転職前の悩み

海外転職したいけど英語が話せない!語学力なしで働く秘訣を教えます

海外転職をしてみたいと思っていても、

英語が話せないので無理…

このように考えて、諦めている人が多いのではないでしょうか。

筆者は英語をよく勉強していたものの、発音がかなり悪いのか、まったく通じない人です。(笑)

しかし現在では、ベトナムの現地企業に転職して、現地のスタッフと一緒に仕事をしています。

実は海外の求人には、語学力不問であるケースも結構あるのです。

また、実際に海外転職をしたことで、語学力以上に必要なものが多いことも学びました。

今回の記事では、筆者の実体験にもとづいて、英語が話せなくても海外転職を成功させる秘訣についてお話しします。

英語が話せないなら、対日取引に強い現地企業を探そう

日本の企業や自治体との取引をメインとしている

じつは海外には、上記のような現地企業がかなりあります。

英語が十分に話せないという方の場合は、このような対日取引を中心とする会社を探すことが、海外転職を成功させるコツです。

日本に関わる事業を手掛ける会社の求人を探す

海外転職にチャレンジする際に、転職サイト転職エージェントを活用して仕事探しをしますよね。

その際に以下を基準にして探すと、英語が話せない未経験者でも、転職できる可能性が広がります。

  1. 日本の商品を取り扱っている
  2. 日本人観光客を相手にしている
  3. 日本企業・自治体の海外進出を支援している
  4. 現地の日本語教育に関わっている

筆者の場合なら、現在の勤め先は❶と❸に該当します。

もちろん、その業務に興味があって、貢献できるスキルがあることが大前提です。

もし該当するのなら、あなたがたとえ英語が話せなくても、他の能力でカバーできる可能性が高いでしょう。

日本人がオーナーの会社を選ぼう

さらに現地企業のなかでも、日本人が経営に関わっている会社を選ぶこともポイントです。

国の事情にもよりますが、外国人が起業できない国の場合は、雇われ社長が現地の人で、出資しているオーナーが日本人というケースが多くあります。

筆者は英語があまり話せませんが、オーナーが日本人だったので安心感がありました。

オーナーが日本人の方であれば、未経験者が果敢にも海外転職にチャレンジすることに、

お、がんばっているな!

このように好意的にとらえてくれるのです。

オーナー自身の経験からも、日本人の海外転職の苦労を把握していますので、手厚くとはいかなくても、サポートしてくれる確率は高くなります

チェックするべき会社選びのポイント

英語は話せないけど海外転職したいときは、業種はもちろん、会社の組織体制に注目して探してみましょう。

日本語スタッフが雇用されている

日本人を受け入れる体制がある会社は、必ずといっていいほど、現地の日本語スタッフが雇用されています

多くの場合、日本語スタッフは日本語能力試験のN3(中級)以上の合格者です。

技能実習生として日本で暮らした経験がある人も多いので、しっかりとコミュニケーションを取ることができます。

日本語スタッフを雇用している会社の場合は、海外転職希望者に安心感を与えるために、「日本語によるサポート有」と記しています。

求人をチェックする際に、そのような一文があるかどうかを確認するようにしましょう。

日本人としての資質を職務で求めている

海外の現地企業が日本人を雇用する場合は、「英語が話せる人」である以上に、日本人の資質を重視して求人を出しているケースがあります。

とくに東アジアや東南アジアの現地スタッフには、絶対というわけではありませんが、以下のような傾向があるのです。

  • 仕事の仕方がマイペースで、勤勉ではない
  • 事業に関わる物事の管理が正確ではない
  • 油断すると何かとちょろまかす

これらは現地の人が信頼できないというのではなく、あくまで国民性価値観の違いの問題です。

もちろん個人差はあるでしょうが、日本人の場合は「勤勉・正確・正直」である確率が高く、管理能力に長けていると考えられています。

つまり、こういった求人で期待されているのは、語学力ではなく管理能力正直さです。

したがって英語が話せないことは、さほど大きな問題とはならないでしょう。

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英語が話せなくても海外転職できる人の特徴

筆者は自身が海外転職することで、これまでに多くの海外転職者と出会ってきました。

その中で実感したことは、未経験者が海外転職を成功させるには、語学力以上にその人のキャラクターが重要であることです。

高い専門性があることや、英語が上手に話せることは、いちばん重要な能力であるとは限りません。

なぜか好かれやすいタイプの人

海外転職者には、いろいろな性格の人がいます。

不思議なことに、言葉がまったく通じないのに、やたらと現地の人に好かれる日本人も存在するのです。

その一方で、近くに誰も集まってこない、誰にも興味を持たれないような日本人の方もいます。

好かれる理由を具体的に説明することは難しいのですが、その人が醸し出している雰囲気なのかなと感じています。

  • 初めて会った赤ちゃんにやたらと懐かれる
  • おじいちゃん、おばあちゃんと仲良くなれる
  • いろんな動物が警戒心を持たずに近づいてくる

あくまで筆者個人の見解ですが、上記のような人は、海外転職の適性があるのかもしれません。

英語はできないけど、これなら当てはまる!

このように思ったら、自信をもって海外転職にチャレンジしてみましょう。

現地企業の人は、このあたりの重要性を感覚的に理解しているはずです。

語学力よりも体力の方が重要です

筆者は現在の勤め先で、数多くの日本人転職者やインターン生に出会いました。

そのなかで痛感したことは、海外転職で最も大事なのは「語学力よりも体力」ということです。

なお、ここでいう体力には精神力も含まれます。

海外転職先では、慣れない環境にさらされることが一般的です。

  • 食べ物が合わない
  • 水が合わない
  • 気候が合わない

上記のようなことは日常茶飯事となります。

どれだけ英語が上手であっても、体力がなければ働き続けることができません

また、体の調子が悪くなると、精神状態も悪くなるものです。

現地企業の立場からすると、英語が話せる体力がない人よりも、英語は話せなくても体力がある人の方が大歓迎されるでしょう。

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英語が話せないなら、ほかの対処法を開拓しよう

海外転職先においては、たとえ日本語のサポートがある会社へ就職したとしても、日本語ですべてのコミュニケーションが取れるわけではありません。

日本語スタッフに頼りっぱなしだと、現地で自立した生活を送ることができずに、いつのまにか「お荷物」になってしまうことも…。

言葉が通じないなりに、コミュニケーションを取る方法を開拓することは、未経験者が海外転職を成功させるうえで、必要不可欠な要素といえるでしょう。

恥ずかしがらずにボディーランゲージ!

海外転職先の現地スタッフと、コミュニケーションがうまく取れないときに、筆者はボディーランゲージを使うようにしていました。

  1. 箱を運んで欲しいときは、「箱を持ってよいしょ」という動作
  2. 掃除をして欲しいときは、「モップがけしている」動作
  3. お茶を出して欲しいときは、「急須でお茶をいれる」動作

無理につたない英語を使うと、伝わらないもどかしさから雰囲気が悪くなってしまいます。

滑稽だと思われるかな…

たとえ上記のような恥ずかしい気持ちがあったとしても、ボディーランゲージでコミュニケーションを取る方がはるかに効果的なんです。

翻訳サイトや画像検索を活用する

ちょっとしたことはボディーランゲージで伝わりますが、業務に関わる踏みこんだ意思伝達をするには限界があります。

そのようなときは、翻訳サイトを使って翻訳して伝達するようにしましょう

もちろん翻訳サイトは完璧ではありませんので、用途に応じて以下の2パターンを使い分けてください。

  1. その場で意思伝達をしたいとき:日本語→英語→現地の言語
  2. メールなどで送るとき:日本語→英語

その場で意思伝達をしたいとき

「日本語→現地の言語」という翻訳をすると、「何だ、こりゃ!?」という翻訳結果になってしまうことが多いです。

ですので、筆者は現地スタッフに意思伝達をする際には、まず「日本語→英語」に翻訳して内容をチェックして、その英語を現地の言葉に再翻訳しています。

このような2段階の翻訳にすると、誤訳が比較的少なくて現地の方にも伝わるのです。

ただこの場合は、英語は話せないまでも、簡単な英語を読める必要があります。

日本人の多くは「会話が苦手」というパターンですので、簡単な英語の翻訳文をチェックするくらいなら何とかなるはずです。

メールなどで送るとき

メールなどで送る時は、英語に翻訳して送っておけば、現地スタッフは翻訳サイトを通じて「英語→現地の言語」に翻訳して読んでくれます。

もちろん日本語で送ってもいいのですが、英語にしてあげた方が、相手もチェックしやすくなるでしょう。

まとめ:英語が話せない未経験者でも海外転職はできる

今回は筆者の実体験にもとづいて、英語が話せなくても海外転職を成功させる秘訣についてお話ししました。

海外転職=英語を使う」というイメージが定着していますが、世界には日本と関わっている現地企業がたくさんあり、英語が話せなくても転職できるチャンスはあるのです。

また、海外で働くことには、言語とは関係ないレベルでの苦労が少なくありません。

逆にいうと、「語学力があるから海外転職の適正がある」と過信することも、実はとても危険なことだといえます。

英語が話せない人が海外転職するための秘訣
  1. 日本との関りが強い現地企業の求人を見つけられるか?
  2. 言語を介さなくても人と仲良くなれる能力があるか?
  3. 海外の環境に適応できる体力と精神力があるか?

上記の3つの条件がクリアできるのなら、たとえ英語が話せない未経験者であっても、海外転職を実り豊かなものにできるでしょう。

海外転職を検討しているけれども、「英語に自信がない…」という方は、ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いた人
ひこすけ
40代女性、埼玉県在住。40代を前にして、大学勤務から心機一転、ベトナムの現地企業に転職。現在は、ベトナム進出にとりくむ地方自治体関係の仕事に関わっています。転職後もいろいろと模索中。いいことばかりではありません。だからこそ、40代ならではの課題とその解決方法を提案できればと思っています。