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フリーランスは40代からでも遅くない!起業するまでの手順を解説

近年では、副業・複業を認める企業が増えています。

なかには思い切って会社を辞めて、専業でフリーランスになる方も珍しくありません。

しかし、フリーランスというと若い人たちが中心で、

若い頃ならまだしも、40代ともなるとさすがに起業は厳しいのでは…

このように思い込んでいたりしませんか?

政府が実施した調査によると、じつはフリーランスで働く人の7割は40代以上の人たち。

ネットが発達したことにより、これまでの会社経験や自分の強みを活かせる環境が広がっているので、誰でも40代からフリーランスとして活躍することは可能です。

筆者も以前は会社勤めの営業マンだったのですが、30代半ばでフリーランスとして起業しました。

現在はフリーランスのライターとして「執筆活動」をしておりますが、

会社員時代の営業経験がプラスになっている

と感じることは少なくありません。

40代はキャリアの折返し地点です。

将来の不安も抱えやすい時期ですが、自分らしい人生を生きるために、ぜひチャレンジしてみましょう!

この記事では、フリーランスになることを検討している40代の方に向けて、フリーランスになるための具体的なステップをご紹介しています。

会社員から専業フリーランスとして独立した筆者の体験談を交えながら、注意点もわかりやすくお話ししていますので、ぜひ参考にしてください。

目次
この記事の執筆者
高橋 洋介

高橋 洋介

30代男性、東京都在住。株式会社リクルートと系列の人材広告代理店で約10年営業に従事。通算5度のMVP獲得経験があります。現在はシステム開発企業のマーケティング部門に所属し、Webライターとしても活動中です。【厚生労働省認定 国家資格キャリアコンサルタント

私がフリーランスになろうと決意した理由

フリーランスという言葉を口にすると、

フリーランスなんて不安定だよ

会社員の方が安定して給与がもらえるし、休みもあるからね

このようなことを言われてしまいがちです。

確かにその通りなのかもしれませんが、

はたして本当にそうなのだろうか?

と考えたことが、筆者がフリーランスになることを決意したきっかけでした。

現在では、IT化やコロナ禍の影響などもあり、世の中はどんどん変化しています。

そしてその流れは、いまだかつてない速さです

筆者は、営業マンとして働いていたのですが、

営業という仕事も、将来的には必要なくなるかも…

このような声も聞くようになり、

世の中の変化に、会社は対応しきれるのだろうか?

もし会社に何かあったときに、自分には生きる術があるのか?

という一抹の不安を感じていたのです。

しかし、一介の営業マンに過ぎない自分に、会社の経営方針を変える力はありません。

つまり、どんなに不安でも、会社のやり方に従うしかない

会社任せで生きるよりも、フリーランスになった方が、

より柔軟な生き方ができるのではないだろうか?

このように感じた筆者は、30代半ばで「会社という船を降りる」ことを決意したのです。

そしていざ、飛び込んだフリーランスの世界では、境遇の違いこそあれ、

多くの方がそれぞれの想いで活躍している

ということを知りました。

40代からフリーランスを目指しても遅くはない

ここでは、筆者が30代半ばでフリーランスになった体験をふまえて、

40代からフリーランスを目指しても遅くない理由

についてお話しします。

会社を転職するとなれば、たしかに40代という年齢は、不利になることもあるでしょう。

しかし、フリーランスを目指すのなら、40代という年齢がマイナスになることはありません

フリーランスとして活躍する人の7割は40代以上

近年では、フリーランスという働き方が注目されています。

とくにSNSなどでは、若手フリーランスの発信を多く見かけるため、

フリーランスっていえば、20~30代の若手でしょ

このようなイメージを持つ方が多いかもしれませんね。

しかし、自身がフリーランスになって感じたことは、

フリーランスは40歳以上のミドル世代が多い

ということです。

元々は会社員として活躍されていた方が、さまざまな想いを抱えて、フリーランスとして活動していることを知りました。

実際に、フリーランスとして働いている人は、40代以上のミドル・シニア層が中心であり、全体の7割以上を占めていることが、政府の調査で明らかになっています。

◆フリーランスの年齢構成

フリーランスの年齢構成|内閣官房資料
出典:フリーランス実態調査結果(内閣官房資料)

フリーランスになるべきか、あなたが悩んでいる今この時間にも、同じようにフリーランスとして、道を歩み出そうとしている人はたくさんいるのです。

また、同じ調査によると、フリーランスとして働く人の8割が、

今後もフリーランスとして働き続けたい

という回答をしており、働き方の満足度が非常に高いことが分かっています。

◆フリーランスという働き方の継続意思

フリーランスという働き方の継続意思|内閣官房資料
出典:フリーランス実態調査結果(内閣官房資料)

ミドル世代がこれからを見据える働き方として、フリーランスという選択肢は十分にアリなのです。

年齢制限なし。手続きひとつで起業できる

フリーランスに年齢制限はありません。

年齢に関係なく始められますし、定年もないので、辞めるときも自分で決められます。

もちろん、いつでも会社員に戻ることも可能です。

開業手続きも、税務署にA4用紙の「開業届」を提出するだけ。費用は1円もかかりません

筆者もフリーランスになるときに知ったのですが、拍子抜けするほど簡単に手続きできます。

つまり、

フリーランスとしてやっていくぞ!

と決めた瞬間から、フリーランスになれるのです。

会社員だから安泰といっても、企業には定年制度があります

定年後の人生をどう送るのか、先のことを考えておかなければなりません。

さすがに定年を過ぎてから、フリーランスとして働き始めるのは、あまり現実的ではありませんよね……

でも、早いうちにフリーランスとして手に職をつけておけば、働く意思があるかぎりは仕事を続けられます

年金だけに頼る生活では不安が大きいですが、年をとっても自分で稼げる力が身についていれば、老後の生活に対する不安も少なくなるでしょう。

副業・複業フリーランスであればリスクは少ない

会社員を続けるべきか、フリーランスとして起業するか?

この選択に迷う人も多いでしょう。

フリーランスを目指すのであれば、やはり収入面は気になります。

とくに40代であれば、家族を持つ人も多いので、

失敗のリスクを考えると、無謀なチャレンジはできない…

と考えている人もいるでしょう。

筆者も、当時は子どもが中学生でしたので、高校・大学進学までの教育費も考えると、収入面がいちばんの不安要素でした。

しかし、選択肢は、

  1. 会社員か?
  2. フリーランスか?

この2つだけではありません。

会社員としていまの仕事を続けながら、

副業でフリーランスをする

という選択肢もあるのです。

複業であれば、本業以外の時間を使って、フリーランスとして活動を行うことができます。

例えば、クラウドソーシングサービスを活用すれば、副業でも月に数万円くらい稼ぐことは可能です。

まずは副業フリーランスとして経験を積みながら、手応えを掴んだタイミングで、

専業フリーランスにチャレンジしてみよう!

という流れであれば、フリーランスに対する不安も解消されるでしょう。

ちなみに筆者は副業ではなく、いきなり専業フリーランスになりました。

理由は勤めている会社が副業禁止だったからです。

しかし最近では、副業・複業を認めてくれる会社も増えていますから、いまの会社が副業禁止であれば、副業前提で転職することもおすすめです。

40代からフリーランスになるメリット

フリーランスで働くことには、会社員とは違ったメリットがたくさんあります。

筆者も、頭ではわかっていたこともありますが、実際にフリーランスになってから、

フリーランスって最高だな!

と実感したメリットもありました。

もちろん、会社員をしていれば、

  • 収入が安定している
  • しっかりとした福利厚生がある
  • 固定で休みが取れる

上記のようなメリットがあります。

それぞれのメリットとデメリットをきちんと理解したうえで、

自分にとって、どちらがメリットが大きいか?

ということを、しっかり見極めることが重要です。

ここでは、フリーランスとして働くメリットについて、具体的にご紹介していきます。

職場や通勤のストレスから解放される

会社員という働き方は、とてもストレスが掛かるものだと感じています。

たとえば朝の通勤ラッシュ

筆者はもともと東北生まれで、満員電車を経験したことがありませんでした。

上京していちばん驚いたのは、出勤時間の電車の混み具合です。

ギュウギュウに押し込まれて、会社に着くころにはグッタリしていました……

満員電車なんて、そのうち慣れるものだよ

このように思う人もいるかもしれません。

しかし、それは慣れているのではなく、感覚が麻痺しているだけ。身体には相当なストレスが掛かっているはずです。

また、前職では営業会社に勤めていたこともあり、常に営業ノルマというプレッシャーとの戦いでした。

業績が悪ければ、上司から改善策を求められますし、ときには叱られることもあります。

さすがに罵声を浴びせられることまではありませんでしたが、なかにはパワハラなどの過酷な環境で、働いている方もいるのではないでしょうか?

筆者は内向的な性格ということもあり、

自分が悪いんだ

もっと頑張らないと…

こんなふうに自分を責めることも多々ありましたし、他人の顔を伺うことばかりで、思うように自分を出せずにいました。

必要以上に自分を抑え込むことは、大きなストレスにつながります。

筆者は会社員としてストレスを抱え続けた結果、30代半ばで身体を壊してしまったのです。

病気をしたことをきっかけに、

定年まで今の働き方を続けていいのだろうか…

ということを自問自答しました。

そして、その結論として、

周りに縛られない生き方をする

このように決意をして、フリーランスになったのです。

フリーランスはすべてが自由です

どこで働いても、いつ休んでも、どんな仕事をしてもかまいません。

筆者はフリーランスになって、満員電車を使わない生活になっただけで、心に余裕が生まれました。

初期投資が少ない(借金のリスクがない)

起業するというと、

店舗や会社を構えなきゃ…

上記のように考える人もいるでしょう。

しかし、店舗ビジネスなどは、初期投資の費用が必要になるので、あまりおすすめできません。

筆者は、借金をして事業を起こすことはリスクが高いと感じていたため、

初期投資が不要で始められる仕事はないだろうか?

ということを模索していました。

そこで見つけたのが、インターネット関連の仕事です。

パソコンを使って、インターネットに接続してできる仕事であれば、

パソコンさえあれば、時間や場所の制約がなく働けるのでは?

このように考えました。

実際に、筆者がいま行っているWebライターの仕事は、必要なものはパソコンとインターネット環境だけです。

パソコンを新調するのに10万円ほど掛かりましたが、その他は毎月のインターネット代だけで、事業を行っています。

会社員よりも稼げる可能性がある

会社員のメリットは、毎月の給与が決まっていること。

なかには、営業職などで、

売上に応じて報酬がもらえます

という方もいるかもしれませんが、基本的には固定給という方がほとんどでしょう。

ですから、昇給のチャンスがあるとはいえ、役職などが変わらない限りは、給料が大きく増えることもありませんよね。

しかし、フリーランスの収入は青天井

自分の頑張り次第で、どこまでも収入を増やすことが可能です。

筆者の場合は、フリーランス1年目を終えるころに、会社員時代の月収を越えることができました。

もちろん始めたばかりのときは、実績も信頼もないため、低い単価でしか仕事をもらえません。

しかし、実績と信頼を積み重ねていけば、会社員時代の給与は十分に超えられます。

自分の裁量で仕事ができる

働き方も多様化していますので、

バリバリ働くことよりも、ゆっくり暮らすことを大切にしたい…

上記のような方もいますよね。

フリーランスであれば、生活に合わせて仕事を抑えるなど、

仕事量をコントロールできる

ということもメリットです。

フリーランスは基本に自由ですから、いつ仕事をしても、いつ休んでもかまいません

朝が弱ければ、午前中はゆっくり寝ててもいいですし、仕事に集中できなければ、映画に行って気分転換しても、誰にも文句は言われないのです。

筆者はランニングが趣味なので、仕事に行き詰まったときは、

ちょっと気分転換に走ってくるか!

こんな感じでリフレッシュしています。

フリーランスの報酬は、あくまでも成果によって決まるもの。

納期をきちんと守り、クライアントが求める成果を提供し続けられるのであれば、自分の裁量で仕事を進めることが可能です。

今までの仕事・人生経験が活かせる

とくにフリーランスになってから感じていることですが、会社員時代の仕事経験が、思わぬ場面で活かせることが多いです。

たとえば筆者の例でいえば、現在はライターとして活動していますが、元々はライターや編集業務などは、一切の経験がありませんでした。

営業マン時代に書くことといえば、

  • 企画書
  • 報告書
  • ビジネスメール

といったものを作成する程度です。

しかし、「営業経験があるライター」という方は、あまり多くいないようでしたので、

書くこと自体は苦手じゃないし、できそうかも…

このように考えて、ライターとして仕事を始めてみました。

フリーランスで働いていても、自動的に仕事が舞い込んでくるわけではありません。

仕事を獲得するためには、営業活動を自らで行っていく必要があります。

  1. 営業経験がないライター
  2. 今までに何百社というクライアントを担当し、営業を経験してきたライター

上記のどちらが仕事を獲得しやすいかといえば、多くの方が後者だと思うでしょう。

幸いにも、営業経験を持っていた筆者は、ライターとして営業活動をし続けたところ、比較的早く収入が安定するようになりました。

なかには、クラウドソーシングを介するのではなく、直接企業に営業をかけて、お取引がはじまったクライアント様もいます。

もちろん、最終的には、

執筆内容やクオリティが重要である

ということは間違いありません。

しかし、仕事を任せていただくまでの信頼構築面で考えれば、営業力はとても重要な要素です。

前職では、とりわけトップ営業というわけではなかったのですが、ライターという世界においては、これまでの営業経験が大きな武器になりました。

「営業経験が活きた」というのは、あくまでも筆者の例です。

ただ、ご自身の経験を整理してみると、

〇〇であれば他の人よりも詳しいな

ということはあるはずなので、ぜひいちど整理してみましょう。

フリーランスを目指す40代が抱える”悩み”を解決する方法とは?

フリーランスのメリットは理解できたとしても、

自分にはできないんじゃないか?

失敗したらどうしよう…

上記のようにリスクを懸念してしまって、なかなか行動に移せない方もいるでしょう。

とくに40代ともなれば、それなりの覚悟が必要です。

ここでは、ミドル世代がフリーランスを目指す際に、悩みとなりやすい問題とその解消方法について解説します。

家族の理解が得られない

40代であれば、すでに家族がいる方も多いでしょう。

会社員という安定を捨てて、すべてが自己責任のフリーランスになることは、誰でも不安を感じるはずです。

起業なんて、家族は許可してくれないだろうな…

このように感じているのなら、まずは思い切って「自分がやりたいこと」を、家族に話してみませんか?

打ち明けてみると、

あなたの好きなようにやっていいよ

と背中を押してくれるかもしれませんし、

そんなの無理だよ!

と言われるかもしれません。

いずれにしても、どうしたいかを伝えないかぎりは、相手はあなたのことを理解してくれないのです。

いままでパートナーと、

残りの人生をどう生きるのか?

上記について話し合ったことがないのなら、まずは時間を掛けて話してみることをおすすめします。

もしかしたら、話し合った結果として、

やっぱり今の環境に残って、働き続けるのが一番かもしれない…

このような結論に至るかもしれません。

しかし、それもひとつの答えです。

会社に残ることも、フリーランスになることも、どちらか一方だけが「正解・不正解」だとはかぎりません。

家族と話しをすることもなく、今の状況に納得がいかないまま働き続けることのほうが、もったいないことなのです。

特別なスキルを持っていない

フリーランスという働き方には憧れるけれど、

起業するほど特別なスキルを持っていないし…

このように感じている方も多いかもしれませんね。

でもフリーランスの仕事は、経験が多少浅くても取り組める仕事がたくさんあります。

とくにクラウドソーシングなどを活用すれば、未経験でも案件を獲得できますよ。

起業するからには、とにかくプロレベルにならないとダメだ…

と準備や勉強に時間を掛けることよりも、「まずは小さな案件でも仕事をもらう」ということを意識してみましょう。

小さくはじめて、実績・経験を積み上げる

上記が、フリーランスとして短期間で成長するための秘訣です。

筆者もライター業をはじめたばかりの頃は、クライアントに指摘を受け、何度も修正をしていました。

そうやって何度も指摘を受けるうちに、徐々にライティングスキルが上がっていき、他の仕事も獲得しやすくなったのです。

行動を積み重ねることが、スキルを磨くための近道ですよ!

毎月の収入が不安定になる

フリーランスで働くとなると、

会社員と違って、毎月の収入が安定しないのでは…

このような不安を感じている方は非常に多いでしょう。

確かにフリーランスは、先月と全く同じ収入になることはありませんし、ボーナスもありません。

政府が実施したアンケートでも、フリーランスで働く場合の障壁として、

収入が少ない・安定しない

という項目を、6割の人が挙げています。

◆フリーランスとして働く上での障壁

フリーランスとして働く上での障壁|内閣官房資料
出典:フリーランス実態調査結果(内閣官房資料)

収入が安定しないのは確かですが、頑張り次第では、会社員よりも収入を増やすことは十分に可能です。

筆者も、フリーランス1年目を終えるころに、会社員時代の収入を超えることができました。

また、フリーランスで働いていると、

会社員よりも、手元にお金が残りやすい

というメリットがあります。

なぜなら、フリーランス(個人事業主)は、事業に必要なものをすべて経費として計上できるからです。

たとえば、在宅でフリーランスをしているのであれば、

  • 家賃や光熱費の一部(家事案分)
  • カフェ代(仕事で利用したときのみ)
  • 書籍代やセミナー代

こういったものを、経費として計上することが認められています。

会社員時代に自腹で払っていたお金を、経費として計上することができますし、

売上から経費を引いた「事業所得」で税金が計算される

上記のような制度になっているので、節税もしやすいのです。

「使えるお金」の自由度でいえば、会社員よりもフリーランスの方が恵まれています。

40代からフリーランスになるための7ステップ

ここでは、

フリーランスを目指したい!

このように考えている方へ向けて、具体的にどのようなことを実践していけばよいのか、筆者の体験談を交えながらご紹介します。

1.いつまでにフリーランスになるのか時期を決める

まずは、フリーランスをいつから始めるのか、具体的な時期を決めることが重要です。

「いつか」「いずれ」「来年あたり」といった曖昧な目標ではなく、明確な時期を定めて宣言しましょう。

たとえば、

○月○日に会社を退職して、専業フリーランスとして起業する

上記のような形です。

不思議なもので、日付を決めるだけで、

自分はフリーランスになるんだ!

という覚悟が決まります。

ゴールが設定しておくと、それまでにやるべきことが見えてきますし、周囲に宣言することで、言行一致させようとするセルフマインドが働くのです。

2.今できる準備を始めておく

フリーランス活動をスムーズにスタートするために、できることから準備を始めましょう。

例として挙げるなら、

  • フリーランスとして活動している知人に会う
  • お世話になった人に、フリーランスとして起業することを伝える
  • 引っ越しをする
  • 事業用クレジットカードを作る
  • 個人ブログを作る

といったことなどです。

とくにフリーランスになると、ローン審査などは通りにくくなるため、会社員の特権を活かしましょう。

筆者も会社員であるうちに、住宅ローンを組んでマンションを購入しました。

3.業界や分野など、なにで稼ぐかを決める

フリーランスになると決めたら、

どういったジャンルで稼ぐのか?

ということを決めましょう。

もちろん、やることを決めてからフリーランスになる人もいますので、順番はどちらもで構いません。

筆者の場合は、起業することが先決でしたので、仕事内容はあとから考えました。

今までの経験を活かせる仕事であればよいですが、たとえ経験がなくても、未経験から始められる仕事もたくさんあります。

未経験でも始められる仕事
  • Webライター
  • 転売(せどり)
  • デリバリー・宅配
  • データ入力

上記などは未経験でも可能です。

ちなみに筆者の場合は、知人やこれまでお世話になった人に、

フリーランスになりました。何か手伝えることあれば言ってください

このように言って回っていたら、

こんなことでもお願いできるかしら?

とお声がけいただき、簡単なデータ入力の仕事を任せていただけました。

だれかの役に立てれば、それは仕事になります。

わざわざ依頼するほどでもないけど、自分でやるのは面倒だな…

上記のような、スキマを狙った仕事は意外とたくさんあるものです。

4.1円でもいいので、複業で実際に稼いでみる

実際に活動をスタートさせたら、まずは1円でもいいので、仕事案件を獲得してみましょう。

たとえわずかな報酬でも、

実績があるのとないのとでは、天と地ほどの差がある

というのが、フリーランスをやってみて感じた現実です。

とくにフリーランスになりたての頃は、実績や評価が一切ありません。

最初は多少単価が低くても、数をこなすことで評価・信頼の獲得につながります

もちろん、あまりに報酬が安すぎると生計が立てられなくなるので、最初のころはアルバイトをするなど、複業で取り組むのがおすすめです。

たとえアルバイトでも、フリーランス活動と関連するものを選べば、ノウハウを学ぶこともできます。

筆者も最初のころは、Webマーケティングの会社でアルバイトをしながら、SEOやライティングスキルを高めました。

5.スキルアップのための学習を怠らない

フリーランスはいわば自分自身が商品です。

したがって、

  • 情報収集
  • スキルアップのための自己研鑽

といったことを、常に怠らない努力が必要となります。

フリーランスの場合は、どこかの企業に属しているわけではありません。

一人で過ごす時間が長くなるので、自ら進んで取りに行かないと、情報が入ってこないのです。

  • Twitterで駆け出しのフリーランス同士で繋がる
  • フリーランス向けのオンラインサロンに加入する

上記などを通じて、フリーランスとしての活動の幅を広げましょう。

ただし、情報収集ばかりしていても成果には繋がりません

インプットとアウトプットのバランスは意識するようにしましょう。

筆者も気がづいたら、

一日中ネットばかり見てて、作業が進んでいない…

ということもありました。

6.セルフマネジメントを意識する

フリーランスはセルフマネジメントがもっとも重要です。

会社員であれば、仕事をする際は上司から指示を受けますし、その指示どおりに業務をおこなえば、評価を得ることができました。

しかしフリーランスの場合は、すべてを自分で決めていく必要があります

納期に間に合わないときは徹夜するかもしれませんし、どうしても気分が乗らないときは、気分転換も必要でしょう。

仕事に対してストイックになり過ぎるのではなく、

自分と対話しながら仕事を進めていく

というのがポイントです。

7.収入を増やすために、案件数・単価アップを狙う

収入を増やして、フリーランスの活動を安定させるために、

収入 = 案件数 × 単価

上記の公式を常に意識しましょう。

今取り組んでいることは、「案件数獲得」や「単価アップ」につながっているだろうか?

前月の結果をふまえて、今月は何をどう改善できるかな?

といったことを検証していくことで、改善を図ることができます。

40代から起業できる!フリーランスにおすすめの仕事とは

40代からフリーランスを目指す際に、どういった仕事がおすすめなのかをご紹介します。

現在フリーランスである筆者が、

もし今からフリーランスを目指すとしたら、どういった仕事を狙うかな?

という視点で考えてみました。

あくまでも個人的な見解になりますが、ぜひ参考にしてください。

Webを活用した在宅ワーク

インターネット活用したオンラインの仕事であれば、パソコンとインターネット環境さえあれば場所を問いませんから、自宅ででも働けます。

初期投資もほぼかかりませんし、未経験でも始められるので、参入ハードルはかなり低いです。

具体的な仕事としては、

  • Webライター
  • アフィリエイト・ブロガー
  • プログラミング
  • Webデザイナー
  • イラストレーター

上記などが挙げられます。

なかでも、Webライターは未経験から始めやすい仕事のひとつ。

在庫も扱わないため、仕入れなども不要ですし、負債を抱えるリスクはありません。

また、ライティングスキルは活用の幅が広いので、

手に職を付けられる

という意味でもおすすめの仕事です。

ビジネス代行

営業経験やオフィスワーク経験が豊富な方であれば、ビジネス代行の仕事がおすすめです。

企業に所属していなくても、企業と業務委託契約を結んで、仕事をすることができます。

たとえば、

  • 営業マンの経験 ⇒ フルコミッションの営業代行
  • 事務アシスタント経験 ⇒ データ入力や書類作成など

上記のように、自分の経験を直接的に活かすことが可能です。

最近では、企業側でスペシャリストを雇わずに、外注するケースも増えていますから、

自分の経験を直接活かせる仕事はないだろうか?

ということを、いちど調べてみることをおすすめします。

コーチング・カウンセラー

40代までに培ったビジネス経験や人生経験を活かすなら、

  • コーチング
  • カウンセラー

といった仕事もおすすめです。

悩みのポイントは人それぞれ。

転職 / 自己実現 / 結婚 / 起業など

上記のような相談ごとに対し、あなたの人生経験を活かして、クライアント(相談者)の不安や悩みに寄り添ってあげましょう。

オンラインの仕事の多くは、「成果物を納品すれば関係終了」となることが多いので、

なんだかちょっとドライだな…

と感じる人もいるかもしれません。

しかし、コーチングやカウンセラーの場合は、個人と向き合う仕事ですから、関わる人の成長を感じることができ、自分のことのように嬉しく思えるでしょう。

直接感謝されることも多いので、報酬だけではない「やりがい」を感じることができるはずです。

体力を使う仕事は避けるべき

もし筆者が今からフリーランスになるとしたら、以下のような仕事は選びません。

40代におすすめできない仕事
  • デリバリー配送
  • 引っ越し
  • 宅配便

なぜなら、どれも身体を使う仕事であるため、体力がある人の方が有利だからです。

一般的に40代であれば、20代の頃に比べて体力は衰えています。

多少体力に自信がある方でも、これからさらに衰えていくはずです……

50代になったころは、現実的にいまと同じように働けないでしょう。

もし怪我をしてしまったら、働くことができない仕事ですし、フリーランスには休業補償などもありません

近年急増している「Uber Eats」などのデリバリー配達員は、仕事内容もシンプルで報酬も得やすいため、手軽な働き方といえます。

しかし、フリーランスとして仕事していくうえでは、とにかく身体が資本です

40代なら目先の収入だけにとらわれずに、10年先のことも考えて、仕事選びをするようにしましょう。

まとめ:40代からでもフリーランスになることは可能!自由な人生を切り拓こう

今回は、30代後半でフリーランスとして起業した筆者の体験談をもとに、40代からフリーランスになる方法を具体的にご紹介しました。

40代からでも、フリーランスや個人事業主として、生計を立てることは十分に可能です。

筆者は30代半ばでフリーランスになりましたが、とくに年齢を意識したことはありません。

むしろ、満員電車や職場の人間関係から解放されたことで、精神的にとても楽になりました。

もちろん、会社員と比べると、

  • 収入が安定しない
  • 社会保障が手厚くない

上記のようなデメリットもあります。

しかしながら、フリーランスはすべてが自由です。

失敗してもいくらでも挽回できますし、新しいことに挑戦すれば、チャンスも増えるでしょう。

あなたにとって大切な一度きりの人生ですから、少しでもフリーランスに興味が湧いたのであれば、ぜひチャレンジしてみてください。

いちどフリーランスをやってみて、

自分には合っていないな…

と思うのであれば、また会社員に戻ればいいだけです。

フリーランス(個人事業主)として活動した経験は、その後のキャリアにとっても、間違いなくプラスになりますよ!

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4.6 ( 3 )

この記事を書いた人

30代男性、東京都在住。株式会社リクルートと系列の人材広告代理店で約10年営業に従事。通算5度のMVP獲得経験があります。現在はシステム開発企業のマーケティング部門に所属し、Webライターとしても活動中です。【厚生労働省認定 国家資格キャリアコンサルタント

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