ミイダスは嘘が多いってホント?実際の検証結果と利用者の評判とは
ミイダス(MIIDAS)とは、パーソルグループのミイダス株式会社が運営する、スマホアプリ型の転職サービスです。
ミイダスについては、
嘘が多いって本当なの?!
ネット上で、このような声を目にすることがあります。
大手企業が手掛ける転職サービスですから、嘘はないとは思うのですが、実際に確かめてみないとわかりませんよね…
そこで、筆者(40代男性)が実際にミイダスに登録して検証してみたのですが、
確かに、上記のような傾向が見受けられました。
ただ、求人情報に嘘はありませんし、市場価値や適職の診断ツールとしては、十分に活用できるサービスです。
無料で使えますし、企業からのオファー内容をみて、自分の可能性を知ることもできます。
試してみて損はないサービスなので、ぜひこの機会に登録してみましょう!
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この記事では、「ミイダスって本当に使えるアプリなのか?」について、さまざまな観点から検証しています。
筆者が実際に登録して、利用してみた内容にもとづいてお話していますので、ぜひ参考にしてください。
40代におすすめの転職サイトは「おすすめの転職サイト11選」にて紹介していますので、あわせてご確認ください。40代転職の成功の近道となる転職エージェントの活用は「40代におすすめの転職エージェント7選」でご紹介しています。
ミイダス(MIIDAS)とはどんなアプリ?
ミイダス(MIIDAS)とは、パーソルグループのミイダス株式会社が運営する、スマホアプリ型の転職サービス。
自分の価値を見い出す
という意味から、MIIDAS(ミイダス)という名称が名付けられました。
転職アプリ「ミイダス」を利用することで、転職者は以下のメリットを得ることができます。
ここでは、ミイダスでできることを、まずは確認していきましょう。
転職に関する自己診断を受けられる
ミイダスは自分のビジネスマンとしてのスキルを診断したり、パーソナリティ(人間性や特徴など)を分析することができます。
一般的な分析というと、
という診断結果だけになったりするのですが、ミイダスでは精神面を含めた分析をしてくれるので、とても面白いですね。
たとえば、
過去にパワハラに遭っていました…
うつ症状になって仕事を辞めてしまった…
このような場合は、仕事へのストレス耐性についてチェックしてみましょう。
ミイダスで診断してみた結果、自分にどのような仕事が向いているのか、今後の参考になるはずです。
診断結果にもとづいて、企業からのオファーを受けられる
ミイダスに登録すると、登録したプロフィールデータにもとづいて、企業から求人のオファーを受けることができます。
しかも、企業からのオファーは「面接確約済み」のものなので、書類選考に落とされるといった心配がありません。
オファーに応募すれば必ず面接に進めるので、
転職活動にあまり時間が取れないので、効率よく応募したい…
このように考えている方には、魅力的なサービスといえるでしょう。
企業からアプローチをもらえる転職サービスは、ミイダスの他にも、
- ビズリーチ:
ヘッドハンターの高待遇スカウトが期待できる - リクルートダイレクトスカウト:
リクルートが運営するスカウトサービス
上記のようなものがありますが、いずれもオファーを受けるためには、プロフィール作成にそれなりの手間を要します。
それに比べて、ミイダスはかなり手軽に登録することができるので、
ということを知るうえで、まず最初に利用を検討したいツールといえるでしょう。
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ミイダスで受けられる3つの診断
ミイダスでは、以下の3つの診断を受けることができます。
市場価値診断とは、登録の際に入力するデータにもとづいて表示される診断結果のことです。
コンピテンシー診断とパーソナリティ診断は、「ミイダスの使い方を知る」という項目をタップすると、それぞれの診断を実施することができます。
市場価値診断とは
市場価値診断は、登録時に入力した学歴や職歴、資格などのデータにもとづいて、あなたの転職市場における価値を評価します。
上の画像のように、
- 自分の能力では、どれぐらいの年収オファーが可能なのか?
- 面接確約オファーが何件くらいあるのか?
- 自分の能力を求めている企業がどれくらいあるのか?
といったことを、数値で示してくれます。
コンピテンシー診断とは
コンピテンシー診断では、以下についての分析ができます。
- 自分に向いている仕事
- 自分の強み
- 仕事へのストレス耐性
- 自分の上司としてのタイプ
- 部下としてのタイプ
設問形式で自分が該当するものを選択していくと、最後に診断結果が出てくる形式です。
なお、質問数が多いので、診断には20~30分くらいかかります。
時間があるときに、じっくり診断にトライしましょう。
また、正確な診断結果を得るために、質問にはあまり深く考えすぎずに、気楽に直感的な答えを選んでいくのがおすすめです。
すべての設問に答え終わると、総合適性受検結果として、マネジメント資質や職務適性など、さまざまなデータが表示されます。
とくに参考になるのが職務適性です。17職種に細分化されて、自分がどの職種に向いているのか、点数で表記してくれます。
設問には多少の時間はかかりますが、これだけ細かく分析してくれますから、診断結果を転職活動に活かしていけるという意味でも、いちど試してみる価値はあります。
パーソナリティ診断とは
パーソナリティ診断では、以下の内容について分析することができます。
- 生まれ持った個性:
あなたが生まれ持った個性や性格などにもとづいて、8つのタイプの傾向を分析 - 今のコンディション:
経験や体験、環境によって変わる要素について、8つのタイプから分析
単なる個性だけでなく、現在の心のコンディションも診断してくれるので、自身にとって、
- 精神的・体力的に負荷のかかりにくい仕事
- 力を発揮しやすい仕事
上記のようなことを把握することができます。
質問数は全部で128問もあり、回答には15分ぐらいはかかるので、時間があるときに診断するのがおすすめです。
すべての質問に回答すると、生まれ持った個性はどんなタイプなのか表示してくれます。
ちなみに筆者の場合は、
- 生まれ持った個性:主導者
- 今のコンディション:依存的
このような診断結果となりました。
自分では、そこまでリーダーシップを意識したことは無かったので、ちょっと意外な発見です。
このように深層心理まで迫って、仕事探しの参考になるデータを得ることができるので、転職活動に役立つツールといえるでしょう。
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ミイダスは利用する価値があるツールなのか?
ご紹介したサービスの特徴をふまえて、ミイダスは利用する価値があるアプリなのか、気になるところですよね。
ミイダスを利用するメリットとデメリットをまとめると以下のとおりです。
- 市場価値や自己診断の分析結果を得られる
- 自分で求人を探して応募することはできない
- 転職エージェントのようなサポート対応がない
市場価値や自己診断のためのツールとしては、十分な利用価値がありますが、求人探しのツールとしては補助的な位置づけで使うのがベストでしょう。
【利用するメリット】市場価値や自己診断の分析結果を得られる
ミイダスほど手軽に利用できて、分析能力に優れた転職サービスはそうそうないでしょう。
もちろん、設問に回答するのに時間はかかりますが、細部まで診断してくれて、
- 転職市場における自身の価値
- 自分のパーソナリティ
こういった要素を無料でよく理解することができます。
例えば、上下関係適正やストレス要因分析といったものは、他にはないサービスです。
給料や仕事内容だけではない、「メンタル的な部分」を考慮して適性診断しているので、
前職ではメンタルの問題で退職してしまった…
という方であれば、とても心強い分析となるでしょう。
そして、分析結果を言葉だけでなく、数値としてデータ化してくれるのもわかりやすいです。
例えば、分析結果をみたときに、
- 販売サービス職の評価 ⇒ 7点
- 事務職の評価 ⇒ 4点
上記のようになっていれば、
自分には事務職は向いていないんだな…
いうことが判断できますよね。
このように可視化されていることで、取捨選択がしやすくなるはずです。
【デメリット①】自分で求人を探して応募することはできない
ミイダスでは、最初に自分のプロフィールなどを登録して、その条件にあったオファーが企業から来るのを待ちます。
つまり、自分から求人を探すのではなく、探してもらうスタイルの転職サービスです。
自分から仕事を探せないって、オファーが少ないと使う意味がないのでは?
このような心配をされる方もいるでしょう。
ただ、一般的な企業に勤めていた経験があって、主要都市での勤務を希望すれば、それなりの数のオファーは届くはずです。
実際に、筆者が「東京勤務」を選択すると、40代でも数十件のオファーがありました。
そのなかから自分に合ったものを選択できますので、
- オファーが届かなくて使えない
ということにはならないでしょう。
ただし、条件を絞りすぎるとオファーは少なくなります。
シミュレーションとして、勤務地を「静岡県」に限定して、最低年収を「500万円」に設定してみました。
すると通知条件に、「一致するオファーはありません」と表示されました。
筆者が色々と検証してみた結果、東京や大阪などの大都市圏以外のオファーは、非常に少ないことが判明しました。
地方で利用する場合は、最低年収を200万円~に設定するなど、条件を大幅に緩和する必要があります。
【デメリット②】転職エージェントのようなサポート対応がない
ミイダスでは、スマホアプリで転職活動することになるので、一般的な転職エージェントのように、対面して仕事紹介をしてもらう方法ではありません。
したがって、以下のようなサービスは、ミイダスでは利用できないので注意が必要です。
- 職務経歴書や履歴書の添削
- 面接練習
- 年収などの条件面の調整
- 面接日や入社日の調整
こういったことは、ミイダスではすべて自分で行う必要があります。
書類作成や面接などに不安がある方は、ミイダスだけではサポートが弱いので、転職エージェントなどを併用しましょう。
利用をおすすめする人
市場価値や自己分析をおこなううえでは活用できますので、
診断ツールとしてミイダスを利用したい
このような方にはおすすめできる転職サービスです。
ただ、ミイダスを利用しても、主体的に求人を探して応募したり、面談の申し込みをできるわけではありません。
登録した自己プロフィールの内容が判断材料となり、企業側からオファーが来る流れです。
したがって、
これまで培ってきた実務の経験を活かしたい!
という方であれば、思わぬオファーが企業側から届く可能性があります。
実務経験がないという方でも、オファーがまったく来ないわけではありませんが、給料や残業時間などの条件面は、そこまで幅広く選択できないのが実情です。
利用をおすすめできない人
ミイダスは、分析に力を注いでいる転職サービスですので、
わずらわしい登録作業や診断はあまり好きじゃない…
という方には向いていないかもしれません。
また、オファーを待つという姿勢ではなく、
気になる企業を見つけたら、積極的に応募していきたい!
このような人は、転職サイトや転職エージェントを活用して、応募できる求人を探しましょう。
ただし、ミイダスの診断ツールを利用すれば、自分が向いている業種や職種などの方向性がわかるので便利です。
思わぬオファーが届く可能性もありますから、あくまで併用する前提で登録しておくことをおすすめします。
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ミイダスを利用した人たちの評判は?(Twitterの口コミ)
実際に利用した人たちの評判がどのようなものなのか、その点も気になるところですよね。
ここでは、Twitterに寄せられている口コミからわかる、ミイダスの評判についてご紹介します!
ポジティブな口コミ
口コミの内容を見ていると、診断のクオリティが高いとの意見が多くみられました。
市場価値も診断できるし、結果にもとづいてオファーがもらえる点についても、評価をしている方が多いようですね。
ミイダスのコンピテンシー診断すご
— らーゆ (@raayu0417) June 23, 2021
こいつは納得だぜw#ミイダス pic.twitter.com/VVoukHwqBR
— 秋山@味○素辞めて現在ニート (@usk_fitness) June 23, 2021
indeed、ミイダス等々の登録完了!求人ぶらぶら見てる時が一番楽しい😃
— Kazuma@DS学習 (@Ichiziku_blog) June 22, 2021
仕事行ってきます☀️ #朝活
ミイダスってやつの診断色々やったんやけどまぁまぁ合っとるのすげぇ
— 🗿しばたす🗿 (@sibatasu_0218) June 22, 2021
これはその内の1つやけどコンディションは1番下でした pic.twitter.com/EMftZwWKsr
ミイダスのコンピテンシー診断が有能と聞いたのでさっそくやってみたけど無料にしては細かくて、10段階評価で資質と適職のデータが客観視できるのは良い!ただ私の場合、多分曖昧な回答多くて資質も適職も全て5ー7の範囲になるというミス。退会してやり直そうかな?#転職したい
— うなちゃん@IT勉強✏︎ (@justlanaway) June 20, 2021
ミイダスと言う転職サイト?に登録しましたが今までで一番良い感じかもなぁ。
— 柏 野良 (@31kashiwanora) June 19, 2021
データがめっちゃ細かい。
ミイダスのパーソナリティ診断の結果🤔
— 人生の記録 (@20500820end) June 15, 2021
半分くらい合ってるかな?w
自分では平和主義かと思ったけど、堅実主義なのね!
コンディションは一番悪い結果になったw
そんなに疲れてないけどなー😅 pic.twitter.com/VzJRwMcbKs
自分の市場価値を知りたい方は、「ミイダス」というアプリを使えば簡単にできます。私も今日はじめて使ってみました。
— ホワイト (@kita_next) June 14, 2021
ミイダスによると、私の市場価値は想定年収で630万円でした。正確な数字かはわかりませんが、これからも仕事で学び、スキルを上げて社会でより必要とされる人材になっていきます。
ミイダスやってみた
— やまもとほるん|音楽とマーケのひと (@runh0) June 12, 2021
職人気質で芸術肌って変わり者だった(笑) pic.twitter.com/avbqwjMZ1a
ミイダスの診断おもしろい。
— ももこ🏝 (@momo_switchss) June 9, 2021
パーソナリティ診断結果は「完璧主義」で「職人気質」でした。
どちらにも共通するのは孤独を好み孤高を行くことw
普段人と関わることを求めながらも、いざ付き合うとしんどく感じる矛盾に頭を悩ませたけど、ちょっと納得しました。
来るもの拒まず去るもの追わず。
ミイダスすごいな…!私かなりのジョブホッパーなんだけど、オファーしてくれる会社があるんだ。びっくり。ミイダスから電話きてオファー内容結構良かったし。ただマネージャー候補で私には荷が重いから断ったけど、転職サイトのオファーメールより私に興味持ってくれてる感じで嬉しかった。
— わふ (@_reiwa_0501) May 31, 2021
ミイダスという転職サイトの診断荷よると
— sue@行政書士勉強中 (@suesues19590747) May 31, 2021
わたしは理想主義らしい
目標に向かって進むタイプ
転職サイトの診断テストって眉唾ものだと思ってるけど、なかなか良くできてると思う
やっぱ理想に向かって進むしかない
自分の考えと違う働き方をしても、また苦しくなるだけだし
今までたくさん受けた職業診断の中で解像度が高かったのがハロワとミイダスのやつ。総合すると変化の少ない部署で一般事務しとけって感じなんだけど、今一般事務してて分かる。向いてはないけどできる感じ。
— あずさ (@azusasannokirok) May 25, 2021
ミイダスの診断をやってみたんだけど、めっちゃ高クオリティでビビったわ。
— アラサー男子ダンテ (@W8Iscp4oedFQ5Sm) May 19, 2021
正直に、人間関係に不信感を抱いていることも選択肢で伝えたんだけど、あくまで「今の状態」が人間不信という結果が返ってきたのには心底驚いた。
バーナムかもだけど、これまでに受けてきた診断の中でトップクラスかも。
ネガティブな口コミ
ネガティブな意見として挙がっていたのが、
- 診断結果が期待していたものと違った
- 設問が答えにくい
- 細かく聞かれすぎるので、漏洩しないか心配
- 職種や地域によっては求人が少なかったりオファーが偏る
- 転職エージェントのようなサービスを期待していた
上記のような内容でした。
もちろん合う合わないはありますので、マイナス面もチェックしておきましょう。
ミイダスでコンピテンシー診断してみた。
— aちゃん (@29tabetai20) June 20, 2021
事務職希望だったけど3だった…………うわああああん。゚( ゚இωஇ゚)゚。
ミイダスのコンピテンシー診断そんな当たっていないというか、
— ゆるこ (@yuruko_yuruko) June 18, 2021
診断結果がわりと浅くかんじた。
ほぼ全ての仕事に適正があるという結果になり、よくわからなくなった。
個人的には普通にmbti受けた方が面白い
ミイダスが企業情報とかかなり見やすいんだけど、如何せん希望職種が少ないんだな。
— 仕事と結婚に悩む人 (@GMemi4nD41kk4KK) June 30, 2021
その内容が人事の一人芝居でなければ、相当理解できる。
ミイダスというサイトでチェックしてみた。
— ぴか! (@ipad_pika) June 17, 2021
東京近郊では年収500万くらいの価値があったけど、地方だと年収100万に条件を下げて検索してもオファー0件。
私の地方はインターのネッツが開通していないジャングル。
ミイダスで診断したら思ったよりも高い年収が出てきてびっくりしてる…
— たっきー (@underson_ts) June 12, 2021
でもこれはそれ相応のスキルが身に付いてる前提なんだろうな…
ミイダスのコンピテンシー診断がおすすめと聞いて、
— Black_IE (@blackie_enishi) June 12, 2021
1番の適職が「事務職(オフィスワーク)」で、
パーソナライズ診断の結果が「現実主義」で
人生つまらねえなと思い始めた2021年初夏。
ミイダス使ってみたけど最初の質問がめっちゃ答えにくい。つらみ。
— あやたか (@arisuarisu0326) June 2, 2021
ミイダスさん割と使いもんにならんかったな
— かぎ (@urban__9246) May 31, 2021
ミイダス、「オファーが8件きています! 大東建託から8件!」みたいなクソ通知マジでやめろよな
— 双弥(p3p008441)@Qtaht (@r_indietro) May 26, 2021
ミイダスは職業紹介事業者では無いのか…
— gurutt (@gurutt111) May 20, 2021
残念…
ミイダスを実際に利用した人たちのレビュー(アンケートでの評判)
セカンドゴングでは、実際にミイダスを利用して転職活動をした方々に、アンケートのご協力をいただきました。
実際に利用された方々のリアルな感想をご紹介します。
40代男性の口コミ(7件)
40代女性の口コミ(5件)
ミイダスに嘘が多いのは本当か?実際に登録してみてわかったこと
ミイダスって嘘が多いらしいよ…
このような声を聞くことがありますが、実際にミイダスへ登録してみれば、本当かどうかはわかりますよね。
そこでさっそく、筆者(40代男性)の条件でミイダスに登録してみました。
その結果わかったことは、
市場価値の分析がやや曖昧である
このような傾向があるということです。
市場価値の診断結果は過剰な数字になりやすい
ミイダスでは、最初に自分のプロフィールや職務経歴、実務経験などを登録していきます。
細かい情報もすべて登録することで、自分の市場価値を分析できるのです。
自分と同じようなユーザーが、どれぐらいのオファー年収があるのか、具体的な数字で評価されます。
試しに筆者も登録してみました。
性別や職歴などを登録していきますが、タップで選択する方式なので、それほど手間はありません。
5分ほどの時間があれば、登録作業を完了できるでしょう。
ちなみに登録する内容は、以下のようになっています。
- 学歴
- 6ヶ月以上の離職経験
- 経験社数
- 現在の在職状況(現職中or離職中)
- 就業先企業名(企業名は非公開にできます)
- 直近の企業の業種
- 直近の企業の従業員数
- 直近の企業の契約形態
- 直近の企業での年収
- 直近の企業でメインに経験していた職種
- 担当顧客の規模(社員数)
- 担当する顧客の業界
- マネジメント経験年数
- 英語力について
- エクセルのスキル
- 普通自動車免許の有無
上記のような質問が順番にされていきますので、該当するものにタップで選んでいきましょう。
そして最終的には、現在の市場価値として、「選考条件に一致した企業数」と「類似ユーザーオファー年収実績」が表示されます。
筆者の場合は、選考条件に一致した企業数は1,891社、類似ユーザーオファー年収実績が778万円となっていました。
ただ、ここで「ミイダスは嘘」と言われる部分が見えてきます。
それは、類似ユーザーオファー年収実績の額です。
筆者(40代)の年収は、現在は450万円ほどです。
その金額をはるかに超える年収が表示されました。
450万円で働いている人間に、778万円のオファーがあるとはとても思えない…
これが「MIIDASの市場価値分析は嘘」と言われる部分なのでしょう。
結局は登録したデータでしか分析できないので、実際にどんな仕事ができるのか、把握しきれていないのです。
それがこの年収に表れているのだと感じました。
ミイダスの市場価値診断は、
といわれています。
ただし、完全に自分の条件と一致するとは限らないので、推定年収がブレて表示されることもあるのです。
あまりにも低い年収が表示されると、転職への意欲が減ってしまいますから、ミイダス側の意図も見え隠れする印象がありますね。
類似年収オファー実績は目安として、実際のオファー内容を確認するべき
市場価値の診断結果を、そのままうのみにして、
自分に年収700万円のオファーがたくさん来るのか!
と考えてしまうのは、適当ではありません。
実際に確認できるオファー通知を見ると、以下のようなものがありました。
このように、年収700万円のオファーばかりが来ているわけではないのです。
実際には、300万円台~400万円台のオファーが多くありました。
もちろん、700万円や800万円のオファーもあったのですが、全体的な割合としては少なめです。
類似年収オファー実績はあくまでも目安として考えて、実際のオファーを確認しながら市場価値を判断するべきでしょう。
なお、あまりにも自分の希望に合わないオファーばかりが届くようであれば、オファーの希望条件を設定することも可能です。
希望勤務地や検討可能な最低年収、希望する職種などを入力すれば、ある程度は自分の希望にあったオファーのみが届くようにできます。
ただし、条件を絞りすぎるとあまり通知が来なくなってしまうので、すこし広めの希望設定にしておくのがおすすめです。
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ミイダスは40代でも使えるサービスなのか?
40代がMIIDASを使う場合は、他の転職サイトと比べてどんな違いがあるのか、実際に使ってみた結果をまとめました。
結論から言ってしまうと、40代でも登録する価値は十分にあります。
経験が評価されるので、面接確約オファーが届きやすい
前述したとおり、ミイダスでは最初にプロフィールを登録して、その結果で市場価値を評価されます。
40代の方であれば、これまでに色々な業務経験や役職経験があるでしょうから、そういった経歴をしっかり登録することができるはずです。
市場価値の評価が上がれば上がるほど、高い評価が得られて、高年収のオファーも届きやすくなります。
実際に、40代の筆者がプロフィールを登録したところ、面接確約オファーが585件もありました。
ミイダスは経験豊富な人ほど評価されるシステムなので、40代に向いている転職サービスといえるでしょう。
年齢も考慮されている(若い人ほど評価が高くなる)
ただし、経験豊富な人ほど評価されるからといって、単純に「経験豊富=オファー数が増える」ということではありません。
もしそうであれば、50代や60代の方であれば、さらにオファーが多くなってしまうはずです。
ためしに実験として、
まったく同じプロフィールで、年齢だけ30代にしたらどうなるか?
このような検証してみました。
この場合の市場価値診断は、以下のとおりです。
40代で登録したときは年収778万円の評価だったのに、30代になると年収904万円と評価が上がっています。
同じような経験をしていて年齢が違う場合は、若い人材の方が評価されるということがわかりました。
ミイダスは経験豊富な人を評価するシステムになっていますが、
という、労働市場の傾向もしっかり盛り込まれているようです。
企業からオファーが届いたらどう対処すべき?
企業からオファーが届いたら、内容を確認して興味があれば面接へ応募できます。
また、いきなり面接希望を出すのではなく、「条件交渉」などを選択することが可能です。
「面接確約オファー」と記載されているものは、書類審査などがなく、すぐに面接に移行できるオファーとなっています。
一見すると魅力的なオファーに感じますが、正直なところ、人材が枯渇している企業からのオファーが多い印象です。
接客業などであれば、面接確約オファーが多くなります。
なお、ミイダスには以下の2種類の面接が用意されています。
- 面接応募:本格的に申し込みたい場合
- 面談希望:ちょっと会って話を聞いてみたい
自身の希望に応じて選択しましょう。
企業や仕事のことについて詳しく聞いてみたい場合は、まずは「面談希望」を選択するのがおすすめです。
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ミイダスを転職活動に活かすためのポイント
ミイダスは自分から応募するスタイルではなく、企業からのオファーを待つスタイルですので、とにかくオファーの数を増やすことが重要です。
- 希望条件を広めに設定する
- プロフィール情報を充実させる
- フォロー機能で企業とつながりを持つ
上記3つの取り組みをしたうえで、企業から届くオファーの中から厳選して応募していきましょう。
希望条件を設定する
ミイダスでは下記の項目で希望条件を設定できます。
年収 / 勤務地 / リモート勤務 / 職種 / 業種 / スキル / 企業規模 / 契約形態 / 労働環境 / 福利厚生
そして「重要度」という項目があり、「不問」「極力」「重要」「必須」という4つから選択できます。
たとえば、勤務地として「東京都」を希望している場合、
東京以外では勤務するつもりはない
ということであれば「必須」に設定しておきましょう。
「重要」を選ぶと、「近くも含める」という意味合いになりますので、東京都以外の首都圏も条件に当てはまり、オファーが届く可能性があります。
そして「極力」にすると、さらに範囲を広げるという意味合いになりますので、関東全域からオファーが届く可能性があるのです。
このように、希望条件ごとに「厳しくするか、緩くするか」というのを、重要度で選ぶことができます。
「極力」と「重要」の違いがやや曖昧ですが、絶対にこだわりたい条件がある場合は、「必須」を選択しておきましょう。
できれば条件に当てはまった方がいいけど、他の部分の条件次第では検討してもいいかな…
というときは、「重要」ぐらいに設定しておくのがおすすめです。
登録後にプロフィール情報を充実させる
いまいちオファーの数が少ないな…
もっと魅力的なオファーを期待したい
このようなときは、プロフィール情報をさらに充実させることをおすすめします。
アプリのメニュー内に「プロフィールを更新する」という項目があるので、そちらを選択してください。
プロフィール情報については、下記の項目について記入することができます。
- 基本情報、学歴、離職期間
- 所属企業、職種、スキル
- ビジネススキル、資格
- 語学力
基本情報や学歴など、変えようがない情報はどうしようもありませんが、編集可能な部分は随時更新していきましょう。
自分の能力を常にアップデートすることを意識して、ビジネススキルや資格についてなど、更新していくことを意識してください。
たとえばExcelのスキルや語学のスキル、自動車運転免許やその他の資格など。
こういった部分を細かく記入しておくことで、オファーが届く可能性が広がります。
そうはいっても、
資格も免許もとくに無いのだけど…
という方もいるかもしれませんね。
そんなときは、ビジネススキル・資格の項目にある、「その他」に書けることを記載しておくことをおすすめします。
ビジネススキルに関することを、自由に記載できる項目ですので、現在勉強中だったり、資格取得を目指しているなど、アピールできることがあれば記載しておきましょう。
現在、どのような取り組みを行っているのかをアピールすることで、企業の目にとまる可能性があります。
フォロー機能で企業とつながりを持つ
ミイダスには「フォロー」という機能があり、
気になる企業とつながりを持ちたい!
というときに使える機能です。
企業をフォローすると、その企業の最新情報や採用情報を受け取ることができます。
また、フォローしていることは企業側にも伝わりますから、あなたに対してオファーを送ってくれる可能性も…
企業をフォローすると、「希望条件を伝える」という項目が出てきます。
勤務地や最低年収、職種などを希望条件として選択できますので、企業側に希望条件を送信しておきましょう。
もし条件が一致すれば、面接確約オファーなどが届く可能性もありますから、ぜひ活用することをおすすめします。
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ミイダスを退会する方法
ここでは、ミイダスを退会する際の手順と注意点についてご紹介します。
退会手続きの手順
メニュー項目にある「FAQ、お問い合わせなど」を選択すると、「退会」の項目が出てきますので、
画面上の退会理由を選択して、「アンケートに回答して退会する」をタップすれば、退会手続きは完了です。
退会する際の注意点
いちど退会しても再登録が可能ですが、職歴や学歴、基本状況などはすべて最初から入力し直しになるので、留意しておきましょう。
退会画面でも、以下のような表記されており、
退会してデータを消滅させるよりも、放置で構わないので、残しておいたほうがよいと確認が入ります。
確かにわざわざ退会しなくても、通知設定をOFFにしていれば、煩わしさはありません。
いつかまた転職活動をする可能性があるのなら、そのまま残しておくのもひとつの方法です。
まとめ:ミイダスを市場価値や適職の診断ツールとして活用しよう
今回は、「ミイダスは本当に使えるアプリなのか?」という観点から、ミイダスの特徴や口コミの評判、活用方法などを詳しくお話ししてきました。
ミイダスって嘘が多いんじゃないの?!
ネット上にはこのような声もありますが、筆者が登録して確認した限りでは、類似年収オファー実績がやや過剰な表記となるだけで、求人情報には嘘はありませんでした。
類似年収オファー実績の数字だけでなく、実際のオファーも確認すれば、市場価値を判断するツールとして使えます。
その部分は安心してサービスを受けて問題ないでしょう。
ただし、あくまでも診断ツールとしての活用がメイン機能なので、本格的な転職活動を考えるのであれば、転職エージェントとの併用がおすすめです。
無料で利用できるサービスなので、転職活動に向けて自己理解を深めるためのツールとして、ぜひ活用してくださいね。
◆ミイダスの登録はこちらから
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セカンドゴングは40代の転職を応援しています!
当サイト(セカンドゴング)では、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、
- 実際に40代で転職を経験した人
- 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人
上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。
転職活動を攻略するためのコツとして、以下のようなコンテンツをご用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、当サイトにノウハウを提供している転職サポーターが、あなたの転職活動をお手伝いします。
さまざまなサポートをご用意していますので、悩みがある方はお気軽にご相談ください。