40代女性が転職面接で、3日前から準備しておくべき5つの対策とは?
40代だと、求人にたくさん応募しても、書類選考をなかなか通過できないことが多いですよね。
ですので、書類通過の通知を受け取った場合は、万全の準備で面接にのぞみたいところです。
しかし、転職活動が久しぶりすぎて、
何を準備すればいいのかわからない…
仕事やプライベートが忙しくて、時間が足りない…
このような方も多いのではないでしょうか?
40代女性の方が転職面接にのぞむ前に、マストで準備しておきたい対策は以下の5つです。
面接Xデーの3日~1日前までに、メモに書き出して準備しておきましょう。
頭の中で考えを整理するだけでも、面接当日の心構えが違ってきますので、ぜひ参考にしてください。
40代が面接試験で注意すべきポイントは、40代が転職面接で必ず聞かれる5つの質問でご紹介していますので、あわせてご確認ください。
1.面接官は誰かを知る/3日前
1次面接の準備で最も大事な事項は、相手(面接担当者)を知ることです。
- 面接担当者は誰なのか?
- どんな役職の人なのか?
これらを事前に把握しておくようにしましょう。
面接にのぞむ相手について、
- 日々どんなことを考えているのか?
- どのような課題を持って、採用を検討しているのか?
- どんな人と「一緒に仕事をしたい」と考えているのかな?
上記のようなイメージをしておくことで、効果的な対策を準備することができます。
なお、面接官に関する情報は、転職エージェントから入手するのが最もオススメです。
面接官のポジションや役職を把握しておきましょう。
大手の転職エージェントならば、他の候補者からの情報提供により、
- 面接官の特徴
- 質問してくるポイントなど
このような追加情報を得られることがあります。
面接担当者に応じて、
こういった質問がされるかもしれない…
上記のように、想定できる内容をしっかり回答できるように準備しておきましょう。
- リクルートエージェント
圧倒的な求人数と支援実績。40代女性の支持率もNo.1 - パソナキャリア
女性向けの転職支援が充実。公共案件にも強い - リアルミーキャリア
ワーママ向けの時短正社員求人が豊富。首都圏エリアのみ
2.面接官別アピール内容の整理/3日前
この段階では、一つ目の内容をもとに、面接官となる方の職種に応じて、面接でアピールする内容を整理します。
面接官が人事担当者の場合
面接官が人事担当者の場合は、
この人は我が社にふさわしい人材だろうか?
この人を雇っても問題なさそうかな?
上記のような点を見られています。
具体的には、応募者の以下のような点を確認しているのです。
コミュニケーション能力 / 考え方 / 思考の論理性 / 雰囲気 / マナーなど
したがって、質問される内容としては、
- 自己紹介
- 自社の志望動機
- 退職理由など
上記のような、いたって基本的なことを質問されることが多くなります。
面接官が現場マネージャーの場合
面接官が現場マネージャーの場合は、自身の職務経歴について、説明を求められるケースが多くなるでしょう。
あなたが提出した応募書類(とくに職務経歴書)の記載事項について、
この人の○○の経験はウチと合うかもしれない。話を聞いてみよう
このように感じたからこそ、面接に呼ばれている可能性があります。
ただ、どこがツボにはまったのかは、面接までわからない場合が多いです。
事前準備として、応募先企業の業務をおさらいしておきましょう。
事前に求人票の内容を見直して、
- 職務内容
- 必要な経験 など
こういった情報から、面接で質問されることを想定しておくのがおすすめです。
志望動機はどのような面接官でも準備が必要
面接官がどのようなタイプだったとしても、志望動機の準備は必須です。
職務の棚卸しや自身の考えを書き出したうえで、
- なぜこの会社のこの職種を希望するのか?
- 自分の経験との共通項は何か?
上記について整理をしてみましょう。
そのうえで、
私は応募企業で何をやりたいのだろうか?
という問いの答えにつながるような、自分自身が納得できる回答内容を組み立てるのがポイントです。
志望動機の考え方については、以下の記事で例文を用いながら解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
3.業界・企業研究/2日前まで
応募先企業が経験のある業界であれば、
応募先の会社が、業界内でどのような位置づけにいるのか?
上記については、最低限確認しておきましょう。
ここで企業研究をした結果は、2次面接や最終面接など、役職の高い方との面接に役立つ可能性が高いです。
Webサイトやニュースなどで、
- 応募先企業の事業内容
- 中期計画やIR情報
- 重点施策がどのようなものか?
こういったことも、あわせて確認しておきましょう。
また、面接当日に慌てることがないように、面接場所や行き方なども、事前に確認しておくことをおすすめします。
企業研究のやり方については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
4.逆質問の準備/2日前まで
面接が終わりに近づいた段階で、
○○さんから、なにかご質問はありますか?
必ずこのような質問を聞かれます。
この質問は「逆質問」といわれており、応募者にとっては、自己PRに使える貴重な時間です。
面接での自己PRを成功させるためにも、2日前までには準備しておきましょう。
逆質問のなかで、採用側が見ている点は以下のとおりです。
- 入社への意欲、熱意はどうか?
- 企業の社風と相性はどうか?
- コミュニケーションに問題はないか?
この逆質問タイムを最大限に活用して、
あなたの「入社への意欲・熱意」を、面接官にどれだけアピールできるか?
というのが、採用が決まる重要なポイントとなります。
ぜひ、以下の記事を参考にして、しっかりと対策を練っておきましょう。
5.面接の身だしなみを準備/1日前まで
面接前日の対策として、
当日はどんな服装で面接にのぞもうかな…
ということについて準備しておきましょう。
面接を担当するのは、応募先企業の管理職や重要ポストを任されている方々です。
初対面の方と公式の場で会う
ということを念頭におき、応募先企業の社風にマッチしそうな服装を心がけましょう。
面接の服装で意識すべき優先順位とは
服装で意識するべき優先度は、以下の順となります。
- 社風に合うと思わせる
- 清潔感を出す
上下揃えのスーツは王道かつ無難です。(クリーニングからおろしたてがベスト)
色は黒・茶・紺、ベージュなどのベースカラーを選び、デザインはなるべくシンプルなものにしましょう。
ネイルはあってもなくても、どちらでも問題ありません。
ただしつける際は、できるだけシンプルにまとめるのがおすすめです。
服装や髪型、ネイルなどは、メンテ状況が清潔感に直結しますので、きっちりメンテナンスをしておきましょう。
自分の個性を出し過ぎることは好まれませんが、
多少は自分の個性を出したい…
という場合は、見た目全体のなかで、比較的露出の小さな部分で表現するのがおすすめです。
化粧はしていくべき
ネイルとは異なって、化粧は必ずしていくようにしましょう。
いろいろな考え方があるかとは思いますが、
女性社員は化粧をして、美しく見える状態であることが理想的だ
上記をあるべき姿(良し)と考える方が、面接官の多数を占めています。
自分のポリシーを優先せず、相手にとって心地がよい装いを選んで、万全の状態で面接におもむくべきです。
髪型やメイクを整えて、清潔感を意識してください。
最近では、マスクを着用して面接にのぞむ流れになりますが、口紅(ご自身の顔色にあったもの)もつけておきましょう。
面接の服装選びや身だしなみのポイントについては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
面接当日に注意しておきたいこと
ご紹介した1~5番の項目で準備してきたことを、しっかり復習したうえで、本番となる面接にのぞみましょう。
ここでは、面接の当日に注意しておくべきことをご紹介します。
面接の基本マナーを押さえる
40代女性の転職活動における面接とは、
わたくしは、様々なライフイベントを経験したキャリアウーマンです!
ということを、応募先企業に対してアピールする機会です。
- 受付のマナー
- 面接室への入室時のマナー
- 面接中のマナー
- 退室時のマナー
上記などの基本マナーについては、当然のこととして、しっかり押さえておきましょう。
40代女性ならではの振る舞いをする
40代女性の場合は、面接での姿勢や立ち振る舞い、言動、話し方はもちろん、
こちらの話を聞く姿勢も「さすが」という感じだな…
このような印象を与えられるかどうかが、選考で先に進むうえでのポイントになります。
面接にのぞむ際は、以下の2点は必ず押さえておきましょう。
- 応募先企業の受付から面接室を退室するまで、常に姿勢を正して振る舞う
- 明るく笑顔を意識する
応募先企業のオフィスビルに入る段階から、
いらっしゃる社員の方々は、皆さんが面接官だと考えよう!
という意識を持っておくようにして、エレベーター内でお会いした方にも笑顔で挨拶を行うなど、
一緒に働いてみたい、気持ちのよい人だな…
こんなふうに感じてもらえるよう、爽やかな振る舞いを意識して行動しましょう。
40代女性が面接を成功させるためのコツ
ここでは、40代女性が面接を成功させるために、押さえておきたいポイントをご紹介します。
これまで数多くの転職サポートを行ってきて、見事採用となった方々と特に確認し合っていた内容なので、本番で実践できるように準備しておきましょう。
面接官の目を見て話す
「目は口ほどにものを言う」ということわざがあります。
つまり、人は自分の目を見て話をする相手に対して、好感を持つ傾向があるのです。
面接では緊張するかもしれませんが、
採用担当者の目をしっかりと見つめて話をする
ということを心がけましょう。
どうしても目を見るのが難しい場合は、相手の眉間あたりを見て、会話するのがおすすめです。
話を聴くときに、あいづちをうつことで、
自分の話をちゃんと聞いてくれているな…
このように感じてもらえるので、好印象を与えることができます。
もちろん、質問に回答するときも、面接官の目を見て話しましょう。
回答は結論から話す
40代ともなるとは、仕事やプライベートにおいて多くの経験を積み重ねているため、面接での回答内容が長くなってしまう場合があります。
ですから、面接官からの質問に対しては、
まず結論から話す
ということを心掛けてください。
面接官に、回答の趣旨を理解してもらいやすくするために、以下の流れで回答することを意識しましょう。
- まず結論を話す
- 結論に対する理由を話す
- 理由に関するエピソードを話す
回答された内容について、
もっと深掘りして聞いてみたいな…
という場合は、面接官がさらに質問をかぶせてきます。
その際は、より詳細なエピソードを話しましょう。
面接対策にプロのアドバイスを取り入れよう
面接の対策を進めるには、かなりの労力が必要であり、ノウハウも必要となってきます。
あれもこれも一人でやるのは、なかなか大変なことでしょう。
そこでおすすめしたいのが、
転職のプロによるサポートを活用する
という方法です。
客観的な視点で、適切なアドバイスをもらうことができます。
40代は転職エージェントの活用が成功の近道
「転職エージェント」では、希望することで模擬面接を実施してもらえるので、面接本番に向けて実践的な準備に取り組めます。
企業との取引実績や長年の経験があるからこそ、
- 応募企業における面接でのポイント
- 採用担当者の傾向など
上記のような点をふまえて、効果的なサポートをしてもらえるのです。
その他にも、転職エージェントを利用することで、以下のようなメリットを得ることができます。
- 転職サイトなどに出回っていない、40代向けの非公開求人を紹介してもらえる
- 履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえる
- 業界や企業について、独自の情報を提供してもらえる
- 求人企業について、気兼ねなく質問できる
- 選考に落選した理由を教えてくれるので、次への対策が打てる
- キャリアや市場価値をプロの視点で見定めて、アピールするべき自身の強みを教えてくれる
- 応募企業との連絡や日程など、エージェント担当者が間に入って調整してくれる
- 入社時期や年収条件など、交渉ごとを代行してくれる
無駄なく効率的に転職活動を進めるうえで、利用しない手はないサービスでしょう。
しかも、転職エージェントは人材が採用されたときに、企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、転職者は無料で利用することができます。
40代女性に支持されている、以下のエージェントなどへの登録を検討してみましょう。
- リクルートエージェント
圧倒的な求人数と支援実績。40代女性の支持率もNo.1 - パソナキャリア
女性向けの転職支援が充実。公共案件にも強い - リアルミーキャリア
ワーママ向けの時短正社員求人が豊富。首都圏エリアのみ
ハローワークなどの公共就職支援サービスも利用する
ハローワークは、転職サイトと比較すると求人の詳細がわかりにくく、待遇面で見劣りすることが多いので、利用を敬遠している人もいるかもしれませんね。
ですが、ハローワーク併設の転職支援コーナーにおいて、転職エージェントのような充実したサービスを用意している地域もあります。
とくにミドル世代の転職においては、ハローワークも積極的に活用しましょう。
当サイトに寄せられた転職体験談でも、
ハローワークでの面接指導のおかげで、転職することができました!
このような事例もあります。
ハローワークの面接指導で転職できた40代女性の体験談はこちら
他にも、ハローワークを利用することで、得られるメリットは以下のとおり。
- 仕事の種類が豊富で求人数が圧倒的に多い
- ハローワークだけの独自求人がたくさんある
- 職業相談の窓口が充実しており、気軽に相談できる
- 子育て中の仕事探しを支援するマザーズコーナーがある
- 職業訓練を受けて、資格やスキルを習得できる
ハローワークは公共の職業紹介機関ですから、企業は無料で求人を掲載することが可能です。
そのため、
ブラック企業の求人が紛れているのでは…
こういった心配をしている人もいるでしょう。
ですが、質の悪い求人は見分けることができますし、窓口で確認すれば、さまざまな情報を教えてもらえます。
- 現在失業中である
- 地元企業への就職を希望している
- 未経験の仕事に転職したい
- 子育て中である
上記のような方であれば、利用しないのはもったいないサービスですよ。
ハローワークなどの公共支援サービスについては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ:40代女性の転職面接は、事前準備の徹底が重要
今回は、40代女性が転職面接にのぞむうえで、準備しておくべき5つの対策についてご紹介しました。
この記事でご紹介したことをおさらいしておきましょう。
- 面接官は誰かを知る
- 面接官に応じたアピール内容の整理
- 業界・企業研究
- 逆質問の準備
- 面接当日の身だしなみの準備(服装・化粧など)
ご紹介した内容を参考にして、面接試験で良い結果を勝ち取ってくださいね!
セカンドゴングは40代の転職を応援しています!
当サイト(セカンドゴング)では、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、
- 実際に40代で転職を経験した人
- 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人
上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。
転職活動を攻略するためのコツとして、以下のようなコンテンツをご用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、当サイトにノウハウを提供している転職サポーターが、あなたの転職活動をお手伝いします。
さまざまなサポートをご用意していますので、悩みがある方はお気軽にご相談ください。