副業OK・自宅でできる!40代におすすめの在宅ワーク10選
40代で転職を検討している人のなかには、
現状の仕事や収入に不満があるけれど、転職するのもリスクだよな…
このような思いもあり、在宅ワークに興味を持っている方も多いでしょう。
かくいう筆者も、40代の所帯持ちであったにもかかわらず、在宅ワークで副業を始めて、転職をした経験を持っています。
インターネットを活用した在宅ワークであれば、組織や時間に縛られない自由な働き方が実現可能です。
ただ、最初から在宅ワーク一本で生計を立てることは容易ではありません。
在職中から、副業でコツコツと土台を築いておく必要があります。
40代から副業でスタートできる、おすすめの在宅ワークをまとめると以下のとおりです。
◆40代におすすめの在宅ワーク10選
月収目安 | コスト | 専門性 | 難易度 | |
データ入力・アンケート作業 | 3~5万円 | ほぼ不要 | ほぼ不要 | 容易 |
動画・テープ音源の文字起こし | 3~5万円 | ほぼ不要 | ほぼ不要 | 容易 |
ハンドメイド雑貨の販売 | 3~5万円 | 材料など | あれば有利 | やや難しい |
Webライター | 5万円~ | ほぼ不要 | あれば有利 | やや難しい |
翻訳 | 5万円~ | ほぼ不要 | 言語スキル | 容易 |
イラスト制作 | 5万円~ | 専用ソフト等 | 絵のセンス | やや難しい |
ブログ・アフィリエイト | 5万円~ | ドメイン・サーバ等 | あれば有利 | 難しい |
Youtube・動画編集 | 5万円~ | 編集ソフト等 | 編集スキル | やや難しい |
Webデザイン・サイト制作 | 10万円~ | 編集ソフト等 | Web制作スキル | 難しい |
プログラミング | 10万円~ | ほぼ不要 | 開発言語 | 難しい |
データ入力・アンケート作業 | 動画・テープ音源の文字起こし | ハンドメイド雑貨の販売 | Webライター | 翻訳 | イラスト制作 | ブログ・アフィリエイト | Youtube・動画編集 | Webデザイン・サイト制作 | プログラミング | |
月収目安 | 3~5万円 | 3~5万円 | 3~5万円 | 5万円~ | 5万円~ | 5万円~ | 5万円~ | 5万円~ | 10万円~ | 10万円~ |
コスト | ほぼ不要 | ほぼ不要 | 材料など | ほぼ不要 | ほぼ不要 | 専用ソフト等 | ドメイン・サーバ等 | 編集ソフト等 | 編集ソフト等 | ほぼ不要 |
専門性 | ほぼ不要 | ほぼ不要 | あれば有利 | あれば有利 | 言語スキル | 絵のセンス | あれば有利 | 編集スキル | Web制作スキル | 開発言語 |
難易度 | 容易 | 容易 | やや難しい | やや難しい | 容易 | やや難しい | 難しい | やや難しい | 難しい | 難しい |
在宅ワークにおけるメリットやデメリット、仕事の探し方や取り組む際の注意点などもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
在宅ワークとは?
最近では、「在宅ワーク」という言葉が一般的に使われるようになりました。
ただ、少し幅広い意味で使われることもあるので、
具体的な働き方がイメージできない…
という方もいるかもしれませんね。
まずは在宅ワークの基本的なことを確認しておきましょう。
在宅ワークと在宅勤務はどう違う?
在宅ワークと似たような言葉で、「在宅勤務」というものがあります。
「テレワーク」というような言われ方もあるので、少し混同してしまいがちですが、在宅ワークと在宅勤務は明確に異なる働き方です。
- 在宅ワーク:
フリーランスや自営業として、企業から仕事を請け負って、自宅で仕事をする働き方 - 在宅勤務:
企業に雇用されながら、自宅で仕事をする働き方
在宅ワークとは自営型のテレワークのこと
厚生労働省が運営する「HOME WORKES WEB」によると、自営型テレワーク(在宅ワーク)について以下のように定義されています。
自営型テレワークとは、注文者から委託を受け、情報通信機器を活用して主として自宅又は自宅に準じた自ら選択した場所において、成果物の作成及び役務の提供を行う就労をいいます。
自営型テレワークは、会社に雇用されている方が自宅で仕事をするいわゆる在宅勤務とは違います。
自営型テレワーカーは、個人事業主のため、例えば、
・労働基準法などの労働保護法令の適用はありません。
出典:厚生労働省「HOME WORKES WEB」
・雇用保険の被保険者ではありません。
・確定申告を行う義務があります。
・通常、国民年金、国民保険への加入が必要です。
在宅勤務は雇用型のテレワークのひとつ
在宅勤務とは、企業に勤務する被雇用者がおこなうテレワークのうち、自宅を就業場所とする場合の働き方を指します。
- 在宅勤務:
自宅を就業場所とするもの - モバイルワーク:
施設に依存せず、いつでも、どこでも仕事が可能な状態なもの - 施設利用型勤務:
サテライトオフィス、テレワークセンター、スポットオフィス等を就業場所とするもの
在宅ワークは40代だからこそ始めやすい
40代ともなると、住宅ローンや教育費など、家計の支出がピークに向かいます。
働き盛りですし、しっかり稼がなければいけない状況なのに、
働き方改革のおかげで、残業代が減ってしまった…
上記のような悩みを抱えている方も少なくないでしょう。
とはいえ、転職するとなるとリスクもあります。
「現状維持」で働きながら、副業で新たな収入源を確保できれば、リスク回避できますよね。
在宅ワークの仕事は、
これまでの経験を活かして、収入にできる仕事が多い
という特徴があるので、若い世代よりも40代の方が相性のよい働き方だといえるでしょう。
在宅ワークの仕事が軌道に乗って、収入が確保できる状態になれば、より安全に転職などを検討することができるはずです。
40代が在宅ワークで働く6つのメリット
40代の方が在宅ワークで働く場合、以下のようなメリットがあります。
ネットだけで完結できる仕事が多い
在宅ワークの仕事には、パソコンとネット環境さえあれば、
という仕事が多数あります。
「クラウドソーシング」と呼ばれる、ネット上の仕事募集サイトに登録すれば、どこに住んでいても日本国内の仕事を探すことができるのです。
クラウドソーシング
《crowd(大衆)とアウトソーシングからの造語》インターネット上で不特定多数の人材に対して業務内容と報酬を提示し、仕事を発注する手法。
社外から効率よく人材を募ることができるほか、コンペ形式で発注先を決めることも可能。
通常、発注者と受注者はネット上の専用サービスによって仲介される。
出典:コトバンク「デジタル大辞泉の解説」
クライアントとの打ち合わせも、チャットやスカイプなどのネット手段がメインなので、どこにいても(海外でもOK)、仕事をすることができます。
通勤いらずで働く場所を選ばない
毎日、満員電車での通勤はツラいな…
このような思いのサラリーマンの方は多いでしょう。
在宅ワークで働く場合は、どこかに出勤する必要がなくなりますので、
- 通勤で移動する労力
- 通勤に費やす時間
こういったものをすべて無くすことができ、体力への負担を減らせます。
また、在宅ワークであれば、働く場所も指定されません。
自宅はもちろん、シェアオフィスやカフェなど、好きな場所で仕事ができることもメリットといえます。
自分の好きな時間に働ける
在宅ワークは、成果や役務の提供に対して報酬を得る仕事です。
期日などを指定されることはあっても、働く時間を指定されることはありません。
自身のペースで時間を確保して、仕事を進めることができるので、ワークライフバランスの充実が図れるでしょう。
人間関係の煩わしさから解放される
在宅ワークは、基本的に自分一人でおこなう仕事が中心なので、
人との関わりを最低限に済ませられる
というのもメリットといえるでしょう。
もちろん仕事は相手があってのことですから、クライアントとの信頼構築は欠かせません。
しかし、メールなどテキスト主体のコミュニケーションなので、対面でのやり取りとくらべると、ストレスは緩和されます。
理不尽なパワハラやセクハラなどとは、無縁の生活を手に入れることができるでしょう。
副業でも取り組める
インターネットを活用した在宅ワークであれば、サラリーマンの副業として、手軽に始めることができます。
スキマ時間にできるカンタンな仕事から、本格的なプロジェクトの案件まで、
ライフスタイルに合わせて、仕事を選べる
というのも魅力です。
じつは筆者自身も、仕事よりも家族との時間を大切にするために、副業ありきの転職を40代で経験しています。
これまでの経験・スキルが活かせて、老後にも取り組める
在宅ワークの仕事には、
- Webライティング(記事作成)
- データ入力・アンケート回答
- デザイン・プログラミング
上記のような、仕事や生活のなかでこれまで培ってきた、自身の知識や経験を活かせるものが数多くあります。
趣味や得意分野の延長として、気軽にスタートできることもメリットでしょう。
また、在宅ワークであれば、定年を気にすることなくいつまでも働けるので、
老後も働けるので、生活資金が確保できる!
生涯にわたって取り組める仕事にできそう!
このようなメリットもあり、40代のうちから取り組むことに、とても大きな意味があるのです。
在宅ワークのデメリットは?
たくさんのメリットがある一方で、在宅ワークならではのデメリットも存在しています。
仕事の計画性や自己管理が必要
会社員であれば、会社に出勤すれば当たり前に仕事があって、終業時間になれば帰ることができます。
しかし在宅ワークの場合は、
ということになるので、自己管理をしっかりおこなっていかないと、仕事が回りません。
計画的に仕事を進められる人であれば、自身の計画で余裕をもって働くことができますが、
どうにも自己管理が甘くて、ついサボっちゃうんだよね…
こういった人であれば、納期に間に合わないなど、トラブルになってしまう可能性もあります。
また、自営の仕事ですから、
自分が病気などで倒れてしまったら、収入がゼロになってしまう
という世界です。
仕事の管理だけではなく、自己の体調管理にもシビアさが求められるでしょう。
最初のうちは時給や収入が安定しない
収入面で安定して稼げるようになるまで、しばらく時間がかかることもデメリットです。
特別なスキルがある場合をのぞいては、未経験者が在宅ワークを始める際には、
最初のうちはあまり稼げないだろう…
という「収入面の覚悟」が必要となります。
在宅ワークをはじめた頃の働く時間を時給換算すると、アルバイト以下の水準となってしまうことも珍しくありません。
会社員として働くときのように、仕事をレクチャーしてくれる先輩もいないですから、
自身で調べて学んで成長する
という姿勢をもって、少なくとも半年くらいは、辛抱強く続けることが大切です。
ワークスペースが必要になる
集中できる環境がなければ、在宅ワークを効率よく進めることはできません。
という点も、デメリットのひとつといえるでしょう。
自宅の間取りや家族のライフスタイルによっては、
生活音が気になって、仕事がぜんぜん捗らないんだけど…
このような可能性があります。
とくに子どもが小さいうちは、自宅で作業に集中することは難しいでしょう。
人によっては、新たに仕事部屋を設けたり、コワーキングスペースを探したりと、それなりの準備が必要になる場合があります。
40代から副業で始められる! おすすめの在宅ワーク10選
在宅ワークを選ぶうえでは、以下の3つの基準を押さえておくことが重要です。
- コスト:
仕事に取り組むにあたって、必要となる初期費用やランニングコストが低いかどうか? - 専門性:
仕事に取り組むにあたって、特別なスキル・経験が求められるかどうか? - 難易度:
収益化するまでの期間や難しさはどうか?
3つの基準にもとづいて選定した、40代におすすめの在宅ワーク10選は以下のとおり。
ここでは、それぞれの仕事内容について、個別にご紹介していきます。
データ入力・アンケート作業(スマホでも可)
◆副業での月収目安:3~5万円
資格不要で手軽にできるため、人気の在宅ワークのひとつです。
スマホでもデータ入力が可能な案件もありますが、やはりパソコン入力が誤字脱字が少なく効率的でしょう。
仕事内容としては、以下のようなものがあります。
- PDF化された住所録や手書きの文書をExcelに打ち込む
- 指定された画像を集めて納品する
- 特定の体験に関するアンケートに入力する
報酬はクラウドソーシングの例でみると、データ入力で1件10~100円ほどです。(※Lancers「仕事の種類・参考価格」より)
安価に感じるかもしれませんが、タイピングスピードを上げて、単語登録を駆使すれば思いのほか稼ぐことができます。
ただし副業で5万円以上を稼ぐという目線では、単価が安いのでかなりの案件を見つける必要があるため、難易度はやや高くなるでしょう。
動画・テープ音源の文字起こし
◆副業での月収目安:3~5万円
タイピングに自信がある方なら、録音データや動画内容をパソコンに文字入力していく、「文字起こし」のお仕事がおすすめです。
文字起こしの方法には、以下のような種類があります。
- 素起こし:
音声を修正せずに、そのまま文字化する - ケバ取り:
文章として不要な、「あのー」「えー」などの言葉を取り除いて文字化する - 成文:
元の音声内容を整理して、わかりやすく文字化する
報酬はクラウドソーシングの例でみると、素起こしで1分90~260円くらいが相場です。(※Lancers「仕事の種類・参考価格」より)
- 音声の会話にクセがある
- 難解な専門用語が多い
といった特徴があると、入力ペースが下がる傾向にあります。
ハンドメイド雑貨の販売(主婦に人気)
◆副業での月収目安:3~5万円
近年では、雑貨をハンドメイドで制作して、インターネットで販売する人が増えています。
- ヘアアクセサリー
- ビーズアクセサリー
- ポーチ など
といった雑貨を作るための材料は、手芸用品店のほか、100円ショップでも入手可能です。
ハンドメイド雑貨の制作販売は、月1~3万円の売上が一般的といわれています。
人気ブランドとして知名度を上げて、月10万円以上を稼ぎだす人もいますが、モノづくりに対する熱意がないと容易ではありません。
数多く販売するためには、
- 在庫を抱えるというリスク
- 売るためのマーケティングセンス
といったものも必要となってきますので、5万円以上を稼ぐための難易度は高めだといえるでしょう。
Webライター
◆副業での月収目安:5万円~
主婦や会社員の副業として人気があるWebライターは、スキルが身につけば、ライターとして独立しても取り組める仕事です。
メディアコンテンツによる集客が主流となった昨今では、記事を手がけるWebライティングの需要が高まっています。
仕事内容としては、
- ネット検索などで情報を集めて、記事としてまとめる
- 自身の経験にもとづいて、独自情報を記事にする
- インタビューなどの取材に出向いて、内容を記事にする
上記のように、さまざまな案件があります。
報酬はクラウドソーシングの例でみると、”1文字0.5~5円”くらいの単価で支払われることが多いです。(※Lancers「仕事の種類・参考価格」より)
自身の知見をベースにして、オリジナリティのある記事を書けるようになれば、高単価案件を獲得しやすくなるでしょう。
未経験の40代主婦の方が、Webライターにチャレンジした体験談を以下でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
翻訳
◆副業での月収目安:5~10万円
英文科卒や留学経験などがあり、語学力に自信があるという方なら、「翻訳」の在宅ワークがおすすめです。
書籍からマニュアル・仕様書などの文書について、
- 外国語から日本語へ
- 日本語から外国語へ
という依頼内容にもとづいて、訳しながら文章化することが翻訳の仕事です。
翻訳の仕事には、以下の3つの種類があります。
- 実務翻訳:
ビジネス文書やマニュアルを翻訳する - 文芸翻訳:
小説や雑誌など翻訳する - 映像翻訳:
映画やドラマの音声を字幕に翻訳する
報酬は業態によっても変わりますが、英訳であれば”1文字5~8円”くらいが相場です。(※Lancers「仕事の種類・参考価格」より)
本格的に取り組むのであれば、本業とすることも可能です。
クラウドワークスによると、フリーランス翻訳の年収は、
- 200~300万円:40%
- 300~500万円:30%
- 500万円以上:30%
上記のような分布になっています。
イラスト作成
◆副業での月収目安:5万円~
イラスト作成(イラストレーター)の仕事は、
- Webサイトのロゴ・バナー
- ポスターや広告などのイラスト
- 本や雑誌の挿絵
- ゲームやアプリのキャラクター
といったものを作成します。
イラスト作成の仕事をするには、PhotoshopやIllusuratorなど、画像編集ソフトのスキルが必須です。
収入はクラウドソーシングの例でいうと、イラスト一点あたりで3~5万円。(※Lancers「仕事の種類・参考価格」より)
ただ、実績やセンスによっても大きく異なっており、ココナラでは1万円以下で出品しているクリエイターの方もいます。
在宅イラストレーターの大半は、業務委託の形態となっていますが、
- TwitterやインスタグラムなどのSNSを活用する
- 自分のブログを立ち上げて運営する
上記のような方法で、自ら集客をして大きな収益をあげることも可能です。
ブログ・アフィリエイト
◆副業での月収目安:5万円~
ブログやアフィリエイトサイトを運営して収入を得ることも、在宅ワークのひとつといえます。
ただし、クライアントから仕事をもらって報酬を得るのではなく、
- 広告収入:
サイト内の広告を、ユーザーがクリックしてページを閲覧する - アフィリエイト収入:
サイト内で紹介した商品やサービスを、ユーザーが利用する
上記のような成果報酬を得る仕組みです。
逆にいえば、成果があがらなければ報酬は一切発生しません。
立ち上げた初期のころは、記事を作成して公開しても、サイトへアクセスしてくれるユーザーほとんどいない状態です。
数ヶ月は、ほぼ無収入で作業を続けることになるでしょう。
月に5万円以上の収入を得るためには、半年~1年ほどの期間を要します。
ただ、作業に期限があるわけではなく、コツコツと自分のペースで継続して記事を公開していくことで、徐々にアクセスを増やして収益をあげることができます。
いちどアクセスが集まるようになると、安定的にアクセスが継続するようになり、収益も安定化する点が魅力といえるでしょう。
始めるのは難しくなく、初期費用やランニングコストもあまり必要ありません。
ただし、稼げるようになるためには、
- SEOなどのサイト集客の知識
- Webライティングのスキル
- WordPressなどのツール運用の知識
といった知識・スキルの習得が必須となります。
ブログ・アフィリエイトを運営しながら、Webライターとしても活動すると、
- Webライティングの勉強になる
- ブログ・アフィリエイトが無収入の期間を、ライター報酬でカバーできる
上記のようなメリットが得られるのでおすすめです。
Youtube・動画編集
◆副業での月収目安:5万円~
Youtubeをはじめとする動画広告市場は、急速な成長を遂げており、2023年には2019年の約2倍の市場規模になると予測されています。
とくにYouTubeは認知率が95.1%で、利用率も62.3%と動画市場を席巻しています。(※モバイル社会研究所調べ)
最近では個人YouTuberだけではなく、著名人や企業も積極的にYouTubeを活用し始めており、動画編集者のニーズは高まる一方です。
収入はクラウドソーシングの例でいうと、新規動画作成1本で5万円~となっています。(※Lancers「仕事の種類・参考価格」より)
YouTubeの動画編集は、
- 動画の切り取り
- 文字入れ(テロップ)
- 効果音やBGMの追加
といった、比較的簡単な内容のものが多いので、初心者からでも取り組みやすいでしょう。
自身でもYouTubeチャンネルを開設して、クリエーター視点で動画を構成できるスキルを身につければ、高単価での受注も可能です。
YouTubeでも、ブログと同じような広告収入を得ることができますので、チャンネル登録者を増やせば安定収益が狙えます。
Webデザイン・サイト制作
◆副業での月収目安:10万円~
Webデザインやサイト制作は、
- Photoshopやillustratorを扱える
- Webデザインのノウハウがある
という方におすすめの在宅ワークです。
仕事をするにあたっては、HTML・CSSなどの知識が必須となりますが、職業訓練や民間スクール、通信講座などを活用すれば、未経験でも十分に目指すことができます。
収入はクラウドソーシングの例でいうと、1ページ5万円~。(※Lancers「仕事の種類・参考価格」より)
仕事はクラウドソーシングで探せるほか、スキルマーケット「ココナラ」で依頼を募集する方法もおすすめです。
プログラミング(エンジニア)
◆副業での月収目安:10万円~
近年では小学校でも学ぶ機会ができるほど、プログラミングは需要の高まっている分野です。
HTML/CSSといった知識を基本として、
- JavaScript
- PHP
- Ruby
- Python
といったプログラミング言語を使って、プログラムを書くことができれば、Webサイト制作やゲーム・アプリの開発に携わることができます。
収入はクラウドソーシングの例でいうと、
- HTML・CSSコーディング:1案件5,000円~
- システム開発案件:3,500円/時間~
といった感じです。(※Lancers「仕事の種類・参考価格」より)
プログラミングは高収入が期待できる一方で、高度な知識とスキルが必要となるため、学習で挫折しやすい分野でもあります。
未経験でチャレンジするのであれば、独学するよりも、スクールやオンライン学習を利用する方が良いでしょう。
40代でも取得可能な在宅ワークに役立つ資格
在宅ワークであっても、資格を保有していれば、より好条件で仕事を請け負うことができます。
とくに実績が少ない初心者のうちは、
クラウドソーシングのプロフィールページに、保有資格を明記しておく
上記にて、差別化を図ることができるでしょう。
在宅ワークで活用できる資格を、以下にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
在宅ワーク全般
ライティング関連
翻訳
ハンドメイド雑貨関連
ウェブデザイン関連
プログラミング関連
在宅ワークの仕事を探す方法
ここでは、実際に在宅ワークの仕事を探す方法についてご紹介します。
求人サイトで「在宅勤務可」の仕事を探す
求人サイトを使って、「在宅勤務可」や「在宅OK」といったタグ・検索ワードで、仕事を探していく方法です。
近年では、リモートワークを実施する企業が増えています。
求人情報も豊富に出回っている状況ですから、求人サイトで探せば、
- 正社員、契約社員
- パート、アルバイト
- 業務委託
上記のような、さまざまな選択肢が見つかるはずです。
企業で働く場合は、仕事内容とあわせて、出勤頻度もチェックしておきましょう。
週数回ほど出勤するケースもあれば、完全在宅で働けるケースなど、企業によって条件はさまざまです。
組織に属しておけば、厚生年金や社会保険が受けられるメリットがあります。
待遇面を考慮しながら、在宅ワークをしたい…
という方は、いちど求人サイトをチェックしてみましょう。
クラウドソーシングで案件を探す
クラウドソーシングサイトを介して、案件(仕事)を探していく方法です。
利用するにはサイトへの登録が必要ですが、無料で登録できますし難しくありません。
- サイトに登録をする
- プロフィールを設定する
- 希望の仕事に応募する
- 条件が合ったクライアントから仕事を請ける
- 仕事が完了したら納品する
- 報酬が支払われる
最初のうちは、「未経験可」「初心者歓迎」といった文言がある、初心者向けの案件を探しましょう。
仕事のハードルが低く、自信と経験を積むのにピッタリです。
納品物に対して、丁寧にフィードバックをくれるクライアントに出会えれば、めきめきとスキルアップできます。
実績を積んでいけば、クライアントから好条件のオファーが来ることも!
在宅ワークで注意するべきポイント
在宅ワークで仕事をする場合は、いくつか注意するべきことがあります。
以下の点に留意しておきましょう。
悪質なネットビジネスや副業詐欺に注意!
在宅ワークの場合、未経験者がインターネットでやみくもに仕事を探すことは、あまりおすすめできません。
以下のようなトラブルも珍しくないからです。
- 納品物に対して報酬が支払われない
- 高額な登録料や契約料を請求される
- しつこい勧誘の電話がかかってくる
- 法外な値段の教材を買わされる
こういったリスクを回避するには、「信憑性のある情報なのか」をシビアに見分ける必要があります。
初心者や不安な人は、一定の知識とスキルが身につくまでは、クラウドソーシングサービスを利用しましょう。
ランサーズやクラウドワークスなどの大手クラウドソーシングでは、報酬を仮払いするシステムがあるため安心です。
仮払いサービスとは、仕事の報酬を仕事を行う前にランサーズが一旦代金をお預かりして、仕事が完了した段階で、ランサーズからランサーに報酬が支払われる仕組みです。
仕事をしたのにお金が払ってもらえない、お金を払ったのに仕事がされないといったトラブルを未然に防止できます。
出典:ランサーズ「仮払いって何ですか?」
悪質な仕事依頼があった場合には、クラウドソーシングの運営会社に通報することもできます。
適正な単価かどうかを見分ける
在宅ワークに取り組む場合は、
この報酬単価は適正なのかな…
という点を見分ける必要があります。
同じような仕事内容でも、企業やクライアントの予算によって、報酬も異なるからです。
なかには、とんでもない低単価で要望してくるクライアントも……
報酬の決め方も「時給制」の場合もあれば、「一案件でいくら」といったケースもあります。
仕事の契約を交わす際には、複数のサイトで比較するなどして、相場感を把握しておくことが不可欠です。
仕事に関わる法律を理解しておく
個人で案件を受注する場合は、以下のような仕事に関わる法律を理解しておきましょう。
- 請負契約:
民法では、仕事を発注する側とされる側の間に取り決めを設けています。「受注者は期限内に仕事を完成させる義務がある」ということを知っておきましょう。
☆もっと詳しく知るには⇒国土交通省「請負契約とその規律」 - 著作権法:
著作物(画像・文章・音楽・美術など)に関わる法律であり、著作者の権利を守ります。ホームページ制作やブログで画像を用いるとき、文章を引用する際は注意が必要です。
☆もっと詳しく知るには⇒総務省「著作権法」 - 特定商取引法:
事業者による違法な勧誘や販売から、消費者を守るための法律です。サービス内容を問わず、通販(ネットショップ)を開業する場合は内容を熟知しておきましょう。
☆もっと詳しく知るには⇒消費者庁「特定商取引法」
上記以外にも「電子契約法」や「医薬品医療機器等法(薬機法)」などの法律が関わる場合があります。
運動不足に注意する
在宅ワークは会社勤めとはちがい、通勤や社内の移動などが基本的にありません。
運動不足になれば、健康に影響がでるだけでなく、思考もうまく働かずに生産性が低下する可能性も……
運動不足を解消するためにも、
- 休憩時間にストレッチ
- 毎日カンタンな運動をする
- 昼食がてらに散歩へ出かける
上記などの工夫をしましょう。
フリーランスで働く場合は、自主的に健康診断を受けることも大切です。
まとめ:40代から在宅ワークにチャレンジしてみよう!
今回は、在宅ワークにおけるメリットやデメリット、40代からでも副業で始められるおすすめの仕事10選などをお話ししました。
価値観や働き方が多様化していくなかで、40代から在宅ワークを始めることは、いまや珍しいことではありません。
まずは副業からスタートし、やがて専業としてフリーランスになる人もたくさんいます。
未経験から在宅ワークにチャレンジすることは、何かと不安がつきものです。
しかし、クラウドソーシングなどを活用すれば、安心感が得られるうえに、仕事探しも効率的におこなえます。
40代であれば、これまでの経験・スキルを活かせる案件がたくさんありますから、
現状の仕事や収入に不満があるけれど、転職のリスクは避けたい…
もしこのように考えているなら、ぜひ在宅ワークで新たな可能性を見つけてみませんか!
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- 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人
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