働き方を自由に決めることができる派遣社員。
いまでは働き方の選択肢のひとつとして、すっかり定着していますよね。
そんな派遣社員ですが、

このような不安をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
知り合いが派遣社員で働いていたり、ご自身で派遣会社を経験していたりしないと、なかなか現状がわからないものですよね。
今回の記事では、派遣会社の営業社員を経験してきた筆者が、
- 派遣業界の現状
- 40代でも派遣社員に向いている人
- 派遣社員に採用されるコツ
上記について詳しく解説します。
わかりやすくお話ししていきますので、派遣会社に登録しようか迷っている方は、ぜひご覧になってください。
派遣業務の基本を知ろう

まずは派遣業務の仕組みや派遣会社に登録する方法など、基本的なことを確認していきましょう。
派遣業務とは?
派遣業務とは、派遣元企業(派遣会社)と雇用契約を結んでいる派遣社員が、派遣先企業で仕事の指示を受けて働く形態のことです。
派遣社員として働くには、まず派遣会社にスタッフとして登録します。
面談で働きたい職場を伝え、必要であればスキルアップ研修などを実施。
最適な派遣先があれば、そこから雇用契約が開始されて、派遣期間が終了すれば契約も終了です。
パートやアルバイトなど、有期雇用労働者全体の増加にともなって、派遣社員の数も年々増えています。
2000年には39万人で、全労働者の0.8%だった派遣労働者数は、2020年には143万人で全労働者の2.5%。※(社)人材派遣協会より
この20年で3倍以上の増加となっています。
パートと派遣の違いとは
パートと派遣はどちらも非正規雇用で、一見すると同じような働き方に見えますが、実際には、雇用形態などいくつかの違いがあります。
雇用主が異なる
たとえ同じ職場で働いていても、パートと派遣では、雇用主が以下のように異なります。
- パートの雇用主:働いている職場の企業
- 派遣社員の雇用主:派遣会社(派遣元の企業)
派遣社員は、派遣先企業とは仕事の指示をうけて、労働力を提供するのみの関係です。
給料や社会保険などは、雇用関係にある派遣会社から受けます。
派遣会社からサポートがある
派遣社員の場合、派遣先の職場で何か問題があったときは、原則として派遣会社に相談します。
パートの場合は、直接上司に言うしかありませんが、なかなか同じ社内の人に言うのは難しいですよね…
しかし、派遣会社という第三者が間に入る派遣社員の場合は、業務内容や業務量などの相談に乗ってもらいやすいのです。
派遣会社へ登録する方法
派遣社員として働くためには、まずは派遣会社への登録が必要です。
派遣会社への登録は以下のような流れとなります。
- Webサイトからエントリー(Web登録)
派遣会社のWebサイトに簡易登録して、仕事情報を検索・閲覧することが可能になります - 登録会に参加する
派遣会社の拠点や登録会場に出向いて、登録シートの記入、スキルチェックなどを実施します - 面談・仕事紹介
面談によるヒアリングで希望条件などを確認し、希望に沿う仕事の紹介を受けます - 仕事決定・顔合わせ(職場見学)
気に入った仕事が見つかれば、派遣先企業で顔合わせ・職場見学が実施されます。面接とは違って、派遣会社の担当者も同席なので安心です - 雇用契約・就業開始
派遣会社と雇用契約を結んで、派遣先企業での就業が開始となります
なお派遣業務は、労働者の生活にとって重大な「雇用」に関わる仕事ですので、労働者派遣法という法律でさまざまなルールが定められています。
もしあなたが派遣社員として働く場合は、以下のリーフレット(PDF)を参考にして、適正な仕事紹介がされているか確認してみましょう。
派遣会社の登録に年齢制限はナシ!もちろん40代でもOK
派遣会社への登録に年齢制限はありませんので、もちろん40代の方でも行なえます。
派遣社員を募集する際に「年齢制限」を設けることは、労働者派遣法で禁止されているのです
ただし、筆者が以前40代の派遣スタッフさんに聞いたところ、

このような話を聞いたことがあります。
この派遣会社はおそらく、40代の方に紹介できる仕事がなかったので、

このような気持ちだったのでしょう。
なかにはこのような「ハズレ」の派遣会社もありますが、もちろんすべてではありません。
笑顔で対応してくれる、もっとよい派遣会社を探しましょう。
40代が働くのは厳しい?派遣社員の現状とは
CMなどの影響もあり、
派遣社員=20代女性がオフィスでPC入力
といったイメージがあるかもしれませんね。
では実際は、どんな年代でどんな仕事をしている方が多いのでしょうか。
筆者のこれまでの経験と実際のデータから、派遣社員の現状についてお話しします。
年齢の壁はある?40代でも紹介される職種とは
よくネット上では、

このようなコメントを見かけますよね。
派遣における「年齢の壁」といわれるものです。
たしかに年齢の壁はあるのですが、それは「紹介される職種が狭まる」という意味でしょう。
派遣先企業が年齢や性別を制限して、派遣社員を依頼することは禁止されているのですが、

実際にはこのようなリクエストはあり、派遣会社はそのリクエストに応えようとします。
従わないと、仕事依頼がなくなってしまいますからね。
ただそうはいっても、
- 特別なスキル:通訳や速記など
- 専門的な知識:法務や財務など
といったものを持った方なら、年齢や性別に関係なく、希望した職種で働ける可能性は高いです。
しかし特別なスキルを必要としない、「事務用機器操作」や「受付・案内」などの職種では、やはり若い女性をリクエストするケースが多くなります。
とくに女性の場合は、40代だと紹介される職種が減ることは間違いありません。
ただまったく紹介されないわけではありませんので、後述する「40代でも派遣社員に採用されるコツ」を試してみてください。
派遣社員の平均年齢は41.9歳
(社)日本人材派遣協会が行った調査によると、派遣社員として働く方の平均年齢は41.9歳です。
◆派遣社員の年齢分布

最も多い年齢層は「45~50歳」で、20.9%となっています。
またこの調査では、2013年の平均年齢は37.9歳でしたので、この5年間で平均年齢が4歳ほど上昇しています。
◆派遣社員の平均年齢

いかがでしょうか、もっと若い年代をイメージしていた方が多いかもしれませんね。
このような現状を知れば、40代の方であっても、派遣社員への登録に躊躇する必要がないことがわかります。
男性・女性ともに製造業への派遣がもっとも多い
今度は厚生労働省の調査結果から見えてくるデータをご紹介します。
- 派遣社員が働いている事業所の業種は、男女ともに「製造業」が最も多い
- 製造業で働く派遣労働者の割合は、男性が41.4%、女性が26.6%
- 男性の派遣社員が行う業務は、1位は「物の製造」29.2%、2位が「倉庫・搬送関連事務」13.3%
- 女性の派遣社員が行う業務は、1位は「一般事務」39%、2位が「物の製造」13.3%
厚生労働省「平成29年派遣労働者実態調査の概況」より
この結果をみると、工場での派遣業務に就いている方がとても多いことがわかります。
じつはこの動きは、2004年に「製造業への派遣業務が解禁」されてから、急激に広まったものなんです。
ですので、「派遣社員で製造業」というイメージがなかった方も多いかもしれませんね。
40代で派遣社員になるメリット

データから、40代の派遣社員が多いことはわかりました。
しかし、いざ自分が働くとなると、

このように考えてしまうものですよね。
ここでは、40代で派遣社員として働くメリットを確認しましょう。
自分の時間を優先できる
働き方を考えるうえで、

このように考える方もいらっしゃいます。
ある程度の収入は必要だけれど、会社に時間を縛られたくないという方には、派遣社員の仕事はぴったりです。
正社員(常時雇用)につなげることができる

このように感じる方でも、以下のような派遣社員から正社員(常時雇用)になれる方法で、正社員での雇用を目指すことができます。
- 未経験職やブランクのある方でも、派遣社員として業務の実績を積むことで、アピールができるようになる
- 紹介予定派遣や期間満了後の直接雇用など、正社員を目指せる制度を活用できる
未経験可の求人がたくさんある
派遣会社で紹介される仕事には、未経験でもすぐに働ける仕事もあります。
病気で働けなかった期間が長いなど、何らかの理由で特別なスキルをもっていない方でも、仕事の紹介を受けることが可能です。
パートよりも時給が高い
派遣会社は、企業が求めるスキルを持ったスタッフを責任を持って派遣します。
一方でパート採用では、面接時に本人がいうことを信じるしかありません。

本人がこのように言うから採用したのに、

上記のようなことが起こりえます。
派遣社員は、派遣会社によって求めるスキルを持っていることが保証された、即戦力のスタッフ。
だからこそ、派遣社員は同じ職場で働く場合でも、パートより時給が高いことがほとんどなのです。
派遣社員の仕事は、40代のこんな人に向いています
以下のような40代の方であれば、派遣社員のメリットが活かせるので、派遣社員の仕事が向いています。
副業や趣味の優先順位が高く、自由な働き方を求めている
- 副業である程度は稼いでいる
- 趣味の時間が何より大切だ
上記のように、自由な時間を優先したい人には、派遣社員の仕事が向いています。
正社員になるための「足がかり」を探している
正社員の求人だけで就職活動をしていた場合、採用されずに失業期間が長引いてしまうと、再就職には不利になってしまいます。
また、無収入では生活も苦しくなります。
正社員になる「足がかり」として、まずは派遣社員で働くことも、選択肢に入れてみましょう。
特別なスキルはないが、とりあえず働ける場がほしい
派遣社員の業務には、製造業務や倉庫内作業など、

このような仕事が多くあります。
派遣とパートで、どちらの仕事をするか迷っている
過去の仕事で得た何らかのスキルがあるのなら、派遣社員として働くことで、パートよりも高い時給を得られる可能性があります。
仕事が決まらないときは?40代が派遣社員に採用されるコツ
40代以上の方で派遣社員として働いている方も多いですが、20代より40代の方のほうが、仕事を紹介されにくいのは事実です。
40代の方が仕事の紹介を受けて、派遣社員に採用されるコツをご紹介します。
製造現場(工場)での求人に応募する
もし希望した職種で派遣会社から紹介されないなら、職種を変えて相談してみましょう。
たとえば派遣社員の業務で、男性1位、女性2位の「製造現場(工場)」での仕事を希望してみるのです。
「オフィスでのパソコン入力」といった仕事の場合、紹介する派遣社員は1人というケースがほとんど。
そのため20代と40代の方がいたら、20代の方だけを紹介するケースが多くなるのです。
ところが工場での仕事は、まとまった人数を必要とすることが多く、さらに未経験でもできる仕事も多いです。
そのため、年齢に関わらず仕事を紹介してもえる可能性は高くなります。
スキルが不要な仕事なので、時給は安くなるかもしれませんが、働ける確率は大いに上がります。
とりあえず早く働きたいということなら、ぜひ求人チラシの派遣会社の欄や、ホームページなどで工場の仕事を探してみて下さい。
謙虚さを心がける
40代で派遣社員として働く場合は、派遣会社の営業社員や派遣先企業の同僚など、周囲の人間のほとんどが年下ということもありえます。
そういったなかでも、
周囲に教えを乞うことができる謙虚さ
このような姿勢が大切です。
筆者が経験したなかでも、とくに男性で多いのが、

このような発言をしてしまう方ですね。
派遣先企業の社員でも、派遣社員の先輩でも、

年下の人から上記のようなアドバイスをもらっても、それで不機嫌になってしまう。
しかし女性はとても謙虚な方が多いので、

このように自然に言えるんですね。
派遣会社の営業だって人間ですから、すぐ不機嫌になる人とは一緒に働きたいとは思いません。
謙虚さが足りない方は、スキルがどうこう言う前に、「人間性」で紹介されづらくなっているかもしれません。
ぜひ謙虚さを意識してください。
専門スキルを磨く
もしも過去に通訳や速記などの実務についていたり、法務や財務部門で働いて専門的な知識を持っているのであれば、専門スキルをさらに磨いてみましょう。
ただし、専門スキルを必要とする仕事自体がそれほど多くないですし、当てはまらないという方が多いのかもしれません。

このように落ち込むのではなく、まずは派遣社員として自分でもできる仕事を探してみましょう。
できるだけたくさんの派遣会社に登録しよう
ご紹介したコツを実践したけれど、

そんなときは、別の派遣会社を探しましょう。
派遣会社への登録は無料ですし、たいした時間もかかりません。
できるだけたくさんの派遣会社に登録しておいて、紹介してもらえる案件数の分母を増やしておきましょう。

上記のようなケースが普通にありえるのです。
40代が登録しておくべき派遣会社とは?
筆者がオススメしたいのは、
- 全国規模の大手派遣会社
- 地元の派遣会社
上記のそれぞれに登録しておくことです。
特別なスキルを持っている方であれば、そのスキルを活かせる「専門特化型の派遣会社」も探してみましょう。
いろいろな派遣会社に行ってみると、雰囲気の違いなどがよくわかります。
1社だけにしか登録していないと、例えばひどい扱いをされても、

こんなふうに我慢するしかありません。
しかし、いくつかの派遣会社に登録しておけば、

このように思えるようになるはずです。
40代が登録しておくべき、おすすめの派遣会社6選
ここでは、40代が登録しておくべき、おすすめの派遣会社をご紹介します。
◆40代におすすめの派遣会社6選
会社名 | 総求人数 | 40代活躍中 | 拠点数 |
---|---|---|---|
スタッフサービス | 111,489 | 50,294 | 171 |
テンプスタッフ | 26,981 | – | 492 |
マンパワーグループ | 25,026 | 21,098 | 142 |
パソナ | 5,607 | – | 70 |
ランスタッド事務 | 2,856 | 2,061 | 93 |
ランスタッド工場 | 3,913 | 3,191 | 93 |
※求人数・拠点数は2020年8月現在 |
上記の6つは、全国展開をしている大手派遣会社であり、求人数も拠点数も多いです。
一部のサイトで「40代活躍中」の検索項目がなく、実数を算出できませんでしたが、各社でそこまで大きな差はないはずです。
上記のなかから、できれば3~5社くらいに登録しておきましょう。
地元の派遣会社を探す方法とは
地方の場合は、大手派遣会社だけでは求人数が少ない場合がありますので、地域で展開している派遣会社も押さえておきたいところです。
地元の広告などでよく見かけて、求人数が多い派遣会社があれば、ぜひ登録しておきましょう。
ネットで検索して、地元の派遣会社を探す方法も有効ですが、その場合は「indeed」という転職サイトを活用するのがおすすめです。
indeedとは、数多くの求人メディアを同時に検索できる転職サイトで、全国の派遣会社の求人情報も網羅しています。
しかも、市区町村単位で地域を絞り込んで検索することができるのです。
- indeedにアクセスして、勤務地に地元の市区町村を設定
- 「雇用形態」を派遣社員に絞り込む
- 絞り込まれた求人一覧のなかから、頻度の多い派遣会社名をピックアップ
- 企業名でネット検索して、その派遣会社のサイトを探して登録する
indeedを上手に活用することで、地元の優良な派遣会社を見つけられるかもしれません。
indeedの使い方については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてチェックしてみてください。
派遣社員から正社員になるには

派遣社員として働きながら、正社員になることも可能です。
ここでは3つの方法をご紹介します。
紹介予定派遣
紹介予定派遣とは、最長6ヶ月の派遣期間後に、派遣先企業に直接雇用されることを予定して行う派遣のことです。
派遣されている期間の間に、
- 派遣社員:正社員として働きたい環境かどうか?
- 派遣先企業:その人のスキルや特性などが十分か?
上記のようなことを確認できるので、相互にメリットがある制度となっています。
派遣期間終了後に、派遣社員と派遣先企業の両方が希望すれば、直接雇用に切り替わるのです。
ただし、紹介予定派遣には以下のようなデメリットもあります。
- 派遣会社が紹介できる案件が少ない
- 直接雇用でも正社員とは限らない(契約社員など)
- 直接雇用になると給料が下がることがある
紹介予定派遣を希望する場合には、派遣会社の登録時に希望する旨を伝えましょう。
そうすると派遣会社では、紹介予定派遣の案件を中心に紹介してくれるようになります。
無期雇用派遣
無期雇用派遣は「常用型派遣」とも呼ばれ、派遣社員が派遣会社と「無期雇用契約」を結び、派遣先企業で仕事を行う派遣のことです。
一般的な派遣(登録型派遣)では、派遣先企業で働く期間のみ、派遣会社と雇用契約を結んで給料が支払われます。
したがって、派遣先企業の仕事が期間満了となり、次の派遣先が見つかるまで待機している期間には、給料は支払われないのです。
それに対して無期雇用派遣では、派遣社員と派遣会社で無期雇用契約を結んでいる状態ですから、待機している期間にも給料が支払われます。
ただし、待機期間中は働かなくてもよいわけではなく、実際には派遣会社で資料整理といった業務を行うのが一般的です。
つまり、派遣会社の正社員になるようなものですね。
「派遣先企業での同一部署の仕事は最長3年まで」、このような派遣の3年ルールの気にしなくてよくなるので、同じ部署で長く働くことも可能です。
ただし、やはりデメリットも存在します。
- まず派遣元企業に採用される必要がある(書類選考、面接など)
- 仕事や就業形態(曜日、時間)を選べない
派遣社員ならではの「自由さ」が、無期雇用派遣になるとなくなってしまうのです。
無期雇用派遣に興味のある方は、派遣会社に確認してみましょう。
派遣先企業で直接雇用してもらう
派遣社員が同一の部署で派遣業務を行う場合は、原則3年という期間が最長です。
派遣会社は3年が経った時点で、
派遣先企業へ直接雇用を依頼する
上記のような義務が発生します。
派遣されている人がとても優秀で、

このような判断がされた場合は、直接雇用される可能性があります。

あなたがこのように思っているのならば、派遣会社の営業担当だけでなく、派遣先企業の上司にも相談してみましょう。
そのうえで仕事をよりいっそう頑張れば、熱意も伝わるはずです。
もちろん全ての派遣先企業で、必ず直接雇用をしてくれるわけではありません。
しかし現在は人手不足が進んでおり、どの業界でも人材確保に必死です。直接雇用の可能性は、これからさらに高まっていくと筆者は考えています。
また、派遣社員として一定のスキルを積み、その経験をアピールして転職活動を進めて、正社員へ転職する方法も有効です。
請負社員は派遣社員とどう違う?
派遣社員と似た働き方で、「請負社員」という選択肢があります。
請負(うけおい)とは、請負会社と雇用契約を結んだ請負社員が、請負会社からの指示を受けて作業を行う形態のことです。
派遣社員の場合は、派遣先企業から指示を受けて仕事をしますが、請負社員の場合は、業務の依頼元からの指示を受けることはありません。
◆派遣と請負の違い

発注者は、工場のラインなどひとつの業務を請負会社へまるごと依頼しますので、請負社員が働く場所には、請負会社の社員だけが在籍して働くことになります。
一つの請負会社の社員だけで働くので、とてもなじみやすい雰囲気になるでしょう。
ただし、現在では請負の仕事はあまり多くありません。

このような思いがあるのであれば、いちど請負の仕事を探してみましょう。
まとめ:40代でも大丈夫!まずは複数の派遣会社に登録しよう
今回は、過去に派遣会社の営業社員だった筆者が、派遣業務の現状や40代でも派遣に向いている人、派遣社員に採用されるコツなどをご紹介しました。
派遣社員がどういうものかよく知らなかったり、いちど行った派遣会社の登録会でよくない印象だったりして、派遣で働くことを躊躇している方もいるかもしれません。
しかし、派遣労働者の平均年齢は41.9歳。
多くの同年代が働いていると知って、安心された方も多いのではないでしょうか。
もちろん40代でも大丈夫です!
派遣社員としての働き方にメリットを感じるのであれば、さっそく複数の派遣会社に登録して、いい仕事を紹介してもらいましょう。
お話しした内容が、あなたの仕事探しの参考となれば幸いです。
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