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【キャリア式】職務経歴書の書き方|職歴が多いときに最適!

(執筆:ぽけご

転職活動で最初の難関となるのが、

読みやすくわかりやすい職務経歴書をどう仕上げるか?

ということですよね。

筆者も前職では、10数年いろいろな職務をやっていましたので、どうまとめていいのか途方にくれていました……

これまでにさまざまな職務を経験していて、

時系列で書くと長くなって書き辛いんだけど…

という場合は、職務経歴書をキャリア式という書き方でまとめるのがおすすめです。

経験を、職務分野別にまとめて提示するのがキャリア式。担当業務がはっきりしている技術職の人、スペシャリスト、複数の分野の経験を積んできた人に向いている。また、転職回数の多い人にも適した書き方だ。

出典:リクナビNEXT

以下の4つのステップを踏んで作成することで、内容が濃く読みやすいキャリア式の職務経歴書に仕上げることができます。

職務経歴書をキャリア式で仕上げるステップ
  1. やってきたことを箇条書きで徹底的に書き出す
  2. 書き出したことを整理して、職務経歴をまとめる
  3. 書き出したことから、実務能力や自己PRを作成する
  4. 各項目を職務経歴書へ盛り込んで、見やすいレイアウトに仕上げる

この記事では、職務経歴書をキャリア式で仕上げる方法について、具体的な手順に沿ってわかりやすく解説しています。

ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください。

目次
この記事の監修者
キャリアコンサルタント 木山貴如

キャリアコンサルタント
木山 貴如

30代男性、東京都在住。同志社大学卒業後、株式会社リクルートに新卒入社。既存メディアの営業や新規事業の立ち上げを経験し、2016年株式会社エンなびに取締役として入社。独立後は企業の採用支援や求職者の就職、キャリア支援に従事。【厚生労働省認定 国家資格キャリアコンサルタント

職務経歴書の記載方法は3種類

職務経歴書の記載方法には、大きく分けて以下の3つがあります。

職務経歴書の記載方法
  1. 編年体式
    履歴書の職歴欄と同じように、時系列順で自分のキャリアを記載していく、もっとも一般的な形式です。
  2. 逆編年体式
    編年体式とは逆に、最新の職務経歴から記載していく形式。直近の仕事内容をアピールしたい場合におすすめ。
  3. キャリア式
    職務経歴を時系列ではなく、「職務内容別」でまとめる記載方法。転職を重ねて経験を積んできた方(エンジニアなど)におすすめ。

どの記載方法にもメリットとデメリットがあるので、両方をよく検討したうえで、どの形式で作成するのかを決めましょう。

この記事では、キャリア式で記載する場合を想定して解説していきます。

キャリア式で職経歴書を書くメリットとは

職務経歴書をキャリア式で記載することで、以下のようなメリットを得られます。

転職回数やブランクが目立たなくなる

キャリア式で記載する場合は、項目を時系列で区切るのではなく、経験ごとにまとめて記載します

 例えば、ネット広告の営業を3社経験(5年)してきた場合でいえば、以下のとおり。

編年体式とキャリア式の違い
  • 編年体式の場合
    ⇒1社ごとに3項目に分けて記載する
  • キャリア式の場合
    ⇒「広告営業」の1段落にまとめて記載する

したがって、転職回数が多い人がキャリア式で記載する場合は、

採用担当者は転職した会社の数よりも、「経験内容」に目が行きやすくなる

というメリットがあります。

経験が志望ポジションにマッチしていることをアピールしやすい

キャリア式で記載する場合は、項目を経験ごとにまとめるので、経験内容がダイレクトに伝わりやすいです。

たとえば、

  • 1社目:営業職
  • 2社目:営業職
  • 3社目:マーケティング職
  • 4社目:営業職
  • 5社目:営業職

上記のような経歴の方が、マーケティング職への転職を希望する場合。

編年体式の職務経歴書で応募すると、

採用担当者

マーケティング経験は5社のうちの1社だけか…

このように捉えられてしまう可能性があります。

 しかし、キャリア式の職務経歴書であれば、

マーケティングと営業の2本柱で経験を積んできました!

上記のようなアピールをすることが可能です。

キャリア式のデメリットは?

キャリア式で記載するデメリットをまとめると、以下のとおりです。

過去の在籍期間がわかりにくくなる

職務経歴を在籍期間ではなく、「経験」で分けるということは、

  • どの会社にどれくらいの期間在籍していたのか、わかりづらい

というのがデメリットです。

職務経歴書の冒頭に「略歴」などの項目を設けて、在籍期間を簡潔にわかりやすくまとめる必要があります。

転職回数やブランクを懸念される可能性がある

転職回数が多い方が作成する方法として、キャリア式の職務経歴書を取り入れるケースが多いため、

採用担当者

転職回数やブランクをごまかそうとしているのでは?

このように思われてしまう可能性もあります。

職務経歴書をキャリア式でまとめるときは、ごまかす目的で取り入れるのではなく、

経験をアピールしていくために、キャリア式で記載する

という考えを持って仕上げることが重要です。

キャリア式の職務経歴書は、4つのステップで仕上げよう

キャリア式の職務経歴書は、以下の4つのステップで仕上げましょう。

職務経歴書をキャリア式で仕上げるステップ
  1. やってきたことを箇条書きで徹底的に書き出す
  2. 書き出したことを整理して、職務経歴をまとめる
  3. 書き出したことから、実務能力や自己PRを作成する
  4. 各項目を職務経歴書へ盛り込んで、見やすいレイアウトに仕上げる

次項より、ひとつひとつのステップについて、具体的な手順を掘り下げてご説明します。

【1】やってきたことを箇条書きで徹底的に書き出す

最初にやるべきことは、

これまでの仕事でやってきたことを、徹底的に洗い出す

という作業です。

自分が過去にやってきたことを振り返って思い出しながら、思いついたことを箇条書きでいいので、とにかく書き出していきましょう。

とはいっても長い期間でいろいろなことをやっていれば、忘れてしまっていることも多々あるもの。

そういうときは、過去にやったことを詳細に思い出すツールとして、

  • 日々の業務日報
  • 職場で使用しているメールソフトの送信履歴

上記などをチェックしてみましょう。

一つ一つを流し見していくと、

そういえば、こんな仕事もやってたな…

という感じで、具体的に思い出すことができます。

そして思い出したことを、箇条書きでどんどん書き連ねていきましょう。

4つのステップのなかで、この最初のステップが一番重要であり、

自分のやってきたことを、もれなくすべて書き出すこと

というのが重要なポイントです。

些細なことであっても、

これは書くまでもないかな…

このような判断はせずに、とにかくまずはあらゆることを書き出してみましょう

筆者の場合でいうと、やってきたことをすべて書き出したときの文字数は、合計で6,300文字くらいになりました

【2】書き出したことを整理して職務経歴をまとめる

次に、1番の作業で書き出したものを自分で何度も読み返しながら、整理をして職務経歴としてまとめていきます。

1.他者が判断しやすい数字や指標を積極的に盛り込む

書き出した項目のなかに、数値化して示すことができるものがあれば、優先的にピックアップして、職務経歴に盛り込みます。

営業実績や計画数値といった分かりやすいものはもちろん、業務の中でのちょっとした成果であっても、計測可能な形で示せるものは取り上げて構いません

記載例
  • 新人の育成を担当
    在籍期間中に高卒2名、大卒4名、中途採用3名の育成・指導・OJTを担当しました。
  • Excel集計で業務効率化
    Excelでの集計業務に関数集計を取り入れ、集計時間を1/3程度に効率化しました。

2.時系列ではなく職務別にまとめる

職務経歴を時系列ではなく、職務ごとにまとめて記載していきます

例えば筆者の場合。

在職中にいくつかのECサイトで、マーケティングや企画を担当していたのですが、ECサイトは違っていても、やっていた業務は共通するものが多くありました。

キャリア式で仕上げる場合は、やってきたことを職務でひとくくりにして、

記載例

マーケティング

  • 販促企画(キャンペーン・特集コンテンツの企画立案、実施)
  • 集客施策(アクセス解析、SEO・SEM戦略企画、SNS活用、メルマガ配信)
  • 広報(プレスリリース、コンテスト応募、協力業者向けマガジン発刊)
  • サイト改善(LPO施策立案・実行、レコメンド最適化、申込フォーム最適化)

上記のような形で、時系列に関係なくまとめてしまうのです

職務ごとでまとめてしまうことで、職務経歴書を見る採用担当者は、

採用担当者

この人はマーケティングの職務で、こんなことをやってきたんだな…

ということを、具体的にイメージすることができます。

職務別でまとめる際の注意点

「職務」でまとめる際に、もっとも重要なことは、

軸をどこに置くのか?

ということです。

すべての職務を書き出して記載を並べたところで、すべての企業に刺さる職務経歴書とはなりません。

応募先の企業は、どのような経験を求めているのかな?

ということを想像して、求められている経験を「軸」とすることで、より伝わりやすく効果的な職務経歴書にすることができます。

伝わりやすくするポイント

読み手に伝わりやすくするには、

いつ / 誰に / 何を / どのように / どうやって / どれくらい

といった項目を、具体的にわかるようにしておくことです。

上記の項目を意識して、業務を具体的に記載するようにしましょう。

記載例
  • 営業職:
    従業員数2000名以上の法人に、ルート営業
  • 接客:
    のべ約60人/日 接客  (客単価:4,500円)
  • マーケティング:
    美容室やサロンなど、toCサービスを営む小規模法人(1〜20店舗/社)担当

3.時系列の職務は役職年表としてまとめる

職部別でまとめて記載すると、職務ごとにどんなことをやってきたのかはイメージできますが、

採用担当

どの期間にどんな役職だったのかな…

上記についてはわかりません。

時系列でまとめた役職年表を記載して、補足できるようにしましょう。

役職年表の記載例

2009年4月~2014年3月 ○○事業部 ○○課 正社員
2014年4月~2017年3月 ○○事業部 ○○課 主任
2017年4月~2021年3月 ○○事業部 ○○課 課長(部下〇名)

4.1~3番をベースに職務要約をまとめる

ここまで1~3番でまとめたものをベースにして、職務要約を作成しましょう。

採用担当者は職務経歴書に目を通すとき、職務要約をいちばん最初に確認します

職務要約の記載をみて、

採用担当

この人の経歴には興味があるな…

このように感じるものがあれば、他の個所もじっくり読み込んでくれるでしょう。

しかし、感じるものが無ければ、他はさらっと流し見して終わりです。

つまり職務要約は、職務経歴書においてもっとも重要な項目となります。

プレゼンやスピーチを行うときに、

まず結論から話しなさい!

と言われますが、職務要約はまさに「結論から話す」の部分です。

結論をしっかりわかりやすく伝えるためには、実のある内容が整理されてまとまっている必要があります。

ここまでの工程で、中身はしっかり抽出できているはずなので、あとは要約して文章化するだけ。

職務要約は「200~300文字がベスト」

といわれていますので、それを目安に仕上げましょう。

【3】書き出したことから実務能力や自己PRを作成する

3つ目のステップでは、1番のステップで書き出したものをベースにして、自身の実務能力と自己PRについてまとめます。

志望動機や退職理由については、本記事での解説は除外しておりますが、詳しく知りたい方は以下を参照してください。

実務能力をリストアップする

書き出したものから、自身が備えている実務能力について、箇条書きでまとめていきます。

実務能力を伝えるときに、

私にはマネジメント能力があります

上記のようにただ言われても、ピンときませんよね。

しかし、膨大な書き出しの中からであれば、

あなたにどのようなマネジメント能力があるのか?

ということについて、文章化できるヒントがあるはずです。

具体的なエピソードを思い出しながら、文章にしていきましょう。

実務能力の記載例
  • 個性や動機部分への理解を深めて部下を育成・指導するマネジメント能力
  • 裁量形の業務であっても自律的かつ計画的な行動が取れる自己統制能力
  • 傾聴をもって相手の意図を理解する洞察力とそれに基づく交渉調整力 など

自己PRを作成する

自己PRは個性をアピールする項目ですが、「根拠」となるエピソードが簡潔に添えられていると、読み手に伝わりやすくなります。

自己PRのタイトルにあなたの「強み」や「こころがけ」などを記載し、それらを裏付けるエピソードを添えましょう。

自己PRに盛り込むべき項目例
  • 具体的に示せる実績
  • 仕事への取り組みで大切にしてきたこと
  • 熱心に打ち込んだこと

1項目300文字程度でまとめられているのが理想的です。

自己PRの書き方については、以下の記事で例文を用いてご紹介していますので、詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。

【4】各項目を職務経歴書へ盛り込んで見やすいレイアウトに仕上げる

1~3番の項目でまとめてきたものを職務経歴書の各項目へ盛り込んで、見やすいレイアウト構成に仕上げて完成させましょう。

ここまでで仕上げた項目
  • 職務要約
  • 実務能力のリストアップ
  • 役職年表
  • 職務経歴(キャリア式)
  • 自己PR

志望動機は履歴書への記載を想定しています。履歴書については履歴書の書き方でご確認ください。

転職エージェントにプロの視点で確認してもらおう

職務経歴書は自分の視点だけではなく、第三者の視点でも見てもらうことで、より完成度が高まります。

とくにおすすめなのが、転職エージェントを活用することです。

転職エージェントを利用するメリットは?

転職のプロによるサポートを受けることで、以下のような、たくさんのメリットを得ることができます

転職エージェントを利用するメリット
  • 転職サイトなどに出回っていない、非公開求人を紹介してもらえる
  • 履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえる
  • 面接対策のサポートをしてもらえる
  • 業界や企業について、独自の情報を提供してもらえる
  • 求人企業について、気兼ねなく質問できる
  • 選考に落選した理由を教えてくれるので、次への対策が打てる
  • キャリアや市場価値をプロの視点で見定めて、アピールするべき自身の強みを教えてくれる
  • 応募企業との連絡や日程など、エージェント担当者が間に入って調整してくれる
  • 入社時期や年収条件など、交渉ごとを代行してくれる

無駄なく効率的に転職活動を進めるうえで、利用しない手はないサービスです。

しかも、転職エージェントは人材が採用されたときに、企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、転職者は無料で利用することができます

40代ともなると、職務経験や能力などで即戦力と見られがちです。

エージェントに相談することで、職務経歴書のアドバイスはもちろん、今後の方向性や業界の絞り方など、転職に関するさまざまな情報を提供してもらえます。

40代が支持する転職エージェント5選

40代の求職者が支持しているエージェントは、以下の5つのサービスです。

40代が支持する転職エージェント
  • リクルートエージェント
    40代の支持率No.1。国内最大規模の求人数と圧倒的な支援実績
  • ビズリーチ
    ハイクラス転職を目指すなら。企業やヘッドハンターのスカウトが期待できる
  • dodaエージェント
    転職サイトとエージェントが連動して便利。親身で手厚いサポートが得られる
  • JACリクルートメント
    ハイクラス転職や外資系求人に特化。マネジメント層やスペシャリストに最適
  • パソナキャリア
    管理職や公共案件の求人に強い。女性向けの転職支援が充実している

エージェントとの相性を見極めて厳選するという前提で、最初から複数のサービスに登録しておきましょう。

転職エージェントの選び方については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ :4つのステップでキャリア式の職務経歴書を仕上げよう

今回は、時系列では長くなってしまう40代の職務経歴を、キャリア式の職務経歴書で仕上げる方法についてご紹介しました。

ぽけご

最後におさらいをしておきましょう。

キャリア式職務経歴書を仕上げる4つのステップ
  1. やってきたことを箇条書きで徹底的に書き出す
  2. 1番で書き出したことを整理して、職務経歴をまとめる
  3. 1番で書き出したことから、実務能力や自己PRを作成
  4. 各項目を職務経歴書へ盛り込んで、見やすいレイアウトに仕上げる

同じ会社で何回も異動を経験したり、転職回数が多いという場合は、キャリア式の職務経歴書で自身の強みをわかりやすくアピールすることができます。

40代の転職活動においては、職務経歴のボリュームが大きくなりますので、まとめるのにも一苦労ですよね…

この記事でお話しした内容を参考にして、読みやすく効果的な職務経歴書を仕上げてくださいね!

▼この記事の満足度をお聞かせください▼

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この記事を書いた人

ぽけご ぽけご セカンドゴング管理人

40代男性、兵庫県在住。ITベンチャーで月200時間残業をこなし、管理職⇒経営幹部と昇進するも、人間関係の板挟みでうつ状態になり退職。40代転職の難しさや孤独さを体験し、40代の転職を応援するWebメディア「セカンドゴング」を立ち上げる。

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  1. 転職の準備
    転職スケジュールの計画、キャリアの棚卸し、希望条件の整理など
  2. 応募書類の作成
    質の高い履歴書と職務経歴書を作成する
  3. 求人探し・応募
    8つの手段を駆使して求人情報を集める
  4. 面接対策
    面接の流れや基本マナーを押さえて、合格するためのポイントを対策する
  5. 内定・入社準備
    内定条件の確認や交渉、転職先に馴染んでいくための準備など
  6. 退職手続き
    退職願の書き方、引き継ぎや退職時期の調整、トラブル時の対策など
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