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40代で動物に関わる仕事を目指すあなたへ!転職しやすい職種とは?

動物が大好きなので、猫や犬にかかわる職種に興味がある

ペットブームも重なって、このような思いを持つ方も増えています。

とくに40代であれば、子どもが自立しつつある今だからこそ、お金では買えない仕事をしてみたいという方も少なくないでしょう。

求人には未経験可と記載してあるけど、

動物看護やトリマーの知識がなくても大丈夫なの?

このように感じている方もいるかもしれませんね。

はたして、専門学校を卒業して資格がなければ、動物に関わる仕事は無理なのでしょうか?

今回の記事では、40代で動物に関わる仕事への転職を考える方に向けて、

  • 動物に関わる仕事の種類について
  • 動物に関わる仕事の現状
  • 転職を成功させるために考えておきたいこと

このようなことについて詳しく解説します。

動物に関わるおもな仕事の種類

「動物に携わる仕事ってなに?」と質問すると、「獣医師」と考える方は少なくありません。

動物であっても「命」を扱う仕事のため、国家資格や専門知識が必要なイメージですが、未経験や無資格でも働ける職種は存在しています。

動物看護師・受付

動物看護師の働き場所はもちろん動物病院です。

メインの業務は獣医師の補佐役で、人間で言えば医師と看護師といった感じでしょう。

他に飼い主さんとの対応、入院中の世話、院内の清掃、動物病院によってはトリミングといった業務があります。

受付専門業務もあり、会計やフードの販売がメインの動物病院も。

動物看護師は国家資格ではないため、無資格でも勤務可能なお仕事です。

アルバイト、パート、正社員と働き方も選べるため人気があります。

40代の場合は年齢が気になりますが、求人募集をしている動物病院では、

柔軟性があり、明るい人

上記のような人であれば、未経験者でも採用される可能性があります。

動物にかかわる仕事として、真っ先に考えるのが動物病院ですが、自宅から近い距離であれば、迷わず応募してみる価値がありそうです。

アニマルテラピスト

動物を通じて、高齢者や心身障害者に癒しを与える仕事です。

動物による人間のための福祉ですので、活動場所は病院や施設、児童養護施設など。

扱う動物は犬、猫がメインですが、場所に応じて馬やイルカなども用います。

基本的に民間資格になりますので、学歴や経験は必要ありません。

ですが、自分のキャリアを考え始める40代にとって、年齢相応のスキルは大切です。

  • 福祉の仕事をしていた人
  • 介護職の経験がある社会福祉士
  • 心理カウンセラーの資格を取得している人

このような方が、転職先として考えるケースが多くなっています。

動物園飼育係

動物園の飼育係の仕事は、エサの用意、健康の把握、院内の清掃などがあります。

働く場所は動物園やサファリパークが一般的ですが、「さる園」「しか園」「リス園」といったマイナーな場所も…

担当する動物に苦手意識があると、「きつい!」と感じるかもしれませんし、季節的にも冬は寒くて過酷です。

未経験の方は、アルバイト・パートで採用されるが場合が多く、自動車免許を取得している方や、土・日勤務ができる方に向いています。

動物園の運営は、公営と民間企業に分かれています。

公営の動物園で飼育係になるためには、公務員の試験に合格して、大学で獣医学、家畜、動物生体などを、専門的に学ぶ必要があります。

また、受験資格に年齢制限が設けられていますので、注意が必要です。

民間企業の動物園の場合なら、学歴や資格・年齢を必須要件としていない企業も存在しますので、40代の方にも十分にチャンスはあります。

  • 年齢に負けない体力に自信がある人
  • お客さんを呼び込むために、新しい企画を考えるのが好きな人
  • 変化を好みチャレンジ精神のある人

このような方であれば、動物園飼育係に向いています。

中途採用で複数名募集されるケースもありますので、諦めずに根気強くチャンスを待ちましょう。

トリマー

犬や猫のトリミングをする仕事ですので、人間でいえば美容師にあたる仕事です。

働く場所は、ペットサロンやペットホテルなど。

ブラッシング、シャンプー、ドライヤー、カットのほかに、オプションで爪切りや耳掃除を行います。

暴れやすい子は扱いが大変な場合も…

スタイリングも含まれるので、美的センスのある方が求められています。

トリマーは民間資格になりますが、

  • カットの技術
  • 飼育法の知識
  • 病気に関する知識

上記のようなスキル・知識が必要です。

40代でスクールに通って資格取得後に、独立をして成功した方もいます。

特殊なスキルが身につく職種ですので、年齢は関係なく、40代からのチャレンジでも遅くはありません。

動物保護団体

殺処分予定の犬や猫を、引きとって保護をしています。

室内の清掃、洗濯、えさやり、爪切り、犬の散歩、お世話がメインの業務です。

新しい飼い主への引き渡し、譲度会への参加も含まれます。

学歴、年齢、経験は問わず、募集している団体がありますが、保健所までの引きとり業務もあるため、普通自動車免許を取得している方は歓迎されるでしょう。

保護された動物のなかには、心のシャッターを閉じている場合も多く、すでに病気の犬や猫もいます。

正社員、アルバイトといった働き方も自由ですが、基本的に動物を保護する活動に賛同できる方に限られます。

ペットショップ

血統証つきの犬や猫の販売をメインにしています。

飼育のアドバイス、動物の世話、ゲージ内の消毒、店内の清掃、お店によってはトリミングも行っています。

働き方も正社員からパート、アルバイトまで選択可能です。

土・日・祝日出勤がメインとなるので、子育て世代の20代よりも、40代を積極的に採用しています。

ペットショップでは、「生体販売」「生体管理」「商品管理」を、働きながら覚えることが可能です。

動物の育て方や、飼いやすさを質問されるケースが多く、接客業務がメインになります。

採用者側は若い世代よりも、お客様に安心感を与えられる、社会経験豊富な40代を求めていることが多いです。

動物に関わる仕事の現状とは

動物が好きだけでは無理な仕事だよ

よくこのように言われますが、どの仕事であっても、やりがいや苦労する面はあります。

お金以上に得られるものがある

40代で動物に関わる仕事を考える方であれば、

  • お金に変えられないものがある
  • 好きなことを仕事にしたい
  • 小さい頃からの夢だった

このような思いを持たれている方が少なくありません。

日本では犬や猫を飼っている割合も、3世帯に1世帯とペットブームです。

自宅でペットを飼育し始めて、「動物と関わる仕事」を意識しだす40代の方が増えています。

動物と過ごすことでストレスが減少する、笑顔が増えたと実感している方も多いのです。

家庭もありながらの転職は大変ですが、給料以上に得るものがあるからこそ、動物に関わる仕事を考えている方が増えています。

体力的な問題、臭いについて

若い頃は気にならなかった体力も、40代ともなれば、疲れやすく気力の衰えが気になるもの。

動物の世話が中心となるため、立ち仕事がメインとなりますが、アスリートのような体力を必要とする仕事ではありません。

犬の散歩程度の運動が毎日できる方であれば、定年まで働くことが可能です。

パートやアルバイトといった働き方も選べるため、上手に自分の体と向きあいましょう。

ただ、避けて通れないのは動物の臭いです。

とくに「マーキング臭」は異臭を放ち、服につくとなかなか取れません。

加齢臭なのか動物臭なのか、分からなくなることも…

家族に迷惑がかかないように気をつけてくださいね。

癒す効果と「死」と向き合う辛さ

動物に囲まれた仕事は、心の疲れやストレスを癒すと言われており、他の仕事とは違って、ストレスがたまりにくいと言われています。

  • 会話ができない分、気持ちを読み取る能力がついた
  • 動物の飼育に詳しくなる
  • 自分のペットの手入れに役立つ

上記のような面で、「やりがい」を感じている方も多いのです。

逆に、動物ですから死ぬこともあるため、精神的につらい場面もあります。

生命の尊さを理解していることも大切ですが、「死」を乗り越えられる方でなければ、動物に関わる仕事は難しいでしょう。

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動物に関わる仕事への転職を成功させるには?

40代であっても、動物に関わる仕事への転職を成功させるために、考えておきたいポイントをお話しします。

「土日祝」の出勤が可能かどうか

基本的に週休二日ですが、平日休み、もしくはシフト制になっている業種と考えておきましょう。

動物を扱う仕事で採用されやすくなるポイントは、「土・日・祝日」に出勤が可能かどうかです。

土日はゆっくり休みたい…

このような考えの方であれば、動物に関わる仕事はおすすめできません。

動物に関わる仕事に就きたい理由は明確か?

いちばん大切なことは、

なぜ動物に関わる仕事に就きたいのか?

この点を、ちゃんと説明できるかにつきます。

たとえ「動物が好き」だったとしても、猫や犬の体調により嘔吐や下痢、怪我をする時もあります。

時には、自分が怪我をすることもあるかもしれません。

自分の腕に傷がつくのは困る

このような考えであれば、採用されても長くは続かないでしょう。

血や体液を見ることもある

避妊・去勢出術や怪我の治療などを、飼い主の目の前でおこなう動物病院もあります。

犬や猫を飼育している方であれば、自分に合っているかどうかを確認するために、事前に見学をする方法もあります。

体液や血液を見るのは苦手…

このような方であれば、動物に関わる仕事は向いていないのかもしれません。

まとめ:動物の命を扱う仕事であることを忘れないで!

今回は40代で動物に関わる仕事への転職を考える方に向けて、動物に関わる仕事の種類や仕事の現状、転職を成功させるために考えておきたいことなどをお話ししました。

動物が好きだから
賃貸住まいで犬や猫が飼育できないから

このような理由であるのなら、転職活動をしても採用は厳しいものとなるでしょう。

働きながらスキルや知識を身につけることは可能ですが、「命」を扱っている仕事であるということだけは、けっして忘れないでください。

転職したいと感じたら、家庭のことや費用面を考えながら、スクールに通ったり、基本的な知識を身につけてから行動に移しましょう。

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この記事を書いた人
amiyumi
30代女性、新潟県在住。3年間大手電器メーカーに就職。その後は13年間、調剤薬局事務に従事。退職後は地元の美容室でアシスタント兼エステを担当しつつ新聞記者の取材をうけてライターに目覚める。現在は「こしひかり田んぼ」に囲まれた田舎で生活中。大の猫好きで猫のための何かを模索しています。

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