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オーナー企業への転職は要注意!体験して分かった会社の特徴とは?

転職を考えた時に、

やっぱり大手企業に勤めたい…
中小企業ものんびりしていそうで悪くないかも

このような企業の特色について悩んだことはありませんか?

筆者は中小企業に転職してみて、「失敗した」と思ったこともあります。

なかでもオーナー企業は、ちょっとクセがあることが多いので、その企業の社風に合わないと、なかなかうまくいかないものです。

今回の記事では、オーナー企業の「転職する前に知っておきたい特徴」について、筆者が経験して実際に感じたことをお話ししたいと思います。

オーナー企業とはどんな会社なのか?

オーナー企業とは、創業者やその家族が株主であり、なおかつ社長や役員である中小企業のことを指します。

雇われ社長ではなく、会社そのものを社長が持っているということです。

同族経営やファミリービジネスと言われることもありますが、同族経営というくくりでは、トヨタ自動車やパナソニックも同族経営となります。

ですのでこの記事では、オーナー社長が経営する中小企業のことを、「オーナー企業」としてお話しします。

転職してわかったオーナー企業の特徴とは

オーナー企業の特徴について、筆者が実際に働いた経験をもとにまとめてみました。

社長との距離が近い

オーナー企業のいちばんの特徴として、社長との距離が近いということです。

筆者はオーナー企業に転職するまで、自分が働く会社の社長と話をするという機会は、ほとんどありませんでした。

それまで勤務していたのは、大企業ばかりというわけではありませんでしたが、社長は別のフロアの社長室にいるものだったのです。

いるのかいないのかすら、気にしたこともありませんでした。

しかしオーナー企業の場合は、社長室にいたとしても同じフロアにあって、いつも社員を見渡していたりするのです。

また、ちょくちょく会議に顔を出したり、フロアをうろうろしたりして、物理的にも心理的にも近い距離となります。

筆者の場合は、社長が近い距離にいることに、なかなか慣れることができませんでした。

社長の意志は絶対

会社というのは多かれ少なかれ、「社長の方針=会社の方針」ではあります。

しかしオーナー企業の場合は、それがとくに顕著で、社長の意志が絶対といっても過言ではありません。

たとえノルマを達成していても、部長に可愛がられていても、社長の評価を得られなければ、昇進も昇給も期待できないのです。

社長のイズムと合わなければ、その会社には居づらくなります。

また、社長に気に入られなければ、解雇もありえます。

そんなに簡単に解雇なんかされるものなのかと、お考えの方も多いかもしれませんが、オーナー企業では実に簡単に、社員の解雇がまかり通っているのです

大企業であれば、

社長の方針は間違ってるよな

このような話を同僚としたとしても、社長の耳に入ることはまずありえません。

しかしオーナー企業では、社長が聞き耳を立てていたり誰かがチクったりして、すぐに社長の耳に入ってしまうので、グチひとつこぼすのにも気を使うのです。

もちろん、社内で社長批判するなどということはあってはなりません。

家族役員のひとことであっという間に物事が決まる

例えば部内で会議の結果、「○○のための予算を確保する」と決まったとします。

当然その予算に対して、売上目標や営業戦略を立てて説明するのですが、社長の許可が下りないこともあります。

オーナー企業は、お金を払うことには異常なまでにシビアなのです。

しかし、息子である専務が思いつきで、

専務
専務
販促用の○○を買うから。予算は100万円

このように言うと、その意見はすぐに通ってしまいます。

このような、家族に甘い対応を目の当たりにした時は、筆者もさすがにびっくりしました。

役員は全員家族か親戚なので、役員の起案には誰も反対する人はいません。

オーナー企業というのは、企業の体をなしてはいますが、ただの家族経営なんだなあと痛感したものです。

オーナー企業は基本的にトップダウンであり、下からの社員の声は非常に反映されにくい体質なのです。

オーナー企業のメリット

ではオーナー企業のメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。

意思決定が早い

オーナー企業にも、いいところもがないわけではありません。

それは意思決定が速いということです。

とにかく社長がOKすれば話が進むので、

部長がいないからハンコがもらえない
部内の調整が取れないので、いったん保留

このようなケースは少ないのです。

即決力」という点では、大企業よりも優れているところもあります。

社長と渡り合えれば、自分の思った仕事が可能

社長に認められて、五分で渡り合える力があれば、自分の思ったような仕事ができる場合もあります。

例えば会社の売上をあげるために、

新製品を開発しましょう
別の販売ルートを開拓しましょう

上記のような会社を儲けさせることであれば、フレキシブルに仕事の幅を広げられることもあるのです。

大企業だと組織が大きいので、前例に従うことがほとんどでしょう。

しかし中小企業の場合は小回りが利くので、自分の腕しだいで新しい仕事を始められるケースもあります。

オーナー企業で体験したちょっと嫌だったこと

退社時に社長に必ずあいさつ

上司にあいさつしてから帰るのは普通のことですが、筆者の転職した会社では、退社前に必ず社長室に寄って、社長にあいさつして帰らなければなりませんでした。

「お先に失礼します」だけで済めばよいのですが、何かミスをした後だったり、社長のご機嫌が悪い時だと、30分くらいお説教が待っていることがあるのです。

ただこれは、筆者の会社だけのちょっと特殊な事情だったのかもしれません…。

社長とそりが合わなければ、その会社では終わる

筆者は社長の直属で、新しい事業の立ち上げを任された経験があるのですが、どんな提案をしても、受け入れられなかったことがあります。

社長なりのおぼろげな構想があったのですが、業界の常識からいうと、社長の構想は理想というより夢物語に近いものでした。

ですから、やんわりと無理であることを伝え、別の方法をいくつか提案したのです。

しかし社長のお眼鏡にはかなわず、さらに社長は筆者のことを、

社長
社長
コイツは使えないな

このように判断したようです。

社長から「使えないヤツ」判定をされてしまうと、その会社で表舞台に立てることはもはやありません。

中小企業は基本的に少人数ですから、社長と社員の関係というよりも、最終的には個人と個人のぶつかり合いになってしまうことも多いのです。

また、社長が高級車に乗っているのを見ると、

あれ、オレが稼いだ金で買ったんだよな

ついこのように思ってしまって、腹が立つこともあります。

しかしオーナー企業に勤める時には、

オレが社長を食わせてやってるんだ

このくらい余裕のあるスタンスの方がいいのかもしれません。

タイムカードがあった

オーナー企業に転職していちばん驚いたことは、タイムカードがあったことです。

サラリーマンとして20年以上働いていましたが、用紙を機械に入れて、ガチャンとやるタイムカードを見たのは初めてでした。

それまではタイムカードが制度としてあったとしても、パソコンで勤務時間や残業時間を管理するタイプのものだったのです。

転職した当初は、昭和にタイムスリップしたのかと思いました。(笑)

しかもタイムカードがあるのに残業手当はつかず、そのくせ強制残業はあるという会社でした…

まとめ:オーナー企業では「会社は社長のもの」

今回は、中小のオーナー企業への転職を経験した筆者の感想をもとに、オーナー企業の特徴や働くメリット、嫌だったことなどをお話ししました。

オーナー企業といっても家族経営ばかりでなく、「社長以外は全員他人」という会社もあります。

筆者の知人が、そういったオーナー企業に勤めていました。

その会社は、業界ではニッチでマニアックなものを取り扱っている企業で、売上も悪くなく、社長も良い方だったそうです。

しかし残念なことに、社長は他者にその事業を譲ることも、社員にゆだねることもなく、高齢を理由に廃業してしまいました。

オーナー企業では、このような「社長が辞めたら終わり」というリスクもあります。

筆者が体験した感想としては、中小企業や零細企業のオーナー企業への転職は、あまりおすすめできないというのが本当のところです。

もちろん実際には、筆者が経験したような会社ばかりではないかもしれません。

オーナー企業への転職を検討している方に、筆者の体験が少しでもお役に立てば幸いです。

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この記事を書いた人
なげ
50代男性、東京都在住。日用品業界にて30年近く営業として働いています。 7回ほど転職を経験しており、私の転職体験や経験が40代の転職でお悩みの方に、なにか少しでも参考になればと思っています。
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