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退職代行を使ってみた感想は?239人の体験談から見える実態

退職代行を使ってみた感想は?利用者の体験談から見えてきた実態
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会社を退職したいと思っているのにもかかわらず、

  • 退職願を受け取ってもらえず、うやむやにされてしまう
  • 社長や上司のパワハラ・嫌がらせが怖い
  • 言い出せない雰囲気である

上記のような理由から、辞められないと悩んでいる方もいるでしょう。

近ごろよく耳にする「退職代行」でも使ってみようかと思うものの、

無責任とか言われたりしないかな…

このような悩みもあって、どうしても気が引けてしまいますよね。

そもそも、退職は法で認められた「労働者の権利」であり、辞めたいのに辞められない状況は異常です。

何かが退職を阻害しているなら、あなた自身のことを最優先に考えて、退職代行を使ってでも状況を打破しましょう。

この記事では、退職代行を運営する企業のデータや、実際に利用した人たちの体験談にもとづいて、退職代行の実情について解説しています。

ぜひ最後までご覧いただいて、退職代行について正しく知り、あなたの悩みを解決するヒントにしてください。

目次
この記事の執筆者
ぽけご

ぽけご

40代男性、兵庫県在住。ITベンチャーで月200時間残業をこなし、管理職⇒経営幹部と昇進するも、人間関係の板挟みでうつ状態になり退職。40代転職の難しさや孤独さを体験し、40代の転職を応援するWebメディア「セカンドゴング」を立ち上げる。

退職代行サービスがこれほど広まった理由とは?

退職代行サービスは、なぜこれほど広まったのか?

「退職代行」という言葉は、ここ数年でかなり一般的に広まりました。

しかし、これまでは退職手続きに「代理を立てる」という常識はなかったので、

そんなの、自分で辞めると言えばいいのでは?

このように感じている方も多いでしょう。

実際に、退職代行に対して否定的な意見を述べる人もいます。

しかし、

なぜ退職代行がこれだけ広まったのか?

という理由から考えてみると、退職代行というサービスは、決していい加減なものでないことがわかります。

労働市場の移り変わりのなかで、

退職代行は、生まれるべくして生まれたサービスである

ということに気付かされるのです。

根底にあるのは「人手不足」

いまの労働市場において、すべての根底にあるといっても過言ではないのが、

日本社会は「人手不足」の状況にある

ということです。

一説によると、2030年には日本の労働人口は、644万人の人手不足に陥るといわれています。

2030年、人手は644万人不足する

推計の結果、2030年には、7,073万人の労働需要に対し、6,429万人の労働供給しか見込めず、「644万人の人手不足」となることが分かりました。

産業別において、特に大きな不足が予測されるのは、サービス業、医療・福祉業など、現在も人手不足に苦しむ業種であることが分かりました。

これらの業種は、少子高齢化やサービス産業化の進展により今後も大きな需要の伸びが予測され、労働供給の伸びがそれに追いつかないと考えられます。

出典:パーソル総合研究所「労働市場の未来推計 2030

一時はコロナ禍の影響で、新規採用を見合わせる企業などが増えましたが、日本の少子高齢化の流れは変わっていません。

今後はさらに人手不足が深刻になっていく」という未来は変わらないでしょう。

どこの会社でも、人手不足が大きな問題となっているなかで、

  • 過度な長時間労働
  • 忙しすぎることや効率化を追求するあまり、コミュニケーション不全に…

働いている私たちは、こういった状況に晒されています。

しかし、心身が疲弊して、

もう会社を辞めたい…

このように思っていたとしても、会社からすれば、代わりとなる人材がなかなか見つかりません。

会社から強引な引き留めにあってしまい、会社を辞めることすらままならない人が増えているのです。

働き方の移り変わり

かつての日本社会においては、

あなたは24時間戦えますか!?

といったフレーズが流行語になってしまうくらい、企業戦士であることがあたりまえの働き方でした。

いま考えると過酷だったといえますが、その代わりに、

  • 終身雇用
  • 年功序列
  • 高額な退職金

上記のような手厚い制度も用意されていたのです。

会社にすべてを捧げるくらい働いたとしても、

頑張って働けば、いずれは悠々自適な老後を迎えられる…

という未来が保証されていました。

しかし今の日本社会においては、終身雇用や年功序列は完全に崩壊

かつての「日本の正社員」に保障されていたものは、もはや失われてしまいました。

近年では派遣社員という働き方も生まれて、日本社会は政府の主導で「働き方の多様化」を進めています。

仕事の効率化や改善なんてできていないのに、無理やり残業削減を強制されて、

たんに手取りが減ってしまっただけだし…

このような方も多いのではないでしょうか?

時代遅れの「ブラック企業」

従来のスタンダードであった「日本の正社員」の働き方は、働き手のメリットであった要素の多くが、時代とともに失われてしまったと言わざるをえません。

しかし、それにもかかわらず、

会社に尽くして働くのが当然だ!

かつての「企業戦士」のような働き方を、いまだに求め続けている企業が存在しています。

こういったブラック企業で働き続けることは、働き手にとって得られるメリットは少なく、失うものばかりが大きくなるでしょう。

自分自身の人生を守るためにも、

  • 働くことで得られるもの
  • 働くことで失うもの

上記のバランスを考えて、自分に合った働き方を自分で選択する必要があるのです。

転職にまつわるサービスの多様化

働き方が多様化していくなかで、「転職」という選択は一般的なものになりました。

それに合わせて、転職をサポートする様々なサービスが生まれています。

たとえば、転職エージェントというサービス。

自身のキャリアやスキル、市場価値を見極めたうえで、最適な転職先の求人情報を斡旋してくれるうえに、転職先企業との様々な交渉までサポートしてくれます。

しかしこれまでは、「今の会社を辞める」という、退職手続きに関するサービスはありませんでした

前述した転職エージェントでも、退職手続きの進め方に対するアドバイスはもらえます。

しかし、直接的に今の会社と退職の交渉してくれるわけではありません。

強引な引き留めや嫌がらせをしてくる会社に対しては、

自分で自分の身を守るしかないのか…

という状況におちいってしまう可能性があります。

辞めたくても辞められない状況にいる人たちに対して、法的な根拠と交渉力をもって、

労働者が希望する円滑な退職を実現する

ということが、退職代行サービスの本質といえるでしょう。

退職代行を利用することに問題はない

退職代行を利用するなんてありえない!

退職代行を使う奴なんてクズだ!

このような先入観を持っている人もいるかもしれませんが、退職代行を利用することに何ら問題はありません。

退職代行を使っても問題ない7つの理由
  • 退職は労働者の権利だから
  • 会社側に問題があるケースが多い
  • 退職代行を使うことに法的な問題はない
  • いまでは幅広い世代に使われている
  • メンタルの強さや性格は人によって違う
  • 自分に合わない環境に居続けることは、デメリットのほうが大きい
  • 仕事のストレスを限界まで溜め込むのは危険

そもそも、退職は法律で認められている労働者の権利ですから、

会社を辞めたい…

とあなたが思ったのなら、「いつでも辞められる」というのが本来あるべき姿です。

しかし実際には、何らかの事情で「退職」する権利が阻害されているからこそ、退職代行に依頼しているわけであり、

「ありえない」のは退職代行を使う人ではなく、退職を阻害する人たちである

といっても過言ではないでしょう。

退職代行サービスを使うことに、法的な問題はありません。

会社を退職したいと思っているにもかかわらず、

  • 何らかの事情で退職を直接伝えられない
  • 辞めたいと伝えても聞き入れてもらえない

こういった状況にあるのなら、遠慮せずに退職代行を使うべきです。

退職代行はどんな人たちが利用しているのか?

退職代行を利用しているのはどんな人なのか?

「退職代行」という言葉を聞いたときに、

若い人しか使っていないサービスなのでは?

こんなふうに思っている方が多いのかもしれませんね。

じつは筆者も、以前はそう思っていました。

ところが、退職代行サービスの運営者による実際のデータを見てみると、

退職代行は、年齢や会社規模を問わず、幅広く利用されている

ということが明らかになっています。

ここでは、退職代行を運営する事業者が公開しているデータにもとづいて、退職代行のリアルを確認してみましょう。

47.4%の人が、辞める際に退職代行の利用を検討している

日本労働調査組合が、全国20~49歳の会社員533名に実施したアンケート調査によると、

いまの会社を辞めるときに、退職代行を利用するかもしれない…

このように考えている人は、全体の47.4%を占めています。

日本労働調査組合のアンケート調査2-1
出典:退職代行サービスに関するアンケート調査|日本労働調査組合

年代別の回答で見てみると、40代でも34.8%の人が退職代行の利用を検討しているのです。

日本労働調査組合のアンケート調査2-2
出典:退職代行サービスに関するアンケート調査|日本労働調査組合

退職代行というサービスは、もはや若者だけのものではありません。

働く人たちのなかで、幅広く利用が検討されている

ということが、データから読み取れるのです。

性別や年齢問わず、幅広く利用されている

弁護士による退職代行サービスを運営する小澤弁護士の著書によると、利用者の性別と年齢の分布は以下のとおりです。

退職代行 利用者の性別(小澤弁護士著書より)
出典:退職代行「辞める」を許さない職場の真実
退職代行 利用者の年代(小澤弁護士著書より)
出典:退職代行「辞める」を許さない職場の真実

弁護士が提供するサービスということで、料金が高額ということもあるかもしれませんが、30代以上の利用者が全体の6割近くを占めています。

中小企業から大企業まで、まんべんなく利用されている

利用者が退職を希望している会社の規模については、以下のようなデータとなっています。

退職代行 退職を希望する会社の従業員数(小澤弁護士著書より)
出典:退職代行「辞める」を許さない職場の真実

中小企業から大企業まで、会社規模に関係なく、

退職時にトラブルに遭遇する人が存在している

ということがいえるでしょう。

3年以上勤めた人の利用が全体の34%

利用者の雇用形態と勤続年数については、以下のようなデータとなっています。

退職代行 利用者の雇用形態(小澤弁護士著書より)
出典:退職代行「辞める」を許さない職場の真実
退職代行 利用者の勤続年数(小澤弁護士著書より)
出典:退職代行「辞める」を許さない職場の真実

大半は正社員として働く人ですが、退職代行を利用しているのは、入社して間もない人ばかりではありません。

勤め出してから3年超が経過している人が、全体の34%を占めています

会社のなかで戦力として活躍している人たちでも、会社側の過度なプレッシャーや強引な引き留めなどを理由に、退職代行を利用している現状があるのです。

利用者の職種は?

退職代行を利用した人の職種をみると、当サイトで実施しているアンケート回答者のなかでは、以下のような割合でした。

退職代行利用者の職種(アンケート回答者)
出典:利用者アンケート

営業や販売、事務などの一般的な職種はもちろん、

幅広い職種で退職代行が利用されている

ということをうかがい知ることができます。

管理職などの責任あるポジションに就いている人でも、退職代行を普通に利用しているのです。

実際に、管理職で退職代行を利用した人がその後どうなったのか、以下で体験談をご紹介しています。

詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

退職代行を利用する人たちが抱えている問題とは

退職代行に申し込む人たちが抱えている問題とは?

正社員が退職することに対しては、

  • いつでも退職の申し出をすることができる
  • 申し出から2週間後に辞められる
  • 辞めることに会社の承諾は必要ない

ということが民法で定められています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。

この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

出典:民法第627条

雇用者側には、労働基準法で「30日前の解雇予告」もしくは「30日分の賃金支払い」を義務付けていますが、労働者側にとくに制限はありません。

つまり、正社員は退職を申し出れば、2週間後には会社を辞められるはずなのです。

しかし現実には、会社側とのさまざまな問題により、

退職代行を利用せざるを得ない人たちがいる

というのも事実。

どのような問題を抱えて、サービス利用に至っているのか、実例を交えながらご紹介します。

退職代行を利用した理由は?

退職代行を利用した理由については、当サイトで実施しているアンケート回答者のなかでは、以下のような割合となっています。

退職代行を利用した理由(アンケート回答者全体)
出典:利用者アンケート

退職代行を使った理由からみても、大半の利用者が、

会社や職場環境の問題に起因して、退職代行を利用している

といっても過言ではありません。

退職願を受け取ってもらえない、うやむやにされる

こちらが退職の意思を伝えても、退職願を書いて提出したとしても、

わかった、わかった。でも今は忙しいから…

こんなふうにはぐらかされて、退職手続きが前に進まないケースです。

本来、従業員が退職を申し出れば、会社はそれを拒むことはできません

明確に拒否すると問題になることがわかっているので、うやむやにしてごまかそうとしているのです。

こちら側の人の良さや、責任感に付け込んだ引き止め策ともいえるでしょう。

引き継ぎなどの協力は、できる範囲でするべきです。

しかし、こちらの都合に耳を貸さずに、ひたすら引き延ばしをしてくるような会社であれば、代理を立てて退職手続きを進めることを検討しましょう。

退職代行を使った人たちの事例
  • 辞めるつもりで退職願を出したのですが、なかなか受理されず半年。快く送り出してくれる雰囲気もなかったので個人の力ではどうしようもない、辞めさせてもらえないと感じ退職代行にお願いしました。(埼玉県在住 40歳 男性)
  • 地元に帰ろうと思って、会社の規定にある3ヶ月前に退職願を副所長に出しました。退職願に書いていた日付が近づいてきたのにも関わらず、引継ぎ開始をしてくれなかった。社長はあなたの退職について聞いていないと言い出して、「あなたのスキルじゃ他では働けない」と侮辱やパワハラ発言を受けて、もう次の日から出勤しないと決めて退職代行さんにお願いしました。(東京都在住 30歳 女性 介護職)
  • 会社の将来性に不安を感じたのと、もっと成長できる職場に行きたいと思って退職しようと思いました。会社の偉い方たちに無理やり引き止められ、なかなか1人で辞めるのが困難だったから。(埼玉県在住 38歳 男性 製造業)

社長や上司のパワハラ、職場での嫌がらせ

常日頃からパワハラを受けている場合はもちろん、退職を申し出たことで、

会社で嫌がらせや暴言を受けるようになってしまった…

このようなケースも存在しています。

こういった行為をしてくる相手には、こちらがいくら誠意をもって対応しても、前に進むことはありません。

法的根拠にもとづいて、代理を立てて粛々と退職手続きを進めるほうが得策でしょう。

退職代行を使った人たちの事例
  • 直属の上司からの言葉のパワハラを受けており、精神的にも身体的にも「このままでは死んでしまう」と思い、耐えれなくなってしまったので、退職しようと考えました。いちど上司に退職することを伝えたのですが、「他の会社では勤まらない」などと罵られ、退職届を破られてしまいました。なので、同じことをしても一緒の結果になると思い、退職代行サービスを利用してみようと思いました。(大阪府在住 36歳 男性 営業職)
  • 職場の人間関係が悪く、特に上司からのパワハラに精神的に参ってしまい、自分から退職を言い出すことができなくなったためです。辞めなければ精神的に追い詰められてしまうと思いつつ、なかなか退職できずにいましたが、退職代行ならすべて任せられるのでお願いすることにしました。(千葉県在住 40歳 女性 販売職)
  • 上司のパワハラがすごく、これ以上勤めていると自分の身が持たないと感じました。上司が怖く圧力があったため、辞めるということを伝えるのが怖かった。(東京都在住 22歳 男性 医療職)

無茶な要求や損害賠償請求などの脅し

退職の申し出をすると、

辞めるなら代わりの人材を見つけてこい!

おまえがミスした○○で、会社がどれだけ迷惑したと思ってるんだ?

上記のように、無理難題を押し付けたり、損害賠償や懲戒解雇の可能性をちらつかせて、退職を撤回させようと脅してくるケースもあります。

もはや会社の都合のことしか考えておらず、あなたのキャリアや人生のことなんて、どうでもいいと言っているようなものです。

相手のペースに巻き込まれる前に、代理を立てて退職手続きを進めましょう。

弁護士による退職代行サービスを運営する小澤弁護士の著書によると、実際に損害賠償請求を会社側が起こしてくるケースもあるようです。

  • 労働者の退職の自由は、法で認められている
  • 従業員のミスを理由に、会社が損害賠償請求することは難しい

上記のような理由から、会社側の一方的な要求が認められる可能性は低いのですが、会社とのトラブルが予見される場合は、適切な対応を取れるように、退職代行は弁護士へ依頼しましょう。

退職代行を使った人たちの事例
  • 給与や福利厚生などの待遇や、仕事内容に不満があり転職先も決まったため、退職を上司に申し出たが、再三の強い引き止めがあり、半ば脅しのような形で退職を認めてもらえなかった。(埼玉県在住 34歳 男性 管理職)
  • 勤務時間が長く、予算達成しないとつめられるなど精神的にも辛く、体調を壊し退職しようと思いました。会社を辞めたいと話したとき、「後任が見つかるまでは来てもらわないと困る」と言われて、辞めさせてもらえなかった。(千葉県在住 34歳 女性 営業職)
  • 退職代行を利用後、損失が出たので訴えるとか言われたが、それっきりで無事終わりました。(大阪府在住 50歳 男性)

メンタル不全のため、自分で対応できない

過酷な長時間労働や上司からのパワハラなどで、

心身に不調をきたしているので退職したい…

という方もいるでしょう。

メンタルが不調なときに、上司に退職の意思を表明したり、会社と退職手続きを進めることは容易ではありません。

しかも、退職後しばらくは療養するという場合には、退職手続きと並行して、

  • 医療機関の受診
  • 傷病手当金の申請手続き

こういったことも在職中におこなう必要があります。

代理人を立てて、会社との退職交渉をスムーズに進めることで、精神的な負担をなくして、これから先のことだけをじっくり考えることができるはずです。

退職後の療養に活用できる社会保険給付金とは?

有給休暇・残業代・退職金・パワハラ慰謝料などを請求したい

会社を辞めるにあたっては、

  • たまっている有給休暇をまとめて取得したい
  • 未払いの給与や立替金、残業代を請求したい
  • きちんと退職金をもらいたい
  • パワハラの慰謝料を請求したい

上記のようなトラブルが絶えません。

こういった要求を会社から勝ち取るためには、

弁護士や労働組合の力を借りて、法的根拠にもとづいて交渉を進める

というのが最善策です。

おすすめの退職代行3選
  • コスパで選ぶなら
    労働組合が運営。24時間365日いつでも相談OK。即日の退職連絡も可能。24,000円(追加料金なし)
  • 会社と交渉したい
    労働組合が運営。会社との交渉ごとも追加費用なしで対応してもらえる。24,800円(追加料金なし)
  • 弁護士に任せたい
    弁護士法人が運営。弁護士退職代行の老舗。会社との交渉や請求、万一の訴訟対応もOK。55,000円~

体験談からみる、退職代行を利用した人たちの感想は?

実際に退職代行を利用した人たちが、どのような感想を持っているのかも気になりますよね。

ここでは、当サイトで実施しているアンケートの回答データに基づいて、退職代行サービスの感想や実情についてご紹介します。

【アンケート概要】

  • 対象者:退職代行を過去3年以内に利用したことのある人(20~50代)
  • 調査方法:クラウドソーシングサイトでのネットリサーチ
  • 調査人数:239人(男性143人 / 女性96人)

利用サービスの割合と満足度は?

利用した退職代行サービスについて、アンケートの回答をまとめると、以下のような割合となっています。

利用した退職代行サービス(アンケート回答者全体)
出典:利用者アンケート

なお、おもな退職代行サービスにおける、アンケート回答者の利用満足度は以下のとおりです。

◆退職代行サービスの利用満足度(平均値)

サービス名満足度(5つ星評価)
4.40
4.36
4.35
4.46
4.50
4.50
4.63

アンケート回答から見える、利用者の傾向としては、

  • 若い世代では、コスト重視で民間企業や労働組合の退職代行を利用する人が多い
  • 年代が上がるほど、コストよりも交渉力を重視して、弁護士の退職代行を利用する人が増える

ということが挙げられます。

利用者の口コミ評価をもとに厳選した「おすすめの退職代行」については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

退職完了までの日数は?

退職代行を利用した結果、退職完了までにかかった日数については、以下のとおりです。

退職代行を利用して退職完了するまでの日数(アンケート回答者全体)
出典:利用者アンケート

全体の約20%の人が、1日以内で退職手続きを完了していますので、

代行業者

即日退職も可能です!

という触れこみは、ウソではないことを証明しています。

利用者の年代が上がっていくほど、退職までにある程度の日数を要する印象ですが、

有給休暇の消化や引き継ぎに時間を要している

上記のような実情があるからでしょう。

ただ、いずれの利用者も退職代行を利用したことで、

会社側との手続きが進んで、退職できている

という事実は間違いありません。

実際に、全体の半数以上の人は、退職代行に申し込んでから1週間以内に退職を完了しています。

退職代行を利用して良かった点

退職代行を利用して良かった点として、

  • 夜中でも相談に乗ってもらえた
  • すぐに辞められた
  • 会社に行かなくてよくなった
  • 煩わしい手続きをすべて代行してもらえた
  • LINEやメールだけのやりとりで済んだ

上記のような点が挙げられています。

退職手続きでのトラブルは、いち個人ではそう何度も経験することではありません。

ですから、退職手続きのプロに相談に乗ってもらえるだけでも、気持ち的に大きく違います。

ほとんどのサービスでは、初回相談を無料としていますので、まずは気軽に相談してみましょう。

退職代行の良かった点(利用者の声)
  • 夜中に電話しても応対してくれたことがよかったです。明日はどんな目に遭わされるか心配でしょうがなかったため、非常に助かりました。(宮崎県在住 39歳 男性 小売業)
  • こちらから連絡したのが夜中の3時過ぎだったと思うが、それでもスピーディーに対応してくれて、当日に退職することができた。(神奈川県在住 44歳 男性 技術職)
  • ほんとに辞められるのか不安だったけど、わかりやすく優しい説明で安心感があったことと、迅速な対応で即日退職できたこと。(新潟県在住 21歳 女性 サービス業)
  • スタッフが会社に退職を伝えてくれた日から「会社に行かなくてよくなった」ことです。会社側に有給休暇の交渉をしてくれ、有給休暇を利用することで会社に1日も行かずして、会社を退職することができたのはとても良かったです。(大阪府在住 36歳 男性 営業職)
  • その日の勤務開始時刻が迫っていたのにも関わらず、あさイチで代金支払い後、すぐに対応してもらえたおかげで、その日から勤務せずに退職へと進められました。その後、会社から追求の連絡はありませんでしたのでその点は満足です。(神奈川県在住 22歳 女性 飲食業)
  • いったん手続きを依頼したあとは、会社との連絡をとる必要がなくなりました。全ての煩雑な作業を代行してくれるので、精神的な負担が軽減されました。(愛知県在住 45歳 男性)
  • LINEでやりとりができ、またすぐに返信をもらえて、その後の相談でも待たされることはほとんどなかった。対応してくれたスタッフの方は親身になって相談に乗ってくれたし、会社連絡後の状況報告も素早く的確でとても頼りになった。(大阪府在住 25歳 男性 エンジニア職)
  • 問い合わせした際に、自分の現在の状況を的確に把握してくれたことや、不安に思っていることを丁寧に聞いてくれたので、安心して利用することができました。(大阪府在住 30歳 男性 製造業)

退職代行を利用して残念だったこと

利用して残念だった点は、「とくになし」というのが最も多い意見ですが、強いて挙げるならという前提で、

  • 金額が高いと感じた
  • 担当者の対応がイマイチだった
  • 「会社との交渉はできない」といわれた(民間の代行に依頼したため)
  • 会社側が交渉に応じてくれなかった

上記のような声が見受けられます。

ただ、こういった問題点は、退職代行選びのポイントを押さえることで回避できます。

正式依頼する前に、無料相談でしっかり見定めましょう。

退職代行のトラブル事例や業者選びのポイントはこちら

退職代行で残念だったこと(利用者の声)
  • 特に不満はないが、料金は約3万円と安くはなかった。手間を考えれば妥当かもしれないが…(京都府在住 31歳 男性 検査業)
  • やはり当たり前だけど、料金が働き始めの私には少し厳しいかなと思った。(新潟県在住 21歳 女性 サービス業)
  • 途中の報告が遅い時があり、何度かヤキモキしたことはあります。(千葉県在住 39歳 男性 営業職)
  • 残念なのは慎重すぎる担当だったのと、多忙だったのかやや応答が遅いように感じた。(大阪府在住 50歳 男性)
  • 「会社との交渉は出来ない」と言われたことです。自分は特に無かったので問題なかったですが、もし交渉したい内容があるなら、民間の代行業者はお勧めできません。(広島県在住 35歳 男性 営業職)
  • 結果的にうまくいきましたが、電話で「必ずしも思うようにいくとは限らない」と言われたため、緊張の日々を過ごしました。(宮城県在住 23歳 女性 飲食業)
  • 最終的には有給休暇を取らせてもらえなかった。法律を守らない会社があるので、アフターケアをして欲しかったです。(奈良県在住 39歳 女性 設計士)
  • 退職代行からの要求を会社が当初は一切聞かなかったので、私の携帯にものすごい量の着信がかかってきましたが、最終的には一度も直接対応せずに、離職手続きを済ませてもらえたのでとても助かりました。(東京都在住 26歳 女性 営業職)
  • 気まずい辞め方をしたので、前の会社の人と連絡が取れなくて悲しい部分はあります。(千葉県在住 34歳 女性 営業職)
  • 残念な点は、世に退職代行の事が広まっていない事です。もっと有名ならもっと早く使っていたのですが。(愛知県在住 46歳 男性 販売職)

これから利用する人へ伝えたいこと

ここでは、実際に退職代行を利用した人たちから、これから利用を検討している方へのメッセージをまとめています。

ぜひ参考にしてください。

これから利用する人に伝えたいこと
  • 退職代行を使用することについて否定的な意見もありますが、すべて自分の人生です。否定的な意見を言う人は、言うだけ言って何も責任を取ってくれません。そんな意見には耳を貸さず、自分の人生を前向きなものにするためにぜひ利用してみてください。(神奈川県在住 44歳 男性 技術職)
  • 退職代行を利用するのを躊躇する必要はありません。退職は労働者の権利なので、どのような手段であっても認められるべきです。会社は代わりがありますが、自分の体や人生は一つしかありません。無理せず、退職代行をうまく活用してください。(埼玉県在住 34歳 男性 管理職)
  • 思い切って誰かにお願いすることも大切だと思いました。言い難いことも交渉してくれるので頼りになります。(愛知県在住 28歳 女性 看護師)
  • 自分も上司に相手にされていなかったのですが、退職代行を利用したら、あっさりと会社側も退職を認めてくれました。「お世話になった会社に顔を出すに辞めるなんて悪い」と考えずに、自分の将来のことを考えて、辞めたいなら退職代行サービスを利用しましょう。(大阪府在住 36歳 男性 営業職)
  • 代行業者の方は凄く親密に相談に乗ってくれるし、「もう少し今の会社で頑張ってみては?」なんて言わないので、退職したい・でも言いづらいと思ったら、勇気を出して踏み出してみてはいかがでしょうか。たった一回の連絡で、もしかしたら「何でこんなことで悩んでいたんだろう?」と思うくらいスッキリすると思います。(山梨県在住 43歳 男性 接客サービス業)
  • 退職を考えていても、なかなか言い出せない気の弱い方は多いと思います。私もそうでした。しかし、いちばん損をするのは自分なので、申し込む勇気だけ持って一歩を踏み出してみてください。(愛知県在住 38歳 男性 営業職)
  • 退職代行サービスの会社も色々あるので、色んなところに簡単な相談だけでもしてみると、少し心が楽になるかなと感じました。(東京都在住 24歳 女性 介護職)
  • 今ある環境が全てではないし、そのような環境に置かれていると私のように自信喪失している退職希望の方は多いと察します。私もそのようなサービスがあるとは知っていたけど、まさか自分が利用することになるとは思ってもみなかったです。けれど、まともな話し合いができない会社であれば、無断で辞めるよりも、合法的な手段を使って辞めて、決してそのような会社と同じ土俵に立たないことが、今後の自分の人生を良くできると感じています。(大阪府在住 45歳 女性 製造業)
  • 今は様々な会社が退職代行サービスを行っているので、どの会社に依頼するか、または弁護士に依頼するのか、事前にしっかり調べておいて、吟味した上で決めることが大切と思います。(埼玉県在住 33歳 男性 事務職)

まとめ:「辞めたい」を我慢する必要はない。退職代行を使えばあっさり辞められる

今回は、退職代行を運営する企業のデータや、実際に利用した人たちの体験談にもとづいて、

  • なぜ退職代行はこれほど広まったのか
  • どんな人が退職代行を利用している?
  • 退職代行に申し込む人たちが抱えている問題とは
  • 退職代行を利用した人たちの感想は?

上記について解説してきました。

会社で働くということに対しては、

正社員は退職を申し出れば、2週間後に辞められる

ということが民法で定められていますから、本来は申し出れば辞められるはずです

法によって認められている権利なのですから、何かが辞めることを阻止していたとしても、あなたが我慢したり泣き寝入りする必要はありません

もし自分だけで退職できそうにないのなら、代理を立てて状況を打破しましょう。

弁護士による退職代行サービスを運営する小澤弁護士も、著者のなかで以下のように語っています。

健康を損ねるほど働かせたり、パワハラなどで尊厳を踏みにじったり、せっかくのあなたの素敵な才能を生かせない会社からは逃げたほうがいい

もし自分一人で逃げ出すのが難しければ、弁護士などの専門家の力を借りたらいい。恥ずかしいことでも何でもありません。(中略)

プライドや世間的な評価、上司への恩義・後ろめたさと、自分の命・健康を天秤にかけたら、どちらが大切かなど火を見るより明らかです。「たかが仕事」のために、命や健康を失ってはいけません

逃げて、元気に生き続けていれば、あなたに合った他の仕事も見つかるでしょう。(中略)辞めないことより、生き続けることが大事なのです

出典:退職代行「辞める」を許さない職場の真実

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この記事を書いた人

ぽけご ぽけご セカンドゴング管理人

40代男性、兵庫県在住。ITベンチャーで月200時間残業をこなし、管理職⇒経営幹部と昇進するも、人間関係の板挟みでうつ状態になり退職。40代転職の難しさや孤独さを体験し、40代の転職を応援するWebメディア「セカンドゴング」を立ち上げる。

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