dodaは40代でも活用できる?利用者の評判や特徴を解説します
doda(デューダ)はパーソルキャリアが運営する大手転職サイト。
ひとつのサイトで、転職サイトとエージェントサービスの両方を利用できるのが特徴です。
この両方のサービスを併用できるのが、40代には大きなメリットになるので、ぜひ登録しておきましょう。
\ 登録は無料。電話での面談もOK /
無料登録後もお金は一切かかりません
この記事では、大手転職エージェントに長年勤めてきた筆者が、
- 40代の転職でdodaって活用できるのかな?
- dodaのエージェントサービスは、転職サイトとどう違うの?
- リクルートと比較して、dodaって何が違うの?
- 実際の利用者の評判ってどうなんだろう…
上記について、わかりやすく解説しています。
dodaを利用した40代転職者のリアルな声もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
dodaとは、どんな転職サービスなのか?
dodaは求人数が16万件以上ある転職サイトです。
この数はリクナビNEXTやマイナビ転職などと並んで、トップクラスの件数となっています。
dodaを運営するパーソルキャリアとは
dodaを運営するパーソルキャリアという会社で、グループの母体であるパーソルホールディングスは、人材業界国内第2位の売上を誇る大手企業です。
現在、dodaの登録者数は約587万人(※)であり、求人数は非公開求人を含めると15万件以上と、幅広い業種・職種かつ全国の求人を取り扱っています。
※2020年12月末時点。出典:求人広告代理店ONE
業界1位のリクルートホールディングスには及ばないものの、トップクラスのシェアを誇る、日本を代表する人材会社のひとつといっても過言ではありません。
サービス規模はもちろんのこと、情報セキュリティの確保にもきちんと取り組んでいるので、安心して利用することができる転職サービスです。
転職サイトとエージェントサービスの両方を利用できる
dodaには、転職サイトとエージェント機能の2種類のサービスが存在しており、
- 自分で求人をチェックして応募する
- エージェントから紹介してもらって、求人に応募する
ひとつのサイトで上記の両方の使い方が可能です。
- 掲載されている求人のなかで、気に入ったものがあればWeb上で直接応募できる
- 面談~内定までは、自分が直接企業とやりとりをする必要がある
- キャリアアドバイザーなどの担当者が、応募者(登録者)と企業の間に入ってくれる
- 書類作成や面接対策、入社までのフォローを受けられる
- サイト機能では見られない非公開求人の閲覧が可能
例えばリクルートの転職サービスであれば、
- リクナビNEXT(転職サイト)
- リクルートエージェント(転職エージェント)
こんなふうに別名でサービス提供しており、Webサイトも別々に構築されています。
これはマイナビでも同様です。
しかし、dodaの場合はひとつのサイトに統合されており、同じアカウントで両方のサービスにアクセスすることができます。
転職サイトとしてのdodaの特徴
ここでは、dodaを転職サイトとして利用する場合に、どのような特徴やメリットがあるのかご紹介します。
独自案件が多い
dodaは他の転職サービスで取り扱っていない求人も多く扱っており、3~4万件ある非公開求人のほとんどは、dodaの独自案件となっています。
doda独自案件を狙うメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 応募数が限定されるので、競争率が低くなる
- dodaと長年提携している企業のため採用率が高い
- 他サイトにはない好条件求人が見つかる可能性がある
やはり40代の場合は、若い人との競争になるとちょっと分が悪いですよね…
もちろん「経験」という武器があるのですが、企業側ニーズとよほどのマッチングがないと、
20~30代の人を採用したい
このように考える企業がやはり多いのです。
しかしdoda独自案件なら、応募数が限られたなかでの選考となるので、必然的に競争率も下がります。
IT系、ものづくり系求人が充実している
dodaの強みとして挙げられるのが、IT系やモノ作り系の求人が充実していること。
公開求人だけでも、求人数は1万件を超えています。
※SE・インフラエンジニア・Webエンジニア+ Web・モバイル(制作・開発)で検索した場合
ライバルとなるリクナビNEXTやマイナビ転職でも、IT系でここまでの求人数はありません。
しかし、新規登録者の経験職種を割合でみると、販売や営業職の割合の方が多く、IT系やモノ作り系の登録者はそれほど多くないのです。
◆doda新規会員の職種
販売サービス職 | 21.7% |
営業職 | 18.6% |
技術職(SE・インフラ・Webエンジニア) | 5.7% |
クリエイター・クリエイティブ職 | 3.9% |
つまり、dodaが得意としているIT系やモノ作り系の求人に対しては、比較的競争が少なく応募できるチャンスがあるといえます。
もちろん営業系や事務、販売の求人も十分にあるのですが、
デスクワークでとくに強みを発揮する転職サイト
というのがdodaの特徴といえるでしょう。
Webデザイナー・SE・アプリ開発などのIT系や、モノづくり系の職種を考えている方なら、ぜひdodaに登録しておくことをおすすめします。
働く人のイメージがしやすいサイト作り
dodaのコンセプトとして、”わかりやすさ”を追求しており、その方向性がサイトの作りや求人情報欄にも表れています。
- 実際に働く社員のインタビュー
- 職場の写真を数多く掲載
- 職場の雰囲気が伝わる取材レポート
こういった情報を通じて、求人へ応募する前に働くイメージが掴みやすいことも、おすすめポイントのひとつです。
とくに40代で転職をした場合は、
実際に働いてみたら、年下ばかりで居心地が悪い…
このようなことも少なくありません。
しかしdodaを利用すれば、あらかじめその会社の社員平均年齢を調べることができます。
検索機能のなかに含まれているので、40代にチェックを入れれば、40代の人が多く働いている企業だけを探すことが可能です。
平均年齢は、「20代」「30代」「40代」「50代以上」の、4つの項目から選択できます。
また、従業員数の規模も指定して選べますから、
40代が多く、従業員は100名ぐらいのところがいいな
上記のような絞り込みで企業探しができるのです。
40代でもスカウトメールが届く
dodaには「企業からのオファー」という項目があり、オファー条件を設定すると、企業からのスカウトメールが届きます。
スカウトの条件設定では、
- 転職希望時期
- 希望の業種や職種
- 希望勤務地
- 希望年収
上記について希望を設定することが可能です。
スカウトメールを送ってくる企業は、あなたの年齢も見て判断しています。(年齢は非公開にできません)
つまりスカウトメールとは、
40代のあなたにも、ぜひ応募してほしいです
このように考えている企業からのオファーなんです。
登録している内容にもよりますが、40代でも数十件~数百件くらい、スカウトメールが届くことも珍しくはありません。
不特定多数の人に送っている企業もあるので、すべてが有効な求人とはいえませんが、40代でも魅力的な案件が、その中に含まれている場合もあるのです。
スカウトサービスを利用したい場合は、dodaの利用登録をする際に、スカウトサービスの項目にチェックをつけて申込みしましょう。
\ 登録は無料。電話での面談もOK /
無料登録後もお金は一切かかりません
dodaのエージェントサービスとは?
dodaの場合は、エージェントサービスに申し込むことで、
- エージェントから求人紹介が受けられる
ということもおすすめポイントのひとつです。
40代を積極的に採用している企業を、担当者がマッチングしてくれるので、求人探しの幅が広がります。
2つの求人紹介サービスがある
dodaには、以下の2つの求人紹介サービスがあります。
- キャリアアドバイザー紹介求人
- 採用プロジェクト担当紹介求人
キャリアアドバイザー紹介求人とは?
キャリアアドバイザー紹介求人とは、転職にまつわることを、全てアドバイスしてくれる存在です。
- 現職中なので2ヶ月後ぐらいから就職活動したい
- 仕事終わりに面接日を調整してもらいたい
- 自分に向いてそうな仕事、企業を紹介して欲しい
上記のようなニーズに対して、トータルにサポートしてくれます。
採用プロジェクト担当紹介求人とは?
採用プロジェクト担当紹介求人とは、仕事内容に特化したアドバイザーで、求人にまつわる悩みや相談に乗ってくれます。
- この求人は何人ぐらいの部署で、どんな方が仕事しているんですか?
- 私はフォークリフトの免許を持っていないのですが、その現場では必要ですか?
- PhotoshopとIllustratorしか使えないのですが、それ以外に必要な使用ソフトはありますか?
上記のような細かい質問にも答えてくれるでしょう。
採用プロジェクト担当紹介求人には、企業ごとに担当者がいるので、個別の案件について、より詳しくヒアリングすることが可能です。
40代で転職を考える場合は、
次の転職には絶対に失敗したくない…
このような気持ちが強いですから、求人に対して細かく聞けるアドバイザーがいるのは、とてもありがたいことですね。
会員登録しただけでは、エージェントサービスは使えない
dodaのエージェントサービスを受けるためには、doda会員登録のほかに、エージェントサービスへの申し込みが別途で必要です。
紹介サービスを利用したい場合は、dodaの利用登録をする際に、エージェントサービスの項目にチェックをつけて申込みしましょう。
その後は、dodaからの連絡を待つだけでOK。
早ければ当日に、遅くとも2営業日以内には、キャリアカウンセリングの日程相談などの連絡が、dodaからメールされてくるはずです。(電話の場合も有り)
\ 登録は無料。電話での面談もOK /
無料登録後もお金は一切かかりません
エージェントサービスをおすすめする理由とは
転職サイトのdodaとしてだけではなく、エージェントサービスの利用を筆者がおすすめする理由は、以下のようなことが挙げられます。
40代は転職エージェントの活用が成功の近道
転職活動は、新卒時の就職活動とは何もかも異なります。
したがって、スケジュールの組み方や面接対策、退職交渉といったノウハウが必要となるのです。
40代ともなれば、年齢にあった応募書類やアピールも求められますし、
どういったスキルが評価されやすいのか?
といった、転職市場の動向も掴んでおく必要があります。
転職サイトのコンテンツを読み漁ったり、転職経験のある友人に聞いただけで、自分あったアドバイスを得られるとは限りません。
転職活動で必要となるノウハウを、無料で提供してくれるのが、dodaのエージェントサービスなのです。
キャリアアドバイザーは、あなただけのパーソナルトレーナー
dodaエージェントサービスに登録をすると、専属のキャリアアドバイザーが担当してくれるようになります。
最初に実施されるキャリアカウンセリングでは、仕事上の悩みや希望条件などについて、キャリアアドバイザーが詳細にヒアリングしてくれるのです。
その際に得られるアドバイスは、あなただけに向けたものであり、非常に個別性の高いサービスといえるでしょう。
キャリアアドバイザーとは、一緒に内定を勝ち取るための、いわば「パーソナルトレーナー」のような存在なのです。
転職エージェントで受けられる7つのサービスとは
転職エージェントでは、以下のようなサービスを受けることができます。
これだけのメリットがあることを考えると、40代の方がdodaに登録していて、エージェントサービスを利用しない理由はありません。
利用のデメリットは「転職活動することを勧められる」こと
あえてデメリットをあげるとするならば、
転職活動をすることを、強力に勧められること
このようなことでしょうか?
転職エージェントでは、「現職に残る」という選択肢を提示されることは、ほとんどありません。
まだ転職すると決めたわけではないんだけど…
上記のような迷いがあるなかで、エージェントサービスの利用を開始すると、戸惑うことがあるかもしれませんね。
ですが、「転職活動とすること」と「実際に転職すること」は、同じようでまったく異なるものです。
実際に転職をしなくても、転職活動をするだけでも、自分のキャリアについてさまざまな気づきが得られます。
実際に転職するとなると、いろいろとリスクも考える必要がありますが、転職活動をするだけならリスクはありません。
内定が出たからといって、必ずしも受諾しなければならないわけではないですし、
まずは転職活動をしてみて、色々な可能性を検討したい
このようなスタンスでエージェント登録しても、まったく問題ないので安心してください。
\ 登録は無料。電話での面談もOK /
無料登録後もお金は一切かかりません
40代がdodaエージェントを利用する5つのメリット
前項では、転職サイトでは受けられない、エージェントサービスの中身についてご説明しました。
では40代の方の転職活動において、dodaエージェントサービスは他の転職エージェントと何が異なるのか、メリットについて詳しく解説します。
1.40代が応募できる正社員求人が豊富である
全国に数千~数万社あるといわれる転職エージェントのうち、実際に自社で求人を獲得している会社はごく少数にとどまります。
ほとんどの企業は、求人のデータベースを他所から購入して、求人紹介しているのが実態です。
求人を開拓する専門の部隊(法人営業)を、独立した組織として抱えている転職エージェントは限られています。
全国に数百名という規模で営業担当を配置して、幅広い年齢層の求人を精力的に獲得できるのは、dodaを含めてそれほど多くありません。
2.幅広い業界の企業の求人を保有している
dodaでは、以下のような幅広い業界の求人を提供しています。
IT・Web・クリエイティブ / エンジニアモノづくり / エネルギー / メディカル / 金融 / コンサルティング / 流通・小売 / サービス系など
現在の仕事内容にこだわらず、
未経験職種なども含めて、自分の可能性を色々な方向から考えたい
上記のようなニーズを持つ方であれば、特定分野専門の転職エージェントよりも、dodaのような総合型エージェントを利用するのがおすすめです。
星の数ほどあるといわれる転職エージェントのなかでも、1番と2番のメリットを両方満たしているのは、筆者の感覚ではごくわずかしかありません。
dodaのエージェントサービスは、貴重な存在といえるでしょう。
3.親身なサービスが受けられる
dodaを運営するパーソルキャリアでは、「顧客満足度」をひとつの大きな経営指標としており、複数の施策(サービス)を実施しています。
その効果測定として使われるのが、サービス利用者に依頼している「利用満足度アンケート」です。
dodaに携わる社員は、常に顧客の声と真摯に向き合って、
- 顧客のニーズを的確に把握できているか?
- そのニーズに応えられているか?
上記のような自問自答を繰り返して、サービス向上に努めています。
40代の転職者であっても、親身かつきめ細かいサービスを受けられることが、dodaエージェントを利用するメリットです。
面接対策などのサポートも、基本的に1人のアドバイザーが一貫して行うので、信頼関係を構築しやすい転職エージェントといえるでしょう。
4.全国に拠点(オフィス)がある
dodaでは、北海道/東北/東海/関西/中国・四国/九州にオフィスを構えています。
近年では、地方拠点の営業力を強化しており、人員も増加傾向です。
大手エージェントのなかには、東京や大阪などの大都市圏から、キャリアアドバイザーを異動させて地方拠点に配置しているところがあります。
しかし、dodaではエリア限定勤務制度を導入しており、基本的にその土地に地縁のある社員がアドバイザーを務めることが多いのです。
地域の経済状況や転職市場について、熟知しているアドバイザーが多い
これもdodaの魅力のひとつといえるでしょう。
5.入社後も継続的な支援サービスが受けられる
doda経由で転職をすると、「CAREER POCKET」というサービスの案内が届きます。
「CAREER POCKET」では、入社後のキャリア相談や悩みを、選任担当者(キャリアライフサーポーター)に相談することができます。
このようなサービスを利用することで、転職したあとも長期的なキャリア支援を受け続けることができるのです。
エージェントサービスの利用が向いている40代とは?
ここまでの内容をまとめると、以下のような志向・経験を持つ40代の方であれば、dodaエージェントサービスの利用が向いているといえるでしょう。
- 職種、業界に強いこだわりがなく、合格する可能性のある案件を幅広く検討したい人
- 複数の勤務エリアを検討している人
- 地方での転職、U・Iターンの転職を検討している人
- 自分のキャリアにイマイチ自信を持てない人
- キャリアアドバイザーとこまめに連絡を取りたい人
- 転職に成功した後も、相談窓口を持っておきたい人
dodaは求人に直接応募もできますが、それは誰にでもチャンスがある反面で、20代や30代の応募も集まりやすいといえます。
40代の場合は、そういった直接応募で競争するよりも、
キャリアアドバイザーに、40代の採用を考えている企業を紹介してもらう
という戦略で転職活動をしたほうが、採用される可能性が高まるでしょう。
まずはキャリアアドバイザーに自分の希望や現状を説明して、どんな仕事を紹介してもらえるかを聞いてみましょう。
採用プロジェクト担当が、あなたに合った求人案件を紹介してくれるはずです。
キャリアアドバイザーは、求人に載っていないことまで詳しく教えてくれますから、
この会社は有休も取りやすい会社ですよ。消化率も良いです
この会社は7対3で女性が多いので、女性が働くには良い環境だと思います
上記のようなアドバイスをしてもらえて、応募のミスマッチを少なくすることができます。
dodaに登録する際は、エージェントサービスも合わせて申し込んでおきましょう。
\ 登録は無料。電話での面談もOK /
無料登録後もお金は一切かかりません
リクルートエージェントとの違いは?
転職エージェントとして、必ず名前が挙がるのがリクルートエージェントです。
必ず登録すべきエージェントのひとつといえますが、リクルートエージェントとdodaでは、どのような違いがあるのでしょうか?
その違いを見ていきましょう。
dodaの魅力は、アドバイザーが親身なこと
転職活動では、大小さまざまな悩みや疑問が出てきますから、アドバイザーとこまめに連絡をとって、問題を解消していくことが大切です。
たしかに保有する求人数や登録者の多さでは、リクルートエージェントに軍配が上がります。
そうなると必然的に、リクルートエージェントではアドバイザー1人あたりの担当顧客(登録者)数が、他のエージェントと比べて多い状況となるのです。
リクルートエージェントでは、担当顧客があまりに多いため、
- 求人票に記載されている、この部分について詳しく知りたい
- 面接時の持ち物に○○と書いてあるが、△△で代用してもいいの?
- 面接で、こんなこと聞いても大丈夫?
このような一つ一つの問い合わせに、テンポよく回答できていないという声をよく聞きます。
しかしdodaでは、
リクルート社には求人量で負けてもサービス品質で勝つ
という方針があり、顧客満足度に徹底したこだわりを持っているのです。
- レスポンスのスピード
- 求人票に記載のないプラスαの情報
- 面接日程の効率的な組み方など
上記のような、かなりキメ細かいサービスを実施しているアドバイザーが多数います。
また、コミュニケーションツールとしてLINEが使えますので、相談やリクエストがあれば、気軽に連絡することができるでしょう。
ただ、このような「親身さ」よりも、
求人の種類や量の方が重要だろう
このように考える転職者もいるはずです。
そういう方の場合は、リクルートエージェントと希望業界専門の転職エージェントを、組み合わせて利用していくことをおすすめします。
dodaエージェントのデメリットとは?
リクルートエージェントとの比較で、dodaのデメリットとしてよく言われるのは、
応募条件に多少合致していなくとも、自分が受けたいといえばリクルートでは推薦してもらえるが、dodaでは「NO」と言われた
このように、応募の基準が他社よりも厳しいというものです。
リクルートエージェントのスタンスは、仮に企業側の求める人物像とかけ離れていても、
応募者の強い興味があれば推薦する
というものです。
たとえ企業側が若年層を希望していても、
エージェントさんの強い推薦があったので、40代のあなたに内定を出しました
このようなケースは、dodaよりもリクルートエージェントの方が多いかもしれません。
ではdodaを利用していて、このようなケースがあった場合はどうするべきなのか?
その場合の対処法については、以下で詳しくお話しします。
dodaエージェントサービスを利用する流れ
ここでは、dodaエージェントサービスを実際に利用する際の、登録手順と入社までの利用手順についてご紹介します。
◆登録してからキャリアカウンセリングまでの流れ
dodaの登録方法
まずはdoda公式サイトへアクセスして、必要情報を入力して「会員登録する(次へ)」に進みます。
\ 登録は無料。電話での面談もOK /
無料登録後もお金は一切かかりません
なお、会員登録と同時に、エージェントサービスへの利用申し込みができます。
必須の入力項目は24箇所ありますが、プルダウンで選択する項目もありますので、5~10分程度で登録を完了できます。
スマートフォンからの登録も、もちろん可能です。
なお、複数のエージェントに登録される方は、事前に転職活動専用のメールアドレスを作っておくことをおすすめします。
登録した各社から、毎日大量の求人案内メールが届くため、日常的な用途で使用しているアドレスと区別したほうが、転職関連のメールを管理しやすいでしょう。
面談(キャリアカウンセリング)
Web登録が完了すると、早ければその日のうちに、キャリアカウンセリングの案内が届きます。
キャリアカウンセリングは、近くのdodaオフィスまで訪問するか、訪問が難しい方は電話での面談実施です。
◆dodaの拠点所在地
カウンセリングは面接ではありませんから、緊張することなく本音で語っても問題ありません。
求人情報の紹介
基本的には、キャリアカウンセリングのなかでいくつかの求人が紹介されます。
紹介は非公開求人情報も対象となりますので、dodaだけにしかない、好条件の求人情報が紹介される場合も……
希望の求人へ応募
紹介された求人情報のなかで、応募したい企業があれば、応募へとステップを進めていきましょう。
応募の際には、キャリアアドバイザーから、
- 応募書類の書き方
- 書類選考通過のコツ
上記についてアドバイスしてもらえます。
アドバイスを参考にして、職務経歴書や証明写真など、応募資料の準備をすすめましょう。
また、同じタイミングで、キャリアアドバイザーが推薦状を準備します。
応募書類と推薦状が揃った段階で、応募手続きが開始です。
企業と面接
書類審査に合格となれば、一次面接に備えて面接対策をすすめます。
1社につき1~3回の面接を受けていく流れです。
面接の実施後に、残念ながら不採用になった場合でも、企業からの評価と不採用の理由を教えてもらえるので、今後の対策として活かすことができます。
内定・退職準備
入社の内定がもらえた場合も、入社条件や年収など、さまざまな要望に関する交渉を、dodaエージェントが行ってくれます。
条件に納得がいかない場合も、キャリアアドバイザーが再度交渉してくれるので、妥協せず内定を勝ち取りましょう。
※ 交渉の実現性が低い時もアドバイスしてくれます
このように、アドバイザーからの助言は面接だけではありません。
条件交渉や退職交渉の進め方など、入社まで二人三脚で進めていく形になります。
入社後のフォロー
転職が成功して入社した後でも、さまざまな悩みが生じる場合もあるでしょう。
そんなときでもdodaエージェントに相談して、メールや電話でサポートを受けることができます。
dodaエージェントに登録するときの注意点
dodaエージェントのサービスは、残念ながら、登録した全員が受けられるわけではありません。
登録された内容を確認して、
ご紹介できる求人案件があります!
このように判定された場合のみ、担当するキャリアアドバイザーがつく仕組みとなっています。
40代は利用を断られる可能性がある
40代の場合は、20代や30代の頃とは転職事情が異なりますので、dodaエージェントに登録しても、
転職エージェントに利用を断られてしまった…
というケースはよくあります。
- 年齢に見合ったスキルがない
- 未経験の職種や業界を希望している
- ブランクが長い
- 保有している求人が年齢的にマッチしていない
- 保有している求人と、希望する業種や職種が合わない
ですから、dodaエージェントに登録をする際にも、断られないための対処法をしっかり講じておくことが重要です。
エントリーシートの入力内容が重要
転職エージェントに断られることなく、担当アドバイザーと面談できるかどうかは、
登録時のエントリーシートに入力する、情報の内容と量で決まる
といっても過言ではありません。
dodaエージェントに登録する際に、
- 登録した内容が少ない
- 情報が薄っぺらい
- 内容に抜け漏れなどがある
上記のような内容で申し込んでしまうと、
現時点でご支援が難しいです
こんなふうに、お断りのメールがきてしまうでしょう。
職務経歴などのエントリーシートに登録するのには、かなり手間がかかりますが、企業に応募するときと同じような気持ちで、しっかり情報を入力するようにしてください。
希望条件は現実的に、かつ広めに入力すること
転職先の希望条件について、以下のような入力をしてしまうと、担当者がつかない恐れがあります。
- 希望年収欄に、極端に高い値を入れている
- 希望職種が、現在の職種とあまりにかけ離れている
- 勤務場所や仕事内容の希望条件が狭い
- 転職希望時期が、「6ヶ月以内」「1年以内」など、直近に設定されていない
自分が持っている本音の希望などは、担当者がついてから詳細を伝えればよいので、登録上は希望条件を広めに設定しておきましょう。
転職時期は「3ヶ月以内」、希望職種や年収については現職と類似した内容で、一旦入力しておくことをおすすめします。
また、希望条件を入力するフリーコメント欄の内容にも注意が必要です。
- 希望年収欄に極端に高い値を入れていないか?
- 希望職種が現職職種とあまりにかけ離れていないか?
- 勤務場所や仕事内容の希望条件が狭すぎないか?
このようなことに該当していないかチェックしてください。
dodaエージェントに関する、お悩み別の解決法
ここでは、
dodaに登録したけど、思ったようなサービスがまだ受けられていない…
このような方に向けて、お悩みを解決する対処方法をご紹介します。
登録したのに、断られてしまったときの裏ワザ
せっかく登録したのに、
現時点でご支援が難しいです
このようなメールが届いて、担当アドバイザーがつかないことを告げられるケースがあります。
この場合の対応策としては、
友人紹介制度を使って再チャレンジする
という方法があります。
あなたの周りに、dodaのエージェントサービスを利用した友人や知人の方はいないでしょうか?
dodaを使って実際に転職した人ではなくて、利用しただけの人でもOKです。
dodaでは担当顧客(登録者)から、転職を考える知人を紹介してもらって、サービス認知度を高めていくという施策を行っています。
すこし裏ワザになりますが、その施策を逆手にとりましょう。
やり方は簡単です。dodaエージェントを使ったことのある知人の方から、担当アドバイザーに連絡してもらうだけです。
友人で転職活動をしている人がいるのですが、○○さん(アドバイザー)に担当してもらえたらと思いまして
既にdodaの登録は済んでいるのですが、決まった担当者はいないみたいなんです
このような感じで伝えてもらえればOK。その後、アドバイザーから知人に案内が入ります。
この方法は、もちろん登録前に実施することも可能です。
dodaからの連絡がしつこいときの対処法
dodaを利用した感想のなかには、登録したあとに何回も電話がかかってきて、「しつこいと感じた」という声が少なからずあります。
登録するときに在職中であると書いているのに、昼間に「カウセリングにいらっしゃいませんか?」という電話が、何度もかかってきて迷惑です
仕事で忙しいときに、電話がかかってくると困りますよね…。
でもこのように忙しいときは、電話に出なくてもまったく問題ありません。
電話に出ないことで、印象が悪くなったりすることもないでしょう。
電話して不在の時は、電話の内容がメールで送られてきますから、夜にそのメールに返信するだけでOKです。
平日の○時~○時は電話しないでください
とひと言書き添えておきましょう。
メールを受け取ったスタッフが、管理画面にその旨を入力して、doda側で共有されていくはずです。
また、担当アドバイザーが決まったあとは、アドバイザー専用のLINEで直接やりとりできるようになります。
簡易的なコミュニケーションは、すべてそちらで完結しますので、
電話がかかってくるのは最初の登録時だけ
と思ってもらって大丈夫です。
書類審査になかなか通らないとき、起こすべきアクション
dodaのデメリットは、企業のリクエストに忠実すぎるところです。
dodaでは、応募書類を送付するのはキャリアアドバイザーではなく、企業担当者と呼ばれるスタッフが行います。
企業によっては、dodaの企業担当者に書類審査を一任していることがあり、企業側の人事の代わりにスクリーニングをしている場合があるのです。
担当アドバイザーは、できるだけ応募者の可能性を拡げたいので、少しくらい応募条件から外れていても、どんどん推薦しようします。
しかし、dodaの企業担当者は別です。
企業との信頼関係を維持することを優先していますから、企業の求める人物像にピタリと合致した人だけを選別しようとします。
応募した企業の書類通過率が、ほかのエージェントに比べて低いなと感じたら、
これはdoda内の審査によるものですか?
企業側が直接判断した結果なのでしょうか?
このように、担当アドバイザーへ問い合わせをしてみてください。
もし、doda内の審査で落とされている場合は、他のエージェントから受けなおすか、企業の採用ページから直接応募してみましょう。
dodaと交渉する方法もありますが、そこに時間をかけるよりも、他社から受けた方が手っ取り早いのでおすすめです。
アドバイザーと合わないと思ったら、担当変更しよう
キャリアアドバイザーといっても、性格や経験量はさまざまです。
どうもウマが合わないな…
このように感じてしまうときは、Webでキャリアアドバイザーの変更を依頼してみましょう。
キャリアアドバイザーを変更したからといって、とくに要注意人物として扱われるわけではありません。
キャリアアドバイザー変更の申込みページも用意されているぐらいですから、安心して気軽に相談してみましょう。
異なるキャリアアドバイザーから、また新たな視点で提案してもらえる可能性も出てきます。
dodaを利用した40代の評判は?
当サイト(セカンドゴング)では、40代でdodaを利用して転職をした方々に、アンケートのご協力をいただきました。
【アンケート概要】
- 対象者:dodaを過去3年以内に利用したことのある40代
- 調査方法:クラウドソーシングサイトでのネットリサーチ
- 調査人数:51人(男性37人/女性14人)
実際に利用されたリアルな感想の一部をご紹介します。
40代男性の口コミ(37件)
40代女性の口コミ(14件)
まとめ:dodaはエージェントサービスも使わないともったいない!
今回は、dodaの転職サイトとエージェントサービスの違い、その特徴や実際の利用者の評判、活用するためのノウハウについてお話ししました。
dodaといえば、転職サイトや転職フェアのイメージが強いかもしれません。
しかし、そのためだけにdoda会員になって、エージェントサービスを使わないでいるのは、もったいないことなのです。
40代の転職で求められるのは、パッケージになった定型のサービスではなく、あなたの状況や志向にあった転職サービスを選ぶこと。
dodaエージェントサービスのように、個別性の高い転職サービスを利用することで、停滞していた転職活動に変化がもたらされるかもしれません。
親身なサポートを期待している方は、ぜひ利用してみてくださいね。
◆dodaエージェントの登録はこちらから
\ 登録は無料。電話での面談もOK /
無料登録後もお金は一切かかりません
転職エージェントはどれがいい?
40代の転職者291人が回答した、「実際に使ってよかった」転職エージェントをご紹介します。
- おすすめの転職エージェントと利用者の口コミ評価
- 失敗しない転職エージェントの選び方
- 転職エージェントを120%活用する方法
上記についてわかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
1リクルートエージェント|圧倒的な求人数と支援実績。総合力はNo.1
- 国内最大規模の求人数を保有
大手企業から地方の中小企業まで、くまなく開拓できる高い営業力で業界1位を独走。もちろん40代向け求人の保有数もNo.1! - 日本全国を網羅した求人とサービス拠点
全国に16ヶ所の拠点を有し地方の転職にも強い。現地企業との調整も代行してもらえる。 - 圧倒的な転職実績に裏付けされる充実のサポート
これまでの転職支援実績は40万人以上。アドバイザーの提案力はもちろん、転職活動をトータルにサポートしてくれるサービスが充実。
2ビズリーチ|企業やヘッドハンターからのスカウトが期待できる
- 年収600万以上の優良案件が豊富
ハイクラス求人が豊富で、年収600万円以上の転職者における満足度は第1位。 - 自分のキャリアを直接アピールできる
同社には約4,600名のヘッドハンターが在籍。まるでプロ野球のフリーエージェントのように、企業の採用担当者やヘッドハンターにあなたの経歴をアピールできます。 - 内定確度の高いスカウトメールが届く
企業の採用担当者やヘッドハンターから本気度の高いオファーが届くので、待遇の交渉がしやすく内定確度も高い。
3doda|親身で手厚いサポートが得られる。地方の求人は大手No.1
- 求人数は業界最大級。幅広い業種・職種を網羅
全国各地の幅広い求人を網羅しており、地域を熟知した専任担当が求人紹介をしてくれるので、地方の転職にも強い。 - 丁寧なヒアリングと親身なアドバイスに定評がある
サービス品質へのこだわりが強く、利用者の声にもとづいた、親身できめ細かいサービスを受けられる。 - ひとつのアカウントで、転職サイトとエージェントを利用できる
転職サイトでの求人検索とキャリアアドバイザーの求人紹介を、ひとつのサイト上で確認できるので、煩わしさがなく便利。