40代から未経験の農業へ!転職を成功させるたった1つの考え方とは
40代といえば、一般的には「中年」と言われる年代です。
そんなあなたが、未経験で農業への転職を考えているのなら、
自分はなぜ農業に転職したいのだろうか?
まずはこの問いについて、なんども自問自答を繰り返してみましょう。
どんな理由でも構いません。
自分の中にある明確な答えを見つけ出し、そして農家として働いている自分をイメージしてみてください。
その結果、ワクワクして楽しくて仕方ないのなら、もう迷う必要はありません。
自分には必ずできる!
という強い気持ちをもって、転職活動にのぞみましょう。
この記事では、料理人として20年以上働いてきた筆者が、45歳で未経験の農業へ転職した体験談についてお話しします。
夢を持つのに年齢は関係ありません! ぜひ参考にしてください。
40代になって改めて思うこと。「働く理由」とは?
人生も約半分は過ぎたであろう40代。
いままでいろんな思いで会社に勤めて、仕事をしてきたはずです。
安定 / 生活 / 出世 / 年収
上記のようなことを基準にして、会社を選び就職先を決めてきたのではないでしょうか?
社会人になって20数年。
仕事にも慣れて給料もそこそこ、生活には困らないくらいの年収は稼げているし、子供も成長してもう手のかからない年頃です。
会社に行っても毎日やることは決まっている、とくに何も考えなくても仕事はこなせてしまいます。
簡単にいえば、
とりあえずルーティンワークしていれば、安定した生活ができる
という状態であり、まあ楽ちんといえば楽ちんでしょう。
ただ、そうはいっても、
この先もそれを一生続けていきたいのだろうか…
このような思いに駆られることはありませんか?
そう、若い頃と「いま」を比べて、明確に違いがあるのは、
いったい、自分は何のために働いているのだろう?
という「働く理由」の部分です。
本当にやりたいことを突き詰めたら「農業」だった
自分が何のために日々働いているのを考えたとき、
もちろん生活費を稼ぐためだよ!
というのは誰もが同じだと思いますが、それ以外の理由はありますか?
筆者の場合、前職で働いていたときは、はっきりした答えが思い浮かびませんでした……
つまり、長年働いている間に、
夢 / 希望 / 目標
こういった大切なものを、どこかに忘れてきたみたいなのです。
前職である料理人の仕事も、好きでやっていたはずなのですが、これから先に「どうしたいのか?」というものを、見つけられずにいました。
もともと食べることが好きで、飲食店で料理人として働きだした筆者。
若さと勢いに任せて、20代で料理長や店長なども経験し、中間管理職として10年以上も働いてきました。
料理人としての「目標」を若いときに達成してしまい、ある意味「燃え尽き症候群」になっていたのかもしれません。
そんなある日のことですが、
料理とは素材を理解することだ!
料理人としてこのような思いが芽生えました。
それからは毎週のように、野菜の産地や直売所、生産者さんを訪問するようになったのです。
そんなことを繰り返しているうちに、
自分も生産者になりたい!
という思いが強くなって、農業に転職しようと就職先を探し始めるようになりました。
未経験での転職活動は難しい。でも自分の直感を信じ続けることで切り拓ける
40歳を過ぎてからの就職活動に、もちろん不安はありました。
そして、その不安は見事に的中します。
未経験の仕事で、しかも40を過ぎた中年。
農業に関するいろいろな募集がありましたが、見つかるのは若い年代の募集ばかり……
年齢不問の求人に応募しても、結果はやはり不合格。
やっぱり、この歳から未経験の転職は無理なのかなぁ…
このような諦めの気持ちを感じるようになっていたのです。
でも、きっとどこかに働くチャンスはあるはず!
自分の「直感」を信じて、筆者は諦めずに転職活動を続けました。
そしてさらに就職活動を続けること3ヶ月。
ようやく面接までたどり着き、いまの会社に採用されることが決まったのです。
40代で未経験の転職に挑むうえで必要なことは?
振り返ってみると、転職活動をはじめた最初の頃は、明確なビジョンを持たずに、かなり大雑把な考えで活動をしていたと反省しています。
就職活動をして面接にのぞむときに、
- 自分がなぜその仕事がしたいのか?
- なぜ、その職種に興味を持ったのか?
- その仕事をする中で何を伝えたいのか?
- その会社のどこに惹かれたのか?
このようなことは、必ず聞かれるような内容でしょう。
ただ、40代で未経験の仕事に転職するとなると、質問される一般的なことに回答するだけではダメなのです。
未経験の仕事にのぞむなら、
- 将来の構想
- 仕事をする目的
- 会社を選んだ理由
といったことが言語化できていないと、あなたの真剣な思いは相手に伝わらないでしょう。
企業の採用担当者や経営者からすると、もちろん人材は欲しいものの「リスクはなるべく負いたくない」というのが本音です。
実際に、筆者を採用してくださった、いまの会社の社長さんから、
あなたを採用したときは、かなりのリスクを背負う覚悟でしたよ…
このようなことを言われたことがあります。
でも、
いまは採用して正解だったと思ってますよ!
このようにも言ってくれました。本当にありがたい言葉です。
未経験職への転職は、たった1つの考え方で成功へ導ける
40代で未経験職への転職活動をして思ったこと。
中高年で未経験の人材に対しては、
会社のリスクにつながるかもしれない…
このように考えている経営者の方が多いってことです。
逆の立場で考えればわかりますよね。
ですので、転職活動をするときにいちばん大切なのは、
自分の意志とビジョンを明確にする
ということです。
そして、恥ずかしがらずに夢を語り伝えることでした。
この2つを守って、あきらめずに転職活動をすれば、必ず良い会社にめぐり逢えるでしょう。
自分の意思とビジョンを明確に持って転職活動を続けていれば、たとえ不採用が何件も続いたとしても、後悔することはありません。
自分の想いを伝えたうえでの不採用なら、
この会社とは縁がなかったってことだな…
と納得することができますから。
自分を信じること。夢を持つのに年齢は関係ない!
あなたがいま、未経験で農業への転職を考えているのなら、
なぜ農業へ転職をしたいのだろうか?
まずこのことを、何度も自問自答を繰り返してみてください。
どんな理由でも構いません。
まずは自分自身の中にある明確な答えを見つけだし、そして仕事をしている自分をイメージしてみてください。
農業が本当にやりたい仕事なのであれば、ワクワクして楽しくてたまらないはずです。
ここまでくれば、あとは信じるだけです。
自分には必ずできる!
という強い気持ちをもって、転職活動にのぞみましょう。
転職に限らず、何をするにしても通じることですが、「自分を信じる」ということがいちばん重要なことなのです。
夢を持つのに年齢は関係ない!!
転職して約2年、ただいま農業に邁進中。47歳の本音です。
セカンドゴングは40代の転職を応援しています!
当サイト(セカンドゴング)では、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、
- 実際に40代で転職を経験した人
- 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人
上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。
転職活動を攻略するためのコツとして、以下のようなコンテンツをご用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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