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転職面接でうまく話せない… 苦手克服のために取り組んだことは?

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転職活動中に面接を受けていて、

面接で上手く話せないな…

このように感じたことはありませんか?

筆者は話すことが苦手なので、転職活動中に面接で悩んでいた時期がありました。

どうか難しい質問がきませんように…

面接前には、こんなふうによく考えていたものです。

しかし、あることを見直してみると、話すことが楽になりました。

取り組んだのは「キャリアの棚卸し」と「自己分析」です。

そんなことは知っているし、もうやっているよ…

という方もいらっしゃるでしょう。

筆者もセミナーなどに参加して、実際にワークとしてやっていたのです。

しかし、いま振り返ってみると、「やったつもり」になっていただけでした。

この「つもり」とは、いったいどういうことなのでしょうか?

面接が苦手だった筆者が、どのようにして改善することができたのか、実体験にもとづいて詳しくお話しします。

目次
この記事の執筆者
佐藤ハジメ

佐藤ハジメ

40代男性、兵庫県在住。販売業で店舗勤務をしていましたが、転職を決意。働き方や仕事について考えるようになりました。転職活動の支えになるような、記事を書いていきます。

緊張してしまって、面接は苦手でした…

筆者は話すときに緊張するタイプで、人前で話すことが得意とはいえません。

それでも自分なりの対策を考え、準備をして面接にのぞんでいました。

そんなある日、面接で以下のような質問を受けたのです。

面接官

この会社の業務をどう思いますか?

決して難しい質問ではありませんよね。

しかし、筆者はうまい返しが思いつかず、緊張で固まってしまったのです……

返答にこまって、ただ「感想」を話してしまった

筆者にとって、その会社の業務は経験済で、内容も把握しているものでした。

知っている仕事だけに、油断があったのかもしれません。

不意を突かれて返答に困ってしまい、

面白そうですね

このように答えてしまったのです……

面接官の反応から「うまく話せない」と感じた

答えとしては、べつに間違っていないかもしれません。

◯◯という点にやりがいを感じます

あわてて、上記のように付け加えました。

しかし、相手から伝わってくる、強い違和感は消えません……

うわー、やってしまった…

この時に、自分は面接で「上手く話せない」のだと、はっきり自覚したのです。

「上手く話せなかった」原因は何なのか?

面接の結果は初戦敗退でした。

原因を突き止めて改善しなくては、この先の面接でも同じ結果になってしまいます。

「話し方」が悪かったのだろうか?

「模範解答」の勉強不足だったのかな…

うんうん唸りながら、ネットを調べたりセミナー資料を読み返したりしました。

そしてあることに、ハッと気が付いたのです。

面接とはマッチングをする場所である

面接とは自分を売り込む場所です。

しかし、筆者がやっていたのは下手な押し売りでした。

採用されるためには、企業側が求める人材と、応募者がマッチしている必要があります。

接点を確かめ合い、マッチングするかどうかを見極める

面接とはこのような場であることに、あらためて気がつきました。

転職面接で絶対に必要な情報とは

面接において、企業とのマッチングに必要な情報とは、具体的に挙げると以下の3つです。

企業とマッチングするために必要な情報
  • 企業での仕事内容と、求められている人物像や経験について
  • 自分の性格や経験など、自分自身について
  • 応募企業と自分の具体的な接点について

プロポーズの準備に例えてみると、イメージしやすいかもしれません。

よい返事をもらうためには、まずは相手の好み理想を知っておくべきですよね。

さらに、相手の気持ちを動かすためには、

自分がどんな人間なのか?

ということを正しく伝える必要があります。

そして相手の質問に対して、

  • 自分たちの相性がどれだけ良いのか

ということについて、一生懸命に答えるはずです。

そのためには、相手のことはもちろんですが、自分のことについても十分に理解しておく必要があります

失敗した面接で足りていなかったもの

筆者が失敗してしまった面接では、いったい何が足りなかったのでしょうか?

あらためて振り返ると、

  • 面接官の質問の意図がわかっていなかった
  • 「答え」の準備が足りていなかった

このようなことが足りていなかったと感じます。

面接官の質問の意図がわかっていなかった

応募者が仕事に興味をもっていることは、すでに面接官もわかっているのです。

したがって、仕事について聞かれた場合は、求められているのは感想ではありません

面接官が質問をするのは、応募者の答えをとおして、

面接官

あなたのことをもっと知りたいです

という意図をもっているのです。

筆者はそのことに、まったく気が付いていませんでした。

「答え」の準備が足りていなかった

面接でうまく話せなかったときは、

質問内容をしっかり聞いて、端的に答えなければ…

上記のようなことばかりを意識していました。

これは、

自分自身については、十分に理解している!

このように過信していたからです。

しかし、よくよく考えてみると、自分のことを伝えるための準備は、ほとんど何もしていませんでした……

面接で「うまく話す」ために取り組んだこと

面接では少ないやりとりのなかで、面接官に自分のことを伝えなくてはいけません。

面接官

○○についてどう思いますか?

このように聞かれたときに、今後は以下のような答え方をしようと決めました。

  • 私は◯◯という経験があるので、△△と考えます
  • 私は◯◯を大事に考えているので、△△と思います
  • 私は◯◯のような失敗をしたので、△△を心がけています

キャリアの棚卸し、自己分析を丁寧に掘り下げる

以前に参加したセミナーの自己分析シートや、ネットの性格診断を使って、

  • キャリアの棚卸し
  • 自己分析

上記について、もう一度取り組んでみました。

以前やったときよりも、丁寧に深く掘り下げて、「自分の専門家」になるための研究にしっかり取り組んでみたのです。

キャリアの棚卸しや自己分析については、以下の記事で解説をしていますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

企業と自分の接点を紙に書き出す

つぎに取り掛かったのは、自己アピールの「ネタ帳」作りです

企業情報と求人内容をしっかり読み解き、仕事内容と求められる経験やスキルを、リストアップしていきます。

できあがったリストを、「自分のキャリア」「自己分析」と照らし合わせて、接点をどんどん紙に書き出していきました。

ようするに、「応募企業との相性」について説明する”ネタの仕込み”ですね。

企業研究のやり方については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

その後の面接で、続けて3社から内定を獲得できた!

それ以降の面接では、「自分の専門家」になって、「ネタ帳」を準備してから面接にのぞむようにしました。

そうすると、面接官の反応に変化が現れはじめたのです。

面接官の反応に違和感がなくなった

相手からの質問に対して、自分自身のことが伝わるような返答を心がけました。

すると、面接での受け答えに対して、面接官から伝わってくる違和感がなくなり、

やり取りがちゃんとかみ合うようになってきた気がする!

このような手応えを感じられるようになったのです。

緊張せず、「自分なりに話せる」と感じるようになった

自分について話すネタが増えただけで、話し上手になったわけではありません。

しかしそれだけでも、返答に困ることがほとんどなくなりました。

受け答えに一貫性が生まれて、

自分なりに話せるようになってきたかも…

このような自信がついてきたからです。

面接で話すことが楽になり、その後は3社から、続けて内定をもらうことができました。

面接対策はプロのアドバイザーに相談しよう

面接の対策を進めるには、かなりの労力が必要であり、ノウハウも必要となってきます。

働きながら、あれもこれも一人でやるのは、本当に大変なことでしょう。

そこでおすすめしたいのが、転職のプロによるサポートを活用すること

客観的な視点で、適切なアドバイスをもらうことができます。

40代は転職エージェントの活用が成功の近道

転職エージェントは40代に必須のサービス

転職エージェント」では、希望することで模擬面接を実施してもらえるので、面接本番に向けて実践的な準備に取り組めます。

企業との取引実績や長年の経験があるからこそ、

  • 応募企業における面接でのポイント
  • 採用担当者の傾向など

上記のような点をふまえて、効果的なサポートをしてもらえるのです。

その他にも、転職エージェントを利用することで、以下のようなメリットを得ることができます。

転職エージェントを利用するメリット
  • 転職サイトなどに出回っていない、40代向けの非公開求人を紹介してもらえる
  • 履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえる
  • 業界や企業について、独自の情報を提供してもらえる
  • 求人企業について、気兼ねなく質問できる
  • 選考に落選した理由を教えてくれるので、次への対策が打てる
  • キャリアや市場価値をプロの視点で見定めて、アピールするべき自身の強みを教えてくれる
  • 応募企業との連絡や日程など、エージェント担当者が間に入って調整してくれる
  • 入社時期や年収条件など、交渉ごとを代行してくれる

無駄なく効率的に転職活動を進めるうえで、利用しない手はないサービスでしょう。

しかも、転職エージェントは人材が採用されたときに、企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、転職者は無料で利用することができます

エージェントとの相性を見極めて厳選するという前提で、最初から3~4社ほどに登録しておきましょう。

40代向けの転職エージェントについては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

ハローワークなどの公共就職支援サービスも利用する

ハローワークは、転職サイトと比較すると求人の詳細がわかりにくく、待遇面で見劣りすることが多いので、利用を敬遠している人もいるかもしれませんね。

ですが、ハローワーク併設の転職支援コーナーにおいて、転職エージェントのような充実したサービスを用意している地域もあります。

とくにミドル世代の転職においては、ハローワークも積極的に活用しましょう

当サイトに寄せられた転職体験談でも、

ハローワークでの面接指導のおかげで、転職することができました!

このような事例もあります。

ハローワークの面接指導で転職できた40代女性の体験談はこちら

他にも、ハローワークを利用することで、得られるメリットは以下のとおり。

ハローワークを利用するメリット
  • 仕事の種類が豊富で求人数が圧倒的に多い
  • ハローワークだけの独自求人がたくさんある
  • 職業相談の窓口が充実しており、気軽に相談できる
  • 子育て中の仕事探しを支援するマザーズコーナーがある
  • 職業訓練を受けて、資格やスキルを習得できる

ハローワークは公共の職業紹介機関ですから、企業は無料で求人を掲載することが可能です。

そのため、

ブラック企業の求人が紛れているのではないか…

こういった心配をしている人もいるでしょう。

ですが、質の悪い求人は見分けることができますし、窓口で確認すれば、さまざまな情報を教えてもらえます。

  • 現在失業中である
  • 地元企業への就職を希望している
  • 未経験の仕事に転職したい
  • 子育て中である

上記のような方であれば、利用しないのはもったいないサービスですよ。

ハローワークなどの公共支援サービスについては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

ハローワークや公共支援サービスの詳細はこちら

まとめ:「上手く話せない」という苦手意識は、準備次第で克服できる

今回は、「面接で上手く話せない」と苦手意識を持っていた筆者が、失敗経験を通じて学んだことと、改善に取り組んで結果を残せた方法についてお話ししました。

面接でうまく話せないと感じるのは、話し方の「上手下手」のせいとは限りません

プロポーズするときでも、採用面接でも、話し方だけで決まるものではないからです。

面接での質問はすべて、あなたのことを知るために用意されています

その答えとなる材料が十分に準備されていないと、

面接で上手く話せないな…

このように感じてしまうのです。

まずは「キャリアの棚卸し」と「自己分析」を丁寧にやってみてください。

自分の専門家」になるための研究をはじめましょう!

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この記事を書いた人

40代男性、兵庫県在住。販売業で店舗勤務をしていましたが、転職を決意。働き方や仕事について考えるようになりました。転職活動の支えになるような、記事を書いていきます。

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  1. 転職の準備
    転職スケジュールの計画、キャリアの棚卸し、希望条件の整理など
  2. 応募書類の作成
    質の高い履歴書と職務経歴書を作成する
  3. 求人探し・応募
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  4. 面接対策
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    内定条件の確認や交渉、転職先に馴染んでいくための準備など
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