中高年で未経験の転職は厳しい?その実情と成功させるための心得とは

中高年」って響きに、元気をなくしていませんか??

40歳を過ぎると、転職は厳しいよ…

このような漠然とした情報を信じて、自信をなくしてしまうのは、ちょっと勿体ないことです。

竹野内豊さんだって、石田ゆりこさんだって、ダウンタウンだって中高年。

今の中高年には、若くていきいきしている方も多いですよね。

さあ、あなたのセカンドゴングはここからです。未経験からでも、きっと上手くいきますよ。

今回は未経験で転職を目指す中高年の皆さまに、転職を成功させるための「5つの心得」を送りたいと思います。

この記事を参考にして、明るい中高年ライフをぜひ手にしてくださいね。

目次

「40歳を過ぎると転職は厳しい」は本当か?

結論からいうと、

40代の転職は若年層よりは難しいが、思ってるほどではない

というのが、筆者の感じているところです。

会社の先輩が厳しいと話していたり、ネットで見かける中高年の転職ブログでも、「40代の転職は厳しい」という論調がほとんどですよね。

しかしその厳しいという理由は、

  • 終身雇用が揺らぎなく、高度成長やベビーブームだった頃との比較
  • 若年層と比較して求人が少ないこと

たいていは上記のような話に終始していませんか。

そりゃ、若年層より求人が少ないのは、新卒採用を中心としている日本企業の考え方からすれば、確かにそうなのでしょう。

しかし企業によっては、中高年転職者の価値を再考して、積極採用を進めている企業も増えているのが実情なのです。

これから先はさらに、中高年の転職に対する見直しが、顕著になっていくと筆者は考えています。

慢性的な人材不足だったり、オリンピックなどのイベントが控えていることで、雇用が増えることも一つの要因です。

さらに直近では、「就職氷河期世代支援プログラム」という、中高年の正規雇用増加に向けた支援策を、政府が計画していることも明らかになっています。

首相、3年計画策定指示 就職氷河期世代を集中支援

安倍晋三首相は10日の経済財政諮問会議で、バブル崩壊後の「就職氷河期」に社会人となって非正規社員として働く30代半ば~40代半ばの人を対象に、就職支援を強化するよう関係閣僚に指示した。

今後3年間の「集中プログラム」を夏までにまとめ、数値目標も掲げる。中途採用を増やす企業への助成拡充などを民間議員が提言したのを受け「氷河期世代への対応は国の将来に関わる重要な課題だ」と応じた。

出典:産経新聞(2019.4.12)より

この計画は、35歳から45歳までの就職氷河期世代を対象として、正規雇用を3年間で30万人増やすことを目的としています。

政府によるこのような施策は、中高年労働者の価値を企業側が見直すきっかけにもなりますので、中高年の転職市場にも、大きな変化が訪れる可能性は十分にあるでしょう。

中高年で未経験職への転職を成功させる5つの心得

これからチャレンジするあなたに向けて、転職の心得を5つまとめました。順番に見ていきましょう。

経歴、実績に自信をもつ

中高年の求人が、若年層に比べて数が少ないのは確かなんですが、先ほども述べたとおり、最近は増えてきていますので、まずはご自身と向き合うことが大切です。

今までの職歴、経歴をふり返って、実績もあわせて整理してみて下さい。

紙に書きだすと、腹おちしやすいのでオススメです。職歴が少ない方なら、趣味や好きなこと、頑張ってきたことなどでもいいかもしれません。

そして客観的に、経歴や実績を眺めながら、

意外とよくやってるやん!

このように褒めてみて下さい。

実際気づいていないだけで、中高年はこれまでよく頑張ってきています。

まずは自信を思い出すことが1つ目の心得です。

謙虚さ、素直さ

ご存知のとおり、整理した実績や自信を振りかざして、転職活動をするのは逆効果ですよね。

未経験からチャレンジするのですから、新天地ではもちろん新人扱いです。自信は心の奥に忍ばせて、ぜひ、謙虚さと素直さを意識してみてください。

この「謙虚さ」と「素直さ」こそが、転職を成功させるもっとも重要なポイント。

謙虚に知識や技術を吸収して、素直な気持ちで取り組めば、知らず知らずのうちに周囲からの応援も増えて、働きやすい環境を手に入れられるはずです。

ムダなプライドはいらない

ムダなプライドはキレイさっぱり捨てましょう。

なかなか転職先が決まらないという場合は、以下のように、何かしらの理由があるかもしれません。

  • 失敗したくないので職探しの範囲を限定している
  • 年収を高望みしすぎている

転職に求めるものは人それぞれですが、いちどご自身を振り返ってみましょう。

転職に苦戦しているという方は、ちょっとチャレンジングな職種にも積極的に応募してみたり、当初の年収は希望に満たなくても、昇給が見込める求人なら応募することもオススメです。

未経験スタートは新人なのですから、チャレンジする覚悟を決めると、自然に行動と結果が変わっていきますよ。

期間を決めて短期勝負

いま話題になっているのが、中高年のひきこもりが増加している問題です。

おそらくですが、中高年のひきこもりが増えているのは、

  • 「中高年転職は厳しい」という妄想
  • 「ムダなプライド」が邪魔をしている

上記のような原因で行動しなかったり、転職活動の範囲を狭めているからでしょう。

妄想は忘れて、不要なプライドは捨てよう!

これが基本的な解決策ですが、あえて転職活動の期間を設定し、その期間だけ集中して行動してみることをオススメします。

例えば、自分の希望条件で1ヶ月で3社受けてみる。決まらなければ、翌月は条件を落とし、職種を広げて6社受けてみる。

こんな感じでまずは行動です。集中して活動して、疲れたら堂々と休む。これでいいと思うんです。

他人との差別化をはかろう

中高年に限らず、転職活動では商売と同じで、差別化がとても重要です

差別化といっても、立派なことじゃなくてもいいんです。

  • 人のサポートをすることが好きなので、長年〇〇をやってきた
  • お笑いが好きなので、〇〇と〇〇のネタは完璧に覚えてる

こんなことでも構いません。

筆者はこれまで上場企業を数社転職してきましたが、転職面接の最後では、いつも自分の好きなことの話をしています。

人柄だったり、考え方を伝えることができれば、それだけでも十分に差別化になりますよ。

企業側からしても、スキルや経歴はもちろん重要ですが、協力しあえる人柄や気持ちを持っていることも重要なんです。

一緒に働きたいと思ってもらえてるのなら、それだけで転職成功の道半ばまで到達した、そう言ってもいいくらいです。

転職支援サービスを活用しよう

転職では、自分ひとりで活動できる範囲には限界がありますので、さまざまな転職支援サービスを有効に活用しましょう。

プロのアドバイザーに相談することで、

  • 応募書類(履歴書・職務経歴書)の書き方のアドバイス
  • 面接対策のアドバイス
  • 求人探しのサポート

上記のような支援を受けることができます。

これまでの経歴を活かしたいのなら、転職エージェントがおすすめ

これまでの経歴を活かせる仕事を考えるのであれば、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントのサポートを受けることで、以下のようなメリットを得ることができます。

転職エージェントのメリット
  • 自身の強みを効果的に表現できるように、応募書類作成や面接対策のサポートを実施してくれる
  • プロの視点で自身のキャリアや市場価値を見極めて、最適な求人案件を紹介してもらえる
  • 転職サイトなどに出回っていない、40代向けの非公開求人を多く保有している
  • 応募企業との連絡や日程調整、入社時期や給与の交渉まで、エージェント担当者が間に入って行ってくれる

さまざまな企業とのパイプを持ち、転職市場の動向にも精通していますので、あなたにマッチした求人探しをサポートしてくれます。

転職エージェントは人材が採用されたときに、企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、求職者は無料で利用できますから、積極的に活用しましょう。

転職エージェントの選び方については、以下の記事で解説していますので、さらに詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

▼おすすめの転職エージェントはこちら▼

関連記事40代におすすめの転職エージェント6選|205人の口コミ評価でランキング

スキルや経験に不安があるのなら、公共の転職支援サービスを活用しよう

転職エージェントは無料で利用できるサービスですが、スキルや経歴が不足していると、

残念ながら、ご紹介できる案件がありません

このように断られてしまう場合があります。

スキルや経験に自信がない方は、公共機関が提供している転職サービスを利用するのがおすすめです。

エリアによっても内容は異なりますが、人材紹介会社に委託している場合もあり、転職エージェントのような充実したサポートを受けられます。

たとえば東京都であれば、都内での就業を希望している人に対して、以下のような転職支援サービスを実施しています。

東京都の転職支援サービス
  • 正社員就職応援プロジェクト
    早期に正社員就職できるように、企業での短期職務実習や就職活動ノウハウを短期集中で習得できるプログラムなどを提供(30~54歳が対象)
  • 女性しごと応援テラス
    ブランクがある方向けの「再就職はじめの一歩」コースや、事務職(事務・経理・人事・医療系)の専門スキルを学べるコースなどを提供(54歳以下の方が対象)
  • ミドルコーナー
    就職支援アドバイザーによるキャリアカウンセリング、都内の正社員求人案件の紹介、就職活動に役立つセミナーなどを毎日開催(30~54歳が対象)

公的な支援サービスですから、”東京都内での就業を希望している人”という要件を満たしていれば、すべて無料で利用できるのです

都内での就職を検討しているのであれば、ぜひこれらの支援サービスを活用しましょう。

各地のジョブカフェを利用しよう

公共の就職支援サービスは、もちろん東京都以外でも、各地のジョブカフェしごとセンターで実施されています。

ジョブカフェは都道府県が主体的に設置する、若者の就職支援をワンストップで行う施設です。

厚生労働省でも、都道府県の要望に応じてジョブカフェにハローワークを併設し、職業紹介等を行うなど、都道府県と連携しながら支援に取り組んでいます。

参照:厚生労働省「ジョブカフェにおける支援」

「若者の就職支援」とありますが、政府の就職氷河期世代に対する支援策と相まって、40代の転職相談をカバーしている場合がほとんどです

各都道府県のリンク先を以下にご用意していますので、最寄りのセンターにおいて、どのような支援サービスが用意されているかを確認してみましょう。

▼各都道府県の情報をネットで調べる▼

地域若者サポートステーションを活用する

今は仕事をしていないという方であれば、厚生労働省委託の支援機関で、地域若者サポートステーション(通称サポステ)というサービスを活用できます。

地域若者サポートステーション(通称サポステ)は、 働くことに踏み出したい15歳~49歳までの現在、お仕事をされていない方や就学中でない方たちとじっくりと向き合い、 本人やご家族の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引き出し、 「職場定着するまで」を全面的にバックアップする厚生労働省委託の支援機関です。

引用:サポステ公式サイト

サポステは、各都道府県ごとに複数個所設置されているケースが多いので、最寄りの拠点がどこにあるのか一度チェックしてみましょう。

まとめ:中高年で未経験の転職も悲観する必要なし!

今回は、中高年の転職における実情と、未経験で転職する5つの心得についてお話ししました。

お伝えしたいことは、中高年で未経験の転職をする場合でも、ムダに悲観する必要はないということです。

できることに集中して、行動するのみ!

これが中高年で未経験への転職を成功させる、最後の心得です。

チャレンジ精神が持てるのは、まだまだパワーがある証拠でしょう。

中高年で活躍する、あの俳優や女優さんにも負けない、いきいきとした、素敵な中高年ライフを送ろうではないですか!

▼こちらも合わせてどうぞ▼

当サイト(セカンドゴング)では、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、

  • 実際に40代で転職を経験した人
  • 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人

上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。

当サイトの概要と執筆メンバーの一覧はこちら

転職活動のすべてのステップについて、以下の記事でわかりやすくまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

▼40代転職の完全ガイドはこちら▼

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

40代男性、大阪府在住。フリーライター。大手人材系企業での経験と、自身の転職経験から、真実だけを、ゆるくあたたかくお届けします。

目次
閉じる