転職の準備

うつ病など心の病気で退職した40代の方へ。転職活動で考えてほしいこと

この記事では、心の病気が原因で退職した場合の転職活動について考察してみます。

心の病気で前職を辞めた方は、

自分の病歴を転職先に伝えていいものか…
病歴を伝えても、採用されるのだろうか?

このようなことでお悩みだと思います。

いまのあなたが現在の体調が、仕事に支障がないと感じているのであれば、病歴を伝える必要はないというのが筆者の考えです。

この記事では、心の病気で退職したあなたが、病歴を伝えなくてよい理由と、転職エージェントを利用するときに、注意点したい点についてお話しします。

心の病気で退職された方の、転職活動の参考にしていただければ幸いです。

いちばん大切なのは自身の体調、回復していれば病歴は伝える必要はない

まずはもっとも優先するべきは、あなた自身の体調です。

会社を辞めてしまうと、金銭面の不安も出てくるでしょうから、転職を急ぎたい気持ちは理解できます。

しかし焦って転職活動をしても、新しい会社で病気が再発してしまっては、元も子もありません。

傷病手当金を利用して療養する

体調が万全でないなら、傷病手当金を受給するという方法もあります。

傷病手当金は退職後にも申請できますし、最長で1年6ヶ月間、前職の給与の約2/3が支給されます。

この時に一点だけ注意して欲しいのは、傷病手当と失業保険は同時に受給できないことです。

失業保険の受給期限は通常退職後1年間ですが、病気療養などで就職活動が行えない場合は最長4年間延長できますので、状況により申請してください。

傷病手当金の申請手続きに関しては、社会保険労務士のライターさんが以下の記事で解説されていますので、詳細はこちらをどうぞ。

回復した病歴は転職活動で話す必要はない

転職活動は、仕事に支障がないくらい体調が回復してからにしましょう。

そして冒頭で触れたように、回復しているのなら、転職活動で応募企業に病歴を伝える必要はありません。

履歴書や職務経歴書に記載せず、また面接で言わなかったとしても、経歴詐称になるようなことはないのです。

入社時に問題になる健康状態や病歴は、あくまでも業務を行う上で、支障があるものに限られていて、メンタル系の病歴はその対象にならないからです。

昨今の社会状況もあり、多くの企業がメンタル系の病歴を持つ人の、採用を避けようとしているのが現実です。

あなたが病歴を素直に会社に伝えれば、高確率で不採用になってしまうでしょう。

業務に支障がないと思えるまで回復しているのであれば、病歴を伝える必要はないのです。

面接で病歴に話が及んだ場合は?

そうはいっても、面接の流れで話が病歴に及ぶことがあるかもしれません。

個人情報保護の観点から、本来は病名を聞いてはいけないのですが、無頓着な面接官もいますし、

答えなくてもいいのですが

このように前置きして聞かれるケースもあります。

もし質問された場合は、素直に答えた方がいいと思います。

口ごもると印象が悪くなりますし、変に隠そうとすれば、嘘をつくことにもなりますよね。

嘘をつくと後ろめたさが態度に出やすいですし、採用されたとしても、のちのち不利な立場になるかもしれません。

正直に話して不採用なったのなら、「仕方がない」と諦めて、次の応募に向けて気持ちを切り替えましょう。

回復したメンタル系の病歴を話さないことは、法的にも道義上も何ら問題ないことなので、後ろめたさを感じることなく、堂々と面接にのぞんでください。

ひとこと付け加えますと、転職してどのような会社に入ったとしても、ストレスがゼロになるわけではありません。

職種、会社を選ぶ際は、前職で病気に至った経緯を踏まえて、再発防止を最優先にして、検討してほしいと思います。

転職エージェントの利用について

転職エージェントの利用は、転職を成功させるためにとても有効ですが、とくに心の病歴を持つ人にとっては、さらなる有用性があるのです。

転職エージェントには病歴は伝えておこう

転職エージェントに登録する際に、心の病歴を伝えるべきか悩むかもしれませんが、転職エージェントには伝えておきましょう。

伝えないままに転職活動を進めると、エージェントはあなたの心の病歴に対して、まったく配慮しない会社を選ぶことになってしまうのです。

これではうまく転職できても、再発のリスクが高くなってしまいます。

転職エージェントに伝えた場合は、転職先に伝えるか伝えないかで意見が分かれるでしょう。

どちらにしても、転職者のことを思っての判断ではあるのですが、病歴をオープンにしてしまうと、採用率はとても低くなってしまいます。

ですから転職エージェントは、転職先に病歴を伝えずに、紹介を進めてくれるところを選びましょう。

選んだ転職エージェントが紹介してくれる会社は、あなたの体調を配慮した上で、応募しても問題ないと判断している企業なので、安心度が高いといえます。

応募書類や面接についても、専門家の立場から適切なアドバイスをしてくれるはずです。

複数の転職エージェントに登録しよう

お話したように、転職エージェントでも病歴の扱いは分かれるので、複数の転職エージェントに登録して、転職活動されることをおすすめします。

転職エージェントは、転職が決まった際に企業側から報酬をもらう成功報酬システムなので、サービスの利用は無料という会社がほとんどです。

複数の会社に登録することで、転職の情報も増えますし、より信頼できるエージェントに出会える確率も高くなります。

転職エージェントの有効活用が、安心して働ける会社選びと転職を成功させる近道となるでしょう。

転職エージェントの利用に関しては、転職エージェント勤務の経験を持つライターの方が、以下の記事で解説されていますので、詳細はこちらをどうぞ。

▼おすすめの転職エージェントはこちら▼

おわりに

今回は心の病気が原因で退職した人向けに、転職活動と転職エージェントの利用についてお話ししました。

心の病気で心療内科を受診する人は年々増えていて、なかでもストレスが原因と考えられる病気が、割合・増加率ともに高くなっています。

ストレスから心の健康を損ねて、休職や退職をしてしまう。

そんな40代の人が増え続けているのが、日本社会の現状なのです。

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この記事を書いた人
らんぼ
50代男性、神奈川県在住。音響関連会社、広告関連会社で20数年の会社員生活を送るも、その間に3回の転職を経験。現在は音響設備に関わる仕事を中心に、幅広く活動中。友人、知人に転職経験者が多数有り。これらの経験を元に転職で悩む皆さんに、何かしらのヒントになる情報を発信できればと思っています。
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