ブランク5年で転職!46歳男性が有名企業に再就職した方法とは
![ブランク5年でも転職!46歳男性が有名企業に再就職できた理由](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2021/02/gap-in-5year-jobchange.jpg)
再就職を考えているけど、5年もブランクがあり、
![](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2021/02/dansei1-min.png)
はたして転職できるのだろうか…
このように悩んでいる方はいませんか?
たとえブランクが5年あったとしても、応募条件さえ満たせれば、企業に採用される可能性はあります。
なぜなら、筆者自身が再就職できたからです。
「病気でブランク5年」という経歴であったのですが、誰もが知る有名企業4社の求人に応募して、3社の書類選考を通過しました。
そのうち2社の面接に行って、2社とも「採用したい」と連絡をいただけたのです。
ただし、企業側の心配ごとを解決できなければ、もちろん不採用になってしまいます。
5年のブランクがある40代転職者に対して、企業側が心配することは以下の3つでした。
- ブランクの理由が正当なものか? 現在は解決しているのか?
- 5年のブランクによる衰えはないのか?
- 40代という年齢からくる劣化はないか?
本記事では、ブランク5年の転職者に対する企業の心配ごとについて、解決する方法をご紹介しています。
筆者の実体験を交えながらお話ししていますので、ぜひ最後までご覧いただき、あなたの悩みを解決するヒントにしてください。
転職を成功させるために、最大限の準備をして活動しよう
![](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2020/01/3cf04bb19155bf782b487ba6eda2d5cb_m-min.jpg)
まず最初に、転職に成功するための最善策は何かと考えて、準備をしていきましょう。
ここでは、筆者が実践したことについてお話しします。
企業研究を徹底し、会社訪問もおこなう
ブランク5年から一流企業の正社員になるのは、当然ながら容易ではありません。
それ相応の準備が必要となります。
コピペした応募書類を送って、選考に通過できるような甘いものではなく、最低でも企業のホームページを熟読しておくべきです。
大手企業のホームページは相当なボリュームとなりますが、その程度の努力を惜しむのであれば、合格するのは不可能でしょう。
また、ホームページを見るだけではなく、
本社や営業所へ見学に行ってみる
というのも有効です。
筆者は第一志望の会社については、仕事現場を何度も見に行きましたし、営業所にも本社にも足を運びました。
そのなかで気づいたことを、面接で伝えることができたので、採用される要因になったと思っています。
空白期間には正当な理由が必要です
長期間のブランクとなってしまったのには、
病気、ケガ、出産、育児、介護、就活の長期化など…
上記のような、さまざまな理由があるでしょう。
誰もが何かしらの理由で働けなくなる可能性はありますし、それがちょっと長くなっただけのことです。
これは企業側も理解していますので、正当な理由があれば、「即不採用」ということにはならないでしょう。
しかし、マイナス評価の要因であることは間違いありません。
筆者の場合は病気によるものだったので、完治してしまえば問題ないといえます。
しかしそれでも、やはり大きなマイナス評価を背負って戦うことになりました。
企業が「正当な理由ではない」と判断するのは、例えばニートです。
![](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2021/02/dansei1-min.png)
だるいのでニートをしてました…
さすがに、こんなふうに履歴書に書く”おバカさん”はいないですよね。
しかし、留学、資格やスキルの勉強、自分探しの旅などは、「だるいからニートでした」と同じ扱いになる可能性があります。
成果をわかりやすく示す必要があると心得ましょう。
「うつ病」は口に出してはいけない
どの企業もうつ病には神経質になっていますので、仮にそうであっても、うつ病を正直に言うことはNGです。
たとえ療養して完治していたとしても、話を出すべきではありません。
筆者はうつ病ではなかったのですが、企業から念を入れて確認されました。
大きな病気にかかってしまうと、それに伴って「うつ症状」が出ることはよくあることです。
でもそれで精神科に通ったという話も、絶対にしてはいけません。
うつの話が出たら笑い飛ばしましょう。
ブランクの理由が病気であっても、診断書の提出を求められたりはしませんので、安心してください。
※入社前に健康診断はあります
企業が採用したいのは「長く働ける人材」
企業が求めていることは、
![](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2021/02/dansei4-min.png)
採用する人には長く働いてほしい…
ということです。
企業側は新しい人材を採用するために、
求人 → 採用 → 研修 → 配属
上記のような過程を踏んで、たくさんの経費をかけているわけですから、すぐ辞めてもらっては困ります。
筆者は採用決定後に、人事部の人と会話する機会があったので、自身に求められていることについて尋ねてみました。
![](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2021/02/dansei4-min.png)
とにかく長く働いてほしいですね
人事部の方はこのように強調されていました。
成果はボチボチでも、長期に安定して成果を出す人材が好まれるようです。
筆記試験であきらめてはいけない
筆記試験が全然できなくても、受かる可能性はあります。
筆者が受けた第一志望企業の筆記試験はとても難しくて、
![](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2021/02/dansei2-min.png)
やばい、30点くらいしか取れなかった…
という出来でした。
あまりの出来の悪さに、試験の途中で逃げ出したい気持ちになったくらいです。
なんとかやり遂げて、そのまま一次面接に入りました。
そして、採点された出来の悪い答案がテーブルに置かれた状態で、面接官からの質問に答えていきます。
とてつもなく居心地の悪い面接でした。
筆者は不採用になると感じたので、笑顔は引きつってしまい、疲労感が顔に出ていたと思います。
しかし、精神的に追い込まれた状態のなかでも、なんとか最善をつくして面接にのぞみました。
そうはいっても、
![](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2021/02/dansei2-min.png)
さすがに不採用だろう…
このように観念して、翌日からは気持ちを切り替えて、他社の面接に備えて準備をしていたのです。
そんななかで、「一次面接に通過した」との連絡がきたので、さすがにこれは予想外で驚きました。
いま思うと、あれは圧迫面接の一種だったのかもしれません……
何がどうなるかわかりませんから、筆記試験の結果であきらめないでください。
結果が出るまでは、あきらめずに最善を尽くしましょう。
面接では普段のコミュニケーション力は関係ない
面接時に必要となるコミュニケーション力は、会社や学校で周囲と仲良くできる能力とはまったく違います。
なぜなら面接とは、
想定される質問に対して、相手が求める回答をする
という場所だからです。
実際のコミュ力が高いか低いかは関係なく、どれだけ面接の準備をしたかで決まります。
筆者は鏡の前で5日間、毎日5時間ほど面接の訓練しました。
想定される質問に対して、
10秒・60秒・180秒の3パターン
で回答ができる準備をしておきましょう。
とくにブランクについての質問は、最重要な項目で必ず質問されますから、最大限の準備をしてください。
40代が面接試験で注意すべきポイントは、40代が転職面接で必ず聞かれる5つの質問でご紹介していますので、あわせてご確認ください。
5年のブランクから再就職を果たす方法とは
![](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2020/11/853990_m-min.jpg)
企業にとって、応募者の経歴にブランクがあるのは、明らかなマイナス評価となります。
無職の社会的評価はゼロであり、クレジットカードも作れませんし、アパートも借りられないのです。
まずはこの評価を変えていかないことには、再就職することは叶いません。
ブランクのマイナスをプラスに変えよう
ブランクについて、
![](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2021/02/dansei1-min.png)
できるだけマイナスの印象を小さくしよう…
このような発想はやめましょう。
それではいくら頑張ってもゼロにしかなりませんし、ゼロにしたところで採用されるのは難しいです。
それよりも、
ブランクをプラスに変える
という発想を持ちましょう。
ブランクは、人生経験を豊富にする期間であるともいえるし、挫折を経験して成長できたともいえます。
困難を乗り越えるプロセスを学んだともいえるし、働くことの素晴らしさを知ったともいえるのです。
筆者の場合はブランクに対して、
![](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2021/02/dansei2-min.png)
挫折から多くのことを学び、ブランクがあったからこそ、成長することができました!
このようなアピールをしました。
成長のストーリーを作る
ブランク中のできごとを、わかりやすいストーリーとしてまとめましょう。
ブランクについては、職務経歴書にも書かなければならないですし、面接でも必ず質問されます。
ブランクの期間を、どのようにしてプラスのストーリーに変えられるか?
上記が最重要の事項であることを認識してください。
筆者の場合は、「挫折→努力→成長」というストーリーを作りました。
さらに今も成長途中であり、この先の成長を予感させる話になれば、間違いなくブランクをプラスにできると考えたのです。
40代ともなれば、成長どころか劣化していく可能性のほうが高いでしょう。
そんななかで成長しているというストーリーは、多少なりとも面接官の心を揺さぶることができるはずです。
ちなみに、筆者が面接で語った成長のストーリーは、以下のようなものでした。
話に真実味を持たせる
面接は「嘘つき大会」とも言われていますから、
![](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2021/02/dansei4-min.png)
口だけでは信用できないな…
これが面接官の本音でしょう。
ブランク中に勉強していたことや、スキルを磨いていたことをいくら強調しても、本当かどうかわかりません。
そして、それを証明する場は面接では与えられないのです。
しかし、毎日ランニングと筋トレしていたのが本当か嘘かは、身体つきを見れば一目でわかります。
ひとつの真実を見せることによって、全体の真実味が増すのです。
職務経歴書のなかで、盛大に盛った成果や実績なども、本物に見えてくるでしょう。
もちろん成長のストーリーも、輝きが増すことは間違いありません。
まとめ:5年のブランクでも、プラスに変えれば転職できる!
今回は、筆者の実体験をもとに、5年のブランクでも転職する方法についてお話ししました。
40代でブランクが5年あっても、再就職することは可能です。
ブランクのマイナス評価を、プラス評価に変えていきましょう。
5年のブランクを、プラス評価に変える方法は以下のとおりです。
- ブランク中の成長ストーリーを作る
- ストーリーの真実味を出す
長期ブランクから再就職しようという方は、最高のストーリーを作って、就活に挑んでください。
真実味を出すためには、もちろん努力が必要ですし時間もかかります。
しかし現在ブランク中の方なら、無職またはフリーターで、たくさんの時間があるのではないでしょうか。
転職の準備や対策で、ブランク期間が多少伸びたとしても、プラスに変えてしまえば再就職には影響ありません。
あなたが最高の転職を果たされることを願っています!
セカンドゴングは40代の転職を応援しています!
![40代の転職を応援しています!](https://2ndgong.jp/wp-content/uploads/2020/11/828844-min.png)
当サイト(セカンドゴング)では、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、
- 実際に40代で転職を経験した人
- 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人
上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。
転職活動を攻略するためのコツとして、以下のようなコンテンツをご用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、当サイトにノウハウを提供している転職サポーターが、あなたの転職活動をお手伝いします。
さまざまなサポートをご用意していますので、悩みがある方はお気軽にご相談ください。