【人手不足の職種ランキング】40代でも採用されやすい職業とは?

【人手不足の職種ランキング】40代でも採用されやすい職業とは?

直近ではコロナ禍の影響も出ていますが、高齢化社会などの影響もあって、

いまの日本は人手不足です

ニュースなどで、このような話題を耳にすることも多いですよね。

ただ、40代で転職活動をしていると、

そうは言うけど、なかなか転職が決まらないのはなぜだろう…

上記のような思いになる方も多いのではないでしょうか?

人手不足とひとくくりで言っても、やはり職種によって、その状況は大きく異なります。

転職を果たすためには、

職種ごとの状況を知って、人手不足で人材が枯渇している分野を狙う

というのも、ひとつの戦略といえるでしょう。

そこでこの記事では、職種別の有効求人倍率のデータに基づいて、人手不足が顕著な職種・業界をランキング形式でご紹介します。

すぐにでも就職したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

人手不足の職種ランキングをすぐ見たい方はこちら

目次

有効求人倍率でみる転職市場の状況とは

有効求人倍率とは、労働市場の状況をみるうえでよく用いられるデータです。

有効求人倍率」とは、公共職業安定所(ハローワーク)に登録している求職者=有効求人登録者数に対し、企業からの求人数=有効求人数の割合を示す経済指標のことで、この数値が1より大きいか小さいかで、労働市場の需要超過、供給超過の状態を知ることができます。

計算式は、有効求人数÷有効求人登録者数で、求職者の総数と求人数が同じとき、有効求人倍率は1となる。

この値が1より大きければ、求職者よりも求人数が多いことを意味し、就職口を求めている人にとっては相手を選ぶことができるため有利となっている。

反対に、有効求人倍率が1を下回れば、就職口を見つけることが難しいとされています。

人事ポータルサイト【HRpro】より

つまり、指標としてみるうえでは、

  • 1より少ないとき
    求職者より求人が少ないので、仕事探しが難しい
  • 1より大きいとき
    求職者より求人が多く、仕事が見つけやすい

上記のような見方ができます。

コロナ禍の影響で大きく下がるも、有効求人倍率は1倍以上で推移

以下のグラフは、厚生労働省のデータによる全国の有効求人倍率の推移です。

有効求人倍率の推移(2006-2020)
厚生労働省「一般職業紹介状況」より

リーマンショックによって、2009年には「0.47」と大きく落ち込んだものの、その後は右肩上がりに推移しました。

2017年以降はバブル期のピーク水準を超えており、このデータが「空前の人手不足」といわれる根拠となっていたのです。

2020年の数字はコロナ禍の影響で大幅に下がりましたが、それでも1倍台を割ることはありませんでした。

日本社会の継続的な人手不足の状況が、浮き彫りとなっているのです。

業界や職種によって、人手不足の状況は大きく異なる

そうは言っても、なかなか転職が決まらないのだけど…

こんなふうに、人手不足をなかなか実感できないという方もいるでしょう。

じつはこれには、明確な理由が存在しています。

「空前の人手不足」と持ち上げているデータは、あくまでも労働市場全体の平均値であり、職種ごとに見ていくと、状況は大きく変わってくるのです。

たとえば、事務職における有効求人倍率のデータは、以下のとおりとなっています。

事務職における有効求人倍率
  • 一般事務:0.24
  • 会計事務:0.51
  • 営業事務:0.61
  • 事務職全体:0.31

※2020年12月(パートを除く)データ

有効求人倍率は1を大きく下回っており、全体の平均値とはまったく状況が異なっているのです。

事務職全体の0.31という数値は、リーマンショック時の全体水準よりも低い数字ですから、

事務職を希望して転職活動をしている人は、そう簡単に仕事が見つからない可能性が高い

ということがいえるでしょう。

転職活動をする際は、労働市場全体の有効求人倍率で判断するのではなく、

職種ごとの有効求人倍率で、リアルな状況を見極める

このような対応が必要となります。

人手不足の職種ランキング TOP8

それでは、職種別にみた有効求人倍率をもとに、人手不足が顕著な職種を見ていきましょう。

厚生労働省の元データは、かなり細かな分類となりますので、ここでは転職サイトで紹介されている、おもな職種のランキングをご紹介します。

8位:情報処理・通信技術者(IT業界)

情報処理・通信技術者の職種は、2021年1月の調査で有効求人倍率が1.28です。

前年の2.30からは大きく下がっていますので、コロナ禍の影響があったことは間違いありません。

ただ、近年ではITを活用したシステム利用が多くなっていますので、

情報処理・通信技術者の需要は、依然として高い水準にある

といえるでしょう。

情報処理・通信技術者とは、

インターネット関連会社 / 通信機器メーカー / 携帯電話会社 / システム開発会社 など

これらの企業で、通信機器の設備、管理、保守、トラブル時のサポートなどをおこなう仕事です。

情報処理・通信技術者の具体的な職種は以下のとおり。

  • システム開発設計
  • 情報処理プログラムマネージャー
  • ソフトウェア開発
  • システムエンジニア
  • ネットワークエンジニア など

情報処理、通信技術者では、

  1. 自社で独立して業務をするケース
  2. クライアントの要望に応じて対応するケース

このような2つの業務パターンがあります。

自社で独立して業務をする場合は、ソフト関連会社などで、ソフト開発やアプリケーション開発などをおこないます。

システムエンジニアが、プログラム言語を使って開発にあたるケースが多いです。

一方で、クライアントの要望に応じて対応する場合は、要請されたシステムやソフト開発、設計をおこないます。

最近とくに需要が高いのが、スマホアプリの開発業務です。

例えば、飲食店関連の企業から、

予約のアプリを作って欲しい

商品メニューのアプリを作ってほしい

こういった要望を受け、その要望に応えるアプリを開発します。

なかなか未経験ではチャレンジしづらい職種だといえますが、40代から未経験で転職された以下のような事例もありますので、ぜひ参考にしてみましょう。

7位:生産工程(製造業)

生産工程の職種は、2021年1月の調査では有効求人倍率が1.31です。

前年1月の調査では1.56となっていて、コロナ禍の影響はそれほど大きくありません。

生産工程の仕事は、具体的な職種でいうと以下のとおりです。

  • 製造設備オペレーター
  • 加工職人
  • 整備工、修理工、検査工
  • 印刷作業員 など

コロナ禍でも、有効求人倍率の減少が微々たるものになっている要因としては、

一時的に受注減になったからといって、生産に関わる社員を簡単に解雇できない…

企業側のこういった思惑もあるでしょう。

生産工程分野への転職は熟練度を求められますので、同業種なら40代でもチャンスがありますが、異業種になると狭き門になる可能性が高いです。

6位:接客・給仕(接客業)

「接客・給仕」の職種は、2021年1月の調査では有効求人倍率が1.31です。

前年の1月調査では3.02となっていて、近年はつねに3倍前後の有効求人倍率で推移していましたが、大きく低下しました。

緊急事態宣言による休業やインバウンド需要の激減など、コロナ禍の影響を大きく受けた職種のひとつといえます。

接客・給仕の仕事では、飲食店やホテル、娯楽施設などで、接客や店舗マネジメント、清掃など、幅広い業務をおこないます。

接客・給仕の具体的な職種は以下のとおりです。

  • 飲食店ホール係
  • ホテルスタッフ
  • 娯楽施設スタッフ
  • インストラクター など

接客・給仕の職種では、資格を必要としない業務が多くなっています。

現状ではコロナの影響で敬遠されがちな職種といえますが、コロナの影響が薄れてインバウンドが回復傾向になれば、狙い目の職種になるかもしれません。

5位:商品販売(販売スタッフ)

商品販売の職種は、2021年1月の調査では有効求人倍率が1.33です。

前年の1月調査では2.13となっていて、「接客・給仕」と同じような理由で、コロナ禍の影響を受けてしまっています。

商品販売は食品、日用品、ファッションアイテム、家電などの販売を取り扱う仕事です。

その分野は非常に多岐に渡りますが、具体的な職種でいうと以下のとおりです。

  • コンビニ店長、店員
  • 百貨店、小売店の販売員
  • スーパーのレジ係
  • ガソリンスタンド店員 など

広いくくりでいえば、「接客・給仕」と同じ接客業であり、業種によっては、

若い人よりもある程度の年代のほうが、安心感が持てるな

上記のような考え方の顧客が多い場合もあるので、40代でも転職がしやすい職種だといえるでしょう。

4位:営業

営業の職種は、2021年1月の調査では有効求人倍率が1.63です。

前年の1月調査では1.95でしたので、コロナ禍の影響はそこまで大きくはありません。

営業は自社の商品を売り込んで、取引先を開拓する仕事なので、

食品 / 日用品 / サービス / 保険 / 金融 など

その業種は非常に多岐にわたります。

営業職は、大きく分類すると以下の2つです。

営業職の2つの分類
  • ルート営業
    既に取引先となっている企業に対して売り込み、販促をおこなう
  • 新規開拓
    まだ取引関係のない企業や個人相手に、自社の商品を売り込んで販促をおこなう

どちらかというと、新規開拓の営業経験があるほうが、転職市場では評価されやすくなります。

まだ関わりのない相手に自社商品の魅力を伝えて、契約を取り交わすわけですから、

交渉術に長けているのだろうな

上記のように判断されやすいのです。

BtoB(企業間)とBtoC(企業と個人)で、どちらの経験があるのか?

といったことを考慮して転職活動すれば、活路が見えてくるでしょう。

営業職は実績が評価される分野ですから、年齢がネックになることは少ないので、40代からでもチャレンジしやすい職種といえます。

3位:輸送・機械運転(物流・運送)

「輸送・機械運転」の職種は、2021年1月の調査では有効求人倍率が1.88です。

前年の1月調査では2.68となっていて、近年では2倍台後半の有効求人倍率で推移していましたが、大きく低下しています。

これはコロナ禍により、旅客や移動に関する需要が大きく低下した影響を受けているためですが、その一方で在宅需要が伸びたことにより、運送関係の求人は堅調です。

輸送、機械運転は、鉄道会社やバス・タクシー、トラック・ダンプなどで、車両の運転、管理、メンテナンスを行うのがおもな業務となります。

輸送・機械運転の具体的な職種は以下のとおりです。

  • 鉄道機関士
  • 電車の運転士
  • バスの運転手
  • タクシー運転手
  • トラック運転手
  • ゴミ収集車運転手 など

輸送・機械運転の職種では、各種運転免許を取得していることを条件として、業務にあたることができます。

タクシー運転手のように、普段乗っている車と同じような車両でも、事業として顧客を乗せて走る場合は、第二種運転免許が必要となります。

「輸送・機械運転」のカテゴリーからは外れますが、ネット販売などの需要が堅調であり普通運転免許でも仕事ができる、宅配ドライバーのような職種が狙い目だといえるかもしれませんね。

2位:介護サービス

「介護サービス」の職種は、2021年1月の調査では有効求人倍率が3.30です。

コロナ禍以降もそこまで大きな低下はなく、高い水準で求人需要が推移しています。

これは、日本の高齢化社会が加速していくことに伴って、介護サービス業界の求人が増え続けているためです。

介護サービスでは、老人ホームやデイサービス(通所施設)、ヘルパーなどで日常生活の補助、移動補助、リハビリなどを行います。

介護サービスの具体的な職種は以下のとおりです。

  • 介護施設スタッフ
  • ホームヘルパー
  • ケアマネージャー など

介護サービスの仕事というと、介護福祉士やリハビリのお手伝いをする理学療法士などを、イメージする方が多いのかもしれません。

しかし、介護施設全体での業務でみれば、資格が必須の仕事ではなく、どちらかというと単純作業の多い職種です。

ある程度の年代の方が転職しやすい業界なので、40代で未経験でもチャレンジしてみる価値はあります。

1位:建築・土木・測量技術者(建設業)

「建築・土木・測量技術者」は、2021年1月の調査で有効求人倍率「6.24」と、ひときわ高い数値を記録しています。

つまり、だいたい7件の求人に対して、ようやく1人の応募者がある状況で、人手不足が顕著であることは間違いありません。

実際に各建設業各社は、深刻な人手不足が続いていて、2016年以降は常に有効求人倍率が6を上回っています。

では建築、土木、測量技術者とは、どんな現場でどんな仕事をするのか、詳しくみてみましょう。

建築技術者とは?

建築技術者は、住宅、ビル、マンション、商業施設などの建設・改修・維持に関する業務をおこないます。

計画、設計、施工、検査などがおもな仕事で、具体的な職種としては以下のとおりです。

  • 建築士
  • 建築設計監督技術者
  • 建築設備技術者
  • 建築技師
  • 建築技術者 など

建築技術者ってどんな職業? どうすればなれる?

土木技術者とは?

道路、橋、トンネル、河川、海岸、鉄道、空港など…

土木技術者は、さまざまな施設の建設、改良、維持に関する業務をおこないます。

建築技術者と同様に、計画、設計、施工、検査などがおもな仕事で、具体的な職種としては以下のとおりです。

  • 土木技術者
  • 建築技術士
  • 水道技術士 など

測量技術者とは?

測量技術者は、建築現場や土木現場で、測量に関する業務をおこないます。

土地や水路の測量、機械の調節などがおもな仕事です。

人手不足でも資格は取得するべき?

ここまで、有効求人倍率が高く、人手不足になっている職種についてご紹介してきました。

これらの職種で人手不足に陥っている背景として、

技術や資格を取得した人材が少ない

という点が挙げられます。

つまり、誰でもよいというわけではなく、専門知識を持った人が枯渇しているのが現状なのです。

その背景を理解して、事前に関連する資格を取得しておくと、就職への道が広がるでしょう。

資格が取得しやすく、転職できる職種とは

人手不足といっても、資格が必要なのであれば、自分には無理だ…

このように思ってしまうかもしれません。

しかし、なかには短期で資格取得が目指せる職種もあります。

とくに輸送関連事業では、40代や50代で活躍している人も多いですから、免許さえあれば転職するのに狙い目です。

タクシー運転手

必要な免許:第2種免許

普通免許を持っている方なら、7日から10日で取得が可能です。

バス運転手

必要な免許:大型2種免許

普通免許を持っている方なら、1週間から2週間ほどで取得が可能です。

かりに在職中で土日しか教習所に行けない場合でも、2ヶ月程度で取得できます。

トラック運転手

必要な免許:総重量によって異なる

トラック運転手の場合は、運転するトラックの総重量によって免許が異なっています

普通免許では、法改正の影響により、2017年3月11日までに免許を取得された方であれば、2tトラックを運転することは可能です。

中型免許を持っていれば、4tトラックまで運転できますが、運輸業界でとくに重宝されるのは、大型免許を取得していること。

大型免許を取得するには、実技で30時間が必要となるので、最短でも13日ほど、通い方によっては1~2ヶ月くらいの期間が必要です。

また、大型免許の取得では教育訓練給付金制度が利用できますので、費用負担を抑えることができます。

資格がない40代でも転職できる職種とは

何ヶ月も、免許や資格に時間を使える余裕がない…

でもすぐにでも転職したい…

このような方であれば、資格が必要ない人手不足の業界を狙いましょう。

たとえばホテル業務です。人材不足の業界ですが、とくに必要となる資格はありません。

接客マナーやホテルの基礎知識などがあれば、40代の方でも転職できます。

語学が堪能な方であれば、重宝される可能性が高いでしょう。

おもな業務は「接客」になりますから、これまでに接客や営業の経験などがあれば、十分に活かすことができます。

具体的な業務としては、以下のとおりです。

  • フロントでの各種手続き
  • 客室への案内
  • ホールスタッフへの対応
  • 販売促進活動など

土日や祝日の休日がなく、24時間体制のホテルが多いですから、生活が不規則になりがちかもしれませんが、転職しやすい職種といえるでしょう。

転職活動で40代が押さえておきたいこと

40代の転職には「40代なりの攻略法」があるので、若い頃と同じ感覚で転職活動に挑んでしまうと、厳しい戦いが待ち受けているかもしれません。

転職活動では、以下のポイントを必ず押さえておきましょう。

転職は万全の準備で進めよう

転職活動には、大きく分けて以下の6つのステップがあります。

転職をするときの6つのステップ
  1. 転職の準備
    転職スケジュールの計画、キャリアの棚卸し、希望条件の整理など
  2. 応募書類の作成
    質の高い履歴書と職務経歴書を作成する
  3. 求人探し・応募
    6つの手段を駆使して求人情報を集める
  4. 面接対策
    面接の流れや基本マナーを押さえて、合格するためのポイントを対策する
  5. 内定・入社準備
    内定条件の確認や交渉、転職先に馴染んでいくための準備など
  6. 退職手続き
    退職願の書き方、引き継ぎや退職時期の調整、トラブル時の対策など

それぞれのステップでやるべきことを理解して、しっかり対策することが重要です。

じっくりと読み込んで転職活動の流れを知り、万全の準備をしていきましょう。

これまでの経験を棚卸しして、自身の強みを自己分析する

40代の転職者に対しては、若い頃のように「ポテンシャル(伸びしろ)に賭けてもらえる」といった特典はありません。

「今後の可能性に期待」という悠長な姿勢はなく、入社してすぐに結果を出すことを求められます

採用担当

この人ならすぐに活躍してくれそうだ!

このような確証が持てない限りは、企業側が内定を出すことはないでしょう。

即戦力であると企業側に思ってもらうためには、

私が持っている強みは○○です!

ということをしっかりアピールしなければなりません。

まずは社会人になってからこれまでの、職歴や実績について棚卸しをしてみましょう。

そのうえで、自身の強みを自己分析しておく必要があります

最初にしっかり自己分析をしておくことで、求人を選ぶ際の手がかりや、応募書類の作成でも役立つはずです。

転職への”動機づけ”を明確にしよう

転職準備をしっかり進めることに合わせて、転職に対する”動機づけ”を明確にしておくことが大切です

採用面接で、面接官に転職の動機を聞かれたときに、

御社の事業内容に魅力を感じました

上記のような回答では、さすがに選考を通過するのは難しくなります。

退職理由にも、転職理由にもなり得る“ポジティブ”な理由目標を、しっかりと決めておきましょう。

転職の動機を明確にしておけば、転職活動が長期化した際にも、原点回帰できるのでとても重要です。

なお、転職の動機については、

  • 退職理由
  • 転職理由
  • 志望動機

上記のような要素として、面接で必ず質問される内容です。

それぞれにはノウハウが存在していますので、以下の記事などを参考にして、しっかりと対策しておきましょう。

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応募書類をしっかりと作り込む

再就職するために最初の関門となるのが、書類審査に合格することです。

転職活動の際に求められる一般的な応募書類は、以下の2点です。

人事担当者が応募書類に目を通す時間は、わずか数分ほどしかありません。

その時間のなかで、あなたが企業が求める人物であることを証明する必要があります。

応募書類の作成に関しては、以下で詳しく解説していますので、しっかり読み込んで仕上げましょう。

▼応募書類の書き方のポイントはこちら▼

応募先の企業研究を徹底的におこなう

転職活動における企業研究は、「研究」という言葉がついていますが、実際にはリサーチに近いものです。

インターネット上でたいていの情報を収集できますので、労を惜しまずにおこなっていきましょう。

企業研究のコツは、応募企業を1から10までつぶさに調べあげるのではなく、優先順位をつけて情報収集をしていくことです。

企業研究する目的と収集する項目
  1. 面接に合格するための企業研究
    沿革、経営者情報、商材の特性、売上高、取引先情報、競合情報、中期経営計画(企業理念含む)、業務内容など
  2. 入社するか判断するための企業研究
    年収や評価制度、産休・育休取得状況、ワークライフバランス(残業や有給)など

待遇や働き方に関する項目は、内定が近づいた段階の調査でも構いません。

書類選考・面接対策としては、できるだけに関する項目を集めて、履歴書や面接の志望動機作成に活用していきましょう。

企業研究で集めた情報は、

  • 志望動機
  • 自己紹介・自己PR
  • 逆質問

上記のように、活用する場面は多岐に渡ります。

たくさんの企業情報を集めれば集めるほど、他社比較などもできて知識に厚みが出ますので、早めに取り掛かりましょう。

転職に失敗する40代の特徴を知る

転職先がなかなか決まらずに失敗してしまう人は、40代の転職が決まらない理由を把握しておらず、しっかり対策できていないことが多いです。

以下の5つの決まらない理由を押さえて、転職活動を進めるようにしましょう。

40代の転職が決まらない5つの理由
  1. 準備不足
    自分自身の準備に原因がある
  2. スキル不足
    自身のスペックが足りていない
  3. 研究不足
    企業側とのやり取りで失敗している
  4. 戦術不足
    転職活動の進め方に問題がある
  5. 需要不足
    転職市場に問題がある

詳細は以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

40代は転職エージェントの活用がおすすめ

転職活動を進めるには、かなりの労力が必要であり、ノウハウも必要となってきます。

働きながら、あれもこれも一人でやるのは、本当に大変なものです…

そこで筆者がおすすめしたいのが、転職に必要な一連の作業をフォローしてくれる、「転職エージェント」を活用すること。

転職のプロによるサポートを受けることで、以下のようなメリットを得ることができます。

転職エージェントのメリット
  • 自身の強みを効果的に表現できるように、応募書類作成や面接対策のサポートを実施してくれる
  • プロの視点で自身のキャリアや市場価値を見極めて、最適な求人案件を紹介してもらえる
  • 転職サイトなどに出回っていない、40代向けの非公開求人を多く保有している
  • 応募企業との連絡や日程調整、入社時期や給与の交渉まで、エージェント担当者が間に入って行ってくれる

40代が無駄なく効率的な転職活動をおこなううえで、利用しない手はないサービスです。

しかも、転職エージェントは人材が採用されたときに、企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、転職者は無料で利用することができます

転職エージェントの選び方については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

▼おすすめの転職エージェントはこちら▼

関連記事40代におすすめの転職エージェント6選|193人の口コミ評価でランキング

スキルに不安があるのなら、公共の転職支援サービスを活用しよう

転職エージェントは無料で利用できるサービスですが、スキルや経歴が不足していると、

残念ながら、ご紹介できる案件がありません

このように断られてしまう場合があります。

スキルに自信がない方は、公共機関が提供している転職サービスを利用するのがおすすめです。

エリアによっても内容は異なりますが、人材紹介会社に委託している場合もあり、転職エージェントのような充実したサポートを受けられます。

たとえば東京都であれば、都内での就業を希望している人に対して、以下のような転職支援サービスを実施しています。

東京都の転職支援サービス
  • 正社員就職応援プロジェクト
    早期に正社員就職できるように、企業での短期職務実習や就職活動ノウハウを短期集中で習得できるプログラムなどを提供(30~54歳が対象)
  • 女性しごと応援テラス
    ブランクがある方向けの「再就職はじめの一歩」コースや、事務職(事務・経理・人事・医療系)の専門スキルを学べるコースなどを提供(54歳以下の方が対象)
  • ミドルコーナー
    就職支援アドバイザーによるキャリアカウンセリング、都内の正社員求人案件の紹介、就職活動に役立つセミナーなどを毎日開催(30~54歳が対象)

公的な支援サービスですから、”東京都内での就業を希望している人”という要件を満たしていれば、すべて無料で利用できるのです

都内での就職を検討しているのであれば、ぜひこれらの支援サービスを活用しましょう。

各地のジョブカフェを利用しよう

公共の就職支援サービスは、もちろん東京都以外でも、各地のジョブカフェしごとセンターで実施されています。

ジョブカフェは都道府県が主体的に設置する、若者の就職支援をワンストップで行う施設です。

厚生労働省でも、都道府県の要望に応じてジョブカフェにハローワークを併設し、職業紹介等を行うなど、都道府県と連携しながら支援に取り組んでいます。

参照:厚生労働省「ジョブカフェにおける支援」

「若者の就職支援」とありますが、政府の就職氷河期世代に対する支援策と相まって、40代の転職相談をカバーしている場合がほとんどです

各都道府県のリンク先を以下にご用意していますので、最寄りのセンターにおいて、どのような支援サービスが用意されているかを確認してみましょう。

▼各都道府県の情報をネットで調べる▼

地域若者サポートステーションを活用する

今は仕事をしていないという方であれば、厚生労働省委託の支援機関で、地域若者サポートステーション(通称サポステ)というサービスを活用できます。

地域若者サポートステーション(通称サポステ)は、 働くことに踏み出したい15歳~49歳までの現在、お仕事をされていない方や就学中でない方たちとじっくりと向き合い、 本人やご家族の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引き出し、 「職場定着するまで」を全面的にバックアップする厚生労働省委託の支援機関です。

引用:サポステ公式サイト

サポステは、各都道府県ごとに複数個所設置されているケースが多いので、最寄りの拠点がどこにあるのか一度チェックしてみましょう。

まとめ:人材不足の業種・職種で転職を狙うのもひとつの対策

今回は、職種別の有効求人倍率のデータに基づいて、40代でも転職しやすい人手不足の職種を、ランキング形式でご紹介しました。

職種ごとの有効求人倍率をみることで、人手不足の職種を見極めて、その職種を狙って転職活動をしてみるのもひとつの戦略です。

資格が必要な場合も多いですが、実務を経験しながら、資格取得を目指すことを許可している企業もあります。

なにせ人手不足が顕著なわけですから、資格や免許がないことで、門前払いする企業ばかりではありません。

積極的にチャレンジしてみましょう。

当サイトでは、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、

  • 実際に40代で転職を経験した人
  • 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人

上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。

当サイトの概要と執筆メンバーの一覧はこちら

転職活動のすべてのステップについて、以下の記事でわかりやすくまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

▼40代転職の完全ガイドはこちら▼

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この記事を書いた人

40代男性、兵庫県在住。ITベンチャーで月200時間残業をこなして仕事に没頭 ▷ 経営幹部に登りつめる ▷ 自分を見失いうつ症状で退職/40代で転職する難しさや孤独さを自身で体験し、40代転職を応援するWebメディア「セカンドゴング」を立ち上げる。

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