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会社に行きたくない40代は要注意。解決する9つの対処法とは?

40代の「会社に行きたくない」は危険信号!9つの対処法で解決しよう
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会社員として働き続けているけど、

もう会社には行きたくない…

このような悩みを抱えている人もいるでしょう。

そうはいっても、家族を養わなければならないので、

たとえ這ってでも、仕事に行くしかない…

こんなつらい思いで、我慢を続けている方もいるかもしれませんね。

しかし、社会人経験も積んできた40代のあなたが悩んでいるくらいですから、

精神論だけで乗り切れるものではない

というケースもあります。

憂うつの種を見過ごした結果、思わぬ形で人生の危機が訪れる結果になるかもしれません。

事態が深刻化する前に、まずは「会社に行きたくない」理由を見つけましょう。

そして、その原因と向き合って、解決するための対処法を実践するべきです。

この記事では、「会社に行きたくない」と感じている40代の方に向けて、仕事をしたくない原因や具体的な解決策について解説しています。

ぜひ最後までご覧いただいて、あなたの悩みを解決するヒントにしてください。

目次
この記事の執筆者
Santiago

Santiago

40代男性、神奈川県在住。運送業界で管理職として奮闘するも、家族との時間を大切にしたいと40歳で転職。本業+副業でワークライフバランスを実現しました。仕事や働き方に関する悩みについて、役立つ情報や考え方をお届けします。

40代が「仕事をしたくない」と感じてしまう原因とは

会社に行くことを考えると、

もう仕事をしたくない…

このように感じてしまう理由は、どのようなものがあるでしょうか?

ここでは、40代に見られるおもな原因をいくつかご紹介します。

ご自身に該当する項目があるか、確かめてみてください。

職場の人間関係に悩んでいる

職場の人間関係は、利害による関係性がベースとなっているので、

プライベートよりも問題が複雑化しやすい

という特徴があります。

お互いの距離が近すぎても面倒ですし、孤立してしまうと、スムーズに働くことができません。

コミュニケーションを取るのが苦手だ…

という方であれば、職場の人間関係は大きなストレス源になりがちです。

上司や同僚と参加するレクリエーションや飲み会など、

社内イベントがイヤすぎる…

このような方も多いでしょう。

ましてや、パワハラなどの嫌がらせを受けている場合は、会社に行くことを苦痛に感じてしまうのは当然のことです。

給料が上がらない

昇給がほとんど見込めず、

上がっても年間で数百円程度だよ…

上記のように給料が頭打ちになってしまうと、仕事へのモチベーションは下がります

お金がすべてではないとはいえ、

給料明細を見るたびに、ため息が出てしまう…

このような状態では、不満が膨らむばかりです。

収入を増やすために「副業を始める」という手段もありますが、長時間労働が常態化しているブラックな職場では、なかなか実現させることは困難でしょう。

副業ありきで転職をしてみた体験はこちら

昇格できない(評価されない)

仕事での昇格を目指している方にとって、

昇進のポストが埋まってしまっている…

このような状況は、なかなか耐えがたいものでしょう。

上にいくほどポストは限られていますから、

誰しもが役職に就けるわけではない

ということは理解はしていても、モチベーションを維持できません。

いっそ転職したほうがいいのかな…

このような思いに頭を悩ませて、いまの仕事に嫌気がさしてしまうのです。

また、ポストの問題というよりも、

  • 頑張っているのに評価されない

ということが、モチベーションが低下する原因になっている場合もあります。

会社に必要とされていない(仕事ができない)

若い頃は会社に必要とされて、意気揚々と働いていたのに、

最近は補佐的な業務や雑用しか回ってこないんだけど…

このような状況となれば、仕事をしたくないと感じるのもやむを得ません。

反対に、

年齢なりの仕事がこなせない…

というケースもあるでしょう。

周囲や後輩からもプレッシャーをかけられて、やがて会社に行きたくない気持ちに発展するのです。

また、以下のようなケースも…

  • 若手と自分では、上司の態度がちがう
  • キャリアアップ研修などに、参加させてもらえない
  • 社内で意見を挙げても、検討してもらえない

職場のなかで、

会社にとって価値のない人だ…

と思われてしまえば、周りから雑に扱われるようになります。

そうなる原因はさまざまですが、いずれにせよモチベーションを保つことは難しいでしょう。

仕事に飽きた

40代ともなれば、仕事を安定してこなせる一方で、

同じことの繰り返しばかりで、仕事に飽きてしまった…

このように感じている方もいるはずです。

仕事に飽きると達成感を感じられることが減り、充実した気分を味わうことができません。

このままここで働き続けてよいのだろうか?

という疑問を持ちはじめて、やがて会社へ行く足取りが重くなってしまうのです。

周囲に転職の好事例がある

モヤモヤと気持ちを抱えるなかで、

アイツは転職してうまくいってるらしいよ

こんなふうに、転職して幸せになった事例を聞かされると、モチベーション維持は困難になってしまいます。

  • 自分も後に続きたい気持ち
  • 責任を果たさなければならないという気持ち

上記のような葛藤に悩まされることになるのです。

「会社に行きたくない」は、危険信号の場合がある

会社に行きたくないと感じてしまう理由には、以下の2パターンがあります。

  1. 仕事をちょっとサボりたい気分である
  2. 毎日、会社に行くことに苦痛や限界を感じている

前者の場合であれば、それほど心配する必要はありませが、もし後者のパターンであれば、問題は深刻なものかもしれません。

内面からの「危険信号」だと受け止めるべきです。

40代だからこそ、危険サインに目を向けるべき

40代ともなれば、仕事上の経験は十分であり、たいていの悩みならば、誰かに相談しなくても自力で解決できるでしょう。

しかし、それでも、

会社に行きたくない…

このように感じている40代は少なくありません。

職位や既婚・未婚で差はあるにせよ、40代は社会的な責任がより重くなる世代です。

その責任を果たすために、苦痛を感じながらも無理をし続けていると、思いもよらない大きな危機を招いてしまう場合があります。

精神的な苦痛が体調不良やうつ病の原因になることも

精神的な苦痛を感じていると、やがて身体に異変が起き始めます。

  • 何となくからだが重い…
  • 仕事のことを考えると夜が眠れない
  • 食欲がなくなってきた

このような状態は、強いストレスを感じているサインです。

週明けが近づいてくると憂うつになってしまう…

上記のような、いわゆる「サザエさん症候群」の人も同じく注意しなければなりません。

サザエさん症候群(サザエさんしょうこうぐん)とは、日曜日の夕方から深夜、「翌日(月曜日)からまた通学や仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になること。日本における俗称である(テレビアニメ『サザエさん』は日本国内の多くの地域で日曜日夕方に放映される)

世界的にはBlue Monday(ブルーマンデー、「憂鬱な月曜日」)と言われ、休日明けの物憂い月曜日として広く認識されている。

出典:Wikipedia

また、ストレスが招く最大のリスクが、うつ病(気分感情障害)です。

厚生労働省の調査によれば、うつ病に悩む患者数は2002年には68.5万人でしたが、2017年には124.6万人に増加したことが分かっています。

◆うつ病(気分感情障害)の総患者数の推移

調査年総患者数
2017年124.6万人
2014年108.7万人
2011年92.9万人
(宮城県一部・福島県を除く)
2008年101.2万人
2005年89.6万人
2002年68.5万人
出典:厚生労働省資料

うつ病などの精神疾患は、風邪や怪我と違って、

どこからが病気になるの?

という判断が難しいことが特徴です。

▼うつ病のおもな症状▼

うつ病の精神症状
うつ病の身体症状
出典:うつ病ABC|すまいるナビゲーターうつ病

自分はストレス耐性があるから大丈夫!

このように自負している人が、ある日突然に発症するケースも少なくありません。

うつ病に一度なってしまうと、短期間での完治は難しいでしょう。

一時的とはいえ、社会から離脱せざるを得ないので、精神的・経済的にきびしい状況となります。

心機一転で転職しても、慣れない環境で症状が再発しないとも限りません。

休職 → 退職 → 転職 → 休職 → 退職

このようなサイクルを繰り返す人も多いのです。

「自分は大丈夫」と安易に考えずに、危険信号を受け止めて、早めに対処をしなければなりません。

働く環境や仕事観は年齢と共に変化するもの

一般的に、働く環境や仕事観は、年齢とともに変化するといわれます。

20代の働く環境や仕事観
  • 社会で自立して、自分の価値観を少しずつ形成していく段階
  • 仕事ではインプットが中心であり、経験のすべてが仕事の糧となる
  • 「お金や自分のため」という意識で働いている人も多い
30代の働く環境や仕事観
  • 仕事の価値観や信念が明確になってくる
  • 後輩や部下ができることで、アウトプットの機会が多くなる
  • 仕事人としての成長が著しく、働くことに迷いがない

しかし40代になると、積み上げてきた経験が武器となる一方で、自分の信念が試される場面も多くなります

  • 若手のバイタリティに圧倒されてしまう
  • 効率化される業務に追い付けなくなる

上記のような環境の変化に対して、ネガティブな思考が顔を出しはじめるのです。

会社の看板や役職といった価値観は別として、

いったい自分とは何者なのだろうか…

こういった自問自答を繰り返すうちに、深みにはまっていく人は少なくありません。

このように考えると、

40代は社会人として悩みに直面しがちな頃合いである

上記のようなことがいえるのではないでしょうか。

会社や仕事のことに悩んでいる今だからこそ、働く意義や目的を見直すよいタイミングなのかもしれません。

ネガティブな感情は内面(心身)からの危険信号であると同時に、

人生や将来から警鐘である

このように捉えるべきです。

会社に行きたくない40代が取るべき対処法は?

いくら会社に行きたくないからといって、無断欠勤や即日退職をするのはもちろんNGです。

会社からの信用を失うだけでなく、家族まで不安な気持ちとなってしまいます。

「会社に行きたくない」の問題解決を図るために、ご紹介する対処法を実践してみましょう。

不満を書き出してみる

不満をピックアップすることは、問題解決の最初の一歩です。

会社に行きたくない…

このようなモヤモヤとした気持ちの根幹には、必ず何かしらの原因があります

現状の不満をピックアップして紙に書きだしてみると、会社に行きたくない原因を明確にすることができるでしょう。

上記などの原因を書き出してみて、自分の気持ちに素直になることで、解決の糸口が見つかるはずです。

ストレス発散の方法を確立する

仕事に取り組むうえで、

言いたいことを言える関係です

というのが理想でしょう。

しかし、職場の人間、まして相手が上司となれば、なかなか難しいもの。

どうしたってストレスが溜まる環境なのであれば、

ストレスを発散する方法を確立しておく

ということが重要です。

ストレス発散方法の例
  • グチや文句を聞いてくれる相手を見つける
    聞き上手な話し相手が見つかれば、ストレスは大幅に軽減されます
  • スイーツやコーヒータイムを作る
    チョコやドーナツなどの甘味は、「β-エンドルフィン」というホルモンを脳内に分泌して、心身をリラックスさせる効果があります
  • 休憩時間にお気に入り音楽を聴く
    ひと休みできる時間にイヤホンでお気に入り音楽を聴くことも、よい気分転換となるのでおすすめです
  • 没頭できる趣味やスポーツを始める
    趣味に没頭して気分転換したり、スポーツで爽快感を得ることで、ストレス発散効果が得られます

以下の記事などを参考にして、自分なりのストレス発散方法を見つけましょう。

生活スタイルを見直す

仕事を含めて、生活スタイルをシンプルに見直すことで、問題が解決できるケースもあります。

外食やブランド服の購入など、

現状よりもムダな出費を減らす

ということを意識してみてください。

無駄使いを減らせば、少ない収入でもやりくりができるはずです。

残業や休日出勤などを必死にしなくても、豊かに暮らすことは十分に可能でしょう。

仕事のストレスも格段に減るので、現状よりも気持ちに余裕が持てるようになりますよ。

会社を休む

精神的な回復を図るため、思い切って会社を休んでみましょう。

自分を見つめ直す時間を確保する

という意味でも、きわめて有効な方法です。

真面目な性格の人ほど、

会社を休むなんて仕事放棄なのでは?

このように考えがちですが、リアルに体調を崩してから長期離脱をするよりも、会社へのダメージは小さくて済みます。

組織に属していると、人間関係など煩わしい点も多いですが、

  • 周囲からフォローしてもらえる

という点は大きなメリットです。

休暇理由はあまり深刻に考えず、ありきたりの「体調不良」でかまいません。

休暇が取れる日数は、会社によって違うかもしれませんが、可能であれば1~3日ほど休んでみましょう。

将来のことをじっくり考える時間を取ってみてください。

やりたいことリストを作成する

無気力を解消するために、やりたいことリスト(バケットリスト)を作成して、一つずつ実現していきましょう。

達成感や成功体験が自信をもたらし、精神の安定にも繋がります。

やりたいことリストの作成手順は、以下のとおりです。

バケットリストの作成手順
  1. 手帳とペンを用意する
  2. 大小のやりたいことを書き出す
  3. それぞれの項目に期間を設定する

内容は、仕事でもプライベートでもかまいません。

やりたいことを達成したら、線を引いて消し込みしていきましょう。

リストを作成する際の重要なポイントは、「~できた」「~なった」といったように、すべて過去形で書き出すことです。

悪い例

平日に1時間、読書する時間を確保する

良い例

平日に1時間、読書する時間を確保できた

リストを見直すうちに、過去形の内容が潜在意識に働くので、実現しやすい心理状態になってきます。

少しずつでも毎日を充実させることで、徐々に仕事への意欲が湧いてくるはずです。

家族や会社の同僚などに相談する

誰かに相談する際は、以下の2パターンあります。

  1. 家族に相談する
  2. 会社の同僚や近いポストの人に相談する

家族に相談する

家族への相談は、客観的なアドバイスがもらえることがメリットです。

弱音が吐ける関係性あってのことですが、打ち明けることで気持ちも軽くなるでしょう。

会社の同僚などに相談する

会社の同僚などに相談することも、ひとつの方法です。

もしかしたら、同僚も同じ悩みを抱えていて、適切な解決策を持っているかもしれません。

部下と会社との“板挟み”に悩んでいまして…

このような役職ならではの悩みであれば、近いポストの人間に相談することで、解決できる可能性があります。

悩みを理解してもらえそうな、信頼できる人にアドバイスをもらって、問題を解決するための材料として活用しましょう。

ただし注意点として、

  • 自分の考えを持ったうえで相談する
  • 相手の意見を反発せずに聞く

上記のような姿勢で相談することが絶対条件です。

異動を申し出る

会社に行きたくない原因が、

  • 仕事内容に飽きた
  • 職場に刺激がない
  • 責任が重すぎる(役職の場合)

上記などの理由であれば、異動を申し出てみるのもひとつの方法です。

環境を変えることで、モチベーションアップを図ることができます

人間関係や仕事内容を一新できますし、新たな知識やスキルも身につくため、充実した日々が送れるはずです。

もし異動が難しいという場合は、

同じ部署内で違う仕事を担当させてもらえないでしょうか?

このような相談をしてみましょう。

転職して環境を変える方法もある

会社に行きたくない原因として、

  • 現状の業種が自分に合っていないことが分かった
  • 現実逃避ではなく、新たにやりたい仕事が見つかった

上記のような場合は、働く環境を変えること、つまり転職を検討する段階なのかもしれません。

イヤイヤ働くことは大きなストレスであり、人生の損失ともいえます。

住む場所や働く会社を変えることで、精神的に開放されてリラックスできますし、仕事に対する向き合い方が変わるかもしれません。

人生における仕事の位置づけは自分で選べます

働き方も多様化している昨今では、仕事より生活中心のキャリアプランを考えることも、珍しいことではありません。

ライフワークバランス」という言葉が一般的になったように、

人生のなかで仕事をどの位置に置くのか?

ということを、自分で選べる時代です。

じつは筆者自身も、ブラック企業に勤めて疲弊していた時期があり、

家族との生活をもっと大切にしたい!

このような思いが強くなって、40代で転職を経験しました。

もしいまの仕事に満足感がないのなら、筆者が実践したような「副業ありきの転職」を検討してみてはどうでしょうか?

転職をすることで、

  • 仕事と生活の比重を変えられる
  • 副業でやりがいを追求できる

このような「新しい価値観」を手に入れることができますよ。

40代で転職するのは厳しいのか?

40代の転職市場は、実際にはどのような状況にあるでしょうか?

政府の調査による転職者数の推移をまとめると、以下のようになります。

◆35歳~54歳の転職者数

35~44歳45~54歳合計
2022年56万人54万人110万人
2021年55万人52万人107万人
2020年60万人60万人120万人
2019年66万人57万人123万人
2018年65万人56万人121万人
総務省統計局 労働力調査2022年(令和4年)「年齢階級別転職者数及び転職者比率」より

40代前後で転職している方は、2022年は110万人男性44万人女性68万人)という数字でした。

コロナ禍の影響もありましたが、前年比でみると回復傾向にありますので、

少子高齢化による人手不足の流れは変わっていない

ということでしょう。

40代以上での転職も、徐々に一般的なものとして社会に浸透しているのです。

転職理由はさまざまですが、仕事は生きるための手段でしかありません。

転職することで人生が豊かになるならば、大いに実行する価値はあるはずです。

円満退職が難しそうなときは「退職代行」もあり

基本的には、責任をもって退職の手続きを進めるべきですが、

  • 上司に相談しても拒否されてしまう
  • 周りの反応が怖くて言い出せない
  • 精神的に辛いのですぐ辞めたい

上記のように、どうしようもないというケースであれば、退職代行サービスを利用するのもひとつの方法です。

退職代行を利用するメリットとは?

退職代行とは、労働者本人の代わりに弁護士や代行業者が、会社へ退職の意思を伝えるサービスのこと。

退職代行を利用することで、

  • 精神的な負担を減らせる
  • 即日退職できる
  • 正当な権利を行使できる

上記のようなメリットがあります。

精神的な負担を減らせる

自力で退職を進める場合には、上司や同僚への報告、業務の引き継ぎなど、さまざまな手続きが必要です。

退職理由に関して、周りからの理解が得られそうにない場合は、

  • 強い引き留めにあう
  • 嫌がらせを受ける

このようなリスクもあるでしょう。

しかし、退職代行を利用すれば、労働者本人は会社と直接やりとりをする必要がありません

代行業者が手続きを淡々と進めるだけになるので、精神的な負担を大幅に軽減できるでしょう。

即日退職できる

即日退職できるのも、退職代行を利用するメリットの一つです。

本来、民法上では、

正社員は退職を申し出れば、2週間後に辞められる

ということが定められています。

民法第627条
1.当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

出典:Wikibooks

しかし、実際には、

繁忙期は避けてほしい

後任が決まるまで待ってほしい

このような会社都合の理由で、退職日が先延ばしにされてしまうことも少なくありません

退職代行を使う場合は、退職までに必要な2週間の期間を有休消化や欠勤扱いとすることで、

退職代行が会社に連絡した日から会社に出社しない

という対応が可能になります。

ハラスメントを受けている場合や、体調が悪化している場合など、

1日でも早く会社を辞めたい…

という場合には、心強い味方になってくれるでしょう。

正当な権利を行使できる

最近では、弁護士や労働組合が退職代行サービスに乗り出すケースも増えているので、

  • 残業代の未払いがある
  • 有休消化を拒まれる

といった労働問題に対しても、代理人として責任をもって対応してもらえます。

退職代行を依頼すると費用が発生しますが、初回相談は無料です。

会社側への交渉ごとがある場合も、対応可能かいちど相談してみることをおすすめします。

退職代行を使っても大丈夫?

そうはいっても、「退職代行」と聞くと、

会社の同意がないまま、無理やり辞めていいのだろうか…

と思う人もいるかもしれませんね。

そもそも退職は、労働者に対して法律で認められている権利です。

何らかの理由で辞めにくいという場合は、

退職を阻害している会社側の対応に問題がある

という場合が多いのではないでしょうか?

退職代行を利用することに、負い目を感じる必要はありません。

今では、

  • 利用者の58%が30代以上、40代以上の割合は28%
  • 40代でも34.8%の人が、退職代行の利用を検討

上記のような調査データもあるくらい、年齢や会社規模を問わず、退職代行は幅広く利用されています

以下の記事では、実際に利用した人たちの体験談を数多く紹介しています。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

まとめ:会社に行きたくない気持ちと向き合い、人生を充実させよう

今回は、「会社に行きたくない」と感じてしまう原因と、取るべき対処法についてお話ししました。

会社に行きたくない40代が取るべき対処法
  1. 不満を書き出してみる
  2. ストレス発散の方法を確立する
  3. 生活スタイルを見直す
  4. 会社を休む
  5. やりたいことリストを作成する
  6. 家族や会社の同僚などに相談する
  7. 異動を申し出る
  8. 転職して環境を変える
  9. どうしようもないときは「退職代行」を利用する

40代ともなれば、仕事上の経験は十分であり、たいていの悩みならば、誰かに相談しなくても自力で解決できるはずです。

そんなあなたが、

会社に行きたくない…

このように感じているのなら、それは内面からの危険信号かもしれません。

事態が深刻化する前に、まずは「会社に行きたくない」理由を見つけましょう

自分の気持ちを向き合うとともに、周囲に相談するなどして、客観的な意見も参考にしてください。

原因によっては、転職することで解決できるケースもあります。

仕事はあくまでも、生きるための手段でしかありませんから、

これからの人生において、仕事の位置づけどうするか?

ということを再考してみましょう。

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この記事を書いた人

40代男性、神奈川県在住。運送業界で管理職として奮闘するも、家族との時間を大切にしたいと40歳で転職。本業+副業でワークライフバランスを実現しました。仕事や働き方に関する悩みについて、役立つ情報や考え方をお届けします。

40代の「会社に行きたくない」は危険信号!9つの対処法で解決しよう

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