(執筆:セキグチ)
リクナビNEXTやエン転職、dodaなど、世の中には数多くの転職サイトが存在しています。
その中でも、CMやWeb広告などで目にする機会の多いのが、「マイナビ転職」ではないでしょうか。
この記事では、マイナビ転職に関するデータや特徴をご紹介するとともに、
- 40代の転職シーンにおいて活用できるポイント
- WEB履歴書の効果的な書き方
- 求人企業から選ばれる人材になるための対策
上記についてお話ししていきます。
最後までご覧いただければ、40代の転職活動において、どのようにマイナビ転職を活用するべきかを、きっとご理解いただけるはずです。
40代におすすめの転職サイトは「おすすめの転職サイト11選」にて紹介していますので、あわせてご確認ください。40代転職の成功の近道となる転職エージェントの活用は「おすすめの転職エージェント6選」でご紹介しています。
使いたい転職サイトNo.1「マイナビ転職」とは
公式サイト: https://tenshoku.mynavi.jp/
マイナビ転職は、人材業界において50年以上の実績を持つ、「株式会社マイナビ」が運営する転職サイトです。
2015年には主要な転職サイトを比較した、「サイト認知者および接触者に向けた意識調査」において、「使いたいサイト(利用意向度)」の項目でNo.1を獲得しています。
サービス開始から、着実に利用者数・掲載社数を増やし続けており、ミドル層~若手を中心に、幅広い層の求職者が在籍していることが特徴です。
掲載社数は?マイナビ転職に関するデータ
マイナビ転職における求人掲載数は、2020年3月時点で11,271案件(出典:求人広告代理店ONE調べ)。
常時8,000~1万件近くの案件の求人情報が、掲載されています。
その中でも、マイナビ転職でしか見ることのできない求人は、全体の約8割に及びます。
こうした実績から、数ある転職サイトの中でも、主要なサイトの一つであるといえるでしょう。
社会人経験20年以上の人を応援する仕組み
マイナビ転職では、若手からベテラン世代まで、幅広い年齢層の転職者をサポートしています。
実際に、登録者全体のおよそ44%が36歳以上と、数多くのベテラン世代が、さらなるキャリアを求めてマイナビ転職を利用しているのです。(出典:求人広告代理店ONE調べ)
マイナビ転職には、デフォルトの検索条件として、
- 社会人経験20年以上の転職・求人情報
という項目が整っています。
この項目では、まさに40代の転職者を対象とした、採用情報がまとめて紹介されています。
年齢・経験に見合った年収や、管理職採用で転職したいミドル層にとっても、強力なサポートが受けられる転職サイトであるといえるでしょう。
求職者にとって使いやすいシステム
マイナビ転職のシステムにおける最大の特徴は、『転職Myコーチ』と呼ばれるサポート機能です。
この機能では、以下の3つのポイントで、希望する企業とのマッチング率を高めることができます。
- 履歴書コーチ
- 求人紹介
- 面接コーチ
このようにオンライン上で、あらかじめ面接トレーニングを行える転職サイトは珍しく、マイナビ転職の特徴の一つとなっています。
また、企業を検索する際の条件については、転職サイトの中でも、とくに細かく設定することが可能です。
保有資格から求人情報を検索したり、職種を細かく設定することで、最適なネクストキャリアを見つけ出せたりと、かゆいところに手が届くシステムが、マイナビ転職の魅力といえるでしょう。
マイナビ転職を40代で利用した人の評判は?
セカンドゴングでは、40代でマイナビ転職を利用して転職をした方々に、アンケートのご協力をいただきました。
実際に利用されたリアルな感想をご紹介します。
40代男性の口コミ(14件)
40代女性の口コミ(6件)
※転職サイトの利用アンケートを募集中です!詳細は「アンケートのお願い」をご確認ください。
転職したいならスカウトメールが欠かせない!
マイナビ転職には「スカウトメール」と呼ばれる、企業の採用担当者から、求職者へ直接アプローチするための機能が備わっています。
スムーズに転職を成功させるためには、このスカウトメールの活用が必要不可欠であるといえるでしょう。
スカウトメールとは?
スカウトメールとは、企業から送られてくる面接・面談の案内メールのことをいいます。
実際にマイナビ転職を使用したことがある方であれば、
〇社からスカウトが届いています
という通知が、ご自身のマイページ上へ来たご経験があるのではないでしょうか。
マイナビ転職では、あらかじめ転職者が登録した経歴・希望条件から、企業が採用対象としているターゲットに対して、スカウトメールを配信できる機能が備わっています。
転職希望者にとっては、自らの手で求人情報を1件ずつ探す手間をかけることなく、自分を必要としている企業から、ピンポイントでアプローチしてもらえる可能性があるのです。
スカウトメールとオファーメールの違い
マイナビ転職ではスカウトメールの他に、オファーメールと呼ばれる機能があります。
スカウトメールは、転職者があらかじめ記入したオンライン上の履歴書・経歴書などに、企業の採用担当者が目を通したうえで、転職者へ直接配信する、いわば「ヘッドハンティングメール」のようなものです。
採用担当にとって魅力的な人材に、直接送るメールであるからこそ、採用される確率も自然と高まります。
場合によっては、「プレミアムスカウト」のように、給与等の優遇を保証した上で送られる、特別なスカウトメールもあります。
確実なキャリアアップを目指す求職者にとっては、見逃せない機能であるといえるでしょう。
一方でオファーメールとは、すべての登録者の中から条件がマッチングした人材に宛てて、システムが無作為に自動送信しているメールのことです。
そのため、必ずしも採用担当が、転職者のデータに目を通しているとは限らないのです。
マイナビ転職におけるスカウトの特徴
マイナビ転職は他の転職サイトに比べて、企業から発信できるスカウト機能が豊富に整備されています。
スカウトメールには「スカウト特典」を付与させることも可能で、
- 書類選考免除
- 一次面接免除
- 前給保証
- マネージャー採用
上記のように、声を掛けられた転職者にとっては、有利に転職を進める材料にできるのです。
中にはマイナビ転職のサイト上には掲載されず、スカウト限定の「非公開求人」として、閲覧できる求人情報もあります。
より多くの企業と出会って、キャリアの可能性を広げるためには、日々届くスカウトメールをこまめにチェックすることが大切です。
狙った企業からスカウトされるコツとは?
マイナビ転職を活用する上で、スカウトメールの存在が重要であることはご理解いただけたものと思います。
それでは、狙っている企業からスカウトを受けるために、転職者が行っておくべき準備とは、どのようなものがあるでしょうか。
スカウト機能の恩恵を最大限に享受するためには、WEB履歴書(職務経歴書)へご自身の情報をしっかりと記入しておくことが大切です。
ここからは、マイナビ転職に掲載している企業から、注目を集めやすいWEB履歴書の作り方についてご説明します。
プロフィールと職務経歴を細かく埋めよう
転職者にとって、マイナビ転職のプロフィール欄とは、いわば履歴書の「顔」にあたるトップ項目となります。
企業の採用担当者は、このWeb上に記載されている内容やキーワードをもとに、スカウトすべき対象の絞り込みを行っています。
プロフィール欄は、基本データや職務経歴だけでなく、過去に取り組んできた仕事内容やその成果、実績などを詳細に書き込んでおくようにしましょう。
このように情報を詳細に詰め込んでおくことで、これまでに築いてきたご自身のキャリアを、分かりやすく企業の採用担当者へ伝えることができます。
マイナビ転職には「履歴書コーチ」という機能も備わっていますから、これらの機能を活用して、プロフィール・職務経歴欄は妥協することなく、しっかりと記載をしておきましょう。
検討できる条件はなるべく多く選択しておこう
企業の採用担当者がスカウト対象者を検索するときに、導線として使用している項目が、「条件設定」の項目です。
マイページでは、あらかじめ「外資系企業」や「転勤なし」など、希望する会社の特徴や働き方などを、細かく指定しておくことができます。
こうしたマッチング条件については、一つでも多くONの状態にしておくと、条件に合う企業から声がかかる可能性が格段に上がるでしょう。
狙っている求人情報はお気に入りに登録しよう
掲載中の求人情報の中で、気になるものがあった場合には、積極的に「お気に入り登録」をしておきましょう。
求人情報が転職者のお気に入りとしてブックマークされると、企業の採用担当者側に、その求職者のプロフィール概要が共有される仕組みとなっています。
つまり、たとえ応募をすぐには決められない場合でも、気になる企業に対して積極的に「お気に入り登録」をしておくことで、企業の採用担当者側からのスカウトやオファーを待つことができるのです。
ボタン一つ押すだけで、気になる企業との接点を生むことができるのであれば、この機能を使わない手はありません!
自己PR欄は貴重なプレゼンテーションの機会
マイナビ転職における職務経歴書の欄は、一定のフォーマットが決まっていますが、自己PR欄においては、「このように書かなければならない」というルールはありません。
これまで取り組んできた仕事について詳しく記載したり、業界の方向性を踏まえたキャリアビジョンを語ったりと、自己PR欄の活用方法は無限大です。
とくに40代の転職希望者にとっては、自らの経験や技術をアピールできる、貴重なプレゼンテーションの機会といえるでしょう。
自己PR欄には800字まで、自由に文章を記入することができます。
企業の採用担当者と直接会う前に、自分の言葉を伝えることができる唯一の機会である、このスペースを最大限に活用しましょう。
ログイン頻度が上がると検索されやすい
マイナビ転職のシステムでは、自動マッチングのオファーメールを、アクティブ率が高いユーザーへ優先的に配信しています。
また登録者のログイン履歴は、スカウト画面上でも確認することができる情報です。
このような仕様となっているので、より多くの企業から注目され、スカウトされるためには、以下の頻度を上げておくことが有効となります。
- マイナビ転職への定期的なログイン
- 求人情報の検索
- WEB履歴書の登録情報を更新
パソコンでサイトを閲覧する他でも、スマートフォンのアプリをダウンロードして、アプリを定期的に開くことでも、高頻度のログイン状態をキープすることが可能です。
まとめ:企業がスカウトしたくなるWeb登録情報を作り上げよう!
マイナビ転職には、スカウトメール機能をはじめとして、多くのシステムが備わっています。
単に求人情報を閲覧するだけでなく、スカウト機能を積極的に活用して、多くのスカウトメールを獲得していきましょう。
こうした機能をフル活用することで、「後悔しない転職」を効率的に進めることが可能となります。
40代の社会人としてつちかってきた経験や実績を、職務経歴へふんだんに盛り込んでいきましょう。
いちばんのポイントは、「企業がスカウトしたくなるような人材」として、Webシステム相手にも認識してもらえるように、必要な項目をしっかり埋めていくことです。
登録情報は細かく書き込んで、こまめに求人情報のチェックやWEB履歴書の更新をするなど、企業の採用担当者に見てもらうためのアピールを行いましょう。
▼40代におすすめの転職サイトはこちら▼
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