ご縁あって転職先が決まったら、

新しい会社で、どんな生活が始まるのかな?

新しい上司や同僚たちと、うまくやっていけるのだろうか…
このような不安と期待の気持ちでいっぱいですよね。
40代で転職したのなら、丁寧な入社フォローが用意されているわけではありませんので、自分であれこれ確認しながら慣れていく必要があります。
しかし、いざ現場に入ってみると、思った以上に周囲が冷たくて、緊張と不安に包まれるケースがあるかもしれません。
とくにあなたが女性で、転職先が女性の多い職場なら、
女性同士のコミュニケーションをどうするか?
上記については、最大限の慎重さとケアが必要となります。
女性社員の多い職場においては、
- 新参者へのマウンティング
- 強烈キャラの登場
といった、難しい局面に遭遇することもあるものです。
女性メインの職場では、男性コミュニティと似て非なる、コミュニケーション上の難しさがあります。
その事実をケアすることなく、新たな環境で良い仕事をすることは、非常に難しいことでしょう。
この記事では、これまでにさまざまな職場を経験してきた筆者が、入社3ヶ月以内にやっておきたい事項についてまとめました。
最後までお読みいただければ、職場の難しい女性への対応のコツが掴めるかもしれません。
あなたが一日も早く新たな環境に適応し、本来の力を発揮できるように、ぜひ参考にしてみてください。
前向きな姿勢でまずやってみる、質問をする

転職してきたあなたが、職場でまず求められることは、自分から進んでいく積極的な姿勢です。
積極的にあなたから、声をかける勇気を持ってください。
- 毎日あいさつする
- 依頼された仕事があったらどんな内容でもすぐやる
- 仕事のなかで、あえて質問をしてみる
任された仕事のなかで、あえて質問をしてみましょう。
積極的に質問をすることで、相手の考えを知ることができ、あなたの考え方を相手に伝えることもできるのです。
最初はプロセス重視で、周囲との相互理解を深めていきましょう。
自分の強みを見せる
周囲に自分の存在を気づいてもらうには、「自分の力を見せること」以外にありません。
- 言語が得意
- 技術力や開発力がある
- コミュニケーション力が高い
このような他人から分かりやすい得意分野があれば、アピールはしやすいでしょう。
わかりにくい強みは自ら発信していく
あなたの強みとなる個性ならば、
- 我慢強い性格である
- 人の話をよく聞くことができる
- まとめる能力が高い
上記のように、一見わかりにくいことでも構いません。
あなたにとって、これが自慢、得意、好きだというものを、どんどん発信していきましょう。
- ボランティアをしています
- 芝居をしています
- マンガを描いて売っています
こういったプライベートなことでも大丈夫。
あなたの特徴を知ることで、周囲があなたという人を認識して、受け入れてくれるようになるのです。
強みを見せることは、自己防衛策にもなる
あなたの強みを周囲に知ってもらうことは、あなたの自己防衛策にもなります。
現場のすべての人が、転職者であるあなたを歓迎してくれるということは、あまり期待できません。
人によってはあなたに関心がなかったり、あからさまに嫌悪感を抱かれたりすることもあるのです。
そして、あなたにマイナスの印象を持つ人は、いずれあなたに攻撃を仕掛けてくるかもしれません。
こういった新参者への攻撃に対しては、
相手よりも優れているものを持っていると、相手に示せていること
上記がとても重要なのです。
攻撃してくる相手に対して、

この人は自分よりも優れたものを持っている
という気持ちを抱かすことができれば、あなたへの攻撃意欲を減退させることができるでしょう。
そして相手は他のターゲットを探しにいくはずなので、そこまでは踏ん張りどころです。
筆者の経験上では、こういった他者への攻撃傾向は、男性よりも女性が多い職場でよく見受けられました。
あなたが持っているスキルをすべて出し切るつもりで、切り抜けてください。
もちろんゴマすりもお忘れなく!
できるだけたくさんの人と話して、人間関係を構築する

入社1ヶ月以内に、できるだけたくさんの人と話す機会を持ちましょう。
もしあなたが新たな会社で、部下のいる役職者として入社するならば、部下となる社員全員との「1on1」を必ず実施してください。
- 部下がどんな仕事をしているのか?
- 抱えている課題は何か?
このようなことは、上司として知っておくべき事項です。
筆者の職場での話ですが、役職者で入社してきたにもかかわらず、部下や同じ部署のメンバーとのコミュニケーションを、まったく取らない女性がいました。
部下とのコミュニケーションを通じて、部隊の状況を把握しようとしなかったのです。
結局その人は、部下からの批判が社内中に広まってしまって、長くせずその職場から去ることになってしまいました。
役職者として入社する場合は、積極的に部下と対話する機会を持ちましょう。
「ここが変だ」と思ったところをメモしておき、改善提案につなげる
新しい職場で社員と打ち解けてきたら、以下のような質問を受けることがあります。

前の会社といまの会社って、どう違う?

ウチの会社で変だと思ったところがあったら教えてね。中にいるとなかなか気づかないから
このような、ありがたいお言葉をかけてもらったら、ぜひ相手にお土産を持たせるようにしましょう。
質問をしてくれた社員は、転職者が感じた他社との違いを探していて、もらった意見を自社の改善に繋げようと考えているのです。
その前向きな思いに真摯に応えられるように、
- 前にいた会社と違うと感じる点
- 改善できそうだと感じる点
上記のようなことは、気がついたときにメモをしておき、いつでも提案できるように準備しておきましょう。
改善提案までできるようになれば、あなたのなかには、

私はもうこの会社の一員だし…
という気持ちが、備わってきているはずです。
まとめ:新しい職場に溶け込むには、入社3ヶ月以内の行動が大事!
今回は、女性であるあなたが、新しい職場に適応して本来の力を発揮するために、入社3ヶ月以内にやっておきたい4つのコツをご紹介しました。
- 前向きな姿勢でまずやってみる、質問をする
- 自分の強みを見せる
- できるだけたくさんの人と話して、人間関係を構築する
- 「ここが変だよ」と思ったところをメモしておき、改善提案につなげる
ご紹介した4つのコツを実践して、新たな職場にすばやく溶け込んで、実力を思う存分発揮されることを願っております。
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