面接対策

転職面接で違和感を抱いたら?こんな言葉と態度に要注意【裏を読む】

転職の面接はある程度緊張するものですが、面接の時こそ、転職する会社の雰囲気や状況をつかむ、最初で最後のチャンスです。

会社の雰囲気はどうか、受付の応対はきちんとしているか、社員に活気はあるか、社内のムードはどうなのかなど、目を凝らして耳をそばだてて観察しましょう。

また、オフィスの立地やインテリアなどからも、儲かっている会社なのか、儲かっていないのか、あるいは節約する会社なのかなど、ある程度の情報を得ることができます。

そして面接の際に、いちばんその会社の情報を得られるのが面接からです。

面接官は人事の担当者の場合もあるでしょうし、あなたが希望している部課の責任者かもしれません。

いずれにしても、そのメンバーとお付き合いしていくことになりますので、その人たちとやっていけるかどうか、きっちり見極めることが大切です。

面接における面接官の態度や言葉には、

  • その会社がどんな方針なのか?
  • どういった考え方をしているのか?

このようなヒントとなる情報が含まれています。

そしてその中には、危険信号が含まれていることもあるのです。

面接官が発する言葉を、ただ額面通りに受け取るのではなく、その裏に隠された意味を読み取らねばなりません。

今回の記事では、面接官から言われたら注意すべき言葉について、また面接の際に違和感を抱いたときに、どうしたらよいかをご紹介していきます。

面接の時に言われたら、考え直した方がいい言葉

面接の際に、面接官からポロっと出てしまったら、要注意といえる言葉をご紹介します。

もしこれらのフレーズを聞いてしまったら、その会社への転職は、いま一度よく考えたほうがいいのかもしれません。

うちでやっていければ、どこに行っても通用する

勤務時間が長かったり、目標が高すぎたり、ボスが理不尽な要求をする会社でよく使われる言葉です。

決してその会社のスキルの高さや、実力を誇っている言葉ではありません。

面接官
面接官
この会社でスキルを身につければ、どこの会社でも採用してくれるようになりますよ

上記のような意味であることはなく、

面接官
面接官
この劣悪な労働環境に耐えられれば、他の会社なんか天国に見えますよ

このような意味となります。

ブラック企業だと、自分で言っているようなものです。

やりがいのある会社です

面接官
面接官
社会的に貢献しているし、人から感謝されて満足できる仕事です

決してこのような意味ではありません。

仕事量が多くて人手が少なくて、いくらやっても仕事が終わらない場合や、給料は安いのに、仕事だけは山ほどあるという場合によく使われる言葉です。

また、会社には評価されずに、待遇面はよくないけれどガマンしてがんばることを、「やりがい」と言い換えているケースもあります。

わかりやすく言うと、

面接官
面接官
(給料も待遇も良くないけれど)やりがいだけはありますよ

このようなことを言っているわけですね。

それはブラック企業かも?面接の時にアンテナを張っておくべき3つのポイント

気を付けておきたいのは言葉だけでなく、面接方法や面接の雰囲気からも、その会社のことが読み取れます。

いわゆる圧迫面接をする会社がロクな会社ではないように、面接でもその会社の特徴が出るものなのです。

ここでは面接の時に、気を付けておきたいポイントをご紹介しておきます。

給与などの条件を最後まで提示しない

給与というのは、最終面接もしくは内定するまで、基本的には会話のなかに出てこないものです。

ですが、話に出てこないからといって、あなたが提示した希望年収が承認されているというわけではありません。

筆者の事例では、最終の社長面接までクリアして、いざ入社書類にハンコを押すという日に、希望していた給料より月10万円も低い給与を提示されたことがあります。

つまり年収でいうと、希望額から120万円ダウンの提示です。

筆者はその時期やむを得ない事情があったため、その条件を飲んでしまいましたが、結局辞めるまでそのことを後悔していました。

こういった会社はやはりお金に汚く、研修期間が終わって正式採用になる時には、さらに給料減額の提示…

年度末の評価では、さらに給料を下げられました。

いま考えると、その会社では「在庫処分」という言葉を使わずに、「現金化」という生々しい言葉を使っていたので、かなりお金にシビアな状況だったのでしょう。

転職の第一アドバンテージを、年収アップと考えている方は多いと思いますので、条件の合意は慎重に行ってください。

ちなみにこの会社は転職サイトで応募したので、条件交渉は自分でする必要がありました。

その後に転職エージェントを介して転職した際には、事前にエージェントが条件交渉をしてくれていたので、希望年収通りに転職できました。

やはり条件交渉をする場合は、転職エージェントを使った方が、スムーズに転職できる可能性が高いです。

▼転職エージェント選びはこちらから▼

なぜか若手社員しかいない

会社によっては、20代から30代前半の若手社員がほとんどを占めるという会社があります。

30代中盤から40代の、経験値豊富な働き盛りの年代がすっぽり抜けて、管理職が50代くらいだったりします。

近年立ち上がったベンチャー企業であれば、若手しかいないことは珍しくありません。

しかし、そこそこ年数を重ねた企業で若手中心ということは、離職率が高いということです。

このような離職率が高い会社は、若くないと続けられないようなハードな仕事で、なおかつ定着率が低いというケースがほとんどです。

あるいは、

  • 社員なんか使い捨てでいい
  • 若い奴の方が安く使える

このように思っている会社である可能性が高いです。

もう少し好意的に考えると、いい会社であったとしても、ある程度経験を積んでスキルを身に着けたら、転職したくなるような安い給料の会社だともいえます。

また、なかには入社してみたら正社員がほとんどおらず、契約社員ばかりだったという会社もありました。

社長と合うか合わないか

最後に社長面接があったら、社長と方向性が合いそうか合わなそうかを、よく吟味してください。

社長面接がないような大企業であれば、入社後も直接社長から指示されることは少ないのでさほど心配はいりませんが、中小企業の場合は要注意です。

中小企業では社長と顔を合わせる機会が多く、会社の方針にもダイレクトに社長の意志が反映されますので、社長とウマが合わないとかなり居づらくなります。

ちょっと古臭い考え方になりますが、

この社長とだったら仕事がしたい

上記のように思えるのであれば問題はありません。

ただ、社長の乗っている社用車のベンツを見て、

社員の稼ぎでいい車に乗りやがって

こんなふうに思ってしまう社長なのであれば、入社は考え直すことをおすすめします。

面接時の違和感は危険信号

面接の時に感じる、ちょっとした違和感や不安感は、気のせいではなく危険信号である場合があります。

のちのち致命的な絶望に変わる可能性があるのです。

面接時の違和感はたまたまではない

面接をしていると、会社の空気や面接官に微妙な違和感を抱くことがあります。

これを無視しないでください。

微妙な違和感というのは、明らかにおかしいわけではないけれど、

ちょっと変だな…
なんか嫌な予感がするな…

こんな言葉が一瞬だけ頭をよぎり、何かがちょっと違うなと感じてしまうときです。

虫の知らせ」と言い換えてもいいかもしれません。

しかし、この「虫の知らせ」というのは、あなたの経験値の積み重ねによる警戒アラートだったりするのです。

40年間培ってきた、自分のカンは信用すべきだと筆者は考えています。

嫌な予感というのは、残念ながら杞憂に終わることはまれで、的中してしまうことが多いものなのです。

もし「なにかが違うな」と感じたら、無理に良い方に考えて自分を納得させるのではなく、違和感をひろって突き詰めて考えてみましょう。

面接官は転職先の雰囲気をつかむ”重要参考人”

面接に出てくる社員というのは、ある意味でその会社の代表です。

人事部であっても、あなたの希望する部署の責任者であっても、入社すればこれから先で密に関わっていく人になります。

そして採用について、ある程度の裁量を持っている人です。

その面接官から感じられる雰囲気が、会社の雰囲気であるともいえるでしょう。

筆者は過去に、最初から最後まで最低の面接官に会ったことがあります。

その人は人事総務の責任者で、面接時には、

あまり好きなタイプではないな

このように感じていたのですが、この違和感を無かったことにしてしまいました。

その結果、入社の契約をするときにこの面接官から、希望よりも120万円も低い年俸を提示されたのです。

そればかりか、退職時に有休を消化しようと申請したら、

勝手には休ませない。会社には時季変更権がある

このように言われて、最後まで嫌がらせをされました。

人事なんか仕事ではあまり絡まないだろう

上記のように甘く考えていたのですが、最初の違和感を重視していれば、こんなことにならなかったと今でも後悔しています。

面接されるのではなく、契約相手として合格かどうかを見極める

転職での面接って、「されるもの」だったり「していただくもの」だと思ってしまいますよね。

会社に入るということは、その会社に忠誠をつくしたり、人生のほとんどを捧げたりするものだと考える人も多いでしょう。

もちろん面接のときに謙虚な態度は必要ですが、会社は別にあなたの人生をずーっと面倒見てくれるわけではなく、ただの労働契約先でしかありません。

ですから、会社とあなたは五分と五分の関係です

まずは自分がこの仕事をしたいかどうか、この条件で働けるかどうかを見極めることが、第一の優先事項となります。

もちろん会社側も同じように、あなたが会社に必要かどうか、あなたを雇うことでどんなメリットがあるのかをたっぷり値踏みしてくるのです。

ですから面接とは、「お見合い」みたいなものだと考えると、よりわかりやすいのかもしれませんね。

初めて会った両者が、お互いにこの相手が必要かどうか、契約してまで付き合っていけるかどうかを見定めるという顔合わせの場所です。

そして、どんなにスペックが良くても合わないことだってあります。

とくに40代の転職であれば、

これで最後の転職にしたい

このように考えている方も多いでしょう。

転職もお見合いと同じで、年齢が上がるほどいい話は少なくなりますから、面接の機会は多いに越したことはありません。

しかし「意思決定」は慎重に行いましょう。

まとめ:転職面接で違和感を抱いたときは慎重に考えよう

今回は、面接官から言われたら注意すべき言葉や、面接の際に違和感を抱いたときに、どうしたらよいかなどをお話ししてきました。

転職の面接は、実際にその会社の空気に触れられる最大のチャンスです。

書類では読み取れない情報を、社内の雰囲気や面接官から得ることができます。

面接で得られる情報にはいいものもありますし、残念ながら悪いものもあるでしょう。

また、ひっかけ問題のようなものもあります。

悪い情報には目をつぶらず、違和感を抱いたときには、考え直す・引き返すという選択肢も持っておくことをおすすめします。

面接は五分と五分なので、ことさら卑屈になる必要はまったくありません。

面接官の言葉を額面どおりに受け取らずに、裏の意味を考えたり、意図を考えながら面接にのぞみましょう。

▼40代におすすめの転職サイトはこちら▼

▼こちらも合わせてどうぞ▼

この記事を書いた人
なげ
50代男性、東京都在住。日用品業界にて30年近く営業として働いています。 7回ほど転職を経験しており、私の転職体験や経験が40代の転職でお悩みの方に、なにか少しでも参考になればと思っています。

みんなのコメント

まだコメントがありません。

関連コンテンツ