40代が転職エージェントに断られる理由と解決策【裏ワザあり】
40代という年齢が理由となって、転職エージェントの利用を断られてしまうケースはよくあります。
せっかく登録したのに、断られてしまって、
なぜ断られてしまったのだろう…
こんな調子で転職できるのかな…
こんな不安に襲われる人も少なくないでしょう。
しかし、転職エージェントに断られないための対処法をしっかり講じることで、40代でも転職エージェントを最大限に活用することは不可能ではありません。
40代の転職を成功に導くには、転職エージェントの利用は不可欠といえます。
ですから、相手にされない理由をしっかり押さえて、断られない対策しておきましょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーとして勤務経験を持ち、自身も40代で転職を経験した筆者が、解決策をわかりやすく解説しています。
断られた場合に、同じエージェントで再チャレンジする裏ワザもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
40代が転職エージェントに断られる理由とは?
転職エージェントを上手に活用して、転職を成功させたいと思って登録したのに、
転職エージェントに断られてしまった…
このような経験をした40代の方も多いでしょう。
転職エージェントのサービスは、残念ながら、登録した全員が受けられるわけではありません。
転職エージェントが登録された情報を確認して、
あなたにご紹介できる求人がたくさんあります!
上記のように判断された場合のみ、担当のコンサルタントがつく仕組みとなっています。
転職エージェントが、求職者をサポートするか判断している基準はいくつかあり、サポートを断られてしまうのには何らかの理由があるはずです。
ここでは、40代が転職エージェントに断られるケースについて、おもな理由をご紹介します。
年齢に見合ったスキルがない
40代ともなると、20代や30代の頃のように、「ポテンシャル(伸びしろ)に賭けてもらえる」といった特典はありません。
「今後の可能性に期待」という悠長な姿勢はなく、
入社してすぐに結果を出せるかどうか?
ということを見られているのです。
求人企業は、転職エージェントに人材の紹介を依頼する際に、
こんな人の紹介をお願いします
と「採用したい人物像」を伝達していますから、的外れな求職者を紹介することは、企業から信頼を損なう要因になり兼ねません。
ですから、転職エージェントが登録情報を確認したときに、
この人は保有している求人の採用基準を満たしていないようだ…
このように判断されてしまった場合は、求人の紹介を断られるケースが少なくないのです。
転職エージェントは、企業の代理で求職者を見極めていますので、
- 経験値やスキルなどが、言語化されておらずよくわからない
- 求職者の希望条件が市場価値に比べて高すぎる
上記のような状態で利用を申し込むと、キャリアアドバイザーとの面談や、求人の紹介を断られる可能性が高いでしょう。
ただ、これまでにやってきたことを的確に言語化することで、転職市場でスキルと認識されるものは、誰にでも存在しています。
スキルを言語化する手順については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
未経験の職種や業界を希望している
転職エージェントが40代に求人を紹介する際は、
これまでのキャリアを活かせる仕事かどうか?
という点が重要視される傾向にあります。
ですから、どんなに素晴らしいキャリアがあったとしても、
希望している仕事は、経験を活かせない職種(業界)だな…
このように捉えられた場合は、転職エージェントのサービスが利用できないケースも少なくありません。
未経験の職種でも、応募に必要な資格や知識があれば、チャレンジできる可能性はありますが、
という前提は押さえておくべきでしょう。
ブランクが長い
40代だと、即戦力として期待されることが多いので、
前職からブランクがあります…
こういった場合も、転職エージェントに断られる可能性があります。
一般的には、ブランクが生じないように、在職中の転職活動をする人が多いもの。
そんななかで、長期間のブランクがあると、
働く意欲や職務能力は十分にあるのかな…
上記のような不安を持たれても仕方がありません。
3ヶ月以上のブランクがある場合は、きちんと説明できる理由を用意しておかないと、求人を紹介してもらうことは難しいでしょう。
保有している求人が年齢的にマッチしていない
転職エージェントのなかには、
- 若者向けの求人ばかり保有している
- 40代の転職実績が乏しい
こういった会社も少なくありません。
そのため、転職エージェントによっては年齢が理由で、サービス対象外となってしまうこともあるのです。
どんなに素晴らしい実績や管理者経験などがあっても、そのエージェントに紹介できる求人がなければ、利用を断られてしまうでしょう。
保有している求人と、希望する業種や職種が合わない
転職エージェントによっても、得意としている業界や職種があるので、
希望している分野の求人は、ウチにはほとんど無いんだよな…
こういった場合は、転職エージェントに断られることもあります。
たとえば、
これまでの経験を活かして、金融分野で転職したい!
と希望していたとしても、金融分野を得意としておらず、求人をほとんど保有していない転職エージェントであれば、利用を断られてしまうのです。
ほかにも、
- 探偵
- YouTuber
- ドローン操縦士
上記のような、特殊な仕事を希望していた場合は、転職エージェント側での取り扱いがなく、断られてしまう可能性が高いでしょう。
40代の転職活動に欠かせない、転職エージェントの利用メリット
転職エージェントに断られたとしても、利用することを諦めてはいけません。
年齢的にも、転職に失敗できない…
最後の転職となるように、転職先ではイキイキと働きたい!
このように考えるのであれば、40代にとって転職エージェントの利用は不可欠です。
40代の転職活動は、若いころの転職活動とは押さえるべきポイントが異なります。
現職への影響やブランクのリスクを避けるためにも、転職エージェントで以下のようなメリットを得ながら、効率よく転職活動を進めるべきでしょう。
業界や企業について、独自の情報を提供してくれる
転職活動を始めたものの、情報収集のやり方や情報量に不安がある人も多いでしょう。
残業は多いのかな?
離職率が高いって聞くけど、本当なのかな…
このような不安があっても、自分一人でおこなう情報収集となると、限界があります。
しかし、転職エージェントであれば、
- 企業との太いパイプを築いていて、人事担当者からダイレクトに情報収集している
- 過去に同じ企業への転職を支援した人から、職場のリアルな情報を収集している
上記のような経路で、求人企業の公開されていない情報を持っていることが多いのです。
非公開求人やハイキャリア求人を紹介してもらえる
転職エージェントには、企業側から、
人材を厳選したうえで採用活動を行いたいのですが…
社外に知られることなく人材募集したいです
このような要望を受けて、一部の求職者のみに紹介される非公開求人があります。
非公開求人とは、転職エージェントが自社の転職サイトやホームページなど、インターネット上に掲載していない、非公開の求人のことを指します。
企業名や募集職種、仕事の内容などを公開していないため、これまで探しても出会えなかった求人が見つかることも。
非公開求人を豊富に保有している点は、転職エージェントを活用するメリットのひとつと言えるでしょう。
出典:リクルートエージェント公式サイト
非公開求人には、どのような案件があるかというと、
- 新規事業にあたって早急に人手が欲しい案件
- 役職者として重要なポジションに就けるハイキャリア求人
上記のようなものが占めており、キャリアアップを視野に入れて転職活動を行っている40代なら、見逃せない求人ばかりです。
もちろん、非公開求人を紹介されるかどうかは、経験やスキルによって異なります。
しかし、転職エージェントに登録することで、他には存在しない非公開求人に応募するチャンスを得られるのは、とても大きなメリットでしょう。
非公開求人やハイキャリア求人を紹介してもらえた場合は、
企業が求める人物像やスキルを、ある程度満たしているな…
転職エージェントがこのように判断しているということ。
応募して採用された場合には、希望条件を叶えることができ、即戦力として活躍できる可能性が高まります。
履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえる
履歴書や職務経歴書は、書き方次第で企業側がうける印象が大きく変わります。
とくに40代の転職の場合は、これまでの経験が重要視される傾向にあるため、若いころとは異なる作成ノウハウが必要です。
書類選考を通過するために、「キャリアの棚卸し」をおこなって、
- これまでの自分が、どんな実績を積んできたのか?
- どんな能力を発揮してきたのか?
上記について、わかりやすく記載しておかなければなりません。
転職エージェントを利用すれば、自身のキャリアを採用担当者の視点でチェックしたうえで、
キャリアのなかで企業にアピールできるポイントはここですよ!
○○の実績を効果的に伝えるために、このような書き方をしてみましょう
こういったアドバイスがもらえるので、より質の高い応募書類を作成することができます。
面接対策のサポートをしてくれる
転職エージェントを利用すれば、面接本番に向けて、ポイントを押さえた面接対策に取り組めます。
企業との取引実績や長年の経験があるからこそ、
- 応募企業における面接でのポイント
- 採用担当者の傾向など
上記のような点をふまえたうえで、効果的なサポートをしてもらえるのです。
想定できる質問を考えますので、模擬面接をやっておきましょう!
転職理由をポジティブに伝えるために、このような伝え方をしましょう
このような実践的なアドバイスが得られるので、選考通過率を上げるためにも、転職エージェントのサポートは欠かせません。
求人企業について、気兼ねなく質問できる
企業に対して気になることや疑問に思うことなどを、気兼ねなく質問できることもメリットでしょう。
たとえば、職場の人間関係に悩んでいた人なら、
社員の定着率はどうなんだろう…
社内イベントなどの交流会はあるのかな?
こういったことを知りたいですよね。
正当な評価が得られないことに不満がある人なら、
- 評価制度の内容や昇給昇格の実績はどうか?
- 女性のキャリアアップは可能か?
- 女性管理者の割合はどうなのか?
上記のようなことが気になるはずです。
企業との面接のなかで、
あれこれ直接質問するのは、さすがに気がひける…
という方は多いかもしれませんが、転職エージェントが相手なら、あれこれ質問しても選考に影響することはありません。
選考に落選した理由を教えてもらえる
普通に求人の応募しても、選考に落選した場合は「お祈りメール」が届くだけで、落選した理由を詳しく知ることはできません。
しかし、転職エージェントを利用して応募すれば、
先方は○○の経験を重視しており、そこが不十分と判断されたようです…
上記のように、選考落ちとなった理由を詳細に教えてくれます。
実際に理由を確認してみると、
えっ?まさかそんな判断がされていたなんて…
このような気づきを得ることが多いもの。
担当者とのコミュニケーションのなかで、次の選考に向けての対策を見出せることが、転職エージェントを利用するメリットといえるでしょう。
年収や働き方についてなど、条件交渉を代行してくれる
転職を考えるうえで、
- 希望年収での転職を果たしたい
- 働き方について企業側との交渉をうまく進めたい
上記のような要望がある場合は、転職エージェントを利用して、転職活動を進めるのがおすすめです。
とくに40代で転職する場合は、
ブランクができないように、在職中に転職活動しなければ…
というケースがほとんどでしょう。
働きながら日々転職サイトをチェックして、希望条件の交渉を進めるとなると、スムーズに交渉するのも大変です…
交渉のしかたによっては、企業側に悪印象を与えかねません。
しかし転職エージェントなら、企業の採用担当者とも関係構築をしています。
これまでにも数多くの交渉をしてきた経験を持ち、転職を成功させてきた実績があるのです。
転職エージェントは、応募企業に採用された過去の内定者について、
という情報を持っています。
採用に対する企業側の本気度をふまえたうえで、応募者の推しポイントをプロ視点で用意し、企業側との条件交渉を効果的に進めてくれるのです。
自分では交渉しにくい事柄でも、転職エージェントを介してなら、安心して任せることができるでしょう。
40代が転職エージェントに断られないための対処法とは?
意欲的に転職活動を始めようと思った矢先に、転職エージェントに断られてしまうと、
自分は本当に転職できるのかな…
と不安になって、精神的にも落ち込んでしまいますよね。
しかし、転職エージェントに登録する前に、しっかりと対策を講じておけば、断られるリスクを軽減することができます。
転職エージェントに断られないために、登録前にやるべき対処法について確認しておきましょう。
エントリーシートの入力内容が重要
転職エージェントに断られることなく、担当アドバイザーと面談できるかどうかは、
登録時のエントリーシートに入力する、情報の内容と量で決まる
といっても過言ではありません。
転職エージェントに登録する際に、
- 登録した内容が少ない
- 情報が薄っぺらい
- 内容に抜け漏れなどがある
上記のような内容で申し込んでしまうと、
現時点でご支援が難しいです…
このようなお断りのメールがきてしまうでしょう。
職務経歴などのエントリーシートは、最初に作るときはかなり手間がかかります。
しかし、登録する転職エージェントが違っても、実際には登録画面のレイアウトが多少異なるだけで、入力を求められる情報はほとんど同じ内容です。
ベースとなるものを一度しっかり作っておけば、それ以降は別の会社に登録するときも、基本的には作成済みの内容をコピペして作り変えるだけで済みます。
最初の1社目のエントリーシートは、時間をかけてしっかりと内容を登録する
ということを意識してみましょう。
登録時の希望条件は緩和することを意識する
転職エージェントに断られないためには、あらかじめ希望条件を整理しておき、
現実的かつ広めに希望条件を設定しておく
ということが重要です。
転職先の希望条件について、以下のような入力をしてしまうと、転職エージェントに断られる可能性が高まります。
- 希望年収欄に、極端に高い値を入れている
- 希望職種が、現在の職種とあまりにかけ離れている
- 勤務場所や仕事内容の希望条件が狭い
- 転職希望時期が、「6ヶ月以内」「1年以内」など、直近に設定されていない
希望条件が多ければ多いほど、条件を満たせる求人は少なくなりますし、
一方的な希望条件ばかりだな…
このような印象を与えてしまうと、転職エージェントから敬遠される可能性も否めません。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、40代の転職市場や企業の特徴などの知見を踏まえながら、希望条件の順位付けについても相談にのってくれます。
自分が持っている「これは譲れない!」という本音の希望などは、キャリアアドバイザーがついた後に、詳細を伝えても遅くはありません。
登録時は希望条件を広めに設定しておきましょう。
希望条件に優先順位をつける際のポイントは、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
キャリアの棚卸しをして、マッチする求人を見つけやすくする
40代の転職者に対しては、若い頃のように「ポテンシャル(伸びしろ)に賭けてもらえる」といった特典はありません。
「今後の可能性に期待」という悠長な姿勢ではなく、
入社してすぐに結果を出せるのか?
ということを求められます。
ですから、転職エージェントが経歴をチェックしたときに、
この人なら〇〇の求人ですぐに活躍できそうだ!
このような確証が持てない限りは、企業側に選考を打診することはないでしょう。
即戦力であると思ってもらうためには、
私が持っている強みは○○です!
ということをしっかりアピールする必要があります。
そのためにも、これまでの職歴や実績について棚卸しをして、自身の強みについて整理しておきましょう。
キャリアの棚卸しができている求職者は、転職エージェントにとっても企業に紹介しやすく、マッチする求人も見つけやすい存在です。
また、過去の業績やエピソードを振り返ることで、職務経歴書や面接においても、より説得力をもってアピールできるでしょう。
これまでのキャリアから強みを洗い出す方法については、以下の記事で解説をしていますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
登録する転職エージェントを入念に選ぶこと
転職エージェントにはそれぞれ特徴があり、なかには40代の利用に向かないエージェントも存在しています。
ですから、転職エージェントの特性を見極めたうえで、適切なエージェントに登録することが重要です。
数ある転職エージェントのなかから、40代が利用するべき転職エージェントを見極めるには、以下の2点を満たしているかがポイントとなります。
① サポート力が高い
- 40代向け転職支援のためのノウハウがある
- 手厚い親身なサポート(求人選定・応募書類添削・面接対策)を実施している
② 求人開拓力が高い
- 求人の量が高い:40代向けの求人を多数保有している
- 求人の質が高い:独占案件の保有、幅広い業種・職種の転職に対応している
- 人事担当者と強いパイプがある:求人に関する情報収集や条件交渉が実施できる
「サポート力が高い」というのは、40代の支援経験を持つアドバイザーが、数多く在籍しているかどうかで判断できます。
「求人開拓力が高い」かどうかは、希望地域に求人開拓の専門部署をもっているかどうかで、ある程度の実力を知ることが可能です。
ただし、上記の基準について、求職者側でエージェントの実力を正確に判断することは、容易なことではありません。
転職エージェントを選び方については、次項で詳しく解説していますので、内容をよく確認したうえで、登録先を選んでいきましょう。
【裏ワザ】登録したのに断られてしまったときはどうする?
転職エージェントに登録したのに、
現時点でご支援が難しいです
このように断られてしまった場合は、その転職エージェントを利用することは難しいのでしょうか?
転職エージェントに断られてしまったときは、
友人・知人から、その転職エージェントの担当者へ紹介してもらう
という方法で利用できる可能性があります。
転職エージェントによっては、サービス認知を広める目的で、担当している登録者からの紹介を受け付けている場合があるのです。
この友人紹介制度を利用して、サービスを利用できないか、確認してみましょう。
まずはあなたの周りで、断られた転職エージェントを利用した友人や知人を見つけてください。
そして、友人・知人から担当者へ連絡してもらいましょう。
友人で転職活動をしている人がいるのですが、○○さん(キャリアアドバイザー)に担当してもらえたらと思いまして…
既にエージェントへの登録は済んでいるのですが、決まった担当者はいないみたいなんです
このような感じで伝えてもらえればOKです。
その後、キャリアアドバイザーから友人・知人のほうへ、利用についての案内が入ります。
40代のための”失敗しない”転職エージェントの選び方
40代の転職成功率を高めるうえで、転職エージェント選びはとても重要です。
自身の状況にマッチした転職エージェントを見極めて、サポートを得ながら転職活動を効率よく進めるためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
複数の転職エージェントに登録する
大手とよばれる転職エージェントでも、40代向けとなると求人数がぐっと減ってしまいます。
また、転職エージェントによっても、
- 対応時間が異なる
- 担当アドバイザーの性格や資質が違う
上記のような差があります。
エージェントとの相性を見極めて厳選するという前提で、最初から3~4社ほどに登録しておくのがおすすめです。
担当アドバイザーとの相性が悪いと、話すだけでストレスになりますし、
どうにも自分の希望がうまく伝わっていない気がする…
このような状態では、利用する意味がありません。
複数の転職エージェントに登録しておくことで、
- より多くの求人情報を得ることができる
- 相性がよく、サポートが充実している担当者を見極めることができる
上記のようなメリットが得られます。
総合型と特化型のサービスを使い分ける
転職エージェントには、以下のような総合型と特化型のサービスが存在しています。
- 総合型:求人数も多く、幅広い業界・職種に対応している
(例)
リクルートエージェント、doda、パソナキャリア、マイナビエージェント、ワークポート - 特化型:業界や職種の分野を絞って、求人を深掘りしている
(例)
ハイクラスに特化⇒ビズリーチ、JACリクルートメント
IT業界に特化⇒マイナビIT AGENT
管理部門に特化⇒MS-Japan
外資系に特化⇒エンワールド、JACリクルートメント
看護師に特化⇒おすすめ7選はこちら
まずは求人数の多さや対応地域を考慮して、総合型の大手転職エージェントに登録しましょう。
ハイキャリア転職を目指すのであれば、スカウト型やヘッドハンターが在籍している転職エージェントもあります。
特定の業界や職種への転職をする場合は、特化型のエージェントへの登録も必要です。
たとえばIT業界であれば、Web系やシステムエンジニアなどの専門分野があり、それらの求人に特化した転職エージェントが存在しています。
転職したい業種や職種に合わせて、総合型と特化型のサービスを使い分けましょう。
両方に登録しておくことで、求人情報の量と質のバランスがよくなり、得られる情報の幅と深みが広がります。
40代におすすめの転職エージェントは?
国内には数多くの転職エージェントが存在していますので、
40代の自分はどこを選べばいいのだろう…
と悩んでいる人もいるでしょう。
そこで当サイトでは、40代の転職者だけに絞って、「利用してよかった転職エージェント」に関するアンケートを実施しています。
その口コミ評価にもとづいて、40代に支持されている転職エージェントをまとめると、以下のとおりです。
◆40代が支持するおすすめの転職エージェント
サービス名 | リクルートエージェント | ビズリーチ | dodaエージェント | マイナビエージェント | JACリクルートメント | パソナキャリア | ワークポート |
得票数 (割合) | 140票(35.0%) | 44票(11.0%) | 40票(10.0%) | 28票(7.0%) | 18票(4.5%) | 15票(3.8%) | 13票(3.3%) |
平均満足度 | 4.09点 | 4.23点 | 4.20点 | 4.25点 | 4.06点 | 4.13点 | 4.08点 |
公開求人数 | 369,438 | 108,686 | 231,204 | 68,498 | 11,882 | 33,583 | 89,382 |
非公開求人 | 228,726 | 非公開 | 38,483 | 18,937 | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
特徴 | 国内最大規模の求人数と圧倒的な支援実績 | 企業やヘッドハンターのスカウトが期待できる | 親身で手厚いサポートが得られる | 他社が手薄な優良中小企業を探せる | ハイクラス転職に特化。外資系企業の求人が豊富 | 女性向けの支援が充実。公共案件にも強い | 充実のサポートで初めての転職でも安心 |
公式ページ | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
担当者との相性などもありますので、登録後の面談を実施するなかで、実際にメインでお付き合いするエージェントを絞り込んでいきましょう。
最初の段階では、上記のなかから、3~4社ほどに登録しておくことをおすすめします。
なお、登録するにあたっては、40代ならではの注意点があります。
以下の記事で解説していますので、転職エージェントの活用についてより詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
【FAQ】40代の転職でよくある疑問・質問にお答えします
ここでは、40代の転職でよくある疑問・質問にお答えします。
ぜひ参考にしてください。
-
転職エージェントの担当者は、数多くの求職者と面談してきた、人を見抜く力に長けたプロです。
面談をするなかで、さまざまな要素をチェックしています。
優先的なサポートを得るためにも、以下の行為は絶対にやってはいけません。
- 経歴を偽る
- 面談に遅刻する
- 会社の名刺を渡す
- ネガティブな情報ばかり伝える
- 「とりあえず登録しただけ」という態度を見せる
転職エージェントとの面談は、転職を成功に導く重要なステップとなるので、必ず押さえておきましょう。
-
仕事・生活のなかでやってきたことを、的確に言語化して表現することで、企業側に「強み」として認識されるものは誰にでもあります。
以下の記事を参考にして、これまで自分がやってきたことを、スキルとして言語化してみましょう。
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40代の転職活動でみじめな思いをする人は、以下の理由で失敗しているパターンが多いです。
- 不採用続きで転職活動がうまくいかない
- 転職したことを後悔している
ただ、すべての方がみじめな転職活動をしているわけではなく、40代で転職を成功させている人もたくさんいます。
失敗を回避するためのポイントは、事前準備をしっかりおこなうこと。
「スタートラインで転職活動の成否が決まる」といっても過言ではありません。
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いまの日本は人手不足ですから、人材が枯渇している業界や職種を狙えば、40代でも転職できる仕事はたくさんあります。
例)建設業、介護業界、物流・運送、営業職、接客・販売 など
人手不足で採用されやすい仕事については、以下の記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
-
結論からいうと、40代の転職が厳しいのは本当です。
ただし、転職に成功している40代がたくさんいるのも事実。
40代の転職におけるノウハウをしっかり学べば、転職することはけっして不可能ではありません。
十分な準備をしたうえで、転職活動に挑みましょう。
転職エージェントとの面談でやってはいけないことは?
スキル・キャリアがない場合はどうすればいい?
40代で転職するとみじめになる?
40代でも採用されやすい仕事はある?
40代転職の現実が知りたい。本当に厳しいのですか?
まとめ:40代は転職エージェントの利用が不可欠!諦めずに対策を講じよう
今回は、40代が転職エージェントに断られる理由とその対処法をご紹介するとともに、40代の転職に欠かせない転職エージェントの利用メリットについてお話ししました。
40代という年齢を理由にして、転職エージェントから断られてしまう実例は多く、
年齢だけで断るなんて理不尽じゃないか…
とやるせない気持ちになることもあるでしょう。
しかし、落ち込む必要はありません。
40代で転職エージェントを最大限に活用して、転職を成功に導いた事例も数多くあるのです。
登録する前にしっかり対策を講じれば、40代でも転職エージェントを上手く活用することはできます。
ご紹介した転職エージェントに断られないためのポイントをしっかり押さえて、理想の転職を果たしてくださいね!
転職エージェントはどれがいい?
40代の転職者291人が回答した、「実際に使ってよかった」転職エージェントをご紹介します。
- おすすめの転職エージェントと利用者の口コミ評価
- 失敗しない転職エージェントの選び方
- 転職エージェントを120%活用する方法
上記についてわかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
1リクルートエージェント|圧倒的な求人数と支援実績。総合力はNo.1
- 国内最大規模の求人数を保有
大手企業から地方の中小企業まで、くまなく開拓できる高い営業力で業界1位を独走。もちろん40代向け求人の保有数もNo.1! - 日本全国を網羅した求人とサービス拠点
全国に16ヶ所の拠点を有し地方の転職にも強い。現地企業との調整も代行してもらえる。 - 圧倒的な転職実績に裏付けされる充実のサポート
これまでの転職支援実績は40万人以上。アドバイザーの提案力はもちろん、転職活動をトータルにサポートしてくれるサービスが充実。
2ビズリーチ|企業やヘッドハンターからのスカウトが期待できる
- 年収600万以上の優良案件が豊富
ハイクラス求人が豊富で、年収600万円以上の転職者における満足度は第1位。 - 自分のキャリアを直接アピールできる
同社には約4,600名のヘッドハンターが在籍。まるでプロ野球のフリーエージェントのように、企業の採用担当者やヘッドハンターにあなたの経歴をアピールできます。 - 内定確度の高いスカウトメールが届く
企業の採用担当者やヘッドハンターから本気度の高いオファーが届くので、待遇の交渉がしやすく内定確度も高い。
3doda|親身で手厚いサポートが得られる。地方の求人は大手No.1
- 求人数は業界最大級。幅広い業種・職種を網羅
全国各地の幅広い求人を網羅しており、地域を熟知した専任担当が求人紹介をしてくれるので、地方の転職にも強い。 - 丁寧なヒアリングと親身なアドバイスに定評がある
サービス品質へのこだわりが強く、利用者の声にもとづいた、親身できめ細かいサービスを受けられる。 - ひとつのアカウントで、転職サイトとエージェントを利用できる
転職サイトでの求人検索とキャリアアドバイザーの求人紹介を、ひとつのサイト上で確認できるので、煩わしさがなく便利。