスは経験を重視しているため、20代や30代よりも、むしろ40代の転職希望者が重宝されています。

もちろん年相応の経験が十分にないという方だと厳しいですが、しっかりとした実績やスキルがある方や、専門知識を有している方なら、半年以内での転職も十分可能でしょう。

転職サービスによっては、魅力的なスカウトメールやヘッドハンターによるスカウトなどもあります。

2.転職活動中の不安

転職活動中はいわばフリーの状態で、自分の居場所が決まっておらず、気持ちが落ち着かないもの。

そういったなかで、転職活動中は以下のようなことに、不安を感じることが多いです。

転職活動の期間が長引く

転職活動を始めてから内定を得るまでは、平均で3ヶ月から6ヶ月程度といわれています。

この期間が長いと、精神的にも不安が強くなってしまいがちです。

転職活動をできるだけ短い期間にするためには、以下の取り組みを、在職中からスタートしておきましょう。

  • 情報収集
  • 書類作成
  • 転職サービスへの登録

仕事を続けながら取り組めるものもありますから、転職活動で必要となる準備を、できるだけ早い段階から進めておきましょう。

就職活動中の資金に困る

仕事を辞めたあとの転職活動期間が延びてしまうと、それだけ収入がなく出費だけ増える状態で、お金の心配をしなくてはいけません。

もちろん失業保険もあるのですが、前職の勤続年数が短かった人や離職の理由によっては、たいした額をもらえないこともあります。

自己都合による退職だと、失業保険がもらえるのはわずか90日(在職10年未満の場合)ですから、いつまでも転職活動を長引かせるわけにはいきません。

転職活動に備えて、ある程度の貯金しておくことも大切です。

リクナビNEXTでおこなわれた「転職資金に関するアンケート」によると、

  • 在職中に転職した人の平均支出:36万円
  • 退職後に転職した人の平均支出:71万円

上記のような結果となっています。

できれば在職中に転職活動をするか、少なくとも半年程度は、生活費に困らない程度の貯金をしておきたいですね。

3.転職後のお金に対する不安

転職活動中だけでなく、転職後のお金に対しても不安を抱いている人はいます。

転職先で年収がダウンしてしまう場合や、都市部へ引っ越しをしたことで、物価が上がって生活に困窮してしまうケースもあります。

収入ダウンしてしまう

転職したからといって、必ずしも「収入アップ」できるわけではありません。

日経キャリアNETの調査では、40代でも約3割の人が「転職で収入がダウンした」と回答しています。

このような年収ダウンするケースを不安に思って、転職を躊躇する方もいるでしょう。

たとえ年収ダウンしても転職したい

上記のように考えて転職する方もいますので、いちがいに「年収ダウン=転職失敗」と言い切ることはできませんが、安易にダウンを受け入れるべきではありません。

また同じ調査の回答で、逆に「転職で年収がアップした」と回答している40代も、実際には4割超いるのです。

転職において少なくとも、「年収ダウンは避けたい」と考えるのであれば、そのためのポイントを押さえて、転職活動を進める必要があるでしょう。

引っ越しで物価が上がってしまう

転職をきっかけに、地方から都市部に引越しをする方であれば、

地方にいた時と同じような生活水準で暮らせるのか?

このような不安を持つ方も多いでしょう。

例えば家賃。東京の都市部では、ひとり暮らしでも10万円前後の家賃は当たり前です。

逆に地方なら、5万円程度で済むという地域もあるでしょう。

ご家族で3LDKに住むと仮定した場合は、家賃は13万~18万程度。こちらも地方の3LDKの家賃とは、かなりの価格差があります。

都市部の会社へ転職して、地方と同程度の家賃で済ませようと思うのなら、勤務先からかなり離れた場所で、住まいを探す必要があるのです。

都市部へ転職して働く場合は、住まいや生活費のシミュレーションをして、月にどれくらいの生活費が必要なのか、下調べしておきましょう。

4.新しい職場への不安

転職して新しい職場になると、人間関係をイチから形成しなければなりません。

また仕事も同業種・同職種であったとしても、その会社で独自のルールなどがありますから、慣れるまでに時間もかかるものです。

同僚や上司との人間関係がうまくいくか

新しい職場では、上司や同僚がどんな性格なのか、把握するのに多少の時間はかかります。

たとえ同僚や上司が年下であっても、慣れないうちは丁寧な対応を心がけましょう。

自分の実力に自信があったとしても、謙虚にふるまうのが無難です。

感情の起伏が激しいタイプの人がいるかもしれませんし、まずは荒波を立てないことが重要となります。

そして周りによく気を配って、言われる前に行動を起こすこと。

○○さんは気が利くタイプだね

このように思ってもらえれば、あなたに対して強く当たる人もいないはずです。

新しい仕事に適応できるか

新しい仕事に適応できるかどうかも、転職時に考えてしまう不安要素ですよね。

たとえ前の会社で似たような業務経験があっても、会社それぞれで独自ルールがあり、業務の進め方に違和感を覚えることがあるかもしれません。

しかしそういう時にも、

前の会社ではこのやり方でした

上記のように押し通すのではなく、新しい職場のスタイルに適応することが大切です。

最初は誰でも、慣れるまで時間がかかるものですから、引け目に感じる必要はありません。

ただし、できるだけ早く順応しようという姿勢を見せないと、だんだんと同僚や上司にネガティブな印象を与えてしまいます。



5.環境の変化への不安

転職にともなって、住む環境が変わる人もいるでしょう。

生活習慣が異なる場所に引っ越したことで、ストレスがたまって”うつ病”になる人や、ホームシックにかかってしまう人もいるのです。

仕事へ適応するだけではなく、生活環境にも適応することが重要になってきます。

住環境の変化にとまどう

例えば田舎に住んでいた人なら、転職をきっかけに都会に住むと、あまりに環境が違うことで、ふさぎ込んでしまう人もいます。

  • 毎日の満員電車
  • 息抜きできる場所がない
  • 住んでいる部屋が狭い
  • 周りに友達がいない

このような環境から、精神的苦痛を感じてしまう人もいるでしょう。

できるだけ早いタイミングで、心から打ち解けられるような、交友関係を作ることをおすすめします。

会社の同僚や恋人、家族や友達など、誰でも良いのです。

悩みや不安を共有できる存在がいることで、苦痛を和らげて、環境に慣れていくことができます。

近隣との人間関係がうまくいくか

転職をきっかけに、新たな人間関係を築かなければいけないケースもあります。

とくに結婚している方であれば、ご近所付き合いなども不安要素ですよね。

これは仕事だけでなく、どんな場所に住むかも重要になってきます。

例えばお子さんがいる家庭なら、子供の育児施設が整った環境での生活がポイントです。

自分たちと同じような家族であれば、仲良くなれるチャンスが見つけやすいでしょう。

具体的には、家の近くに公園や図書館などがあるとよいですね。

なぜ転職するのか明確にして、不安を解消しよう

不安要素を挙げていくと、ご紹介したようなことが、きりがないほど出てきてしまう人もいるでしょう。

そんなときは、「なぜ転職するのか?」という原点に返って、行動を起こすことが大切です。

転職することで、どんな未来が待っているのかを、改めて整理しておきましょう。

仕事のステップアップ

人によっては、下記のように感じている方もいるでしょう。

  • 毎日の仕事にマンネリを感じている
  • もっと違った作業でスキルを上げたい
もっと自分の能力を高めたい
いろいろなことができるようにしたい

こんなふうに考えるときは、転職のタイミングです。

行動が早ければ早いほど、ステップアップはしやすいもの。

年齢を重ねるほど、転職は難しくなりがちなので、先延ばしすることなく、決断することが大切です。

自分の将来を案じている

いまの調子でこの会社で働いていても、先が見通せない…

働きながら、このように考えている人もいるでしょう。

会社全体としての年収バランスが決まっていて、ある程度の年齢に達すると、大幅な年収増が見込めない企業も存在しています。

そういったときは、転職で職場環境を変えるのもひとつの手段です。

同じ業務でも、いまの会社よりもあなたを評価してくれる会社があるかもしれません。

よりよい生活を求めて

毎日コンビニ弁当で、家に帰って1人で食べる生活…

このような方もいるのではないでしょうか。

もしかしたら、あなたのスキルは他の職場では高い評価を受けていて、いまよりも年収アップできる可能性を秘めているかもしれません。

生活水準を上げたい時に、転職を考慮するのも良いでしょう。

まとめ:不安に思うことも時とともに慣れます

今回は、転職でよくある不安(悩み)と、その解決法をご紹介しました。

新しい環境に足を踏み入れることには、どうしても不安がつきまとうものですが、その不安や緊張は、いつまでも続くものではありません。

1年、2年と経つうちに、

そういえばいつの間にか慣れてしまった

上記のようなパターンが多いものなのです。

あなたがいま働いている会社でも、最初は不安や緊張に思うことがあったかもしれませんが、それらはいつの間にか消えていませんでしたか?

住めば都」という言葉があるように、最初の印象や戸惑いは、やがて段々と消えていきますので、そこまで心配する必要はないでしょう。

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この記事を書いた人
2010start
40代男性、埼玉県在住。Webコンテンツ制作業務を経験し、IT業界での転職回数は3回。時には年下の上司と働いたことも。現在はフリーで活動し、30代、40代向け転職コラムも執筆しています。