退職準備

会社を退職するときの手続きのまとめ~私が辞めたときの流れを解説します

私は40代で会社を退職して、今は失業保険をもらいながら(2019/5終了)転職活動を続けています。

これまでも転職活動や退職後の手続きについて、ブログ記事にしてきたのですが、今回は会社を退職するまでの手続きや流れについて書きたいと思います。

退職が決まるまでは気を揉むことも多々ありますが、退職が決まった後の手続きはそれほど難しくないというのが、実際に経験して思うところです。

会社から退職する人として通達されると、

もう辞める人だから…

このような扱いになるからなのか、そこからは淡々と事が進んで退職日を迎えることとなります。

ぽけご
ぽけご
もう関与しても意味がないって感じなんでしょうね、お互いに・・・

とはいっても社会人としては円満に辞めるべきですし、転職準備は万全に進めておいた方がいいので、転職準備のことも含めてお話ししていきます。

退職手続きの流れ

退職手続きの流れは、簡単にまとめると以下ような流れとなります。

退職手続きの流れ
  • 上司へ退職相談⇒退職日を仮決定⇒退職願を提出
  • 退職日まで業務の引継ぎ
  • 退職日に備品返却&挨拶
  • 会社から後日書類を受け取る

それぞれについて詳しく解説していきましょう。

上司へ退職の相談をする

退職することを決めたとしても、いきなり退職願を書いて提出するというのは、社会人としてNGです。

あなたから退職の希望が出ていることを、上司が会社へ報告して、後任者の選定や業務の引継ぎ期間などを協議し、その上で退職日を定めるのが通常の流れとなります。

まずは上司へ退職の相談を持ち掛けましょう。

何ヶ月前に退職相談するべきか?

伝える時期はできるだけ余裕をもって、早めに相談した方がよいです。

後任者の手配に時間を要しますし、引継ぎも業務内容にもよりますが、1~2ヶ月くらい要する場合もあります。

その辺りを加味すると、「遅くても3ヶ月前には相談」というのが、円満退社のラインといえるでしょう。

転職を決めてから退職を相談する場合は、あまりに先すぎると転職先から、

そんな先までは待てないです

このように言われてしまう可能性もあります。

この場合はまず転職先に、「後任の引継ぎに時間を要するので」と伝えて、どれくらいまで待ってもらえるかを確認しておきましょう。

転職先に待ってもらえる期限が、自動的に退職までのデッドラインとなりますので、

こちらの都合で申し訳ないが○○までに退職したい

このように上司へ相談するようにしましょう。

上司にはどのように相談するべきか?

部下が退職するということになると、直属の上司はざまざまな判断と対応を急ぎで求められることとなります。

普段からの関係性にもよるでしょうが、中には厄介ごとだと感じる上司もいるかもしれません。

しかし円満かつスムーズに退職するためには、直属の上司の理解と協力が不可欠です

繁忙期を避けて、引継ぎがしやすい時期も考慮して、相談するようにしましょう。

どうすれば上司の理解が得られるだろうか?

このようなことを考えて、早い段階から準備をしておくことをおすすめします。

私なら部下に言われていちばん納得するパターンは、

家族ともずっと話し合ってきたのですが、退職するということで了承を得たので、○○さん(上司)に相談しました

このように、家族とも話し合って意向が固まっていると切り出される場合です。

ぽけご
ぽけご
私もこのパターンで上司に了承してもらいました。

上司が会社に報告した上で退職が決定(退職願の提出)

あなたの退職相談を受けて、上司は部下に退職の意向があることを会社へ報告します。

会社では、後任者の選定(場合によっては新規採用)や業務の引継ぎ期間などを調整して、いつ頃の退職であれば業務に支障がないかを判断します。

そのうえで退職日についての打診がありますので、問題なければその日付で退職願を作成し、上司に提出をしましょう。

退職願のフォーマットや書き方については、下記ページを参照してください。

▼退職願のフォーマットや書き方はこちら▼
退職届・退職願の正しい書き方を解説します【例文・テンプレ有り】転職することが決まったら、いま勤務している会社に、退職する意思を伝えなければいけません。 そのためは、退職届か退職願を会社に提出す...

退職日まで業務の引継ぎ

後任者が決定すれば、業務の引継ぎが開始となります。

業務を網羅して引継ぎ漏れが発生しないように、なるべく早い段階から自分の業務を洗い出して、Excelなどでリスト化しておきましょう。

そしてその業務の一覧リストに基づいて、引継ぎの資料を準備します。

上司から具体的な指示がある場合は別ですが、メモ帳などへ書き出した手順書レベルで十分だと思います。

後任者も業務を自分のものにするためには、業務を自分の言葉で言語化する必要があるので、教えたことをメモ帳の手順書に追記する形がいちばんやりやすいはずです。

ぽけご
ぽけご
どういう引継ぎ資料がよいかは、上司に確認を取りましょう。

退職日に備品を返却

退職日当日は、会社より預かっていた備品を返却します。

事前に指示はされるとは思いますが、以下のようなものは返却が必要です。

  • 健康保険証
  • パソコンや携帯電話、USBメモリなどの機器
  • 会社から借りていた業務上の資料など
  • 制服などの会社から貸与されたもの
  • 社章や社員証
  • 名刺
  • ロッカーやキャビネットの鍵
  • 前払い交通費や定期券など

退職の挨拶(例文あり)

お世話になった方々への挨拶まわりも済ませましょう。

その際に、手土産をたくさんいただくかもしれないので、持ち帰り用の手提げ袋などを用意しておくといいかもしれません。

私の会社ではメールでも「退職の挨拶」を送っていたのですが、参考までに私が送ったものを文例としてご紹介します。

退職のご挨拶 【部署名 ○○】

○○の皆様

お疲れ様です。

私事で大変恐縮ですが、一身上の都合により〇月〇日で退社することになり、
本日が最終出社日となりました。

本来であれば直接ご挨拶をすべきところですが、
メールにて失礼いたします。

〇年〇月に入社して、はや〇年ほどの月日が経ちましたが、
様々な仕事を経験させて頂きました。

これまで何かと至らぬ点もあったかと思いますが、
お世話になり本当にありがとうございました。

業務を通して多くの方々と関わり、
たくさんのことを学ばせて頂きました。

○○での貴重な経験を今後の人生に活かして、
励んで参りたいと思っております。

末筆ではございますが、改めて皆様の長年のご厚情に深謝すると共に、
皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。

今まで本当にありがとうございました。

〇年〇月〇日

会社名
部署名
氏名

会社から後日受け取るもの

会社から返却されたり、退職を受けて発行されるものもあります。

通常は退職後に郵送で送られてくるのですが、念のためどのような形で受け取るのか、事前に確認をしておきましょう。

会社から受け取るもの
  • 雇用保険被保険者証
  • 源泉徴収票
  • 年金手帳
  • 雇用保険被保険者離職票-1と2

退職前にしておいた方がいいこと

サラリーマンだからこそ優遇されていたり、申し込みの審査が通りやすいというものもあります。

以下に該当するものなどは、退職前に手続きしておくようにしましょう。

健康診断や体の悪いところを治療

退職をしてしまうと行きづらくなるので、健康診断や治療などは会社員のうちに受診しておきましょう。

私の場合は念のため受診した歯医者で、虫歯があることが判明して治療しました。

ぽけご
ぽけご
退職後だったら痛くなるまで行かなかったかも…

生活費と貯蓄額を確認(転職先が決まっていない場合)

転職先が決まらずに退職をする場合は、退職後の生活費と貯蓄額を確認して、どれくらいの期間を貯蓄だけで生活できるのか把握しておきましょう。

失業期間中は、健康保険や年金の保険料負担も増えますので、それも加味して考える必要があります。

失業保険を受給できる場合は、給付額や給付期間を調べておきましょう。

住宅の購入&ローンを組む

退職や転職後は、住宅ローンの申し込みで審査に通るのが難しくなります。

これからの住居をどうするのかを考えて、住宅購入を検討する場合は、退職前に住宅ローンを組みましょう。

ちなみに私は、退職前にマンション購入をして引っ越しをしました。

なぜ賃貸住まいをやめてマンションを購入したのか、その理由については個人ブログで記事にしていますので、興味がある方はそちらをどうぞ。

▼退職前に私が住宅を購入した理由はこちら▼

クレジットカードやキャッシング申込み

クレジットカードやキャッシングの申し込みも、退職や転職後は審査に通るのが難しくなります。

すでに持っているのであれば問題ないですが、無いのであれば不測の事態に備えて、1つは申し込んでおくことをおすすめします。

転職の準備は在職中から万全に

40代の転職活動は、20~30代の頃と比べるとかなり厳しいものになります。

今までのキャリアを活かして、20~30代の求職者とは異なる土俵で、40代ならではの転職活動を進めていく必要があります。

転職サイトや転職エージェントを活用しよう

40代の転職を成功させるためには、自身の転職に活用できる転職サイト転職エージェントなどを見つけて、これらを積極的に活用していくことが不可欠といえるでしょう。

効果的な活用方法について、40代の転職経験者や元エージェントなど知見を持つライター陣が、さまざまな役立つ記事を執筆してくれています。

気になる記事があれば、ぜひチェックしてみてください。

▼転職サイトの記事はこちら▼
▼転職エージェント選びはこちらから▼

退職は転職先が決まってからのほうがいい?

転職や退職を考えるにあたって、いちばん悩むところだと思いますが、転職先が決まってから退職をする方がよいのでしょうか?

在職中に転職先を決めてから退職するのが理想的

基本的には、転職先が決まってから退職する流れをおすすめします

転職先が決まってからの退職をおすすめする理由
  • 転職活動が長引いて貯蓄がつきてしまうリスクを回避できる
  • 健康保険や年金の手続きを自分でやらなければならない(すぐに再就職であれば新しい会社で手続きをしてくれる)

退職後に利用できるセーフティネットを活用しよう

しかし、「転職先を決めてから」などと言ってられず、

とにかく早く退職したい

このような場合もあるでしょう。

私もしばらくはうつ症状の療養に専念したかったので、まずは退職してから再就職先を探すという方法を選びました。

実際に転職活動は長期化しておりますが、この方法を選んだから利用できる制度もあります。

「まずは早く退職」という選択しかない方にとって、セーフティネットになり得る場合もあります。

実際に私が利用してみたものは、下記の記事でまとめておりますので、よかったら参照してみてください。

▼失業保険の利用と手続きについて▼
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まとめ:退職手続きは難しくない。転職準備を万全に!

ぽけご
ぽけご
おさらいをしておきましょう。
退職手続きの流れ
  1. 上司へ退職相談⇒退職日を仮決定⇒退職願を提出
  2. 退職日まで業務の引継ぎ
  3. 退職日に備品返却&挨拶
  4. 会社から後日書類を受け取る
退職前にしておいた方がいいこと
  • 悪いところを治療
  • 住宅ローンの申し込み
  • クレジットカードやキャッシングの申し込み
  • 生活費と貯蓄の確認(すぐに転職しない場合)
  • 転職の準備は在職中から万全に!
  • 退職は転職先が決まってからの方がいい!

40代の転職・退職というのは、自身の人生にとっても大きな転機となるライフイベントだと思います。

不安なことも多いですが、これまで積み重ねてきたことを花開かせるチャンスでもありますし、新しい学びや価値観を得ることもたくさんあるのです。

このイベントをポジティブなものにして行くために、退職や転職の準備を万全に進めていきましょう。

お話しした内容が、そのための参考となればうれしいです。

▼40代におすすめの転職サイトはこちら▼

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この記事を書いた人
ぽけご
40代男性、兵庫県在住。ITベンチャーで月200時間残業をこなして仕事に没頭 ▷ 経営幹部に登りつめる ▷ 自分を見失いうつ症状で退職/40代で転職する難しさや孤独さを自身で体験し、40代転職を応援するWebメディア「セカンドゴング」を立ち上げる。

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