40代は職務経歴書が重要!書き方と自己PRのポイントを例文付きで解説

(執筆:高木屋ぽけご

中途採用での書類選考通過率は20%前後と言われており、「人気」と言われる企業においては、より低い通過率になることも少なくありません。

しかも40代以上となると、企業の見る目もより厳しくなっていくことがほとんどですから、できるだけ効果的な職務経歴書を仕上げて、転職活動を優位に進めたいですよね。

そこでこの記事では、40代の転職活動における「職務経歴書の書き方」に焦点を当てて、

上記のついて詳しく解説していきます。

企業の採用代行経験から得た採用側の知見と、キャリアアドバイザーとして1,000人以上の転職支援を行ってきた経験にもとづいて、わかりやすくお話ししていますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

職務経歴書とはどんな書類なのか?

今まで転職活動を経験したことがない方であれば、「職務経歴書」という言葉を聞いても、なにを指しているのかピンと来ないかもしれませんね。

職務経歴書を簡単に説明すると、以下のような書類です。

今まで取り組んできた仕事について、その仕事に就いていた期間や仕事内容について、書類としてまとめたもの

履歴書の書式はテンプレートが決まっていて、A3の見開き(A4サイズ2枚)であることがほとんどです。

そのため、限られた字数でしか自分をアピールできませんし、なかには自己PR欄がない履歴書もあります。

一方で、職務経歴書には決められた書式はなく、自由に書類を構成することが可能であり、分量も決まっているわけではありません。

履歴書と比べると記載できる文字数も多く、

一般的には、A4で2~3枚程度

というのが目安です。

通常の履歴書では、職歴を説明する十分なスペースがないため、履歴書に盛り込めない情報を職務経歴書に記載します。

企業側に職務経歴書を読んでもらうことで、応募者の経歴を詳しく知ってもらって、成果や能力を自己アピールできるのです

採用担当者が職務経歴書の内容を見て、

採用担当

この人にはこんな経験があるのか。それならぜひ会ってみたいな

このように思ってもらうために、作成する書類だと考えると分かりやすいでしょう。

採用担当者は職務経歴書で何を見ているのか?

応募企業の採用担当者が、1人分の職務経歴書に読むのにかける時間は、わずか1~3分程度しかありません

長い時間をかけて、じっくり読み込んでもらえることはほとんどない

このように思っておいた方がよいでしょう。

そのわずかな時間のなかで、採用担当者がチェックしているのは、おもに以下の部分についてです。

採用担当者がチェックしていること
  • 読みやすさ
    ビジネス文書として読みやすい内容に仕上げられているか?
  • スキル・経験
    自社の求める人物像とマッチしている人材か?

上記2点をしっかり押さえて、職務経歴書を仕上げることを意識しましょう。

そのためのポイントについては、この記事のなかで解説していきます。

40代は職務経歴書で転職の成否が決まる

40代の転職と、20~30代の転職でもっとも異なる点は、これまで経てきたキャリアの数と質です

企業は若手の人材に対しては、経験が浅くても成長できる可能性を見て、ポテンシャルで採用を判断する傾向があります。

しかし40代の転職者に対しては、企業が求めているのは可能性ではありません。

これまで積み重ねてきた経験やノウハウを活用して、

即戦力として活躍してくれること

上記を期待しているのです。

したがって、40代で転職活動をするのなら、これまで積み上げてきた経験やスキルなどを、効果的にアピールする必要があります

採用担当者が職務経歴書を読んだときに、

採用担当

この人なら当社ですぐ活躍できそうだ!

このように思ってもらえる職務経歴書を提出できるかどうかで、40代転職の成否が決まるといっても過言ではありません。

読みやすい職務経歴書に仕上げるためのポイント

前述したとおり、採用担当者があなたの職務経歴書を読んでくれる時間は、わずか1~3分程度しかありません。

そこで重要になってくるのが「読みやすさ」であり、

  • レイアウトがわかりにくい
  • 何度も読み直さないと内容が理解できない

こういった書類では、そもそも読んでもらえないでしょう。

かりに読んでもらえたとしても、

採用担当

この人には資料作成スキルがないな…

という判断に至りやすいのが現実です。

では、どんな職務経歴書が読みやすいのかというと、以下の5つのポイントを押さえているかどうかで決まります。

読みやすい職務経歴書にするためのポイント
  • 「事実」と「主観」が分けられている
  • 内容が具体的である
  • 項目と中身が正しく接続されている
  • 書き方が統一されている
  • レイアウトを工夫している

「事実」と「主観」が分けられている

採用担当者が応募書類で知りたいことは、基本的に「事実」に関することだけです。

  • あなたがどう考えたのか?
  • そのときどう感じたのか?

上記のような「主観」については、書類選考においてはノイズになりかねません。

「主観」は自己PRや志望動機への記載だけに留めて、「事実」を中心に書き出していくことが重要です

内容が具体的である

具体性のない記述は、読み手にとって価値のある情報とはなりえません。

採用担当者が文章を読んだときに、

採用担当

この人なら、ウチの会社で活躍する姿が思い浮かぶな

と具体的にイメージしてもらえるように、内容をまとめましょう。

内容をより具体的に記載するためには、以下の2つのポイントを押さえておくことが重要です。

記述内容を具体的にするためのポイント
  • 定量で書く
  • 5w1hを意識する

定量で書く

数字が書けるところは、すべて数字を書きましょう。

達成率や売上額などの、「実績」を書くことができればベストです。

でも自分には書けるような実績は無いし…

という場合は、これまで経験してきた業務をひも解くことで、定量化できる要素を探しましょう。

  • 1日あたり〇人を接客
  • 給与計算〇名分担当
  • 新規のテレアポ〇件/日
  • 請求書作成・発行〇件/月

上記のように、数字でやってきたことをまとめると、具体的に伝わりやすいです。

「多くのお客様を担当」「膨大な書類精査」といった表現をするよりも、

50社を担当しました
1日平均30件、繁忙期には70件の書類を精査

このように書かれているほうが、読み手に「どれくらいやってきたのか」が明確に伝わります。

5w1hを意識する

内容を記述するときに、

誰が / 誰に / 何を / いつ / どれくらい / どうやって

というところまで言及されていると、非常にわかりやすい表現となるでしょう。

たとえば職務詳細欄に、

電子計測器を中心に、学校法人、官公庁へルート営業

とだけ書いているものと、以下のような記載を比較してみてください。

良い例

[顧客]
首都圏の学校法人、官公庁等約30社(既存顧客のみ)
[商材]
電子計測器
[期間]
2017年4月~2019年3月
[実績]
2017年度:売上〇〇円、目標達成率〇%
2018年度:売上〇〇円、目標達成率〇%
2019年度:売上〇〇円、目標達成率〇%
[ポイント]
既存取引のある窓口から横展開し、取引窓口数を30社30窓口から、30社42窓口にすることで取引を拡大

読み手の印象も大きく違ってくるはずです。

項目と中身が正しく接続されている

実績などの箇所では、意外と間違った記載がされていることが多いものです。

たとえば、「実績」の項目にもかかわらず、

効率を考えて、優先順位をつけて多くのタスクを処理
相手に伝わりやすいよう努めました

上記のような、「実績」ではないことが書かれているケースがあります。

項目と中身の接続がスムーズになるように意識して、

  • 「実績」には実績を書く
  • 「職務詳細」には職務の詳細を書く
  • 「志望動機」には志望動機を書く

といった記載を心がけると、読み手はストレスなく読み切ることができるでしょう。

書き方が統一されている

「ですます調」「である調」などが、混在して記述されている職務経歴書も多いです。

職務経歴書の基本的な書き方として、

  • 文章で書く箇所以外 ⇒ 体現止め
  • 文章で書く箇所 ⇒ ですます調

上記のようなルールで統一すると、内容が読みやすくなります。

レイアウトを工夫している

40代ともなると、職務経歴書に盛り込むボリュームもそれなりの量になるはずです。

読み手の見やすさを意識して、

  • 会社ごとに枠で区切ってみる
  • 改行箇所を揃える
  • 箇条書きを用いる

上記のような工夫をしてみましょう。

伝えたいことをたくさん盛り込むのではなく、

読み手が読みたいことを、読みやすい形で提出しているか?

という点を意識することが重要です。

職務経歴書の効果的な書き方とは

特別なスキルや人脈をPRできる人は別として、40代の平均的な書類通過率は2割ほどと言われています。

その狭き門のなかで少しでも通過率をあげるために、効果的な職務経歴書を書くためのポイントとして、以下でお話しする点を押さえておきましょう。

これまで何をやってきたのか、スキルと経験をわかりやすくまとめよう

採用担当者は、募集ポジションの業務内容や組織構成と照らし合わせて、

採用担当

この人は我が社で活躍できるのだろうか?

ということを判断しようとしています。

ここで重要なのは、採用担当者が知りたいことは、

  • 業務にあたって、どんなこころがけを持っていたか?

上記のような情報ではなく、

  • この人はなにをやってきた人なのか?

という点を、あなたの職務経歴書から見ているということです。

熱意をもって業務にあたってきたことをアピールしたい!

このように考える方もいるかもしれませんが、

仕事に対する熱意というのは、取り組み内容に反映される

というのが本来の姿です。

職務経歴を記載する部分では、「こころがけ」「考え」「熱意」といったものをアピールしたい気持ちは極力抑えて、「やってきたこと」を淡々と記載しましょう。

それが「最も伝わる」職務経歴書となります。

なお、効果的な書き方は前述したとおり、5w1hを踏襲することです

良い例(再掲)

[顧客]
首都圏の学校法人、官公庁等約30社(既存顧客のみ)
[商材]
電子計測器
[期間]
2017年4月~2019年3月
[実績]
2017年度:売上〇〇円、目標達成率〇%
2018年度:売上〇〇円、目標達成率〇%
2019年度:売上〇〇円、目標達成率〇%
[ポイント]
既存取引のある窓口から横展開し、取引窓口数を30社30窓口から、30社42窓口にすることで取引を拡大

3つの書き方とそれぞれの特徴とは

職務経歴書には、以下の3つの書き方があります。

職務経歴書の書き方
  1. 編年式
    過去から順に経歴を書いていくまとめ方
  2. 逆編年式
    編年式とは逆に、直近の職務から過去に遡って書いていく方法
  3. キャリア式
    時系列ではなく、職務内容ごとにまとめていく書き方

読みやすく仕上げるポイントを踏まえたうえで、職務経歴書の書き方と特徴を知っておくと、自分にはどのパターンが有効かを判断できるはずです。

ここでは、職務経歴書の種類とそれぞれの特徴を整理しておきましょう。

編年式とは

編年式は、過去から順に経歴を書いていくまとめ方です。

履歴書と照らし合わせて読むことができるので、

  • キャリアの過程が読み手に伝わりやすい

というメリットがあります。

ただ、職務経歴が多いとボリュームが多くなってしまうため、社会人経験が浅い方や、経験社数が少ない場合に効果的に使えるまとめ方です。

逆編年式とは

編年式の逆バージョンで、直近の職務から過去に遡って書いていく方法です。

逆編年式のいちばんのメリットは、

  • 直近の業務内容をトップに持ってくることができる

という点であり、直近の業務内容と応募ポジションの関連性が強いときに、とくに有効に使うことができます。

直近業務の「実績」を具体的に示しながら、相関性の低い過去の経歴についてはさらっと流すことで、メリハリをつけてアピールすることができるのです。

キャリア式とは

編年式や逆編年式では、年代ごと、企業ごとにキャリアをまとめるのに対し、キャリア式は職務内容ごとにまとめていく書き方です。

経験社数が多く、スキルや得意分野で勝負したい

という場合に適したまとめ方でしょう。

たとえば、47歳でこれまで6社経験されてきた方の場合。

編年式などで書くとどうしても文量が多くなってしまいますが、キャリア式でまとめると、冒頭の職務要約は以下のようになります。

私はこれまで25年間、2つの領域でキャリアを積んできました。1つは経理業務。給与計算から決算業務まで、計8年従事してまいりました。2つ目が法人営業。上場企業を中心に、新規、既存を問わず累計600社と接点を持ってきました。

このようにまとめることで、読み手は「転職回数」ではなく、「経験」に目が行くはずです。

経験やスキルを武器に戦っていく際に、有効な書き方といえます。

ただ一方で、

  • どの職務をいつ経験していたのかは伝わりにくい

という側面も持っているので、最適な書き方であるかを吟味しなければなりません。

職務経歴書をキャリア式でまとめる場合は、以下の記事で書き方を解説していますので、詳しく知りたい方はこちらを参照してみましょう。

自己PRで自身の強みをアピールしよう

40代ともなると、これまで経験してきた職務経験もそれなりのボリュームとなるでしょう。

そのなかで得てきた経験や実績を、職務経歴書のなかでしっかり自己PRすることができれば、企業側に自身の強みを効果的に伝えることができるはずです。

職務経歴書に経歴をただ書き連ねるだけでなくて、

自分の強みが的確に伝わるように、職務経歴書に自己PRを盛り込む

ということが、40代の転職活動で成否を分ける重要なポイントになります。

次項にて、そのポイントを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

好印象な自己PRを作るためのポイント

40代の方が企業に好印象な自己PRを作るためには、以下の2点を内容に盛り込むことが重要です。

40代が自己PRに盛り込むべきこと
  • 今までの経験や実績
  • 入社後の仕事にどのような貢献ができるのか

ここでは、この2点について詳しくご説明します。

「どんな経験・実績を積み上げてきたのか」をアピールする

まずは自分自身が、これまでどんな経験や実績を積んできたのかをアピールしましょう。

40代での転職を考えた場合、若い世代と比べたときの優位性は、やはり「経験や実績」です。

40代ならではの優位性を、重点的に伝えるようにしてください。

自己PRを作るうえでのコツとして、文章で伝える際に「数字」を効果的に使うことです

悪い例

長年、製造部門に携わってきた経験があります

上記のような抽象的な表現よりも、

良い例

製造部門に20年間携わり、売上1億円という目標を達成してきました

このように、数字を盛り込んで表現する方が、具体的にイメージしやすく効果的なアピールとなります。

「入社後にどう貢献できるのか」をアピールする

次に、ひとつ目で挙げた過去の経験や実績が、入社後にどのような貢献につながっていくのかを考えましょう。

より具体的に考えるには、

入社後にどんな仕事内容に携わるのか?

という点を、よく理解しておく必要があります。

たとえば、部下をマネジメントできる人材を求めている企業なら、部下を従えた経験について深掘りし、そこで感じたことや実績について記入するべきです。

たとえ管理職の経験がなかったとしても、

チーム全体を意識して動いてきました

ということを自己PRすれば、管理職の適性があることをアピールできるかもしれません。

面接官が職務経歴書を見たときに、

あなたが入社した後に、会社で活躍しているイメージ

上記を持てなければ、採用には至ることはありません。

自己PRを考えるときは、「入社後のイメージ」まで含めて考えることが大切です

40代が転職でアピールしやすいポイント3選

基本的には前述した2点をメインに、自己PRを作成すれば問題ありません。

ここでは、それ以外でも、40代の転職者がアピールしやすいポイントを3つご紹介します。

当てはまるものがあれば、ぜひピックアップして自己PR文に盛り込んでみましょう。

若い世代と協力して仕事を進めた経験がある

40代であれば、同じ部署やチーム内の若い世代の人と、仕事をしてきた場面も多いはず。

人によっては、

上司が年下だったよ

こういった環境で働いていたケースもあるのではないでしょうか。

若い世代に囲まれていた環境でも、

周りとうまく連携をとって、円滑に仕事を進めてきた

という経験は、大きなアピール材料として使うことが可能です。

部署異動など、環境の変化にも柔軟に対応できる

40代で同じ会社で長く働き続けていた場合は、部署異動の経験がある方がほとんどでしょう。

部署異動や転勤などがあった際に、

新しい環境にどのようにして馴染んできたのか?

上記について伝えることで、転職先の企業に入る場合にも、柔軟にそのときの経験を活かせるというアピールにつながります

長いキャリアのなかで、環境の変化に柔軟に対応してきたという点も、アピール材料の一つとして使いましょう。

新しい技術の習得に積極的である

中高年の転職者を受け入れる際に、

採用担当

考えが凝り固まっているのではないか?

企業側はこのような心配をしています。

今でも新しい技術について、勉強を続けています

上記のような積極的な姿勢を見せることで、企業側の心配を払しょくすることができるでしょう。

ただし、「自分はこれだけのことをやってきた」という、自信満々な自己PRはかえって逆効果となる場合もあるので要注意です

 40代の自己PRで避けるべき内容とは?

ここでは、40代の自己PRでは避けたほうがよい内容について、2つの例をご紹介します。

「企業の求める人物像」に沿わない点をアピールしている

自己PRのポイントを簡単にいえば、

自分が持っている技術や経験が、応募先の会社でどのように活かせるのかをアピールすること

上記のように説明することができます。

これまで培ってきた技術や経験は、もちろんどれも素晴らしいものであることは、疑う余地はありません。

ただし、転職活動においては、

採用担当

その経験はウチではあんまり活かせないかも…

企業側にこのように判断されてしまうと、採用されることはないのです。

応募先の企業はどんな人材を欲しているのか?

まずは上記について徹底的に調べましょう。

そのためには、業界の理解やその会社独自の強みなどを、よく調べておくことが重要となります。

アピールする強みを絞り切れず、何が言いたいのかよくわからない

40代の自己PRでありがちな失敗例として、さまざまな経験を伝えようとするあまり、

  • 一つ一つのエピソードが薄くなって、何をアピールしたいのかよくわからない

という自己PRとなってしまうケースです。

これまでのキャリアで得た、幅広い経験を伝えたい気持ちは分かります。

しかし、自己PRにおいては、伝える内容を絞ることが重要なので、

伝えるべき内容をできるだけ厳選して、それについて深く語る

という意識で、自己PRに盛り込む情報を絞りましょう。

効果的な自己PRを作成するための4つのステップ

自己PRとひとくちに言っても、いきなり書き始めるのは、誰にとっても難しいものです。

採用担当

この人をぜひ採用したい!

採用担当者がこのように感じる自己PRを書くには、そのための手順があります。

ここでは、自己PRを上手にまとめるためのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.キャリアの棚卸しをして、業務経験・実績を洗い出す

まずは、社会に出てからの経験や実績を、箇条書きですべて書き出しましょう

今までの会社で担当した仕事内容、もちろん部署異動なども、すべて書き出してみてください。

そうはいっても、長い期間でいろいろなことをやっていれば、忘れてしまっていることもあるかもしれません。

そういうときに、過去にやったことを詳細に思い出すツールとして、

  • 職場で使用しているメールソフトや個人メールの送信履歴
  • 過去に職場で作成したドキュメント類
  • 日記など(つけている人は)

こういったものをチェックしてみましょう。

一つ一つを流し見していくと、

そういえば、こういう仕事もやってたな…

みたいな感じで、具体的に思い出すことができます。

そして思い出したことを、箇条書きでどんどん書き連ねていきましょう。

職務経歴書を仕上げるまでの工程で、

過去のすべてを書き出す

というこの工程がもっとも重要となります。

職務経歴書はただ経歴を記す書式ではなく、あなたがその経験から、「何を学び取ったのか」について記入する書類です。

これまでに経験した出来事に対して、

  • あなたはどう感じて、どのような対応を取ったのか?
  • その結果どうなって、あなたは何を学び、どんな実績を出したのか?

上記について簡潔に記すことで、企業は職務経歴書からあなたの強みを読み取ります

あなたの強みが企業の求める人物像と重なれば、内定を獲得しやすくなることは言うまでもありません。

2.応募企業や職種で求められる能力を分析する

次に、応募する会社や職種において、求められている能力を分析してみましょう。

役職や業種、職種などからも、ある程度は把握できますが、基本的には求人票の以下の部分を読み込むことをおすすめします。

求人票でチェックしておきたい項目
  • 会社紹介の部分
  • 職務内容
  • 求める人物像(記載がない場合もあり)

そこから、応募企業が即戦力として求めている人物像を読み取ってください。

ただ求人票の確認は最低限のチェックであり、40代の転職者に求められるレベルとしては不十分です。

企業をより深くリサーチするために、以下の情報も確認して、徹底的に企業研究をおこないましょう。

企業研究の参照先リスト
  • コーポレートサイト
    新卒採用ページがあればそちらをまず確認しましょう。 商材や職種について網羅的に記載されており、効率的に情報収集できます。
  • 四季報や業界地図本
    業界の中での企業の立ち位置が分かります。
  • 雑誌や新聞記事
    新商品や開発意図に関する情報、最新の業績・動向が手に入ります。 データーベースを無料で閲覧できる図書館があります。
  • 口コミサイト
    「やりがい」「将来性」「企業分析」などが参考になります。個人の主観が入っているので鵜呑みにするのは危険です。複数のリソースで真偽を確認しましょう。

企業研究のやり方については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

3.自己PRを100~300文字程度の短文で記載する

徹底的に洗い出した「あなたの強み」と、企業分析から見えてきた「企業が求める人物像」を組み合わせて、あなただけの自己PR文を作成しましょう。

自己PR文は、100~300文字程度の短い文章にまとめてください

あまり短すぎるとあなたの良さが伝わりませんし、長すぎると最後までしっかりと読んでもらえません。

読み手にとって読みやすく、しっかりと根拠を添えて、論理的な文章を書けるようにしましょう。

実績をアピールする際は数字を使う

過去の実績をアピールするのなら、数字を使うのがもっとも効果的です

たとえば営業職なら、

  • 目標に対する達成率
  • 全社員数のなかで何位になった

上記のような客観的な判断がつきやすい、数字での実績を盛り込むようにしましょう。

応募企業ごとに自己PRの内容は変える

自己PR文の作成で重要なことは、

複数の企業に応募する場合は、応募先ごとに自己PRの内容を変える

ということです。

当然ながら、会社ごとに求めている人材は違います

しっかり企業リサーチして、応募する企業にマッチした自己PR文を作成することが、いちばんのポイントです。

繰り返しになりますが、いちばん最初の工程で、しっかりと「あなたの強み」を洗い出しておくこと。

そうすれば、応募企業の「求める人物像」に合わせて、自己PR文を再構成することはそれほど難しくないはずです。

4.誤字脱字をしっかりチェックする

基本的なことですが、誤字脱字には注意しましょう。

文章のなかに誤字脱字があると、

採用担当

ケアレスミスが多い人なのかな?

採用担当

もしかして常識がない人なのでは…

こういった判断をされてしまうかもしれません。

職務経歴書が完成したら、時間を置いて何度も読み返してみて、完成度の高いものに仕上げましょう

職務経歴書の自己PRの例文集【ケース別4パターン】

職務経歴書を作成する手順やポイントが分かっても、

いざ実際に書くとなると、なかなか筆が進まないな…

という場合もあるかもしれません。

ここでは、職務経歴書の自己PR文の例文を、4つのパターンでご紹介します。

ケース別でご紹介しますので、自身のケースに当てはまるサンプルがあれば、ぜひ参考にしてみてください。

1.ブランク期間が長い場合の自己PR文

ブランクが長いことを、ポジティブに言い換えて、応募先企業に貢献できることを表現した自己PR文です。

良い例

前職から約1年間のブランクがありますが、その間、前職で培ったスキルをさらに伸ばしたいと考え、資格取得のために勉強をしてきました。

秘書検定2級を取得したほか、ワードとエクセルのMOSエキスパートにも現在挑戦中です。

営業事務職には高い専門性や正確性が要求されると思いますので、学んだことを積極的に活かして、責任感を持って日々の業務にあたっていきたいと考えています。

2.同職種へ転職する場合の自己PR文

現職での実績を示しつつ、応募企業の求める人物像ともマッチしているので、即戦力としての活躍が期待できる点をアピールした自己PR文です。

良い例

業界シェア率トップの機械メーカーで3年ほど、外回り中心の営業をしておりました。

受注後も親身なアフターフォローを心がけた結果、リピーター様が増えて、3年目には社内トップの営業成績を得ることができました。

貴社に入社後も、貴社の経営理念でもある、お客様の立場に立った親身なサービスを心がけ、着実に貴社の製品のファンを増やしていきたいと考えております。

3.他業種へ転職する場合の自己PR文

前職の経験談から、応募企業への意欲が高いことを示し、早期の貢献が期待できる点をアピールした自己PR文です。

良い例

前職では、ディーラーで新車を販売する仕事をしていました。

日々、お客様と接するなかで、車の性能や構造など技術的な質問をされることもあり、整備士の仕事に興味を持つようになりました。

思い切って会社を辞め、整備士の専門学校に通った結果、無事に整備士の資格を取得することができましたので、貴社の整備士の求人に応募させて頂きました。

初心を忘れず、一流の整備士になることを目指して、日々精進していきたいと思います。

4.派遣社員から正社員へ転職する場合の自己PR文

派遣社員の経験のなかで、応募企業の正社員として求められる点をしっかり学び、即戦力性をアピールした自己PRです。

良い例

今までスーパーやホームセンターなどで、レジ打ちや品出し、接客などの仕事を経験してきました。

これまでの仕事では、部分的な業務が中心でしたので、商品知識やお客様満足を求められる場面では、正社員の方にフォローをいただくことも多くありました。

その姿勢を見て学んだことは、仕事に対する臨機応変さの重要性です。

取り扱い商品の幅広い知識を持ち、お客様に喜んでいただく接客を極めながら、臨機応変な対応で、貴社の正社員として貢献していきたいと考えております。

未経験・スキルがない人向けの自己PR例文集

職務経歴書に書けるような、経験や実績なんて無いし…

このように悩んでしまう場合は、自分の得意なことやスキルなどを、過去の経験談から記載してみるのがオススメです

具体的な例文を3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

また、スキルがないと思っていても、これまでにやってきたことを的確に言葉にして表現することで、スキルと認識される場合があります。

以下の記事でそのノウハウをお話ししていますので、ぜひこちらもチェックしてみましょう。

1.協調性など、他人とのコミュニケーション能力がある場合の自己PR文

良い例

前職では、ラーメンのチェーン店で働いていました。

その日に出勤したメンバーが、持ち場を超えてお互いに助け合いながら、繁忙時の忙しさを乗り切ることが日常であったため、働くなかでの協調性の大切さを強く感じておりました。

今回応募させていただいた英文事務の仕事でも、コミュニケーションを大切にしながら、協調性をもって柔軟に業務に当たっていきたいと思います。

2.成長意欲や実行力に自信がある場合の自己PR文

良い例

私は今まで仕事をするなかで、常に自分のした仕事を振り返り、足りないと感じた部分を修正することで成長してきました。

例えば、保険の営業をしていたときに、電話による営業でなかなか受注が取れなかったため、その原因を分析しました。

その結果、自ら顧客のもとへ足を運ぶことが重要と考えて、実行に移したところ、契約件数を大幅に増やすことができました。

自身の長所は、自らを成長させるために、躊躇なく問題に集中して、実行に移せることだと考えております。

3.問題解決能力に自信がある場合の自己PR文

良い例

前職では、チームで工程を管理していたのですが、納期がぎりぎりになることがよくあったため、作業管理表を作ることを提案し、誰がどこまで終わっているかを見える化しました。

その結果、個人に責任感が自然と生まれて、余裕を持った納品ができるようになりました。

貴社においても、常に問題意識を持って、業務に取り組んでいきたいと考えております。

40代で転職するなら、実践したい仕事の探し方

40代向けの求人は、20~30代向けの求人数と比べて少ないので、

応募したい仕事がなかなか見つからない…

このような状況になる場合も多く、効率よく求人を見つけることが重要です。

ここでは、40代が転職を成功させるために、無駄なく仕事を探すためのポイントをご紹介します。

40代におすすめの転職サイトに登録する

40代が転職サイトを活用する方法

まずいちばん初めにしておきたいのは、転職サイトへの登録です。

すぐには希望通りの案件が見つからなくても、転職のための情報量の多さはダントツですし、無料で利用できますから、ぜひ登録しておきましょう。

大手の転職サイトであれば、常に数多くの求人情報が掲載されており、高度な検索機能があるので、

職種 / 地域 / 年収 / 福利厚生 など

上記のような条件で、求人を簡単に絞り込むことができます。

40代向けの求人を効率的に集めるには、

40代歓迎
年齢不問

といったキーワードで検索してみましょう。

また、ひととおり求人を眺めたなかで、掲載写真に年配者が写っている求人を探してみてください。

若手でなくても構わないですよ

企業側のこのようなメッセージかもしれません。

転職サイトの選び方や活用する方法、40代におすすめの11社を以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

転職エージェントの活用は必須!複数に登録しておく

転職活動を進めるには、かなりの労力が必要であり、ノウハウも必要となってきます。

あれもこれも一人でやるのは、本当に大変なものです…

そこでおすすめしたいのが、転職に必要な一連の作業をフォローしてくれる、「転職エージェント」を活用すること。

転職のプロによるサポートを受けることで、以下のようなメリットを得ることができます。

転職エージェントのメリット
  • 転職サイトなどに出回っていない、40代向けの非公開求人を多く保有している
  • プロの視点で自身のキャリアや市場価値を見極めて、最適な求人案件を紹介してもらえる
  • 自身の強みを効果的に表現できるように、応募書類作成や面接対策のサポートを実施してくれる
  • 応募企業との連絡や日程調整、入社時期や給与の交渉まで、エージェント担当者が間に入って行ってくれる

40代が無駄なく効率的な転職活動をおこなううえで、利用しない手はないサービスです。

しかも、転職エージェントは人材が採用されたときに、企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、転職者は無料で利用することができます

転職エージェントの選び方については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

ハローワークなどの公共就職支援サービスを利用する

ハローワークは心強い味方

ハローワークは、転職サイトと比較すると求人の詳細がわかりにくく、待遇面で見劣りすることが多いので、利用を敬遠している人もいるかもしれませんね。

ですが40代の転職においては、ハローワークも積極的に活用しましょう

ハローワークを利用することで、以下のようなメリットを得ることができます。

ハローワークを利用するメリット
  • 仕事の種類が豊富で求人数が圧倒的に多い
  • ハローワークだけの独自求人がたくさんある
  • 職業相談の窓口が充実しており、気軽に相談できる
  • 子育て中の仕事探しを支援するマザーズコーナーがある
  • 職業訓練を受けて、資格やスキルを習得できる

ハローワークは公共の職業紹介機関ですから、企業は無料で求人を掲載することが可能です。

そのため、

ブラック企業の求人が紛れているのではないか…

こういった心配をしている人もいるでしょう。

ですが、質の悪い求人は見分けることができますし、窓口で確認すれば、さまざまな情報を教えてもらえます。

  • 現在失業中である
  • 地元企業への就職を希望している
  • 未経験の仕事に転職したい
  • 子育て中である

上記のような方であれば、利用しないのはもったいないサービスですよ。

また、公共の就職支援サービスはハローワークだけではありません

人材紹介会社による委託運営がされていて、転職エージェントのような充実したサービスを用意している地域もあります。

ハローワークや他の公共支援サービスについては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

紹介予定派遣で転職する方法もある

転職するひとつの方法として、紹介予定派遣を利用することも有効です。

最初の2~6ヶ月を派遣社員として勤務して、派遣勤務の期間が経過した段階で、労働者と企業の双方が合意すれば、正社員になることができます

紹介予定派遣を利用するメリットは、以下のとおりです。

紹介予定派遣のメリット
  • 最初は派遣社員として入社するので、ワークライフバランスがとりやすい
  • 直接雇用される前に、仕事内容や職場の雰囲気を確認できる
  • 必要な人材であることを、働きながら直接アピールできる
  • 未経験の業務にもチャレンジしやすい
  • 合わないときは断ることもできる

もちろんメリットばかりではありませんが、まずは大手の派遣会社に2~3社登録して、紹介予定派遣にはどのような求人があるかを、いちど確認してみましょう。

紹介予定派遣のメリットやデメリット、40代が採用されるコツなどは、以下の記事でご紹介していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

40代の転職活動で押さえておきたいこと

40代の転職には「40代なりの攻略法」があるので、若い頃と同じ感覚で転職活動に挑んでしまうと、厳しい戦いが待ち受けているかもしれません。

転職活動では、以下のポイントを必ず押さえておきましょう。

転職は万全の準備で進めよう

転職活動には、大きく分けて以下の6つのステップがあります。

転職をするときの6つのステップ
  1. 転職の準備
    転職スケジュールの計画、キャリアの棚卸し、希望条件の整理など
  2. 応募書類の作成
    質の高い履歴書と職務経歴書を作成する
  3. 求人探し・応募
    6つの手段を駆使して求人情報を集める
  4. 面接対策
    面接の流れや基本マナーを押さえて、合格するためのポイントを対策する
  5. 内定・入社準備
    内定条件の確認や交渉、転職先に馴染んでいくための準備など
  6. 退職手続き
    退職願の書き方、引き継ぎや退職時期の調整、トラブル時の対策など

それぞれのステップでやるべきことを理解して、しっかり対策することが重要です。

じっくりと読み込んで転職活動の流れを知り、万全の準備をしていきましょう。

転職への”動機づけ”を明確にしよう

転職準備をしっかり進めることに合わせて、転職に対する”動機づけ”を明確にしておくことが重要です

採用面接で、面接官に転職の動機を聞かれたときに、

御社の事業内容に魅力を感じました

上記のような回答では、さすがに選考を通過するのは難しくなります。

退職理由にも、転職理由にもなり得る“ポジティブ”な理由目標を、しっかりと決めておきましょう。

転職の動機を明確にしておけば、転職活動が長期化した際にも、原点回帰できるのでとても重要です。

なお、転職の動機については、

  • 退職理由
  • 転職理由
  • 志望動機

上記のような要素として、面接で必ず質問される内容です。

それぞれにはノウハウが存在していますので、以下の記事などを参考にして、しっかりと対策しておきましょう。

▼あわせて読みたい記事▼

40代の転職が決まらない理由を対策する

転職先がなかなか決まらずに失敗してしまう人は、40代の転職が決まらない理由を把握しておらず、しっかり対策できていないことが多いです。

以下の5つの決まらない理由を押さえて、転職活動を進めるようにしましょう。

40代の転職が決まらない5つの理由
  1. 準備不足
    自分自身の準備に原因がある
  2. スキル不足
    自身のスペックが足りていない
  3. 研究不足
    企業側とのやり取りで失敗している
  4. 戦術不足
    転職活動の進め方に問題がある
  5. 需要不足
    転職市場に問題がある

それぞれの対策については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ:職務経歴書で自身の強みを効果的にアピールしよう

今回は、職務経歴書の書き方について、

  • 職務経歴書とはどんな書類なのか?
  • 読みやすい職務経歴書に仕上げるポイント
  • 職務経歴書の効果的な書き方
  • 好印象な自己PRを作るためのポイント
  • 40代に役立つ自己PRの例文集

といったことをご紹介してきました。

職務経歴書は、あなたの強みを企業側にアピールするために欠かせない書類です。

お話しした内容にもとづいて、応募企業が求めるものとマッチする点をしっかり自己PRして、書類選考の通過を目指しましょう。

筆者はココナラというサイトで、40代の転職を目指している方へ向けて、

  • 志望動機の添削・作成代行
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 企業別の面接対策

上記のようなサポートをおこなっています。

累計1,000人以上の転職支援を行ってきた経験にもとづき、転職エージェントとも異なるアドバイスが可能です。

国家資格保有のキャリアコンサルタントがサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

▼こちらも合わせてどうぞ▼

当サイト(セカンドゴング)では、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、

  • 実際に40代で転職を経験した人
  • 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人

上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。

当サイトの概要と執筆メンバーの一覧はこちら

転職活動のすべてのステップについて、以下の記事でわかりやすくまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

▼40代転職の完全ガイドはこちら▼

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この記事を書いた人

30代男性、東京都在住。広告企業大手で8年間営業職に従事し、既存メディアや新規事業の立ち上げの営業を経験。その後独立し、現在は企業の採用支援や求職者の就職、キャリア支援に従事。【厚生労働省認定 国家資格キャリアコンサルタント

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