職業ガイド

介護職は未経験の40歳でも大丈夫!業界10年の私が理由を解説します

ニュースでもよく取り上げられている「介護問題」。

今では、日本人の5人に1人が70歳以上という、超高齢化社会に突入しています。

高齢化が加速していく一方で、深刻なのは介護士の不足です

どこの事業所でも、慢性的な人手不足に悩まされています。

そんななかで、介護職への転職を検討されている40代の未経験の方へ。

未経験で大丈夫だろうか?

このように思われているかもしれませんが、大丈夫です。介護士になれます。

今回の記事では、介護業界に10年携わっている筆者の経験にもとづいて、

  • 40歳以上の未経験の方でも介護士になれる理由
  • そもそも介護職とはどういう仕事なのか?

これらについて詳しくお話ししますので、ぜひ最後までご覧ください。

未経験でも介護職ができる理由と仕事内容について

40代でも、介護の仕事が本当にできるの?

このように思っている人も多いでしょう。まして未経験ならなおさらです。

そこでまずは、介護の仕事内容はどういうものなのか、未経験でも働ける理由についてお話しします。

介護の仕事は資格が必須ではない

介護の仕事は「業務独占」ではなく、「名称独占」です。

「業務独占資格」と「名称独占資格」
  • 【業務独占資格】
    資格を持っている人だけが、専門的に扱える仕事のことを言います。
    例)医師、看護師、放射線技師など
  • 【名称独占資格】
    資格を持っている人だけが、その名称を名乗ることができる資格です。
    例)栄養士、保育士、介護福祉士など

つまり介護の仕事自体は、資格を持っていなくても、誰でもできる仕事ということ。

かりに明日から介護職に就くのだとしたら、その日から介護士と名乗ることができます。

仕事内容は基本的に単純作業

介護職に採用されたら、なぜ誰でも介護士になれるのかというと、仕事内容が単純作業と一般的には思われているからです。

もちろん、実際には単純作業ばかりではなく、知れば知るほど奥深い仕事なのですが、大雑把にまとめてしまうと、高齢者のお世話がおもな仕事となります。

高齢者のトイレのお世話から、お風呂に一人では入れない方への介助、食事もその人に合わせて、細かくした料理を提供したり、介助したり…。

一人では何かと不便な方の、生活のサポートをするのが介護士のおもな仕事となります。

ですので、特別なスキルが必要なわけでなく、相手を思いやる気持ちや常識さえ備わっていれば、未経験でもできる仕事といえるのです。

介護士のやりがいとは

子育てを経験した方なら、お子さんが赤ちゃんだった頃に、色々とお世話した経験があるでしょうから、介護士の仕事内容に共感できるかもしれません。

お世話をする相手が、高齢者に変わったということですね。

もちろん、ただ介助すればいいだけというわけではありません。

高齢者の方には、今やったことをすぐに忘れてしまう、認知症の方も多いのです。

そういった高齢者の方たちに、当たり前に行っていた、普通の生活を取り戻していただく。

これが介護士のだいご味ともいえるでしょう。

介護の資格はどのようなものがあるのか?

いくら未経験OKでも、資格もないのに仕事なんて…

このように思われる方もいるかもしれません。

でも、介護の資格は、働きながらいつでも受験することが可能なんです。

ここでは、仕事として介護に取り組むうえで、取得しておきたい資格をご紹介しておきます。

もちろんこれらの資格がないと、介護の仕事ができないわけではありません。

ただ、資格を持っていた方が給与にも反映されますし、ステップアップの転職を考えているのなら、資格取得も検討してみましょう。

1.介護職員初任者研修

昔でいうところの「ホームヘルパー2級」になる資格で、介護の基本的技術や知識を身に付けているという証明になります。

大手の介護事業会社や、福祉専門学校などで定期的に開催されており、最短で1ヶ月あれば取得できる資格です。

もちろん費用はかかるのですが、会社によっては費用を全額負担してくれる所もあるので、転職した後に受けてみるのもいいでしょう。

2.介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修の上位資格となります。

実務者研修の資格を取得しても、仕事内容は初任者資格と変わりはありませんが、実務者研修の有資格者は、訪問介護事業所の管理者になることができます。

3.介護福祉士

介護福祉士は、介護業務におけるスペシャリストであることを証明する国家資格です。

この資格を取得するには、

  • 指定の専門学校を卒業する
  • 介護福祉士実務者研修を修了して、3年以上の実務を経験する

上記のどちらかが必要となります。

介護福祉士は、介護の仕事をするうえで目標となる資格ですが、転職したばかりの頃は、まずは初任者研修や実務者研修の資格取得を目指しましょう。

前職の業務経験が介護職にも活かせます

未経験で介護職へ転職することに、まだ不安を覚えている方もいるかもしれませんね。

前職の仕事は人それぞれで違いますが、その経験もきっと、介護業務に役立てることができるはずです。

営業職から活かせる介護職スキル

営業の仕事というのは、相手のニーズに合わせて、商品を提案して販売する仕事ですよね。

  • 相手がどのような商品を欲しがっているのか?
  • どういったところに困っているのか?

このようなことを推考して、その人にマッチした商品やサービスを提供してきたことでしょう。

そのスキルを、介護にも活かすことができます。

高齢者の方は、何を望んでいるのかを、声に出して言えない人もいます。

そんな時にこそ、これまで営業職でつちかった、コミュニケーション能力や洞察力が活きることでしょう。

建築現場ならではの介護スキル

高齢者の方は、足腰に力が入らずに、立つことができない人も多いです。

そういった方を車椅子からベットに、ベットから車椅子に移乗するのは、体力的に辛いものでしょう。

人によっては、腰を痛める原因にもなっています。

とくに女性の介護士であれば、男性より力はないですから、よりいっそう大変です。

そんな時に、あなたが建築現場で鍛えた力があれば、移乗介助もまったく問題ない業務になるかもしれません。

いままで介護とは無縁の仕事をしていても、何かしらのスキルを介護の現場に活かすことができます。

こういったことが、介護業務の魅力のひとつといえるでしょう。

まとめ:未経験で介護職を目指している40代の方へ

今回は、未経験の40歳以上の方でも介護士になれる理由や、介護職の仕事内容について、業界経験者の視点でお話ししてきました。

未経験で介護職にチャレンジするのは、勇気が必要なことかもしれません。

40代ということに、負い目を感じる人もいるでしょう。

しかしそれでも、

介護の仕事をやってみよう!

このように考えているあなたは、きっと心優しい方なのだと思います。

そんな心優しい人に、介護の仕事ができないわけがありません!

筆者は介護の仕事を10年やっていますが、そう確信しています。

ぜひこれを機会に、介護の世界へ飛び込んでみませんか?

あなたのチャレンジをお待ちしています。

▼未経験・資格ナシOKの介護求人サイト▼
▼介護職の資格講座▼
▼介護士の専門書籍▼
この記事を書いた人
ちくり
30代男性、福島県在住。介護の仕事を10年以上経験。震災で避難を余儀なくされたものの、何とか頑張っています!楽しみは仕事終わりのビールを飲むこと!

関連コンテンツ