【体験談】43歳男性が「紹介予定派遣」で転職成功!希望職種に復帰できた
転職を考えたときに、
仕事内容は自分に合うのかな?
転職先の人間関係が不安…
このように思うことはありませんか?
これまでのキャリアに自信があったとしても、仕事は実際にやってみないと分かりませんよね。
そんな方に転職の手段としておすすめしたいのが、
紹介予定派遣を活用する
という方法です。
じつは筆者も、かつて働いていた出版業界への転職を希望していたのですが、
3年もブランクがあるし、やっぱり厳しいのかな…
このような悩みを抱えていました。
しかし、紹介予定派遣をうまく活用することで、希望の転職に成功することができたのです!
この記事では、43歳男性の筆者が、紹介予定派遣を利用して転職を果たした体験談をお話ししています。
転職活動のひとつの方法として、検討してみる価値があると思うので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
知人の紹介で未経験の仕事に転職するも失敗だった…
40代を過ぎると、知人の紹介でもないかぎり、転職活動は容易には進みません。
筆者もまさにそういう状況で、今から5年前に知人の誘いを受けて、勤めていた出版社を退職しました。
知人が立ち上げた、イベント業の会社に転職をしたのです。
しかし、慣れぬ世界は未知のもの。
イベント業はまったくの未経験だったので、自身の力を発揮することができず、
こんなはずじゃなかったのに…
という思いで、くすぶる日々を送ることになってしまいました。
再び転職を決意するも、40代では応募できる求人が見つからない…
いつの頃からか、
出版社で培ってきた経験を活かせる、編集業にもう一度戻りたい…
このような独り言をすることが増えていました。
しかし、ほかの知人をあたっても、魅力的な仕事はなかなか見つかりません。
仮にあったとしても、社員時代とは比べ物にならないような、低賃金の仕事ばかりでした。
筆者はどうすることもできず、
合わない仕事だけど、このまま続けるしかないのかな…
こんな思いで、イベント業の仕事を続けていたのです。
ただ、そんな状態で仕事が上手くいくわけがありません。
徐々に追い詰められていた筆者は、ふと、以前から気になっていた、派遣会社の「紹介予定派遣」というものに目をつけました。
紹介予定派遣での転職がおすすめな理由
紹介予定派遣とは、通常の派遣社員とは違って、その会社で派遣社員として働きながら、正社員、契約社員を目指せる契約です。
紹介予定派遣とは?
紹介予定派遣(Temp To Perm)とは、派遣先に直接雇用されることを前提に一定期間派遣スタッフとして就業し、派遣期間終了時に企業と本人が合意した場合社員として採用される派遣スタイルです。派遣期間は最大で6ヵ月、平均では3ヵ月程度に設定されていることがほとんどです。
出典:はたらこねっと
ここでは、なぜ紹介予定派遣での転職がおすすめなのか、筆者の体験から感じたことをお話しします。
派遣社員として働きながら、職場の雰囲気を確認できる
企業で派遣社員として働きながら、
自分にマッチした仕事内容なのかな?
職場環境は自分に合うのかな…
このようなことを吟味してから、正社員や契約社員になることができるので、企業をしっかり見極めた転職活動ができます。
正社員として雇用される前に、入社する際の大きな要素となる、
職場の雰囲気をじっくり見ることができる
ということはメリットといえるでしょう。
仕事内容やスキルのマッチ具合も確認できる
自分の実力やスキルが足りているのかな?
仕事内容は自分に合っているのかな…
という点も、しっかり確認することができます。
これまでつちかってきた経験やスキルが、
新しい環境でも、本当に活かせるのだろうか?
このような不安がある方なら、安心して働ける方法だといえるでしょう。
紹介予定派遣なら、希望の職種で働けるチャンスが広がる!
筆者はさっそく、出版業の紹介に明るい派遣会社に登録して、
- これまでの経歴
- これから手掛けたい仕事
上記を派遣の担当者に伝えました。
すると1週間のうちに、なんと3社もの会社からオファーが届いたのです。
さすがに大手企業ではありませんでしたが、どの企業も筆者の経歴や希望にあった会社ばかりでした。
せっかくの機会なので、筆者は3社すべてと面談を行って、仕事内容や待遇について詳細に話しをさせていただいたのです。
そして、そのなかから1社に絞り、紹介予定の派遣社員として働くことになりました。
派遣社員ですと、かりに仕事内容が合わずに辞めたとしても、筆者の経歴に傷がつくことはありません。
まずは「お試し期間」といった感じですね!
会社側としても、いきなり筆者を正社員として迎え入れるよりは、ずっとリスクは少ないはずです。
お試し期間を経て、希望業界の企業に正社員として転職することに成功!
筆者が、派遣会社として働く期間は1ヶ月間でした。
その間に、この会社でやっていけるのかを見極めなければいけません。
ただ、それは会社側も同じです。
紹介予定派遣という形であることが、筆者にはよかったのだと感じています。
ブランクを気にすることなく仕事に打ち込めた
会社に入社後は、
- 会社が行っている仕事の確認
- クライアント様への挨拶まわり
こういったことをまずは行いました。
この会社では、正式採用まえだからといって変に取り繕うことなく、筆者にさまざまな仕事を見せていただけたのです。
編集業からは3年間も離れていましたが、筆者が以前に行っていた編集業と近い仕事を、たくさん任せていただきました。
おかげでブランクを気にすることなく、仕事に打ち込むことができたのです。
もしこれが、いきなり結果を求められる正社員採用だったら、また違った結果になっていたかもしれませんね。
クセのある人が多い編集業界だからこそ、人間関係は重要
編集業界では、クセの強い人間が多いので、何かしらの衝突をすることが多いもの。
ですから、紹介予定派遣の期間中に、職場の人間関係を知ることができたのも大きかったです。
幸いなことに、派遣先の会社ではそういったタイプの人が少なく、円滑に仕事を行えることを確認できました。
クセのある方が、まったくいないわけではないですが…
そして、予定されていた1ヶ月の期間を待たずに、
「正社員として雇いたい」との申し出がありましたよ!
と派遣会社の担当者から連絡を受けたのです。
予定されていた1ヶ月の派遣期間を満了したあと、無事に派遣先企業の正社員として働けることになりました。
まとめ:やりたい仕事にチャレンジする覚悟があるなら、紹介予定派遣の活用がおすすめ
それから数ヶ月が経ちました。
筆者は今も派遣先企業の正社員として、慣れ親しんだ編集業の仕事で働いています。
いくつか専属のクライアントもできて、毎日がとても充実した日々です。
もしあなたが、
転職をしたいけれど不安がある…
このように躊躇しているのなら、紹介予定派遣の利用を検討してみてはいかがでしょうか?
- 正社員として雇用される前に、職場の雰囲気をじっくり確認できる
- 仕事内容が自分に合っているのか、自分のスキルが足りているのか確認できる
正社員を目指しているけど、スキルに不安があるという方にとっても、紹介予定派遣はよい働き方です。
興味がある方は、ぜひ試してみることをおすすめします。
紹介予定派遣を利用する際の注意点や40代が採用されるためのコツ、40代におすすめの派遣会社については、以下の記事でご紹介しています。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
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