転職後の歩み方

海外転職したその後は?海外での女性の働き方を経験者が語ります

海外転職が決まったとき、多くの方は夢と希望に満ちあふれているでしょう。

  • これまでとは違う人生を歩めるかも!
  • さらに大きく成長できるかも!
  • 普通の人とは違うキャリアが積めるかも!

転職活動をするときは、一般的には仕事や生活上で、何か問題や行きづまりがあるときが多いのではないでしょうか。

海外に行くことで全ての問題がリセットされて、一気に飛躍できる気分を経験するのは、きっと筆者だけではないはずです。

しかし、夢と現実のギャップに直面しやすいことも、また海外転職の特徴といえます。

ギャップに悩んだときは、すぐに見切りをつけてしまうのではなく、発想を転換させることが大切です。

今回の記事では、40代を前に心機一転、ベトナムの現地企業に転職した筆者が、

  • 海外転職したその後に、どのようなことに悩んだのか?
  • それらの悩みをどのように解決したのか?

上記についてお話ししていきます。

海外転職した後に直面する3つの変化とは

海外転職をして外国で暮らすようになると、さまざまな変化をすぐに感じ始めることでしょう。

筆者が感じた変化をまとめると、以下の3つを軸として、いろいろな違いを感じるようになりました。

  • 環境の変化
  • 考え方の変化
  • 収入面の変化

このような変化を苦痛に感じるのではなく、「おもしろい!」と楽しむことが、海外勤務を充実させるための大前提となります。

英語が話せない人の海外での働き方

代表的な環境の変化として、まず挙げられるのが、現地の人とのコミュニケーションでしょう。

筆者の場合は以下のような方法で、完璧ではないですが解決することができました。

翻訳サイトを積極的に活用する

筆者は英語があまり話せませんが、それは現地のベトナム人も同様です。

そこでGoogle翻訳などを活用して、現地の方とコミュニケーションを取りました。

想像以上に翻訳ミスが多いのですが、、それもまた場を和ませてくれます。(笑)

翻訳ミスをできるだけ減らすためにも、主語・述語・目的語をシンプルにして、入力することがポイントです。

ボディーランゲージは必要な能力

海外で働くうえで、いちばん求められるコミュニケーションスキルは、ボディーランゲージだと筆者は思っています。

ボディーランゲージのパターンさえ作ってしまえば、なんだかんだで伝わるものなのです。

英語ができないことに悩むよりも、身体の表現能力を磨く方がはるかに近道なので、ぜひ活用してみてください。

現地の語学学校に通うこともひとつの案

語学を勉強することが好きであるのならば、現地の語学学校に通うこともひとつの案です。

しかし、現地の言語を習得することで、問題を解決しようとするときは注意点があります。

それは、「使えるレベルに達するまでに時間がかかる」ということです。

海外企業では、多くの場合は即戦力を求めているので、研修期間などは想定していません。

そのため現地の言語習得を、直接的な問題解決にはしない方がいいでしょう。

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働き出した直後は体調の変化に要注意!

海外で働き出すと、生活環境にも大きな変化が訪れます。

とくに女性は、体調を崩しやすい傾向があるため注意が必要です。

女性が海外で体調を崩しやすい理由

筆者は女性の方が体調を崩しやすいと言いましたが、それには明確な理由があります。

それは、女性は月に一回、月経がくるから

海外で病院沙汰になった人に経緯を聞くと、「月経がきっかけだった」というケースがとても多いんです。

もし海外で体調が悪くなったら、以下のような対応を取ることをおすすめします。

  1. 自分が使い慣れている日本の薬を利用する
  2. 外食は控える(日本からレトルト食品を持参する)
  3. 本格的に調子が悪くなったら会社に相談する

とくに海外転職した最初の1ヶ月くらいは、無理をしてしまいがちです。

夜は早めに寝る、不衛生な場所での食事は控えるなど、体に負担をかけない生活を心がけましょう。

精神状態の変化にも要注意

また、海外転職後に注意した方がいいのが、精神状態の変化です。

海外で働き始めると、理想と現実のギャップに直面したり、上手くいかないことが増えたりするもの。

そのため体調が悪くなると、同時に精神状態も悪化して、海外転職したことを後悔するようになったりします。

自分のコンディションを冷静に見極めることも、海外転職の直後はとくに重要となるでしょう。

海外転職後の相談相手選びは重要

海外で働き出すと、何かと考え方を変化させる必要性が生じるものです。

しかし、悩んだときの相談相手を間違えると、必要な変化のチャンスが妨げられてしまいます。

海外に転職したからこそ、適した相談相手を選ぶことが重要となるのです。

現地の日本人コミュニティーで同志を見つけよう

友人や同僚は、多くの人にとって身近な相談相手でしょう。

ただし相談するときには、ポジティブな性格の人を選ぶことが大切です。

筆者がとくにおすすめしたい相談相手が、現地の日本人コミュニティーに参加している人たち。

なぜなら、何らかの志を持って海外に来ている人と、出会える可能性が高いからです。

コミュニティーが主催するイベントには積極的に参加して、悩みを相談できる友人を作ってみましょう。

両親への相談は解決にならないことが多い

海外勤務をしている時に両親に相談すると、問題の解決にならないことが多いです。

その理由はたいていの両親(とくに母親)が、日本に帰国してもらいたいと思っているから。

そんなに大変なら帰っておいで

このようなことを言われて、余計に不安や不満がたまる人を、かなりたくさん見てきました。

もちろんご両親の性格にもよると思いますが、最初に相談する相手として、両親は避けたほうが無難です。



働き方の違いを受け入れよう

筆者がベトナムで働いてみて、強く感じたことは、

こんなにも働き方が違うものなのか…

このような思いです。

働き方の違いに適応できるかどうかで、

海外転職が成功するか、失敗に終わるかが決まる

このようにいっても過言ではありません。

国が違えば勤務体系も違うもの

筆者が働いたベトナムの場合では、週休1日の企業が多くなっています。

ただしベトナム人の場合は、6日間をダラダラ働くことが前提です。

日本人の感覚からすれば、週休1日しかないのに年収が下がりますし、しかも業務量や責任も少なくない現実があります。

このギャップを受け入れることは、並大抵のことではありません。

しかし、日本では得られない経験ができることも、これもまた現実なのです。

筆者は、単に勤務時間だけのことで判断するのではなく、

なにを失って、なにを得ているのか?

このようなことを意識して、働くようになりました。

頑張りすぎないことも大切

海外に転職した直後は慣れないことも多く、心身共にオーバーワークになりがちなもの。

しかも、筆者が働いていたベトナムの場合は週6勤務でした。

現地の人は週6勤務でも、サボりながら働くことを前提にしています。

しかし日本人の場合は、事業やスタッフの管理者として採用されていますので、現地の人と同じように、のらりくらりで働くわけにはいかないのです。

だからといって、日本で働くときと同じような感覚で働くと、途中で息切れしてしまい、体を壊してしまったり、やる気を失ってしまうことになりかねません。

そこで筆者は、以下の3つを意識して働くようにしていました。

  1. ベトナム人と同じように、お昼の仮眠時間を作る
  2. 疲れがたまったときは、仕事のペースを落とす
  3. 結果を出すことに焦りすぎない

日本でこんな姿勢で働いていたら、

やる気あるのか!

このように怒られてしまいそうな内容ですね。(笑)

しかし、ほどよく頑張るさじ加減も、海外転職を成功させるためには、不可欠なポイントといえるでしょう。

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収入面の変化は自力で解決しよう

海外転職したことで、筆者がいちばんキツかったのは収入面の変化です。

純粋な年収だけで見ると、

アルバイトか!

このように突っ込みたくなる金額になってしまいました…

ただ、ここでもやはり大事なことは、

なにを失って、なにを得られたのか?

上記のように考えることです。

「失ったもの」をカバーするために、筆者は以下のような対応をしました。

ゼロから稼ぐ意識で資産運用額を増やす

収入が減ったからといって、現地での生活費用が不足するわけではないのです。

むしろ平均的なベトナム人の生活からすると、かなり裕福な層に入ります。

確かに日本で働いていたときをベースに考えると、ワーキングプアの気分になってしまうかもしれません。

筆者はこのギャップが、自分をダメにすると強く思うようになりました。

そこでこの問題を解決するため、筆者は起業社長のように、「ゼロから稼ぐ」気持ちを作り出すことにしたのです。

資産運用にまわす金額を増やして、さらに積立式の年金保険にも加入しています。

この結果、「稼ぐ」という気持ちがより高まったので、筆者にとってはいい選択でした。

起業精神を維持するために副業をする

さらに、海外で働き出して3年目には、筆者は副業にも力を入れるようになりました。

これは生活に困っているからではなく、「稼ぐ」意識を持つための行動です。

ベトナムへ海外転職した方で、給与が減少した不満を、会社にぶつける人は少なくありません。

しかし会社の給与が減少したことに固執するよりも、収入が増える状況を作り出す方が、はるかに効率的だと思うのです。

実はこの3年目のタイミングで、会社の給与も増えたのですが、起業精神を維持するために、あえて副業も増やしました。

この発想の方向性がよいのかは、まだ筆者にもわかりませんが、そもそもベトナムは副業ありきの国なんです。

20代の若者でも会社勤めをしながら、

ネットショップを経営しています!

このような逞しさがあります。

壁にぶち当たったときに発想の転換をしてみることは、海外転職を成功させるためには、必要不可欠なことだといえるでしょう。

どのような方法であっても、自分にとって最善の解決策を自分で見つける、それが海外でうまく働くための秘訣です。

まとめ:海外転職の変化を乗り越えるためのポイント

今回は、ベトナムの現地企業で働いてきた筆者の経験にもとづいて、海外転職をしたその後の働き方や、日本とのギャップをどう解決したのかをお話ししました。

海外転職をした後は、環境・考え方・収入面の変化から、「壁」にぶち当たることは多々あると思います。

筆者がその壁を解決してきた方法をまとめると、以下の通りです。

海外転職で起きる変化を乗り越えるために
  1. 頑張りすぎないで徐々に環境の変化に慣れていこう!
  2. 「何を失って、何を得られたのか」の両方を踏まえた考え方をしよう!
  3. 収入面の変化は、自力でカバーする方法を見つければOK!

海外で働き出してぶち当たった「壁」を、不平や不満にすり替えてしまうと、せっかく掴んだ海外転職の機会が無駄になってしまいます。

海外での上手な働き方は、日本とは異なる変化を楽しみながら、自分に合った解決策を見つけていくことです。

もしもあなたが、海外転職をした後に行き詰りを感じたときは、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人
ひこすけ
40代女性、埼玉県在住。40代を前にして、大学勤務から心機一転、ベトナムの現地企業に転職。現在は、ベトナム進出にとりくむ地方自治体関係の仕事に関わっています。転職後もいろいろと模索中。いいことばかりではありません。だからこそ、40代ならではの課題とその解決方法を提案できればと思っています。