応募書類作成

転職するときの履歴書は、パソコン作成と手書きでどっちが有利か?

転職するときの履歴書は、パソコン作成と手書きでどっちが有利?

転職活動をするうえで、必ず準備しなければならないのが履歴書です。

昔は履歴書は手書きするのが普通だったので、作成には手間がかかりましたが、最近ではパソコンが普及したことにより、誰でも気軽に用意できるようになりました。

しかし転職市場においては、「履歴書は手書きするべき」という説も残っており、実際に応募するときに、どちらで作成した方がよいのか気になるところです。

今回の記事では、「履歴書の手書き」に対する採用担当者のアンケート結果や、手書きとパソコン作成それぞれの、メリットやデメリットについてご紹介します。

最後までご覧いただければ、ご自身に合った履歴書の作成方法が判断できるようになりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

転職市場に根強く残る、履歴書の「手書き神話」

40代や50代の人であれば、

履歴書を書くなら、手書きが常識でしょ

このような教育を受けてきた人も多いのではないでしょうか。

確かに少し前までは、履歴書といえば文具店で専用用紙を準備して、黒のボールペンや万年筆で、丁寧に書き込むものというのが一般的でした。

あらかじめ鉛筆で下書きをしておいたり、ひと文字でも間違えれば最初から書き直し…、このような経験をした人もいるでしょう。

パソコンで応募書類が簡単に作れるようになった現在では、手書きの履歴書は、以前ほどスタンダードなものではなくなりました。

しかしながら、転職市場においては、

手書きのほうが、転職に対する真剣な思いが伝わる
手書きの文字には人柄が出る

上記のような「手書き神話」と呼ばれるものが、未だに根強く残っているのも事実なのです。

採用担当者のアンケート結果から見る、履歴書手書きの評価とは?

では実際に、パソコンで作成した履歴書と手書きの履歴書で、転職の成功率に違いはあるのでしょうか?

採用担当者や企業の声を集めた、アンケートの結果をご紹介します。

採用担当100人に聞いたアンケート結果は?

大手転職サイトのdodaで行った、採用担当100人に聞いたアンケート結果のうち、もっとも多かった回答は、「どちらでもかまわない」の42.7%でした。

また、リクナビNEXTが独自に行ったアンケート調査によれば、約51%の採用担当者が「履歴書の作成方法による評価に違いはない」としています。

つまり半数くらいの採用担当者は、履歴書がパソコンで作られたものか、手書きなのかを基準にして、採用の可否を決めることはないということです。

また、残りの採用担当者についても「どちらかというと」程度の回答であり、パソコン・手書きのどちらであっても、有意な差はありませんでした。

採用担当者が履歴書を読むうえで、いちばん注目していることは、履歴書に書かれている内容や表現方法であり、転職者が歩んできたこれまでの経歴です。

履歴書を準備する際には、作成方法にとらわれることなく、どのような内容を記載するかに注力するようにしましょう。

パソコン作成がプラスに働く場合もある

採用担当者のアンケートの中には、「履歴書をパソコン作成したほうがよい」と回答した人もいます。

その理由として読みやすさを挙げている人が多く、「事前にパソコンスキルがチェックできる」という声もありました。

このようなアンケート結果を踏まえると、前述した「手書き神話」は、すでに過去のものとなっているようです。

パソコン作成か手書きか?それぞれのメリット・デメリット

履歴書を作るためには、それなりの手間とコストがかかりますし、複数の転職先を候補にしている場合も多いもの。

履歴書を用意するうえでは、無駄なくもっとも効果的な方法で作成したいですよね。

ここでは、履歴書をパソコンで作るか手書きで作るかを決めるうえで、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

採用担当者が履歴書から確かめているのは、応募者の経歴や志望度ですので、面接の場で自分を効果的に売り込むために、自身に合った作成方法で履歴書を準備しましょう。

履歴書をパソコンで作る場合

パソコン作成のメリット

履歴書をパソコンで作る最大のメリットは、作業工程の効率化です。

インターネットで探せば、WordやExcelなどのテンプレートが数多く存在しています。

わざわざ文具店やコンビニで、履歴書用紙を買ってくる必要がありません。

また、履歴書に記載する項目も適宜修正ができますので、複数の企業へ応募する場合であれば、志望理由などの必要な部分のみを修正し、経歴部分は流用することができます。

タイプミスによる誤字や脱字などが発生しても、該当部分を修正するだけでOK。

パソコンの場合は、読みやすく美しい文字で作成できることもメリットです。

手書きの文字に自信がない人であっても、パソコンで作成すれば、手軽に読みやすいフォントで履歴書を仕上げることができます。

パソコン作成のデメリット

デメリットとしては、簡単に内容が流用できるからこそ、誤りに気づかずに提出してしまう可能性が挙げられます。

例えば、業界内で競合となる2社の企業へ応募するので、同じ志望理由を使って履歴書を作成したいというケース。

もちろん社名は変える必要があるのですが、うっかり見落として、競合先の社名で間違えたまま出してしまう…このようなミスがありえます。

いっぽう手書きであれば、1枚1枚を自身の手で記入するので、このような間違いをしてしまう可能性は少ないでしょう。

また履歴書の提出を、手書き作成のみと指定している企業には、パソコン作成の履歴書を使用できません。

大手企業では、まれにある条件ですので、応募要項欄はしっかり確認しておきましょう。

履歴書を手書きする場合

手書きのメリット

履歴書を手書きで作るメリットは、プラス評価が狙えることです。

「手書き神話」が崩れたとはいえ、採用担当者の中には、これまでの日本の様式美を重んじる人もいるかもしれません。

手書きで作られた履歴書に、

手書きだからダメだな

このようなマイナス点をつける人は、ほとんどいないでしょう。

字を書くことに自信がある方であれば、人柄や育ちなどをアピールするうえで役に立ちます。

また企業によっては、手書きの履歴書しか受け付けしないという求人もあります。

手書きのデメリット

デメリットとして避けられないのが、作成時間の大幅なロスです。

1文字ずつ丁寧に記入しなければならないので、手書きの履歴書は1枚仕上げるだけでも、かなりの精神力が必要です。

万が一、誤字や脱字があった場合には、最初からやり直ししなければなりません。履歴書の最後のほうで、間違えたときの落胆といったらひとしおでしょう。

また、文字を書くことがあまり得意でない人なら、履歴書を手書きで作った場合に、結果として読みにくい履歴書になってしまう可能性があります。

採用担当者が履歴書の内容を理解できなければ、手書きする意味がありませんので、文章の読みやすさには注意しましょう。

読みやすい文字を書く自信がないという方なら、あえて手書きせずに、パソコンで作成する方がよいかもしれません。

履歴書を手書きする際の注意点とは?

手書きで履歴書を作成する場合に、一般的に使われているのは黒のボールペンです。

履歴書は基本的に黒一色で作成して、色ペンなどは使用しないようにしましょう。

また書き損じてしまった場合に、修正液や修正テープを使うのはNGです。履歴書の見栄えが悪くなり、採用担当者の心象ダウンにつながります。

最近では、文字をこすって消せるボールペンもありますが、ビジネスの場における公的書類として、使用はしないでおきましょう。

このような消せるタイプの筆記用具は、年月とともに薄れて、気温変化や保管状態によっては、文字が消えてしまう可能性もあります。

企業によっては、履歴書を長期保管している場合もありますので、適切なテンプレートに沿って作成することをオススメします。

まとめ:自分に合った方法で履歴書を作成しよう

今回は転職市場に根強く残る「履歴書は手書きがよい」説について、

  • 実際の採用担当者はどう思っているのか?
  • 手書きとパソコン作成で、ぞれぞれどのようなメリット・デメリットがあるのか?

このようなことをお話ししてきました。

履歴書をパソコンで作成しても手書きしても、採用担当者の評価に大きな違いはありません。

ただし転職者にとっては、応募書類の作成は手間のかかるステップです。

大切なのは履歴書のなかに記入する内容ですから、パソコン作成ならではのスピード性をうまく活用しながら、効率よく転職活動を進めていきましょう!

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この記事を書いた人
セキグチ
30代女性、千葉県在住。求人広告代理店にて年間800社以上の求人広告を制作。大手~中小企業まで幅広い業種・職種を取材し、採用を支援した経験を持つ。すべての方が「転職してよかった」と思えるよう応援します!
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