indeed(インディード)の応募方法は?使い方や40代の評判を解説

何気なくテレビを観ているなかで、

仕事探しはインディード♪
このような軽快なメロディーのCMソングを、耳にしたことがある人も多いはず。
知名度も右肩上がりとなっているインディードですが、
- インディードをいちど使ってみたいけど、使い方がよくわからない……
- サイトを開いてみたけど、応募の方法がわからなかった
- 求人情報の読み方や見方が複雑だ!
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
この記事では、インディードを活用したい方に向けて、その特徴や使い方、利用者の評判などをご紹介しています。
大手人材会社で、求人広告を10年以上取り扱ってきた筆者が、わかりやすくご説明していますので、ぜひ最後までご覧いただいて参考にしてください。
indeedとは?その仕組みと特徴


公式サイト: https://jp.indeed.com/
indeed(インディード)とは、求人情報を専門とした検索エンジンで、運営は indeed,incおよびindeed Japan株式会社が行っています。
もともとは、アメリカ合衆国で設立された会社ですが、2012年に保有株式を株式会社リクルートへ売却され、現在は株式会社リクルートホールディングスの子会社です。
インディードは、50以上の国と地域で独自のサービスを提供しており、
としても知られています。
求人情報のみを探せる「特化型検索エンジン」
インディードは、求人情報のみを探すことのできる「特化型検索エンジン」です。
「アグリゲート型求人サイト」とも呼ばれています。
アグリゲート型サイトとは、インターネット上で多数公開されている情報をかき集めて整理し、ユーザーの必要に応じて提供する…という構造のサイトを指します。
具体例を挙げれば、「Google」や「Yahoo!」といった検索エンジンも、ユーザーのニーズに応じてサイトの情報を整理し、提供するという意味でアグリゲート型サイトの1つです。
噛み砕いて言えば、何らかのキーワードや条件を入力すると、それに応じた情報を整理して返してくれるサイトがアグリゲート型サイトです。
出典:求人分野で急増する「アグリゲート型サイト」って?
インディードは、リクナビNEXTやマイナビ転職、エン転職などのような「転職サイト」とは、少々作りが異なっているのです。
転職サイトでは、そのサイトに掲載されている求人情報や企業情報しか、閲覧することができません。
しかしインディードでは、
- 転職サイト
- 求人誌メディア
- 各企業・団体の採用サイト、リクルートページ
上記の求人情報を、一括で検索することができるのです。
しかも、検索できる情報のなかには、前述した大手転職サイト内の求人も含まれています。
このようなあらゆる求人情報に対して、
ユーザーである求職者は、完全無料で検索することができる
というのが、インディードの大きな特徴といえるでしょう。
インディードを活用すれば、複数の転職サイトや求人情報を横断的に検索することができ、求職者は効率よく仕事探しができるのです。
あらゆる求人情報を網羅して、圧倒的な利用者数を誇る
お話ししたとおり、インディードは求人情報に特化した専門の検索エンジンです。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンのような使い勝手で、インターネット上に存在する、あらゆる求人情報を検索することができます。
しかも転職サービスだけでなく、
というのが、インディードならではの特長だといえるでしょう。
検索エンジンとしての特性を持つからこそ、インディードには常に圧倒的なボリュームの求人情報が集まってくるのです。
indeedの月間利用者数は、全世界で2億5000人以上※と言われています。(※indeed公式サイトデータより)
日本での月間アクセス数は約2000万人以上とされており、これは日本の労働人口の1/3に相当する数です。
テレビCMなどでお馴染みの大手転職サイトでさえ、月間利用者数は約500万人程度といわれていますので、この人数はまさに圧倒的なもの。
インディードがこれだけの利用者数を誇っているのは、



とにかくあらゆる求人が検索できて便利!
このような利便性を、ユーザーが感じているからに他なりません。
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求人の掲載情報には2種類ある


indeed(インディード)に掲載されている求人情報には、大きく分けて以下の2種類があります。
- 企業がインディード上に求人を掲載しており、インディードから直接応募できる求人
- インディードの検索エンジンで、転職サイトや転職サービスなどから引用・転載した求人情報
インディードから直接応募できる求人
インディードから直接応募できる求人は、企業や団体が求人情報を、インディードへ掲載依頼しているものです。
もしくは、企業側が自社サイト上の採用情報欄をインディードの検索エンジンに表示させるよう、インディードへ依頼している場合もあります。
インディード上で直接応募できる求人には、以下のようなオレンジ色の「応募ページへ進む」ボタンが表示されます。


掲載されている求人内容の詳細については、インディードが設けている掲載基準にもとづいており、ある程度統一されたものです。
企業情報 / 仕事内容 / 応募資格 / 勤務地など
上記のような応募に必要となる条件については、すべてインディード上で確認することができます。
別サイトから転載されている求人情報
インディードの検索結果には、別サイトから引用・転載をしている求人情報もあります。
別サイトから転載されている求人には、以下のような青色の「求人を見る/応募する」ボタンが表示されます。


この青色のボタンをクリックすると、転載元である各転職サービスやメディアのページに飛び、求人情報を確認することができます。
このような転載されている求人情報は、インディード上から直接応募することはできず、転載元のページから応募する形です。
掲載されている求人内容の詳細は、各転載元によって異なります。
転載元のメディアによっては、インディードに直接掲載している求人より、情報が充実している場合も…
一方で、必要最低限の要素が含まれた文章しかなく、少し読み取りにくい形で転載されているような場合もあります。
インディードで仕事探しをする手順
ここでは、



Indeedでどうやって仕事探しすればいいのかわからない…
このような方のために、Indeedを使った仕事探しのポイントを解説します。
インディードの基本的な検索方法
はじめに、Indeedトップページにアクセスをします。
すると「キーワード」「勤務地」と書かれた検索窓が表示されますので、この検索窓に条件を入力して、仕事情報を探していきます。


たとえば、
このような感じです。
キーワードはいくつ入力しても問題ありません。
むしろキーワードの数が多いほど、条件にあう求人が絞り込まれるので、少なくとも3つ以上はキーワードは入れることをおすすめします。
右側の勤務地欄には、働きたい地域名を入力してください。
- 都道府県
- 市区町村
- 駅名
上記などで、エリアを絞り込むことが可能です。
「キーワード」と「勤務地」を入力した状態で、「求人検索」ボタンを押すことで、条件と合致する仕事情報が瞬時に表示されます。
表示される仕事情報が多すぎる場合はどうする?
Indeedは、世の中のあらゆる仕事情報を自動的に収集しますので、検索結果によっては、膨大な数になりすぎて、すべてを見きれない場合があります。


Indeedで求人検索をすると、上の画像の①の箇所に、求人検索結果の数が表示されています。
この例では、2500件以上の求人情報が表示されており、すべての求人を閲覧することは現実的ではありませんよね…
そんなときは、②の箇所にある検索補助機能を使って、求人をさらに絞り込みましょう。
掲載日 / 距離 / 年収 / 雇用形態 / 勤務地 / 会社名
上記の条件を加えて、さらに絞り込みを掛けることができます。
検索オプションを設定する
検索オプションを設定することで、さらに検索精度を高めることが可能です。
任意の条件で求人検索をしたあと、求人検索ボタンの右側に表示される、「検索オプション」というボタンをクリックしてみましょう。


すると以下のような項目を設定できる画面に切り替わりますます。
- キーワード条件の細分化(すべてを含む・フレーズ一致・いずれか含む・含めない)
- 会社名で検索
- 雇用形態
- 対象サイト
- 人材派遣会社の求人を除くか?
- 想定年収
- 勤務地(近隣範囲の指定)
- 掲載期間(募集開始からどれくらいの範囲か)
- 1ページあたりの表示件数
- 表示順のルール
設定項目がたくさんありますが、とくにおすすめの設定は、
- 「人材派遣会社の求人を除く」にチェックを入れる
- 掲載期間を「すべての期間」から「15日以内」に変更する
上記の2点です。
Indeedは企業の採用ページ情報まで収集しているので、掲載期間を「すべての期間」に設定していると、現在は募集していない求人情報まで、一覧に表示されてしまう場合があります。
そこで、掲載期間を15日以内に絞り込むことで、企業側の採用ニーズが高い案件を見つけやすくなるのです。
状況によって、7日以内、3日以内とさらに絞り込むとよいでしょう。
Indeedは一般的な転職サイトとかなり仕様が異なるので、慣れないうちは使いにくいと感じるかもしれません。
しかし、わずらわしい広告表示などが一切出ない、シンプルな画面設計となっているため、慣れてくれば仕事探しに集中できますよ。
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インディードの求人に応募する方法


indeed(インディード)で気になる求人や会社を見つけたとき、応募方法はその求人の掲載条件によって異なります。
- インディード上で直接応募できる求人
- 別サイトから転載されている求人
上記それぞれの求人へ応募するやり方を確認していきましょう。
インディードから直接応募できる求人の場合
インディードから直接応募できる求人の場合は、オレンジ色の「応募ページへ進む」ボタンから、簡単応募(indeedエントリー)を行うことができます。
オレンジ色の応募ボタンを押すと、以下のような応募フォームが開きます。


「氏名」「生年月日」「性別」「メール」「電話番号(任意)」を記入しましょう。
履歴書が必要な場合は、別途PDFファイルなどを添付することができます。
応募に必要となる「indeed履歴書」は、あらかじめインディード上に事前登録しておくことも可能です。
インディードに会員登録をして、事前にindeed履歴書を作っておけば、気になる求人案件をクリックするだけで応募できるようになります。
作成したindeed履歴書は、PDFファイルとしてダウンロードできますので、インディード以外の求人案件に応募する際にも役立つでしょう。
別サイトから転載されている求人の場合
転職サイトや企業のリクルートページなど、別サイトから転載されている求人の場合は、青色の「求人を見る/応募する」ボタンから、転載元のページへ移動することができます。


応募方法は各サイトによって異なりますので、インディード内に掲載されている案件詳細だけでなく、転載元のページの記載も確認してから応募しましょう。
サイトによっては、履歴書や職務経歴書の送付を求められる場合がありますので、事前に用意しておくとスムーズです。
インディードで応募後~面接、内定までの流れ


Indeedで応募した後は、企業側からの連絡を待ちしょう。
企業側から返信があった場合は、Indeedのメッセージ機能から確認できます。
企業のメッセージを確認する方法
ログイン後の画面で、赤枠のメッセージアイコンをクリックすると、メッセージ画面が表示されます。


メッセージ画面では、
- 左側:メッセージ一覧
- 右側:メッセージ本文
上記の形式で表示されます。
メッセージ機能ではファイルの添付も可能ですので、企業から追加で資料送付を求められた場合などは、メッセージに添付して送りましょう。
Indeedのメッセージ機能は、企業ごとにスレッド形式で表示されます。
過去のやり取りもすぐに確認できますし、一般的なメールのように埋もれる心配はありません。
また、応募した求人の仕事内容や条件を確認したいときも、すぐに表示できます。
応募後の選考の流れ
選考方法は企業によって異なりますが、一般的には以下のような流れとなります。
- 応募内容を企業側で選考、合否判断
- 合格の場合は面接の案内が届きます(不合格の場合は不採用通知)
- 面接日の日程調整
- 面接の実施(面接は複数回実施される場合もあります)
- 企業側で合否判断
- 合格の場合は内定通知(不合格の場合は不採用通知)
- 入社日や条件の調整など
詳しい選考の流れは、応募した企業に確認しましょう。
基本的には、メッセージ画面でのやり取りが中心となりますが、残念ながら不採用になってしまった場合や、選考を辞退する場合でも、誠意を持ったコミュニケーションを心がけてください。
ついやってしまいがちな例でいえば、
- 連絡無しに勝手に辞退する
- 不採用通知後に返信しない
こういった対応はNGです。
人はどこで繋がっているかわかりませんし、業界は意外と狭いものです。
あなたの能力に関係なく、たまたまタイミングが悪くて、採用ができない状況だったかもしれません。
昨今では、タレントプール (Talent Pool)という採用手法が注目されており、 将来の採用候補者をデータベースに蓄えている企業が増えています。
タレントプールは、才能を意味する「タレント」と、蓄えることを意味する「プール」を組み合わせた言葉で(中略)、有望な人材を中長期的に管理していくためのデータベースを意味します。
採用する前段階の人材も含めて考えられており、効率的で効果的な採用活動のベースとして企業に利用されているのです。
出典:タレントプールとは? 意味、メリット、事例について
Indeedでも、
という仕様になっています。
企業側で次に採用が必要になったときに、



あなたの採用を検討したいのですが…
このようなお声が掛かることだってあり得ますので、誠意ある対応を常に心がけるようにしましょう。
不採用だった場合はどうする?
もし不採用通知が届いたとしても、
ご検討いただき誠にありがとうございました。今回は残念ではございますが、また機会を頂けたら幸いです。
このようにひとこと返信しておくだけでも、企業側の印象は変わります。
もしくは、
差し支えなければ、今後の糧とさせていただくために、不採用理由をお教えいただくことは可能でしょうか?
- この場合は、「不採用が不服である」という意味ではなく、「あくまでも反省のためである」ということを強調するようにしましょう。
と質問してみるのも有効です。
ほとんどの場合は、企業側が不採用理由まで教えてくれることはありませんが、なかにはアドバイス的な返信をもらえる場合もあります。
不採用通知が来ると落ち込んでしまいますが、なにかしら要因があるのだとしたら、その要因を改善しないことには次に進めません。



転んでもタダでは起きないぞ!
上記のような気持ちをもつことが大切です。
40代でインディードを利用した人の評判はどうなのか?


セカンドゴングでは、40代でインディードを利用して転職をした方々に、アンケートのご協力をいただきました。
実際にインディード利用してみた、リアルな感想をご紹介します。
40代男性の口コミ(13件)
40代女性の口コミ(33件)
まとめ:地域の求人や幅広い雇用形態の求人探しにオススメ!
今回は、数多くの求人メディアを同時検索できる転職サイト「インディード」について、その特徴や求人への応募方法、利用者の評判などをご紹介しました。
indeed(インディード)は、世界中で2億5千万人もの求職者に利用されており、あらゆる業界の仕事とマッチングさせてきた、求人特化型の検索エンジンです。
求人の掲載は無料から行うことができるため、広告掲載を行いたい企業にとっては、ほかの転職サイトに比べて、参入ハードルの低い採用媒体となっています。
そのため、サイト上でチェックできる求人情報件数は、業界でもトップクラスです。
- 地域を限定して多くの求人を探したい
- さまざまな雇用形態から幅広く求人を探したい
このようなニーズをお持ちの40代求職者にとって、活用メリットの多い転職サイトといえるでしょう。
複数メディアを同時に検索できるインディードの特性を活かして、ぜひよい求人を見つけてくださいね。
セカンドゴングは40代の転職を応援しています!

当サイト(セカンドゴング)では、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、
- 実際に40代で転職を経験した人
- 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人
上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。
転職活動を攻略するためのコツとして、以下のようなコンテンツをご用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、当サイトにノウハウを提供している転職サポーターが、あなたの転職活動をお手伝いします。
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