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仕事辞めたいけど辞めれない…退職して問題ない理由と対処法を解説

仕事を辞めたいという思いでいるのに、

  • 誰に相談したらよいのか分からない…
  • 退職を願い出たけれど、辞めさせてもらえない…
  • とにかく辞めたい。助けてほしい…

このような悩みを抱えている方も多いでしょう。

「人手不足」や「顧客との信頼関係」などを理由に、退職を認めてくれない会社が多いのも事実です。

かくいう筆者も、仕事を辞めたいけれど辞めれないという悩みから、ストレスで「うつ状態」と診断された過去があります。

メンタルが不調になってしまうと、起きているだけでもしんどいですし、回復までに長い時間がかかってしまう場合も……

結論からいうと、仕事を辞めたいという思いがあるのなら、退職しても大丈夫です

退職は労働者の権利であり、あなたが辞めても会社はまわります。

新たなキャリアを目指すためにも退職は必須ですし、収入面の不安があるなら、公的な支援制度で補えますよ。

そして何よりも、心身を壊してまで続けるべき仕事はありません

この記事では、「仕事を辞めたいけど辞めれない」という方に向けて、

  • なぜ辞めたくても辞めれないのか?
  • 辞めたい仕事は辞めても問題ない理由
  • 仕事を辞めるべき3つのタイミング
  • 仕事を辞めたいときの相談窓口は?

上記のような内容で解説しています。

筆者の体験談を交えながらわかりやすくお話ししていますので、ぜひ最後までご覧いただき、あなたの悩みを解決するヒントにしてください。

目次
この記事の執筆者
ニック

ニック

30代男性、神奈川県在住。転職を希望するも辞めさせてもらえず、うつ状態になり退職した経験あり。8回の転職を経験して、現在は学童保育で楽しく働く。「仕事で悩んでいる人を救いたい!」という思いを込めて執筆しています。

「仕事を辞めたいけど辞められない」の原因は?

仕事を辞めたいけど辞められないという場合、おもに以下のような原因が挙げられます。

筆者にも経験がありますので、実例を交えながらご紹介します。

経済的に辞められない

今の仕事は辞めたいけれど、

  • 生活するために、働かないといけない
  • 家族のために、働かなければならない

経済的な理由で、辞めたい仕事を辞められない人もいるはず。

仕事は辞めたい。けれど、稼がなきゃいけない…

多くの人が、このように感じているでしょう。

今の収入で生活に精一杯な状態でしたら、仕事を辞めたら生活できないと感じるのも無理はありません。

お金がなくなる不安や恐怖感は、ほとんどの人が感じることでしょう。

しかし、辞めたい会社に留まり続けることにもリスクがあります

いまの日本社会は人手不足ですから、仕事は探せばいくらでもある状態ですし、転職活動をすること自体にリスクはありません。

以下の記事などを参考にして、いまの仕事を一生やり続けるべきか?」を今いちど考えてみましょう。

転職できるのか不安

仕事を辞めた後に、

本当に転職できるのか不安です…

このような不安を持つ人も多いかもしれませんが、心配はありません。

転職の面接のときに、面接官が納得するつじつまの合った退職理由を伝えられれば問題ないためです。

筆者は「学童保育の採用担当者」として面接官の経験がありますが、面接をするときは必ず「離職の理由」をたずねていました。

差し支えなければ、前職を辞めた理由を教えていただけますか…?

この質問に対して、

毎日50名以上の子ども達が利用していたため、一人ひとりと丁寧に接することができなかったためです。(退職理由)

子ども達一人ひとりと丁寧に接し、子どもの心情をより深く理解したいと思い、定員35名の御社を志望しました。(志望動機)

こういった形で、退職理由と志望動機のつじつまが合っていれば、多くの面接官は納得します。

転職を成功させるためには、

  • 転職の準備
  • 応募書類の作成
  • 求人の探し方

上記のようなノウハウを得ておくことが重要です。

「セカンドゴング」という関連サイトで、転職を成功させるノウハウを数多くご提供していますので、詳しく知りたい方はぜひいちど確認してみましょう。

転職先で馴染めるのか不安

今の仕事で人間関係が良好な場合は、

転職できたとしても、転職先でなじめるのか不安です…

このように「転職してからの人間関係」に不安を感じるかもしれません。

正直なところ、職場の人間関係は入社してみないと分からないことも多いです。

人間関係がリセットされ、イチから関係性を築く必要がありますので、「なかなか馴染めないのではないか」と不安を感じるのも自然なことでしょう。

しかし、すぐに職場に馴染んで活躍できる人がいるのも事実

実は、すぐに職場に馴染める人たちには、共通点があります。

以下の記事で、実際の転職者たちから学んだ「新しい職場でなじむためのコツ」を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

上司に退職を伝えづらい

上司に退職を伝えづらい人」もいるでしょう。

じつは筆者にも、

せっかくここまで指導して育ててくれたのに、上司にはちょっと言い出しづらいなぁ…

と感じて退職を言い出せなかった経験があります。

恩を仇で返してしまう気がしたのです……

上司に「申し訳ない」と思うケース以外にも、

  • 上司との人間関係が良好でない
  • ハラスメントを受けている

上記のような場合は、退職手続きがスムーズに進まない可能性もあります。

もし退職手続きでトラブルが発生する場合は、社内の相談窓口公的な相談機関などを利用することも検討してみましょう。

相談窓口について詳しくみる

会社が退職させてくれない

  • 会社が人手不足なので辞められない
  • 繁忙期なので辞められない
  • 重要なプロジェクトを任されているので辞められない

このようなケースもあるでしょう。

筆者もこのケースを経験したことがあり、

退職の希望を上司に伝えたのに、なかなか認めてもらえない…

このような状況が続き、結局は心療内科で「うつ状態」と診断され、退職することになったのです。

メンタルを崩してしまうと、絶望的にしんどいですし、回復までに長い時間がかかってしまいます

もしあなたが、

上司や相談窓口に相談したけれど、退職できそうにないです…

と悩んでいるのなら、メンタルを崩さないためにも、退職代行サービスの利用も検討してみましょう。

退職代行サービスとは、あなたの代わりに弁護士代行業者が、会社へ退職の意思を伝えてくれるサービスです。

出社なしで退職できますので、あなたが直接上司に退職を伝える必要はなく、精神的な負担を減らせます

退職代行についてさらに詳しくみる

辞めたい仕事は辞めて問題ない5つの理由

辞められない原因があったとしても、あなたが辞めたいと思うのなら、退職しても問題ありません。

本当に仕事を辞めても大丈夫なのかな…

と不安になる方もいるかもしれませんが、大丈夫です。

ここでは、「仕事を辞めても問題ない理由」を解説します。

中身について、詳しく確認していきましょう。

そもそも、退職は労働者の権利です。

本来、民法上では、

正社員は退職を申し出れば、2週間後に辞められる

ということが定められています。

民法第627条
1.当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

出典:Wikibooks

ですから、

辞めたいのに辞めさせてもらえない…

このような対応を取る会社は、そもそも違法なのです。

一人が辞めても会社はまわるから

人手不足や、繁忙期などを理由に

上司

いま君に辞められたら、困るんだ!

このように言われることは多いです。

しかし、安心してください。一人が辞めても会社はまわります

筆者が社会人2年目のとき、所属していた部の部長が、突然亡くなってしまったことがあります。

急なことだったので、驚きと悲しみ、そして、

あの部長が突然亡くなってしまって、この部署は大丈夫なのだろうか…

と、感じました。

仕事ができて、お客様や部下、役員からの信頼も厚い。そんな方が突然亡くなったのです。

部長のお葬式では、悲しみのあまり嗚咽をあげて泣く社員がいるほどでしたが、それでも無情なほどに、仕事はまわっていきました。

会社の幹部と称されていた人物が、ある日突然いなくなってしまっても、後々の仕事はまわるものなのです。

あなたが辞めても会社はまわりますので、心配する必要はありません。

新たなキャリアを目指せるから

いまの会社では経験できない仕事をするために、転職を検討している人もいるでしょう。

  • 年収をアップさせたい
  • 技術レベルの高い企業でスキルアップしたい
  • 異業種へチャレンジしたい

新たなキャリアを目指し活躍したい人なら、転職は必須です。

今の仕事を続けながら、新たなキャリアに挑戦する道もありますが、

本腰を入れるのであれば転職一択

なぜなら、仕事を続けながらでは、新たなキャリアの経験が溜まりにくいからです。

例えば、「システムエンジニア」から「保育士」になりたいと思った人がいたとしましょう。

子どもが好きだし、保育士になろう

仕事を続けながら目指すなら、「1日8時間働いたあとに、保育の勉強をする」。このくらいが限界です。

一方で、保育士に転職した場合は、勤務時間がそのままキャリアを磨く時間になります

  • 子ども達の保育
  • 保護者対応
  • 行事の企画、運営

現場でしか経験できないことは、たくさんあります。

これは他の多くの職種にも当てはまること。

そのため、新たなキャリアを目指す人には転職が必要であり、それに伴い退職も必須なのです。

心を傷つけてまでするべき仕事はないから

筆者がもっとも伝えたい理由は、「心を傷つけてまでするべき仕事はない」ということです。

体や心からSOSを感じている人は、ご注意ください。

  • SOSを無視する
  • 気づかないふりをする
  • 我慢し続ける

このようなことを続けてしまうと、体や心の調子を崩してしまいます。

  • 原因不明の微熱が続いたり
  • 頭痛や動悸が止まらなくなったり
  • 突然、朝起き上がれなくなったり

これらは筆者が経験したことです。

とてもしんどいので、他の誰にも経験してほしくありません…

筆者は無理をして働き続けてしまいましたが、心を傷つけてまですべき仕事など、この世にひとつもないはずです。

いざとなれば、失業保険などの支援制度があるから

会社を辞めることを考えると、

退職後のお金をどうすればいいのか…

と不安になってしまう人もいるでしょう。

しかし、国が用意している公的制度を使えば、この問題はクリアになります。

以下の2つの給付金制度を活用すれば、お金の不安は解消可能です

2つの公的な給付金
  1. 傷病手当金
    健康保険制度の給付金。病気やケガで働けないときに、給与の2/3程度の金額が最長18ヶ月支給される
  2. 失業保険
    正式名称は「雇用保険の基本手当」。 給与の50~80%の金額が3~10ヶ月支給される

傷病手当金は、医師による心身不調の診断が必要ですが、失業保険は要件を満たせば誰でも受給できます

つまり最低でも3ヶ月は、今もらっている給料の50~80%が受け取れるということです。

また、心身が不調で本当は退職してしばらく療養したいのに、

生活ができないから、仕事を続けるしかない…

このような思いで、我慢して無理をする必要はありません。

傷病手当金と失業保険を組み合わせれば、最大28ヶ月も給付金が受給できますので、

お金の心配をすることなく、しっかり療養してから次のことを考える

という期間を確保することができます。

心身が不調なのであれば、給付金をもらいながらゆっくり療養しましょう。

今後のことを考える時間は、体調がよくなってからでも確保できます。

ただし、公的な手続きなので、

申請手続きが少し煩わしい

という面があります。

もし手続きに不安があるのなら、社会保険給付金の申請サポートの利用がおすすめです。

仕事を辞めるべき3つのタイミング【実例あり】

辞めたい仕事は辞めても問題ないとはいえ、辞めるべきベストなタイミングが存在します

筆者が推奨する「仕事を辞めるべきタイミング」は、以下の3つです。

筆者の実体験を交えながら、仕事を辞めるかどうかの判断基準をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

やりたい仕事が別にあるとき

いまの会社で「やりたい仕事ができないとき」は、仕事を辞める良いタイミングでしょう。

ここでは、筆者の実体験を赤裸々にお話しします

新卒でシステムエンジニアになる

筆者は、新卒でシステムエンジニアになりました。

しかし、仕事になれてきた2年目くらいから

大学のころにアルバイトをしていた「学童保育」で働きたいなぁ…

こう感じるようになりました。

学童保育で働きたいけれど、2年以上決断できず

そんな悶々とした思いをくすぶらせながら、システムエンジニアを続けましたが…

やっぱり学童保育で働きたい…!

と、決断。決断まで2年以上かかってしまいました。

2年間も決断できなかった理由は「給料が低いから」です。

システムエンジニアから、学童保育に転職すると、年収は半分

結婚もしたいし、子どもも育てたかったので、なかなか決断できなかったのです……

転職を決断できた理由は「人生の逆算」

ではどうして、転職を決断できたのか…?

それは、人生を逆算したときに

転職しないとゾッとする

と感じたためです。

システムエンジニアは充分な年収でしたが、朝出勤して終電で帰るのが当たり前。ときには2日連続の徹夜などもあり、夜間や休日に呼び出されることもありました。

日曜日の夕方には、「あぁ…明日仕事かぁ…」と憂うつな気分に……

そして、このように思ったのです。

起きている時間の中で、1番長いのが「仕事の時間」…
ならば、「仕事が苦痛 ≒ 人生が苦痛」なのでは…?

今の仕事を続けていたら、人生を終えるときに後悔しないだろうか…?

このような自問自答を繰り返した結果…

筆者

よし…会社を辞めよう…!

人生を逆算する」ことで、退職を決断することができたのです。

社会人4年目のエピソードでした。

今の会社ではできない「やりたい仕事がある人」は、退職の検討がオススメ

健康に影響が出ているとき

「仕事を辞めるときの判断基準」の2つ目は「健康に影響が出ているとき」です。

こちらも筆者の実体験をご紹介します。

会社を辞めるときの提案

転職を決意し上司に伝えた筆者。しかし、なかなか辞めさせてもらえませんでした。

筆者から会社への提案は、以下のとおりです。

筆者→会社への提案
  • 退職して、学童保育の指導員を目指したい
  • 今の仕事は、6ヶ月で引き継ぎをする

会社にも迷惑はかけたくないし、一緒に仕事をしてきた先輩や後輩、お客様や、協力会社にも迷惑をかけたくない。

このような思いで、6ヶ月の引き継ぎ期間を提案しました。

なかなか仕事を辞めれない

しかし、なかなか辞めさせてもらえません

人を代えて、何度も何度も面談が繰り返されたのです……

退職の面談は次のような流れでした。

先輩 ⇒ 主任 ⇒ 課長① ⇒ 部長① ⇒ 課長② ⇒ 部長② ⇒ 本部長 ⇒ 役員 ⇒ 社長

親身になってアドバイスをくれたのは、いつも一緒に仕事をしている先輩と、課長①だけです。

他の方々はというと、

課長②

仕事なんて、家族のために我慢してやるものじゃないか

部長

今のプロジェクトから君がいなくなったら、残されたメンバーが大変だぞ

役員

引き継ぐっていうけど、他社との関係性は引き継げないんだよ

このように言われてしまい、なかなか辞めさせてくれませんでした。

社長と3回面談し、心が折れる

社長とは3回も面談をしたのですが、

社長

お前、逃げてるだけじゃないのか…?

このように、言われてしまいました。

10年以上たった今でも、強烈に覚えています。

振り返れば、会社に残るほうが自分の人生に責任を取らず、流され、逃げていると分かります。

しかし、このときは

もしかして僕は、逃げているだけなのかなぁ…

と、大きなショックを受け、思い悩むことに……

すでにこのとき、原因不明の微熱が何ヶ月も続いている状態でしたが、3回目の社長面談の翌日から、朝起き上がることができず、会社に行けなくなってしまいました。

メンタルを崩すと情緒や体調に波が出る

社長との面談の後から、しばらくは寝たきりで何もできなくなってしまいました。

  • もちろん会社には行けない
  • ベッドの上に寝ているだけで精一杯
  • 何とか気分を変えたいと思って、漫画に手を伸ばしても、1ページも読み進められない…

このような状態になりました。

体調にも波があり、

  • 動けなかったり、動けたり
  • 回復してきたと思ったら、また動けなくなったり
  • 回復を期待した分、動けなくなると、また落ち込んだり

このような毎日が続きました。

自分がダメになってしまった」ように感じ、絶望的にしんどかったです。

柔らかい心が、キューキューと締め付けられるような感覚でした。

心療内科で「うつ状態」と診断される

これは、いよいよおかしいぞ…

そう思い、心療内科を受診しました。

診断の結果は、

「うつ状態」ですね…

……

この結果を会社に伝えると、退職が認められました。

こんなに心がボロボロになるまで頑張るべき仕事など、この世にひとつもあってはいけないはずです。

健康に影響が出ているときは、退職を検討してください。

より良い条件の会社があるとき

仕事を辞めるときの判断基準の3つ目は「より良い条件の会社があるとき」です。

同じ仕事内容でも、年収が大きく変わることもあります。

こちらも筆者の事例を通して、お伝えします。

今回は成功事例です。

システムエンジニアを辞めた後、放課後子ども教室で1年間アルバイトをしました。

その後、学童保育の指導員に採用され喜んでいたのですが、大きな問題が……

その問題とは、

月給が15万円しかない

ということ。

月給15万円では、ひとり暮らしがやっとです。

結婚を機に、となり街の「学童保育」に転職することを決意します。

転職した結果……

同じ仕事内容なのに、

  • 月給が7万円アップ
  • 年収は100万円アップ

今では、妻・息子(5歳)との3人家族。つつましくも幸せな毎日です。

もっと「収入が必要だけど今の職種が好きな人」や「より良い条件の会社があるとき」は、仕事を辞める良いタイミングです。

「より良い条件の会社があるとき」は、退職を検討するタイミング

仕事を辞めたいときの相談窓口は?

仕事を辞めたいときは、以下の窓口に相談して、悩みを解決することになります。

通常は直属の上司に相談する形になりますが、あなたの状況に照らし合わせて、最適な窓口を利用してみましょう。

1.信頼のおける上司

まずは信頼できる上司に相談しましょう。

直属の上司に相談できれば理想的です。

あなたのことをよく理解してくれる上司に相談できれば、精神的にも頼もしいはず。

仕事内容のリアルな内情や、社内の人間関係にも精通しているので、相談したら解決できるケースもあります。

しかし、信頼できる上司がいなかったり、そもそも「直属の上司に退職拒否された」というケースもあるはずです。

その場合は、他の窓口への相談を検討してください。

2.社内の相談窓口

上司に相談しても辞めさせてもらえない場合は、社内の相談窓口に相談してみましょう。

社内にハラスメントの相談窓口がある場合、退職を拒否するという行為も不当な嫌がらせにあたるので、相談に乗ってもらえるはずです。

相談窓口の存在を知らない人も多いと思いますが、2020年の時点で78.6%の会社に相談窓口が設置されています。

相談窓口の設置状況としては、「社内のみに設置している」が 63.8%、「社内と社外の両方に設置している」が 33.3%、「社外のみに設置している」が 2.9%であった。従業員規模が大きいほど、「社内のみに設置している」の割合が低くなり、「社内と社外の両方に設置している」の割合が高かった。

出典:職場のハラスメントに関する実態調査(令和2年度)|厚生労働省

法律により、一定規模以上の会社では設置が義務づけられているので、あなたの会社に窓口があるか確認してみましょう。

ただし、相談窓口に解決能力を持たせることは稀なので、

相談して話は聞いてもらえたけれど、解決には至らなかった…

というケースも多いです。

もし解決に至らなかった場合は、社外の相談窓口を頼るしかありません。

3.労働組合

労働組合とは、労働者が団結して、賃金や労働時間などの労働条件の改善を図るためにつくる団体のことです。

労働組合は「労働者が主体となって自主的に労働条件の維持・改善や経済的地位の向上を目的として組織する団体」、すなわち、労働者が団結して、賃金や労働時間などの労働条件の改善を図るためにつくる団体です。

日本国憲法第28条では、
   1. 労働者が労働組合を結成する権利(団結権)
   2. 労働者が使用者(会社)と団体交渉する権利(団体交渉権)
   3. 労働者が要求実現のために団体で行動する権利(団体行動権(争議権))
の労働三権を保障しています。

出典:厚生労働省ホームページ

労働組合は、会社と団体交渉する権利(団体交渉権)を持っており、会社は正当な理由なく交渉を断ることはできません

労働組合のおもな目的は、賃金や労働時間などの改善を図るためですが、退職の相談にも乗ってくれるのでいちど相談してみましょう。

会社に労働組合がない場合はどうする?

会社に労働組合がない場合や、あってもほとんど機能していない場合は困りますよね。

また非正規雇用の社員で、

勤め先の労働組合には加入できないんだけど…

上記のような方もいるかもしれません。

こういった場合には、1人でも加入できる「ユニオン」に加入するという方法があります。

コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク

ユニオンとは、一定の地域・産業・管理職やパートといった職域で、企業の枠を超えた加入者で作られる労働組合のことです。

ユニオンの組合員が一人しかいない職場の場合でも、その会社に対して団体交渉を申し入れることができます。

4.労働局の総合労働相談コーナー

公的な相談機関としておすすめなのは、国の機関である労働局の総合労働相談コーナーです。

各都道府県の労働局や労働基準監督署内など、全国の380ヶ所に設置されています。

総合労働相談コーナーでは、解雇、労働条件、募集・採用、いじめ・嫌がらせ、セクシュアルハラスメント等を含めた労働問題に関するあらゆる分野の相談を、専門の相談員が電話あるいは面談でお受けします。

出典:厚生労働省東京労働局

総合労働相談コーナーでは「労働に関するあらゆる分野の相談」を電話などで受けてくれます。

相談した後に、

  • 会社に連絡を入れて調査
  • 改善の勧告

このような対処をしてくれた結果、会社の態度が改まるケースも……

仕事を辞めさせないのは違法ですので、調査してくれます

「仕事を辞めさせてもらえない」という人は、いちど総合労働相談コーナーに相談してみましょう。

円満退社が難しそうなときは「退職代行」もあり

基本的には、責任をもって退職の手続きを進めるべきですが、

  • 相談しても拒否されて退職できない
  • 自分で動くのが難しい
  • 労力をかけずにすぐ辞めたい

上記のようなケースであれば、退職代行サービスを利用するのもひとつの方法です。

退職代行を利用するメリットとは?

退職代行とは、労働者本人の代わりに弁護士や代行業者が、会社へ退職の意思を伝えるサービスのこと。

退職代行を利用することで、

  • 精神的な負担を減らせる
  • 即日退職できる
  • 正当な権利を行使できる

上記のようなメリットがあります。

精神的な負担を減らせる

自力で退職を進める場合には、

  • 上司や同僚への報告
  • 業務の引き継ぎ

など、さまざまな手続きが必要です。

退職理由に関して、周りからの理解が得られそうにない場合は、

  • 強い引き留めにあう
  • 嫌がらせを受ける

このようなリスクもあるでしょう。

しかし、退職代行を利用すれば、労働者本人は会社と直接やりとりをする必要がありません

代行業者が手続きを淡々と進めるだけになるので、精神的な負担を大幅に軽減できるでしょう。

即日退職できる

即日退職できるのも、退職代行を利用するメリットの一つです。

本来、民法上では、

正社員は退職を申し出れば、2週間後に辞められる

ということが定められています。

民法第627条
1.当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

出典:Wikibooks

しかし、実際には、

繁忙期は避けてほしい

後任が決まるまで待ってほしい

このような会社都合の理由で、退職日が先延ばしにされてしまうことも少なくありません。

退職代行を使う場合は、退職までに必要な2週間の期間を有休消化欠勤扱いとすることで、

退職代行が会社に連絡した日から会社に出社しない

という対応が可能になります。

ハラスメントを受けている場合や、体調が悪化している場合など、

1日でも早く会社を辞めたい…

という場合には、心強い味方になってくれるでしょう。

正当な権利を行使できる

最近では、弁護士や労働組合が退職代行サービスに乗り出すケースも増えているので、

  • 残業代の未払いがある
  • 有休消化を拒まれる

といった労働問題に対しても、代理人として責任をもって対応してもらえます。

退職代行を依頼すると費用が発生しますが、初回相談は無料です。

会社側への交渉ごとがある場合も、対応可能かいちど相談してみることをおすすめします。

おすすめの退職代行3選
  • コスパで選ぶなら
    民間企業が運営。業界のパイオニアが最安値に挑戦中。リピート割がお得。20,000円(追加料金なし)
  • 会社と交渉したい
    労働組合が運営。会社との交渉ごとも追加費用なしで対応してもらえる。29,800円(追加料金なし)
  • 弁護士に任せたい
    弁護士法人が運営。弁護士退職代行の老舗。会社との交渉や請求、万一の訴訟対応もOK。55,000円~

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退職代行を使っても大丈夫?

そうはいっても、「退職代行」と聞くと、

会社の同意がないまま、無理やり辞めていいのだろうか…

と思う人もいるかもしれませんね。

そもそも退職は、労働者に対して法律で認められている権利です。

何らかの理由で辞めにくいという場合は、

退職を阻害している会社側の対応に問題がある

という場合が多いのではないでしょうか?

退職代行を利用することに、負い目を感じる必要はありません。

今では、

  • 利用者の58%が30代以上、40代以上の割合は28%
  • 40代でも34.8%の人が、退職代行の利用を検討

上記のような調査データもあるくらい、年齢や会社規模を問わず、退職代行は幅広く利用されています

当サイトでも、実際に利用した人たちの体験談を数多く紹介しています。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

まとめ:退職は労働者の権利!どうしても辞めれない時は退職代行を使おう

今回は、「仕事を辞めたいけど辞めれない」という方に向けて、

  • なぜ辞めたくても辞めれないのか?
  • 辞めたい仕事は辞めても問題ない
  • 仕事を辞めるべき3つのタイミング
  • 仕事を辞めたいときの相談窓口は?

上記について、筆者の体験談を交えながらお話ししてきました。

仕事を辞めたいという思いがあるのなら、退職しても大丈夫です

退職は労働者の権利です。民法で「申し出れば2週間で辞められる」と定められています。

あなたが辞めても会社はまわりますし、新たなキャリアを目指すためにも、退職は必須です。

収入面の不安は、公的な支援制度で補えます。

そして何よりも、心身を壊してまで続けるべき仕事はありません

ご紹介した相談窓口を活用しながら、退職手続きを進めましょう。

相談してもどうにもならないときは、無理をしすぎる前に、退職代行サービスの利用を検討してください。

あなたの心と身体を守ることが第一です

筆者のように無理して働き続けてしまい、メンタルを崩してしんどい思いをする人が、一人でも減ることを願っています。

この記事を書いた人

30代男性、神奈川県在住。転職を希望するも辞めさせてもらえず、うつ状態になり退職した経験あり。8回の転職を経験して、現在は学童保育で楽しく働く。「仕事で悩んでいる人を救いたい!」という思いを込めて執筆しています。

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