40代転職で年収アップしている人は40%!成功につながる7つの方法とは

40代で転職するにあたって、

現状より年収アップしたい!

このように考えている方は多いのではないでしょうか?

ミドル世代の採用は厳しい状況となっていますが、条件を絞って行動すれば、40代でも年収アップできる可能性は格段に高まります。

厚生労働省のデータによれば、じつに40代転職者の40%の人が、年収アップの転職を果たしているのです

そこでこの記事では、40代転職者が年収アップを図るための方法について、具体的な7つのアプローチをご紹介します。

ぜひ、ご自身の年収アップのための参考にしてください。

目次

転職で年収アップした40代の割合は40%

40代の転職が、「20代~30代と比較して厳しい状況となっている」ということは、皆さんご存知のとおりです。

とくに、転職を機会に「年収アップ」を果たした人の割合は、顕著に減ってきます。

以下は、厚生労働省の資料を元にした、40代転職者が年収アップした割合です。

◆40代の転職者で年収アップした人の割合 ※平成30年度データ

40~44歳41.4%
45~49歳38.9%
厚生労働省「平成30年雇用動向調査結果の概要」より

平均すると40.2%となります。

同じ調査によると、30代前半で転職後に年収が上がった割合は44.7%ですから、それと比べると低い数字であることがわかります。

転職成功の定義は、価値観や退職理由によって変わる

前述の雇用動向データは、あくまで転職者全体の傾向を示したものであり、以下のような人たちも含めたうえでの数字です。

  • 職場の人間関係に悩んで転職をした
  • ワークライフバランスを重視して転職をした
  • 会社の将来が不安になり転職をした

40代は人生の折り返し地点であり、転職をきっかけに趣味や家族との時間など、

今までと違う何かを手に入れたい

このように願う人はたくさんいることでしょう。

目的や価値観によって、転職成功の定義は異なります

ただ全体で40.2%もの人たちが、転職で年収アップしている点を踏まえると、

40代でも年収アップは十分に可能である

このようにいえるのではないでしょうか。

40代(正社員)の平均年収のデータ

前職の収入によっても、収入アップの度合いは異なりますから、やはり気になるのが、

同年代の人たちは、どれくらい稼いでいるのだろうか?

ということですよね。

厚生労働省の調査によると、40代で正社員として働いている人の平均年収は356万円となっています。

詳しい内訳は、以下をご覧ください。

◆40代正社員の平均年収

年齢全体平均男性平均女性平均
40~44歳344.4万円368.2万円287.8万円
45~49歳368.9万円399.3万円295.5万円
厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果の概要」より

上記データはあくまで平均値であり、性別や年齢で差があるものの、ご自身の現状と比較していかがでしょうか?

勤続年数や業種、役職の有無によっても変わってきますが、ひとつの参考データとして見ていただければと思います。

年収アップのためには、自身の強みを活かすことが大前提

採用側は、求職者に対してさまざまな要素を求めています。

企業のニーズに応えるためには、これまで培った自身の強みを最大限に活かしていくことが「大前提」となるでしょう。

マネジメントスキル

キャリアアップを嫌う若者が増えるなかで、経験豊富な40代に対しては、将来の管理職候補としての可能性を期待しています。

同業種からの応募者に対しては、人事担当者も一層に期待することでしょう。

マネジメント経験があることは、転職における強力な武器となります。

ただし、新しい職場で通用するかは柔軟性や協調性によっても変わるため、

面接を通して性格や人柄がチェックされる

ということは頭に入れておくべきでしょう。

専門的な知識とスキル

40代は”入社後の即戦力”として期待される傾向にあり、

業界に精通した知識やスキル

こういったものがあるほど需要は高まります。

理解度によって程度は変わるものの、

  • 入社後の待遇が変わる
  • スキルが評価されて、マネジメントの道が拓ける

といった可能性が期待できます。

転職で年収アップにつなげる7つの方法とは

転職で年収アップを勝ち取るためには、

年収アップにつながる要素を、複合的に取り入れていくこと

上記のような考え方が大切です。

月ごとの稼ぎよりも、年間トータルでの収入増を視野に入れて、

  • 転職を希望する企業の業績
  • 自身のキャリアパス

といった点についても、しっかり考えておきたいところです。

ここでは、40代が転職で年収アップを図るために、取り入れてみたい7つの方法について解説します。

年収水準が高い業界・職種へ転職する

企業の年収水準は、業種や事業規模によって大きく異なります。

転職により年収アップを目指すには、

平均年収が高い業界を選ぶこと

上記がとても重要です。

また、年収の伸びは景気に左右される要素でもあるため、

  • 前年からの伸長率
  • 業界の将来性

といった要素も判断材料にすると良いでしょう。

業種別の平均年収

国税庁が発表しているデータによると、業種別の平均給与前年からの伸長率は以下のようになっています。

◆業種別の平均給与と伸長率(前年比)

業種平均給与伸長率(前年比)
電気・ガス・熱供給・水道業759万円1.60%
情報通信業622万円4.00%
金融業・保険業613万円2.70%
製造業519万円2.40%
建設業501万円1.50%
学術研究・専門技術サービス業・教育・学習支援業497万円▲2.4%
運輸業・郵便業446万円3.00%
不動産業・物品賃貸業445万円6.70%
医療・福祉397万円▲0.6%
卸売業・小売業383万円2.60%
複合サービス業363万円0.10%
農林水産・鉱業316万円▲4.4%
宿泊業・飲食サービス業256万円▲0.9%
(業種平均)440万円2.00%
国税庁「平成30年分民間給与実態統計調査結果」より

年間給与で一番高い業種は、「電気・ガス・熱供給・水道業」の平均給与759万円でした。

生活基盤を支えるインフラ業界のなかでも、とくに高水準で堅調な伸び率を示しています。

反対に、最も厳しい水準となっている業種は、「宿泊・飲食サービス業」の251万円となりました。

事業規模や経験値、役職に就いているかどうかでも変わりますが、一つの目安にはなるはずです。

規模の小さい会社で、管理職の求人を狙う

課長職など、すでに一定の役職に就いている場合に有効な方法が、

事業規模の小さな会社へ転職して、待遇アップを図る

という方法です。

ただし、この場合は業績が好調な会社に、管理職として迎え入れてもらうことが前提となります

現状よりも精神的なプレッシャーが減るうえに、ワンランク上の役職に就くことが期待できるでしょう。

40代の管理職は、たとえ転職しなくても、あと10年で役職定年を迎えて年収がダウンします。

早めの行動によって、老後の蓄えも変わってくるでしょう。

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実力・スキル評価型の業界・会社で勝負する

  • 不動産やディーラーといった営業職
  • 金融業界など

上記のような、スキルや業績に応じて給与がアップする「実力評価型」の仕事なら、40代においても年収アップを狙うことができます。

これまで培ってきた知識や経験、得意分野を活かせれば、年功序列の企業よりも高い確率で、勝ち組になることができるでしょう。

ただし、実力評価型の企業にはリスクもあります

基本給やインセンティブの仕組みはもちろん、

最低いくらの月収が保障されているのか?

という点について、事前にしっかり確認することは必須です。

万が一のリスクを考えておくことも、40代転職者にとっては必要な資質となります。

資格を取得してから転職する

いわゆる定番の方法ですが、転職者にとってやはり「資格」は大きな武器となります。

業界でいかせる資格を取れば、採用率が上がることはもちろん、給与・キャリアアップの面でも優遇されるでしょう。

ただし、いわゆる「資格ビジネス」のような民間資格には注意が必要です。

いま現在、そしてこれから需要が増えるであろう資格を先取りすれば、40代であっても前職を上回る年収を確保することは、決して不可能ではありません。

福利厚生・諸手当の違いで年収アップにつなげる

給与を構成するのは、基本給だけではありません。

皆勤・通勤・家族手当といった諸手当の金額や、住宅手当や家賃補助の有無など、しっかりリサーチしておきましょう。

福利厚生・各手当が前職よりも高ければ、月収は同じでも、結果として年収アップにつながります。

具体的な金額は求人情報に記載されないため、応募時にきちんと確認しておくことが大切です。

面接時にキャリア・実績を最大限アピールする

転職に成功する人たちは、自分を売り込む重要性を知っています。

履歴書や職務経歴書、面接の際などに、

今までの業界とは畑ちがいだし…

上記のような自己判断をせずに、持っている経験を全面的にアピールしていきましょう。

求職者の可能性を判断するのは採用者です。

過去の意外な経歴が企業のニーズと合致すれば、思わぬキャリアパスが描けるかもしれません。

Iターン・Uターン転職で成功することも

地方に本社や工場を構える企業へ転職すれば、I・Uターンでも年収アップを図れる可能性があります。

静岡・愛知・大阪・福岡は、東京に次いで年収の水準が高く、IT業界においては人材確保のために、あえて地方に拠点を置く企業もあります。

I・Uターン転職には、子育てや住環境優先のイメージが強いかもしれません。

しかし、エンジニアやプログラマーといったスキルに特化した職種であれば、競合の少ない地方で転職した方が、よい結果につながるケースもあるのです。

生活拠点を地方に移すことで、住居や生活費の節約につながります。

年収アップに成功すれば、さらに豊かなに暮らしを手にすることができるでしょう。

目先の収入アップも重要だが、長く働ける「環境選び」はもっと大切

一定条件を満たしてくことで、年収アップの確率を高めることはできます。

ただ、忘れてならないことが、長く働き続けるための「職場選び」です

以下の表は、勤続年数と平均給与の関係を示したグラフとなります。

◆勤続年数別の平均給与

上記の表からも分かるとおり、ひとつの企業で長く働くことが、年収アップにつながることは明らかです。

入社1年~4年以内と比較した場合、入社5~9年では男性が96万円、女性は51万円も年収が増えています。

40代の転職では、職場の人間関係に躓いてしまうケースも少なくありません。

給与が若手と同じスタート地点では納得がいかない

このように思う方もいるでしょう。

しかし入社時には厳しい給与水準でも、これまでに培った経験をフルに活かせれば、早い段階で給与アップが見込める場合もあるのです。

40代の転職活動で押さえておきたいこと

40代の転職には「40代なりの攻略法」があるので、若い頃と同じ感覚で転職活動に挑んでしまうと、厳しい戦いが待ち受けているかもしれません。

転職活動では、以下のポイントを必ず押さえておきましょう。

転職は万全の準備で進めよう

転職活動には、大きく分けて以下の6つのステップがあります。

転職をするときの6つのステップ
  1. 転職の準備
    転職スケジュールの計画、キャリアの棚卸し、希望条件の整理など
  2. 応募書類の作成
    質の高い履歴書と職務経歴書を作成する
  3. 求人探し・応募
    6つの手段を駆使して求人情報を集める
  4. 面接対策
    面接の流れや基本マナーを押さえて、合格するためのポイントを対策する
  5. 内定・入社準備
    内定条件の確認や交渉、転職先に馴染んでいくための準備など
  6. 退職手続き
    退職願の書き方、引き継ぎや退職時期の調整、トラブル時の対策など

それぞれのステップでやるべきことを理解して、しっかり対策することが重要です。

じっくりと読み込んで転職活動の流れを知り、万全の準備をしていきましょう。

これまでの経験を棚卸しして、自身の強みを自己分析する

40代の転職者に対しては、若い頃のように「ポテンシャル(伸びしろ)に賭けてもらえる」といった特典はありません。

「今後の可能性に期待」という悠長な姿勢はなく、入社してすぐに結果を出すことを求められます

採用担当

この人ならすぐに活躍してくれそうだ!

このような確証が持てない限りは、企業側が内定を出すことはないでしょう。

即戦力であると企業側に思ってもらうためには、

私が持っている強みは○○です!

ということをしっかりアピールしなければなりません。

まずは社会人になってからこれまでの、職歴や実績について棚卸しをしてみましょう。

そのうえで、自身の強みを自己分析しておく必要があります

最初にしっかり自己分析をしておくことで、求人を選ぶ際の手がかりや、応募書類の作成でも役立つはずです。

転職への”動機づけ”を明確にしよう

転職準備をしっかり進めることに合わせて、転職に対する”動機づけ”を明確にしておくことが大切です

採用面接で、面接官に転職の動機を聞かれたときに、

御社の事業内容に魅力を感じました

上記のような回答では、さすがに選考を通過するのは難しくなります。

退職理由にも、転職理由にもなり得る“ポジティブ”な理由目標を、しっかりと決めておきましょう。

転職の動機を明確にしておけば、転職活動が長期化した際にも、原点回帰できるのでとても重要です。

なお、転職の動機については、

  • 退職理由
  • 転職理由
  • 志望動機

上記のような要素として、面接で必ず質問される内容です。

それぞれにはノウハウが存在していますので、以下の記事などを参考にして、しっかりと対策しておきましょう。

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応募書類をしっかりと作り込む

再就職するために最初の関門となるのが、書類審査に合格することです。

転職活動の際に求められる一般的な応募書類は、以下の2点です。

人事担当者が応募書類に目を通す時間は、わずか数分ほどしかありません。

その時間のなかで、あなたが企業が求める人物であることを証明する必要があります。

応募書類の作成に関しては、以下で詳しく解説していますので、しっかり読み込んで仕上げましょう。

▼応募書類の書き方のポイントはこちら▼

求人企業の研究を徹底的におこなう

転職活動における企業研究は、「研究」という言葉がついていますが、実際にはリサーチに近いものです。

インターネット上でたいていの情報を収集できますので、労を惜しまずにおこなっていきましょう。

企業研究のコツは、応募する企業を1から10までつぶさに調べあげるのではなく、優先順位をつけて情報収集をしていくことです。

企業研究する目的と収集する項目
  1. 面接に合格するための企業研究
    沿革、経営者情報、商材の特性、売上高、取引先情報、競合情報、中期経営計画(企業理念含む)、業務内容など
  2. 入社するか判断するための企業研究
    年収や評価制度、産休・育休取得状況、ワークライフバランス(残業や有給)など

待遇や働き方に関する項目は、内定が近づいた段階の調査でも構いません。

書類選考・面接対策としては、できるだけに関する項目を集めて、履歴書や面接の志望動機作成に活用していきましょう。

企業研究で集めた情報は、

上記のように、活用する場面は多岐に渡ります。

たくさんの企業情報を集めれば集めるほど、他社比較などもできて知識に厚みが出ますので、早めに取り掛かりましょう。

転職に失敗する40代の特徴を知る

転職先がなかなか決まらずに失敗してしまう人は、40代の転職が決まらない理由を把握しておらず、しっかり対策できていないことが多いです。

以下の5つの決まらない理由を押さえて、転職活動を進めるようにしましょう。

40代の転職が決まらない5つの理由
  1. 準備不足
    自分自身の準備に原因がある
  2. スキル不足
    自身のスペックが足りていない
  3. 研究不足
    企業側とのやり取りで失敗している
  4. 戦術不足
    転職活動の進め方に問題がある
  5. 需要不足
    転職市場に問題がある

詳細は以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

40代は転職エージェントの活用が成功への近道

転職エージェントは40代に必須のサービス

転職活動を進めるには、かなりの労力が必要であり、ノウハウも必要となってきます。

あれもこれも一人でやるのは、本当に大変なものです…

そこでおすすめしたいのが、転職に必要な一連の作業をフォローしてくれる、「転職エージェント」を活用すること。

転職のプロによるサポートを受けることで、以下のようなメリットを得ることができます。

転職エージェントのメリット
  • プロの視点で自身のキャリアや市場価値を見極めて、最適な求人案件を紹介してもらえる
  • 転職サイトなどに出回っていない、40代向けの非公開求人を多く保有している
  • 自身の強みを効果的に表現できるように、応募書類作成や面接対策のサポートを実施してくれる
  • 応募企業との連絡や日程調整、入社時期や給与の交渉まで、エージェント担当者が間に入って行ってくれる

40代が無駄なく効率的な転職活動をおこなううえで、利用しない手はないサービスです。

しかも、転職エージェントは人材が採用されたときに、企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、転職者は無料で利用することができます

転職エージェントの選び方については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

▼おすすめの転職エージェントはこちら▼

関連記事40代におすすめの転職エージェント6選|205人の口コミ評価でランキング

まとめ:40代転職でも年収アップは可能です!

40代の転職となると、「ネガティブなイメージ」ばかりが先行します。

しかし、事前に市場をリサーチしてポイントを押さえれば、40代であったとしても、年収アップは不可能ではありません。

40代転職で年収アップを図るための方法
  1. 給与水準が高い業界へ転職する
  2. 規模の小さい会社で、管理職の求人を狙う
  3. 実力・スキル評価型の業界・会社で勝負する
  4. 福利厚生・諸手当を含めた年収アップを目指す
  5. 資格を取得して待遇アップを図る
  6. 面接時にキャリア・実績を最大限アピールする
  7. I・Uターン転職で年収アップを狙う

ご紹介した上記の方法から、ご自身が実現可能な方法を取り入れて、ぜひ「年収アップ」の転職を成功させてください!

▼こちらも合わせてどうぞ▼

当サイト(セカンドゴング)では、40代の転職に特化した転職ノウハウについて、

  • 実際に40代で転職を経験した人
  • 企業の採用担当・キャリアコンサルタントなど、転職活動に知見を有する人

上記のようなメンバーが数多くの記事を提供しています。

当サイトの概要と執筆メンバーの一覧はこちら

転職活動のすべてのステップについて、以下の記事でわかりやすくまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

▼40代転職の完全ガイドはこちら▼

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この記事を書いた人

40代男性、神奈川県在住。運送業界にて管理職を経験するも、家族との時間をもっと大切にしたいと40歳にて転職。現在は、自由気ままに暮らしながらWebライターとしても活動中。森林散策とカフェでのひと時が元気の源!

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