転職活動のモチベーションが保てない!やる気を回復させる方法10選
転職活動を続けていると、
面接結果に落ち込む毎日で、とにかくつらい…
家族や周囲からのプレッシャーに負けそう…
このようなネガティブな気持ちになり、モチベーションを保てなくなることもあるでしょう。
転職活動とは「時間」と「気力」の“消耗戦”です。
期間が長引くほど、モチベーションが低下するのは仕方がありません。
この記事では、転職活動でモチベーションが下がったときに、やる気を回復させるための具体的な解決策をご紹介しています。
当サイトに集まるさまざまな転職体験談をもとに、わかりやすく解説していますので、あなたの悩みを解決するヒントにしてください。
転職活動のモチベーションが下がってしまう理由とは
最初はやる気に満ち溢れていたはずなのに、やがて仕事探しのモチベーションが下がってしまうのはなぜでしょうか?
おもな理由を挙げると以下のとおりです。
あなたに当てはまるものがないか確認してみましょう。
慣れない転職活動に疲れてしまう
転職活動を続けるなかで、
初対面の面接官との受け答えに疲れる…
知らない職場で働く人たちの視線が気になる…
上記のような緊張する場面はよくあること。
慣れないことの繰り返しで、心身に負担をかけてしまうのです。
とくに在職中であれば、スケジュール調整や引継ぎなども同時進行で行うので、疲労はピークに達するでしょう。
会社に内緒で転職活動しているのであれば、
周囲にバレないようにしなくては…
とヒヤヒヤしながら行動することになります。
誰かにグチや悩みを聞いてもらうこともできず、一人で苦悩する場面も少なくありません。
書類選考や面接結果に落ち込んでしまう
しっかりキャリアを積んできたはずなのに、
思うように内定がもらえない…
このように書類選考すら通過できない状態が続くと、どうしても落ち込んでしまいますよね。
もはや自分という存在が、
君は社会に不必要な存在なんだよ…
と言われているような気がして、ネガティブな気持ちになってしまうのです。
自身が抱くイメージと現実のギャップから、自信を喪失してしまい、転職に対するモチベーションが下がってしまうケースも少なくありません。
仕事とプライベートの境界線がなくなる
在職中に転職活動をする場合、
- 求人探し
- 書類作成や面接対応
- 資格を取るための勉強 など
上記などに、プライベートの時間を割かざるを得ません。
スポーツやショッピングなど、
好きなことに時間が取れない…
というストレスは、一時的なものとはいえ、結構しんどいものです。
家族とかかわる時間が減ることで、家庭内がギクシャクすることも、モチベーション低下につながります。
家族や周囲からのプレッシャーがきつい
収入面の心配や世間の目など、周りからは「期待」という形で、大きな重圧を受けることになります。
転職期間が延びるほど、プレッシャーは大きくなっていき、精神的な苦痛となるでしょう。
本来はいちばんの理解者であるはずの家族から、プレッシャーを感じるようになってしまうと、
家にいるときすら落ち着かない…
という状態になってしまうのです。
孤独な転職活動に心が折れる
新卒の就職活動であれば、同じ状況の仲間と情報共有したり、苦労をねぎらったりできますよね。
しかし、中途採用の転職では、
このような活動となるため、孤独な状況になりがちです。
転職サイトを見たり、ハローワークで仕事を探したり……
人と会話する時間が減ってくると、気分が滅入ってしまいます。
周囲も忙しく仕事に追われていて、
誰にも相談できる雰囲気じゃないし…
となると、なおさら辛い気持ちになるでしょう。
他人と比べて自信を喪失する
「仕事の選択」や「働き方」といったものは、本来は個々の価値観に準ずるものであって、比較するべきものではありません。
しかし、転職活動が上手くいかずに悩んでいると、自分と他人を比較するようになります。
自分には自慢できる資格や経験がない…
同年代と比べても、給料水準がかなり低いし…
このような思考が続いてしまうと、自信喪失は避けれらません。
転職活動をするうえで、情報収集することは大切なことです。
しかし、他人の給料や待遇ばかりが気になっていると、不要な劣等感に縛られてしまう恐れがあります。
転職への興味が低下する
ハローワークに通ったり、面接先で採用担当者と話したりするうちに、
転職に対する熱が冷めてしまった…
というケースもあるでしょう。
仕事や生活を変えることへの興味が徐々になくなり、やがて現職に残る選択が頭をよぎります。
- イヤな上司が異動していなくなった
- 現職で自分が評価されるようになった
こういったことが重なれば、気持ちはさらに揺れるでしょう。
転職活動を続けるか、いまの会社に残留するかは、早めに決断しなければなりません。
転職活動に疲れた… そんなときに再確認したいこと
転職活動のモチベーションが下がってくると、
なんだかもう疲れてきた…
こんな気持ちになってしまうときもあるでしょう。
そんなときこそ注意が必要です。
間違った行動をとってしまわないように、以下の点について再確認しておきましょう。
可能であれば、働きながら転職活動を続けるべき
転職活動に疲れてくると、
仕事を辞めて活動したほうが、より集中できるのでは?
このような考えになりがちです。
しかし可能であれば、転職活動は働きながら続けることをおすすめします。
採用側の立場で見ると、応募者が無職の状態だと、
なぜ仕事を辞めてしまったのだろう…
何か問題があるのでは…
このようなネガティブな印象を持たれてしまいがちです。
無職であることで、いたずらに評価を下げてしまう可能性があります。
働きながら転職活動を本格的に行うのは、けっして楽ではありません。
しかし、いまの収入を確保しながら転職活動をすることで、じっくり冷静な判断で、転職先を見極めることができます。
転職活動は長引くほどリスクが高まる
転職活動では、仕事探しの期間が長引けば長引くほど、さまざまなリスクが高まります。
無職でブランクが空いてしまうと、面接で理由を尋ねられたり、
計画性がないのでは…
このように、マイナスなイメージを持たれたりするのです。
在職中でも、長期に渡る転職活動で焦りが出てしまい、慌てて行動した結果、
会社選びに失敗してしまった…
という話もよく耳にします。
転職を繰り返してしまうと、年収はますます下がり、負の連鎖に陥ってしまう可能性も……
活動期間の長期化を防ぐためにも、なんとかモチベーションを回復させて、早期転職へ向けて積極的に取り組む必要があります。
転職のモチベーションを回復させる解決策10選
ここでは、転職活動のやる気を回復させるための、具体的な解決策を10個ご紹介します。
できそうなことがあれば、積極的に取り入れてみて、モチベーションを回復させるきっかけにしてください。
モチベーション低下は「誰もが経験すること」だと認識する
転職活動が長引けば、誰しも一度や二度はモチベーションが下がるものです。
転職活動を始めて1ヶ月くらいは、応募書類の作成や面接対策など、何かと苦労はあるものの、充実した毎日となるでしょう。
しかし、2~3ヶ月目くらいになると、焦りも出始めて、新鮮な感覚や充実した気持ちが薄れていきます。
精神的につらい時期は必ず訪れるものであり、
辛いのはみんな同じだ。自分だけではない…
という認識すれば、前を向いて活動できるはずです。
早期の転職をイメージしていた方ほど、ギャップに悩む傾向にあるので、
まずは現実を受け入れる
ということから始めてみましょう。
転職を決意したいちばんの理由を思い出す
転職活動を始めたときを思い出し、
そもそも、自分はなぜ転職しようと思ったのかな?
この理由をノートに書き出してみましょう。
書き出したなかに、あなたが転職を決意した“一番の理由(原因)”があるはずです。
現状のつらい気持ちと、転職を決意したときの気持ちを天秤にかければ、
やっぱり頑張るしかないな!
という気持ちに切り替わりませんか?
転職には「適齢期」というものが存在しますので、手遅れになってからでは後悔しか残りません。
一時的な感情よりも、将来を見据えた行動を選択するべきでしょう。
転職活動を振り返って自己評価する
つらいままでやみくもに行動するより、いちど足を止めて、自身の行動を省みることをおすすめします。
転職が長引くのには、何かしらの原因があるはずです。
応募書類について
書類選考で落ちてしまうという人は、
- 職務経歴書は正しく書けているか?
- 履歴書の志望動機はキチンと書けているか?
上記のような点について、もう一度ノウハウをよく確認しましょう。
可能であれば、第三者にチェックしてもらうことをおすすめします。
40代が書類選考を通過するために押さえるべきポイントは、応募書類(履歴書・職務経歴書)の書き方でご紹介していますので、あわせてご確認ください。
面接について
企業が知りたいのは、会社への適正があるか、つまり即戦力になるか否かです。
にもかかわらず、
- 給与や休日といった待遇面ばかりを質問している
- 自己アピールが足りていない
このような人には、やはり厳しい結果をもたらされるでしょう。
面接でのやりとりを振り返って、足りなかった部分に気付いたり、新たな知識を得たりすれば、自信とやる気は再び戻ってきます。
40代が面接試験で注意すべきポイントは、40代が転職面接で必ず聞かれる5つの質問でご紹介していますので、あわせてご確認ください。
相談できる相手を確保する
転職活動のモチベーションを保つためには、メンターの存在が必要不可欠です。
とはいえ、誰にでも相談できるわけではありません。
家族や恋人の意見は客観的ではあるものの、その立場ゆえに、
リスクは避けたほうがいいよ…
といった助言になりがちですし、最新の転職事情に詳しいわけではないため、転職市場に即した意見とも限りません。
上司や同僚に相談するのも、転職妨害される可能性も少なからずあるため、避けておくべきでしょう。
転職活動の相談におすすめの相手
転職活動の悩みを相談するなら、以下の3つがおすすめです。
- 先に会社を辞めた先輩や同僚
- ジョブカフェ・しごとセンター
- 転職エージェント
ジョブカフェ・しごとセンターは、厚生労働省が提供する公的な就職支援サービスです。
転職エージェントについては、詳しくは後述しますが、転職のプロに相談すれば、悩みを聞いてもらうだけでなく、転職活動のアドバイスもしてくれます。
ポジティブ思考で「やる気」につなげる
転職活動のモチベーションを上げるには、やる気につながるポジティブな思考を持ち続けることが重要です。
なお、転職活動におけるポジティブな思考とは、不採用の現状を“楽観視”するといった考え方ではありません。
上記のような状態を指します。
ポイントは、うまくいかない原因を自分の能力や資質のせいにしないこと。
うまくいかないのは努力が足りないからだ…
このように考えるクセをつけるましょう。
ポジティブな思考を保つことで、面接に落ちた際も落ち込まず、また引きずることもなくなります。
転職回数が多いことも、プラスのアピールにつなげる
転職回数が多いことも、ネガティブに考える必要はありません。
人手不足の現状や、中途採用が当たり前となった昨今では、企業が転職回数の多い求職者を、批判的な視点で見る企業が少なくなりました。
自分の可能性に対して否定的にならず、
自分にとって、転職歴が多いのはプラス要素もあります!
とポジティブな表現でアピールすることを考えましょう。
転職活動への投資を拡大する
転職活動に対する投資を拡大することも、モチベーションを上げるうえで有効です。
- スーツやカバンを新調してやる気が戻るなら、お金を惜しまず手に入れる
- 資格の必要性を感じたら、時間と費用を工面して講座に通う
- 転職活動をする時間が足りないなら、退職するかアルバイトに切り替える
- 自宅で仕事探しが捗らないなら、カフェなど外に飛び出してみる
不自由に感じているものは、積極的に補いましょう。
必要な投資をすること、投資を拡大することで、転職活動の流れが変わるはずです。
完全休養日を設ける
在職中の人でも、休日であれば仕事探しに専念できるでしょう。
しかし、
- 余暇の大半を費やしてしまう
- プライベートとの境界線をあいまいにする
こういったことは、絶対に避けるべきです。
心身が疲労して、面接時の表情が乏しくなり、
なんだか元気がないな…
とマイナスな印象を与えてしまっては意味がありません。
最低でも週に1〜2日は休みを取り、平日であっても、決めた時間内での転職活動を心がけることが重要です。
メリハリをつけるためにも、完全休養期間も設けましょう。
転職活動と距離を置く時間を設けることで、見えてくるものがあるはずです。
別の職種・業種への応募を検討する
いちど視野を広げて、ほかの職種や業種への転職も考えてみましょう。
特定の業種に絞って転職活動をしていると、
見たことがある求人ばかりだな…
このような状態になってしまって、どうしても新鮮味が薄れてしまいます。
これまで検討してこなかった、キャリアとは無関係の業種なら、新たな気持ちで仕事探しに没頭できるはずです。
人手不足が続く状況のなか、「未経験者歓迎」や「未経験可」といった求人情報は増えていますから、いちど検討してみる価値はあります。
複数の転職サイトで求人情報を網羅する
ハローワークや一つの転職サイトだけで転職活動をしていると、求人の更新頻度にも限界があるので、仕事選びの幅が狭くなりがちです。
より早期に転職するためにも、各転職サイトの特徴を掴んで、複数に登録しておきましょう。
自分から求人情報を探すだけでなく、dodaやリクナビNEXTといった転職サイトにある、「スカウト機能」もぜひ活用するべきです。
専門スキルや一定のキャリアがある方なら、ビズリーチなどのハイクラス転職サイトの利用もおすすめ。
転職サイトの選び方や活用する方法、40代におすすめの11社を以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
転職エージェントを活用する
中途採用の切り札ともいえる、「転職エージェント」への登録は欠かせません。
転職活動を進めるには、かなりの労力が必要であり、ノウハウも必要となってきます。
働きながら、あれもこれも一人でやるのは、本当に大変なものです……
転職のプロによるサポートを受けることで、以下のような、たくさんのメリットを得ることができます。
- 転職サイトなどに出回っていない、非公開求人を紹介してもらえる
- 履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえる
- 面接対策のサポートをしてもらえる
- 業界や企業について、独自の情報を提供してもらえる
- 求人企業について、気兼ねなく質問できる
- 選考に落選した理由を教えてくれるので、次への対策が打てる
- キャリアや市場価値をプロの視点で見定めて、アピールするべき自身の強みを教えてくれる
- 応募企業との連絡や日程など、エージェント担当者が間に入って調整してくれる
- 入社時期や年収条件など、交渉ごとを代行してくれる
無駄なく効率的に転職活動を進めるうえで、利用しない手はないサービスです。
しかも、転職エージェントは人材が採用されたときに、企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、転職者は無料で利用することができます。
孤独になりがちな転職活動を、力強くサポートしてくれるので、やる気アップにつながることは間違いありません。
転職エージェントの選び方については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ:モチベーションを維持して転職を成功させよう!
今回は、転職活動のモチベーションが下がってしまう理由と、回復させるための具体的な解決策を10通りご紹介しました。
期間が長引くほど、転職活動のモチベーションを保つことは難しくなります。
慣れない仕事探しに疲れてしまった…
なかなか思うような結果が出せない…
そんなときは、本記事でご紹介した方法をぜひ実践してみてください。
せっかくのあなたの決意や、これまでの苦労や行動を無駄にしないよう、今いちど意識高く、転職活動に邁進していきましょう。
あなたが理想の仕事に出会えることを願っています!
セカンドゴングは40代の転職を応援しています!
当サイト(セカンドゴング)では、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、
- 実際に40代で転職を経験した人
- 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人
上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。
転職活動を攻略するためのコツとして、以下のようなコンテンツをご用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、当サイトにノウハウを提供している転職サポーターが、あなたの転職活動をお手伝いします。
さまざまなサポートをご用意していますので、悩みがある方はお気軽にご相談ください。