転職ノウハウ

40代の転職を成功させるための完全ガイド!各ステップごとの対策を解説します

40代の転職を成功させよう!

人手不足が深刻とされるいま、中高年の転職においても好機といわれています。

しかし、マクロ的な採用動向とあなたが採用されるかどうかは、まったく別次元の話です。

企業は誰でもいいから採用したいというわけではなく、年齢にふさわしい役割を自社で果たしてくれる人を探しています。

それでは、40代で転職を考える人は、どんなことに気をつけて活動するべきなのでしょうか?

40代の転職活動で失敗する人のいちばんの原因は、

転職に対する認識が甘い

この点に尽きるでしょう。

求人の探し方や、面接での受け答えひとつをとっても、40代には「40代なりの攻略法」が存在しています。

それにもかかわらず、

40代の転職は厳しいと聞くが、自分は何とかなるだろう

このように考えて、十分な準備をすることなく、場当たり的に転職活動をはじめる人が多いのです。

この記事では、これから40代の転職活動を始めようと考えている方に向けて、以下の3つのベネフィットを提供します。

  1. 40代転職活動の厳しさ、しかし可能性はゼロではないこと
  2. 転職活動の具体的な流れ
  3. 各ステップごとの対策と攻略ポイント

大手転職エージェントで、40代転職者を長年にわたって支援してきた筆者が、ナビゲート役を担当。

当サイト精鋭のライター陣が執筆した記事を用いながら、転職準備から入社までの時系列順に、各ステップごとのポイントを解説していきます。

ライター陣は、40代転職の経験者や40代向け転職支援を経験した人ばかり。

具体的な活動事例や、すぐにでも取り入れられるノウハウを豊富に盛り込んだ、良質なコンテンツが揃っています。

この記事を読みながら、必要な参照先をチェックしていけば、中高年が抱えやすい転職の悩みについて、解決するためのヒントが得られるはずです。

転職がはじめての方は、最初から順番にじっくり読み進めていきましょう。

悩んでいることのヒントを求めている方は、目次を参考にして、ご自身に関連する部分からお読みください。

目次
  1. 転職市場における40代を取り巻く状況とは
  2. 40代転職の現実を知っておこう
  3. 転職活動の成否は、事前準備で決まる
  4. 40代向けの求人と出会うための6つの方法
  5. 40代の応募書類に必要な内容を知ろう
  6. 40代が面接試験を突破するためのポイント
  7. 転職活動に疲れたときの対処法
  8. 内定してからの流れ。退職交渉や入社準備について
  9. 特殊な転職活動もやり方次第で成功できる
  10. まとめ:40代の転職を成功させるために

転職市場における40代を取り巻く状況とは

かつては「転職は35歳まで」と言われていましたが、その状況は今では大きく変わっています。

まずは現在の転職市場の状況はどうなのか、そのなかで40代が置かれている環境を確認してみましょう。

人手不足は今後さらに顕著になる

2030年には、日本の労働人口は644万人が足りなくなると言われており、既にあちこちで人手不足による倒産が相次いでいます。

2030年、人手は644万人不足する

推計の結果、2030年には、7,073万人の労働需要に対し、6,429万人の労働供給しか見込めず、「644万人の人手不足」となることが分かりました。

産業別において、特に大きな不足が予測されるのは、サービス業、医療・福祉業など、現在も人手不足に苦しむ業種であることが分かりました。

これらの業種は、少子高齢化やサービス産業化の進展により今後も大きな需要の伸びが予測され、労働供給の伸びがそれに追いつかないと考えられます。

パーソル総合研究所「労働市場の未来推計 2030」より

これから転職を考えるのであれば、転職市場の動向を踏まえて、40代を積極採用している業界に照準を合わすのもひとつの手法です。

具体的な職種に関しては、以下の記事でランキング形式で紹介していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

今後の需要を考えて求人を探そう

これから需要がのびる業界・職種はどこなのか?

求人を探すうえで、このような考察をしておくことは非常に重要です。

筆者は先日、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)に関する勉強会に参加しました。

RPAとは、おもに事務職でおこなう日々の定型業務(入力、書類作成など)を、パソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行する技術のことです。

この2年ほどでロボットの識字率は各段に上がり、マニュアル化できるような仕事は、PC内のロボットが数分で実行できるレベルになっています。

つまり近い将来、オフィスワークの自動化が劇的に進む可能性があるのです。

ロボットで代用できる仕事のスキルしか持っていなければ、食べていけない時代が来てしまうかもしれません。

このような観点からみると、今これから事務職に転職する人は、この先5年後、10年後に、別の職種への再転職をせまられる可能性があり得ます。

今回の転職を最後にしたいと考えるのであれば、中長期的な視野で、希望する職種の展望を分析してみましょう。

就職氷河期世代に対する支援について

2019年後半あたりから、「氷河期世代に対する支援」が盛んに報道されるようになり、転職市場における大きなトピックになりました。

各都道府県や自治体で、次々と氷河期世代への支援策が発表されています。

政府にはさまざまな思惑があって、単なる救済措置という背景だけではないようです。

しかし、大きなトレンドとして形成されるのであれば、この流れを利用しない手はないでしょう。

氷河期世代への支援に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

新型コロナウイルスがもたらす転職市場への影響は?

多くの人が今後の動向として気にしているのは、新型コロナウイルスが転職市場に与える影響についてでしょう。

2020年3月末の時点では、以下のような変化が見られます。

  • 新規求人数の減少
  • 選考期間の長期化
  • 面接方法が対面方式からWeb方式に変更

とくに深刻な影響を受けているのが、流通・小売業界飲食業界旅行業界です。

これらの業界では、中途採用自体にストップをかけて、再開の見通しが全くたっていない企業もあります。

コロナウイルスとの戦いが長期戦になれば、影響はもっと広範囲の業界に及ぶでしょう。

一方で、巣ごもり需要からEコマース関連や、ビジネスチャットシステムなどを開発するIT系業界が好況となっており、継続して高い採用意欲を持っている企業が多いです。

希望する業界によって採用動向が異なるので、事前の情報収集が必須になってくるでしょう。

40代転職の現実を知っておこう

実際に40代が転職活動をはじめると、どんな日々が待っているのでしょうか。

40代の転職を成功させるための第一ステップとして、40代の転職における現実をよく知っておく必要があります。

転職市場において、40代の転職はなぜ難しいのかを知ったうえで、実際に40代転職を経験した人の体験談などを参考にしてみましょう。

40代の転職はなぜ厳しいのか?

40代の転職が、若いころと比べて厳しいのはなぜでしょうか。

大きく分けると、スキルに関するものと組織上の理由の2つがあります。

スキルに関する理由
  • 即戦力性が求められるから
    ⇒業界や職種の親和性がないと合格しない
  • メンバーとしてではなく、マネジメント能力を問われるから
    ⇒将来の幹部候補として活躍イメージがなければ合格しない
  • 適応力や柔軟性がないと想定されるから
    ⇒これまでの慣習や価値観で凝り固まっているのではと思われている
組織上の理由
  • 育成が必要ならば、40代よりも若年層を採りたいから
  • 組織構成上の観点から、現場責任者より年下を採用したいから

実際に、このような理由を自身の転職活動で実感した人たちが、転職体験談を記事にしていますので、参考にしてみましょう。

40代の転職活動は難しい。でも「成功できる」

40代の転職者は、若い世代には求められないことを要求され、厳しい転職活動を強いられることが多いです。

しかし、苦しい転職活動のなかでも、自分なりに成功の法則を見いだして、実践している人たちがいます。

安易な気持ちで転職を決断できる年代ではありませんが、40代の転職は「絶対に不可能」というわけではありません。

ひとつひとつの失敗経験を糧にして、転職成功をつかんだ例も数多く記事にされていますので、ぜひ参考にしてみましょう。

40代でも未経験職種へ転職できるのか?

今の仕事に飽きてしまった…
新しいことに挑戦してみたい!

このような思いを抱えている方も、意外に多いのではないでしょうか。

「就職氷河期世代」と呼ばれて、新卒時の就職活動で非常に苦労したのが、いまの40代です。

思うようなキャリア形成ができずに、40代になってしまった方もいるでしょう。

未経験職へ転職するための心構え

未経験職種への転職は、どの年代にとっても簡単なことではありませんが、

  • 年収ダウンの覚悟がある
  • 年下の上司でも問題ない

こういった心構えがあるのであれば、可能性はゼロではありません。

資格が必要となる職種もありますが、定年が伸びている今、40代でも決して遅くはないのです。

未経験職への応募に対する解説や実際の体験談は、当サイトでも数多くご紹介していますので、ぜひ参考にしてみましょう。

職業訓練などの公的機関のバックアップを活用しよう

未経験職種への転職を果たすために、職業訓練などの公的機関のバックアップを利用することもひとつの方法です。

受講するためには、いくつかの制約・条件がありますが、上手に活用して夢を叶えた人もいます。

職業訓練に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

転職活動の成否は、事前準備で決まる

転職の気持ちが沸いたからといって、いきなり応募や面接を受けてもうまくいきません。

転職活動全体の流れを把握して、ある程度のスケジュールを立ててから、慎重に進めていきましょう。

セカンドゴングのような、転職に特化したWebメディアを熟読することも、事前準備として有効です。

転職活動の流れを把握しよう

はじめて転職活動する方なら、どのような順番で何をしていけばよいのか、なかなか見当がつかないでしょう。

しかし、流れをつかんでおくことはとても重要です。

たとえば料理であれば、

材料の準備 ⇒ したごしらえ ⇒ 調理 ⇒ 盛り付け ⇒ 実食

このような順番があるように、転職活動にも流れがあります。

効率的かつ美味しく仕上げるために、調理の順番やコツがあるのと一緒で、転職にも通過率を高めるためのノウハウがあるのです。

このようなポイントを認識せずに転職活動を開始してしまうと、ときには大きな回り道をしてしまうことがあります。

転職活動の大まかな流れとしては、以下のとおりです。

転職活動の流れ
  1. 自己分析
  2. 求人応募
  3. 応募書類作成
  4. 適性検査
  5. 面接(複数回)
  6. 内定
  7. 入社

上記にあるように、自己分析は面接対策の一環として行うものではなく、転職を考えたら初期の段階でおこないましょう。

最初にしっかり自己分析をしておくことで、求人を選ぶ際の手がかりや、応募書類作成時にも役立ちます。

転職の準備に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

40代転職のタイミング時はいつ?

転職をいつ実現させるかについては、以下の3つの観点から総合的に判断しましょう。

  • 転職理由や家族の事情など、個人的理由を勘案するといつが適切か?
  • 求人が多い時期、少ない時期はいつか?
  • 現職企業にできるだけ負担をかけない時期はいつか?

まずいちばん重視されるのは、なんといっても個人的事情です。

自身のモチベーションや家族の状況を踏まえて、転職の希望(目標)時期を決めます。

次に、転職市場全体の動きを見ましょう。

中途採用を通年で行っている企業も多く、月別の求人数にそれほど大きな差はありません。

しいていうならば、月別では4月入社、10月入社の順で求人が多い状況です。

そして在職中の場合は、職場の状況をよく見極める必要があります

繁忙期に退職することは、のちに禍根を残すことになりかねませんので、緊急性が高い転職理由でない限りは、配慮をしたほうがよいでしょう。

できるだけ3つの時期がうまく重なる時期が理想的ですが、40代の場合は、在職中に転職活動することを心掛けましょう。

退職をしてからの転職は、離職期間が長引くと転職の難易度がさらに高まるので、あまりおすすめできません。

より詳しく、状況別のタイミングを知りたい方は、以下の記事を参照してください。

転職活動のスケジュール計画を立てよう

次の会社に入社する時期について、大まかな目安・目標を立てたら、その目標から逆算して、転職活動のスケジュール計画を立てましょう。

たとえば、4月1日入社を目指すのなら、

  • 退職日:3月31日
  • 最終出勤日:3月20日(その後は有給消化)
  • 退職交渉開始日:2月15日ごろ
  • 内定受諾日:2月14日
  • 最終面接合格通知:2月10日
  • 一次面接~2次面接:12月~2月上旬
  • 書類準備、応募:11月後半

上記のように、3~4ヶ月のスケジュールで組むことが一般的です。

しかし、これは比較的うまくいっているパターンといえます。

  • 書類応募の通過率や面接通過率があまり良くない
  • U・Iターン転職など

このようなケースでは、半年から1年近くかかる場合もありますので、複数のシナリオを想定しておきましょう。

また、面接が複数設定されるようになると、かなり忙しくなってくるはずです。

面接をする時期が、繁忙期に重ならないよう調整する必要が出てくるでしょう。

繁忙期でなくとも、休暇を申請することも見越して、有給休暇を残しておくなどの計画性が大切になってきます。

転職スケジュールの立て方に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

自分のスキルを棚卸しよう

転職活動において20代であることの特典は、「ポテンシャル(伸びしろ)に賭けてもらえること」です。

スキルや経験値が多少低くても、人柄の良さがあれば、

今後の育成次第で伸びるかもしれない

このような判断がされることがあります。

一方で、40代に対してはそのような特典はありません。

「今後の可能性に期待」という悠長な姿勢はなく、入社してすぐに結果を出すことを求められます。

この人ならすぐに活躍してくれそうだ

企業側がこのような確証が持てない限りは、内定となることはないでしょう。

即戦力である確証を企業側に持ってもらうためには、「自身が持っている強み」をアピールしなければなりません。

さらにいえば、応募求人を選定する段階で、自身の強みをアピールできる求人を選んでおく必要があります。

そのためにも、

自身の強みを把握して、言語化しておく

このような準備をしておかなければなりません。

まずは社会人になってからこれまでの、職歴や実績について棚卸してみましょう。

他人にアピールできるようなスキルはないよ…

こんなふうにあきらめるのは尚早です。

これまでやってきたことを的確に言語化することで、スキルと認識されるものは誰にでも必ずあります。

スキルの棚卸に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

転職先に求める希望条件を整理しよう

転職理由と自身の強みを踏まえて、次の転職先に求める希望条件を整理していきましょう。

大切なことは、具体的に条件を設定することです

たとえば、

安定した会社に入りたい

このような内容であれば、具体的な条件とはいえません。

何をもって安定とするのか、自分なりの基準を定めてこそ、希望条件として機能します。

希望条件はいくつもあって当然のもの。

すべての希望条件にあてはまる企業はまずありませんが、入社後のミスマッチを防ぐためにも、自身が希望する条件はすべて書き出しておきましょう

企業規模 / 業務内容 / 働き方 / 勤務場所 / 福利厚生 / 転勤の有無 など

上記について、ひととおりの検討を終えたら、それらの希望条件に優先順位をつけてください。

転職活動とは、

自分は何のために働くのか?

このような本質的な問いを考えるよい機会です。

給与や福利厚生はもちろん重要ですが、それだけでは、モチベーションを長期的に維持するのは難しいでしょう。

「会社が自分に何をもたらしてくれるのか」という受け身の発想ではなく、

  • 会社という舞台で、誰にどんな価値を提供したいのか?
  • 自分の成長を周囲にどう還元していくのか?
  • そのために自分にあった会社は、どんな社風であるべきか?

40代であれば、このあたりまで考えておく必要があります。

希望条件の整理に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

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40代向けの求人と出会うための6つの方法

40代の方が、転職活動を始めて最初に「壁」と感じるのは、求人探しについてかもしれません。

40代向けの求人は、20~30代向けの求人数の半数以下であると考えてください。

合格するより以前に、受けたい求人を見つけるのに時間を要するのです。

ただし法令により、求人票に対象年齢を明記しないと決まっていますので、一見するだけで40代を求めているかどうかはわかりません。

そのような状況のなかで、40代向けの求人情報を効率的に集めるためには、以下の6つの情報媒体・サービス機関を上手に活用する必要があります。

  1. 転職エージェント
  2. 転職サイト
  3. 転職フェア
  4. ハローワーク
  5. 企業のWebサイト
  6. 友人・知人のネットワーク

ここでは、これらの活用方法についてお話しします。

転職エージェント

40代の転職活動において、転職エージェントは必ず利用したい転職サービスです。

転職エージェントに登録すると、すぐに個別の担当アドバイザーがついてくれます。

担当アドバイザーは、あなたの年齢や性別、スキルや希望条件にマッチした求人を紹介してくれるでしょう。

しかもそれだけではなく、応募書類の作成から、面接指導や内定での条件交渉まで、きめ細やかなフォローを行ってくれるよき相談者となってくれるのです。

国内には数万社の転職エージェントが存在しており、サービスは無料で利用することができます。

自身のニーズに合った、40代向けの転職エージェントを見つけられるか?

これが転職を成功させるためのポイントとなるでしょう。

転職エージェントの選び方や活用する方法、40代におすすめ6社を以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

▼おすすめの転職エージェントはこちら▼

転職サイト

転職サイトに自身の希望にマッチする求人が掲載されている場合は、Web上で企業に応募してみましょう。

ただし転職サイトでは、担当アドバイザーなどの支援制度はありませんので、

  • 応募求人についての詳細情報
  • 合格するためのノウハウ

上記については、自分で情報を集める必要があります。

大手の転職サイトでは、数多くの求人情報が常時掲載されています。

サイト内で使える高度な検索機能がついており、職種・地域・年収などの条件で、簡単に求人を絞り込むことができるのです。

40代向けの求人を効率的に集めるには、「40代歓迎」「年齢不問」といったキーワード検索がおすすめ。

また、ひととおり求人を眺めたなかで、掲載写真に年配者が写っている求人を探してみましょう。

若手でなくても構わないですよ

企業側のこのようなメッセージかもしれません。

転職サイトの選び方や活用する方法、40代におすすめ11社を以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

▼40代におすすめの転職サイトはこちら▼

転職フェア・イベント

中途採用では、新卒採用のような会社説明会が行われることは少ないですし、OB・OG訪問も基本的にありません。

そういったなかで、転職フェアの存在は貴重です。

企業に在籍する人間と直接コミュニケーションできるのは、面接以外では唯一の機会といえるでしょう。

dodaやマイナビなどが主催する転職フェアは、不定期の開催ではあるものの、都市圏では3ヶ月に一回程度、土日などに開催されています。

数百という企業が一度に出展しており、最新の企業情報から求める人物像といったリアルな情報まで、社員からダイレクトに聞くことができるのです。

場合によっては、その場で簡易面接が行われて、次の面接日が確約されることもあります。

いちどに複数の企業を検討できる場としても有効に使えますので、希望エリアで開催があれば、ぜひ足を運んでみましょう。

ハローワーク

ハローワークの求人票は、転職サイトと比較して情報量も少ないですし、待遇面で見劣りする求人が多いので、利用を敬遠している40代の方もいるでしょう。

しかし、掲載を依頼する企業側から見れば、ハローワークは貴重な存在です。

数十万円~百万円単位で利用料が必要な転職エージェント・転職サイトと比べて、無料で利用できる面は大きな魅力になっています。

採用経費を潤沢に持っていない企業であれば、

採用担当
採用担当
まずはハローワークに掲載してみて、反応がなかったら次を考えよう

このような採用手順をふむ企業も多いのです。

採用担当
採用担当
高額な掲載費用を払ったのであれば、それに見合う応募者じゃないと採用できない

上記のように考えている採用担当者も、

採用担当
採用担当
ハローワークで無料掲載なら、ある程度の妥協はしてもいいか

こういった心境にもなりやすいでしょう。

応募者にとっては、内定ハードルが低いという利点が生まれます。

相談窓口数も多く、平日だけではなく土日も開所しているところもあります。

地域に根差した求人も多いですから、勤務地に希望がある場合などは、ぜひ利用を検討してみましょう。

ハローワークに関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

企業のWebサイト

特定の業界や企業に関心があるのであれば、その企業のWebサイトにある中途採用ページをのぞいてみましょう。

ひっそりと自社サイトだけで求人を出している企業があります。

こういった募集では、

採用担当
採用担当
よい人がいれば採用したい

上記のような心境なので、採用熱度は高くないかもしれません。

しかし、

自分の経験とスキルを、この企業へ売り込んでみたい

こういった気持ちがあるのなら、ぜひエントリーしてみましょう。

40代でも選考に通過できるのか、企業の人事部に直接問い合わせれば、

採用担当
採用担当
この求人では、○○という理由から35歳ぐらいまでの人をイメージしております

上記のような本音が聞けることがあります。

事前に確認するひと手間をかけてみることで、書類作成の手間が省けるかもしれません。

知人・友人などのつながり

あの会社で経験者を募集しているみたいよ
40代の人が家庭の事情で最近辞めちゃったらしい

こういった内輪の情報は、意外にも知人から入ってくることがあります。

求人化される前にその情報をキャッチして、知人経由で応募することができれば、ライバルも少なくて済むでしょう。

また知人・友人の紹介という形での応募は、人事担当者に安心感をもたらします。

採用コストもゼロであることから、話がまとまりやすい面があるのです。

転職することを周囲にオープンにできる状況であれば、身近な人に情報収集を積極的に依頼してみましょう。

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40代の応募書類に必要な内容を知ろう

転職活動において、最初の関門となるのは書類審査に合格することです。

20代であれば、4~5割前後で通過できる書類審査ですが、40代では2割以下の通過率になることも…

狭き門の中で、少しでも通過率をあげるためには、どのような工夫をするとよいのでしょうか。

履歴書は応募時に不要なケースもある

最近では、応募時に履歴書を求められることは少なくなってきています。

転職エージェントや転職サイトから応募する場合は、事前に入力した個人情報が、履歴書の形として企業に送信されるのです。

したがって、書類選考に通過して一次面接の際に、履歴書を持参するというケースが主流になりつつあります。

ただしハローワークなどでは、郵送で応募書類を応募する際に履歴書は必要です。

履歴書に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

40代の職務経歴書はココを見られている

40代の場合は、3割通過する職務経歴書が書けたら、かなり高いパフォーマンスを出しているといえるでしょう。

人事担当者が職務経歴書に目を通す時間は、せいぜい2~3分くらいです。

その数分の間に人事担当者がチェックしているのは、おもに以下の部分となります。

  1. レイアウト
    ビジネス文書として読みやすいか、プレゼンスキルがあるか
  2. 内容
    自社の求める人物像と、どれくらい合致しているか

レイアウトを工夫する

40代ともなると、職務経歴書に盛り込むボリュームもそれなりの量になるはずです。

採用担当
採用担当
この職務経歴書は見やすいな
採用担当
採用担当
この人の資料作成スキルは高そうだ

上記のような見られ方をされますので、職務経歴書が見やすいレイアウトになるように工夫しましょう。

レイアウトの工夫に関しては、以下の記事が参考になりますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

職務経歴書の内容について

職務経歴書の内容として、以下の2つを漏れなく盛り込みましょう。

  • 過去の職歴を通じて得た能力・スキル
  • 応募先企業で今後活かせる能力・スキル

自分のスキルを棚卸しよう」の項目で棚卸したスキルを、職務経歴書の随所に埋め込んでいくイメージです。

その際に、

40代としてふさわしいキーワードを選んでいるか?

これが合否の分かれ目になります。

たとえば営業職の場合であれば、

顧客から信頼されるような関係性を意識していました

このような記載しても、なんのインパクトもありませんし、おそらく読みとばされるでしょう。

営業マンとして、「相手から信頼される」ということは、スキル以前に持っていて当然の資質だからです。

40代であれば、

顧客の課題解決を得意としており、過去の事例としては…

上記のように、具体的な実績とともに語られるスキルを用いて、職務経歴書を作成することが求められます。

職務経歴書の作成に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

志望動機を考えるうえで、企業研究は必須です

企業研究というと、

時間がかかって大変そう…
そもそも何を調べればいいの?

このような声をよく耳にします。

確かに企業研究には、多少の労力と時間を要しますが、それほど難しいことではありません。

研究という名がついているだけで、実際はリサーチに近いものです。

インターネット上でたいていの情報を収集できますので、労を惜しまずに始めていきましょう。

企業研究のコツは、応募企業を1から10までつぶさに調べあげるのではなく、優先順位をつけて情報収集をしていくことです。

企業研究する目的と収集する項目
  1. 面接に合格するための企業研究
    沿革、経営者情報、商材の特性、売上高、取引先情報、競合情報、中期経営計画(企業理念含む)、業務内容など
  2. 入社するか判断するための企業研究
    年収や評価制度、産休・育休取得状況、ワークライフバランス(残業や有給)など

❷の待遇や働き方に関する項目は、内定が近づいた段階の調査でも構いません。

書類選考・面接対策としては、できるだけ❶に関する項目を集めて、履歴書や面接の志望動機作成に活用していきましょう。

志望動機だけでなく、自己紹介・自己PR・逆質問など、企業研究で集めた情報を活用する場面は多岐に渡ります。

1~2社ほど企業の情報収集を行っていけば、企業サイトのどの部分を見ればよいか、コツも掴めるはずです。

たくさんの企業情報を集めれば集めるほど、他社比較などもできて知識に厚みが出ますので、早めに取り掛かりましょう。

企業研究に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

質の高い志望動機を量産するためには?

求人に応募する際には、志望動機を考える必要があります。

面接でも必ず聞かれる質問でもあるため、しっかりとした内容を用意したいですよね。

とはいえ、なかなかよい志望動機が思い浮かばずに、時間だけが過ぎて焦りを覚える方も多いのではないでしょうか?

志望動機とは、思いつくものではなく、調べて作るものです

ただし調べるといっても、

貴社の企業理念に共感しました

こういったレベルの内容を、40代転職者が書いてしまうと、間違いなくお見送りとなるでしょう。

志望動機には、オリジナリティのある、自分にしか言えない内容を盛り込まなくてはなりません。

どんな企業であっても、きちんと2つの要素を入れて作成すれば、他の応募者と被らない、オリジナリティあふれる志望動機を作成できるノウハウがあります。

その具体的ノウハウや、例文についてご紹介している記事はこちらです。ぜひ参考にしてみてください。

転職時の適性検査ってどんなもの?

応募書類を提出すると、次は適性検査です。

採用過程でなんらかの適性検査を実施する企業は、4割~5割程度にものぼります。

企業によって、適性検査を実施するタイミングは異なりますが、いちばん多いのは一次面接の前、二番目に多いのが二次面接の前です。

多くの企業で使用されている適性検査は、リクルート社が開発したSPI3というもの。

自宅のPCを使って、Web受験する方法が最も一般的です。

SPIは以下の二つの検査で構成されています。

  1. 基礎学力や思考力を問う能力検査
  2. 性格検査

❶の能力検査は、正解がある問題が出題され、正答率や誤謬率(どれくらい間違ったか)が問われます。

問題の難易度としては、小学高学年から中学2年生レベルの問題といわれており、販売されている対策本をひととおり解いておけば、無事にクリアできるでしょう。

❷の性格検査は、性格に関する300の設問に答えていく形で正解はありません。

しかし、企業が求める人物像と合致していない場合は、お見送りになってしまうでしょう。

近年の傾向として、学力考査よりも性格検査を重要視する企業が増えています。

性格検査では、

協調性 / 定着性 / 達成志向性 など

こういった複数の観点から、自社組織との親和性が計測できるようになっています。

一定基準の値を下回ると、面接でどんなに好印象だったとしても、不採用と判断されてしまう場合があります。

しかしながら、性格検査は対策のしようがなく、運次第ともいえるでしょう。

偽って回答しても、入社後のミスマッチを生む結果につながりかねませんので、ありのままに回答することをおすすめします。

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40代が面接試験を突破するためのポイント

厳しい書類審査を通過して、やっと掴んだ面接の機会です。

せっかくのチャンスを無駄にしたくないので、万全の準備でのぞみたいですよね。

40代の転職者は、面接準備としてどんな対策をしておくとよいのでしょうか?

企業の人事担当者や現場責任者は、

この人にはぜひいちど会って、詳しく話を聞いてみたい

こんなふうに思っています。

40代に求められていることを正しく理解して、

私は御社にとって役に立つ人材です

このように、あなたの言葉で説明していかなくてはなりません。

40代の転職活動において、面接対策はもっとも大きな山場となります。

中途面接では「流れ」と「質問内容」は固定化している

中途面接は、新卒時の多種多様な面接と異なり、流れと質問内容がある程度は固定化されています。

まず面接の所要時間ですが、

  • 一次面接:60分ほど
  • 二次面接:30分~60分

このような時間で行われるのが一般的です。

面接官が複数いても、質問を行う役割を担うメインの面接官は決まっており、複数の面接官が交互に質問してくることは、ほとんどありません。

質問の内容は、学校卒業からこれまでの職歴と実績についてが中心となり、40代の応募者に対して、学生時代に関する質問はまず無いでしょう。

最近では、圧迫面接スタイルも減っています。

面接官は履歴書や職務経歴書を見ながら、応募者が話しやすいよう時系列に、そして穏やかに質問してくれるでしょう。

いちばん多い質問パターンは以下のような流れです。

転職面接の流れ
  1. 自己紹介・自己PR
  2. 転職理由についての質問
  3. 志望動機についての質問
  4. 活かせる経験・ 実績・スキル についての質問
  5. 応募者から面接官への逆質問

中途採用の面接では新卒時のときのような、

面接官
面接官
あなたをモノに例えると?
面接官
面接官
無人島にもっていくとしたら何?

上記のような、想像力・発想力を試すような質問は、まずありません。

基本的に聞かれることは、これまでの職歴といった過去に関することと、これからどうなりたいかという未来に関することだけです。

あらかじめ準備をしっかりしていれば、答えに窮するような場面はほぼ無くなるでしょう。

面接の流れに関しては、以下の記事で詳細に解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

面接の基本マナーは、40代なら備わっていて当たり前

面接で問われる基本的なマナーについては、面接以前の問題です。

とはいえ、面接で質疑応答に入る前の段階でミスを犯してしまい、

面接が始まって早々に、不合格が決まってしまう

このようなケースが残念ながら後をたちません。

社会人として当然の常識やマナーを、40代転職者にイチから教えるぐらいなら、

面接官
面接官
新卒を採用したほうがいいよね

企業側はこのように思っています。

職務に関する研修は実施しても、中途採用者に社会人の基礎を教え込むほどの時間は、企業側は想定していないです。

面接における基本マナーは、必ず押さえておきましょう。

服装のポイントは?第一印象でほとんどが決まります

人の印象を決めるにあたって、外見はいちばん大きな要素となります。

第一印象は”最初の数十秒”で決まるといわれており、いちど持たれた印象は簡単に覆すことができません。

自分の好みやこだわりで演出していることも、相手によってはマイナスに捉えられることもあるので注意が必要です。

それなら自分は大丈夫

こんなふうに思っている人が、実はいちばん危ないかもしれません…

第二新卒ならギリギリ許されるようなことでも、40代なら完全アウトです。

以下の記事などを参考にして、客観的な視点で身だしなみを考えましょう。

SNSアカウントにも要注意!

身だしなみやマナーの話とは少し性質が異なりますが、面接の内容以外で注意をしておきたいのがSNSです。

応募者の名前を、インターネットで検索する人事担当者が増えています

SNSの書き込み内容や投稿している写真を見て、企業側が採用するべきか不安を持つことも少なくありません。

FacebookやTwitterなどのアカウントを本名で開設している人は、投稿内容を念のため再確認しておきましょう。

政治的な内容や偏見ともとれる発言は、企業側にどう受け取られるかわかりません。

もちろん個人の思想は自由ですので、それを禁止するものではありませんが、思わぬところで転職の可能性を狭めてしまう可能性があります。

たとえば、第三者には閲覧できない設定にしておくなど、事前にとれる対策をしておきましょう。

「面接でうまく話せない…」をもたらす3つの原因とは?

面接で流ちょうに話せなくて、

面接でうまく話せない…

上記のような悩みを持っている方は多いでしょう。

ただ、面接においては、ある程度の準備と練習を重ねれば、苦手意識は克服できます

面接でうまく話せない原因は、大きく分けると以下の3つです。

面接でうまく話せない3つの原因
  • 企業研究不足
    企業側がどのような人物を求めているか理解できていない
  • 自己分析不足
    自分を表現するボキャブラリーが不足している
  • 話す練習不足
    そもそも話すことに慣れていない

あなたが面接でうまく話せないと感じているなら、上記3つのうちどの点が不足しているかを、まずは確認してみましょう。

話す練習不足なのであれば、とにかく模擬面接などをこなして、まずは慣れるしかありません。

企業研究や自己分析に関しては、この記事の別項目で解説していますので、ぜひそちらを参照してみましょう。

企業研究の項目へ
自己分析の項目へ

また、実例として具体的にどのように克服したのか、体験談の記事もありますので、ぜひ以下も参考にしてみてください。

自己紹介・自己PRのポイントは、「企業が求める人物像」を知ること

40代ともなれば、複数の会社・複数の部署で勤務した経験を持つ人も多いでしょう。

しかし、自己紹介や自己PRでは、その経歴をすべて伝えきる必要はありません。

企業側が求めている経験や人物像に対して、

この部分がいちばんマッチしているな

上記のように思えるスキルや実績を中心に、伝えていきましょう。

企業の求める人物像を知らずに、自分の得意なことだけを盛り込んで、一方的な回答をしてしまうことは非常に危険です。

たとえていうなら、ダイエットを気にする同僚に、カツ丼屋の話をするようなものです。

おいしそうだけど、今はやめておくわ…

こんな感じで、相手の興味を引くことは難しいでしょう。

面接官
面接官
あなたは優秀そうだけど、我が社では求めていないですね

面接においては、このような結果になってしまうのです。

企業側、つまり人事や採用担当者の目線で、以下をふまえた回答を準備しなければ、内定を得ることはできません。

  • 面接官はあなたのどこを見ているのか?
  • それに対して、あなたは何をPRするべきか?

自己紹介・自己PR関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

転職理由は必ず聞かれます。ポジティブな表現でまとめよう

面接官
面接官
あなたはなぜ会社を辞める(た)のですか?

上記のような転職理由については、面接官から必ず聞かれます。

これまでに転職を何度か経験している人は、経験社ごとの転職理由を用意しておきましょう。

当たり障りのない曖昧な理由を伝えると、

面接官
面接官
何か隠しているのではないか?
面接官
面接官
そんな理由で辞めるのなら、ウチでも定着しないだろう

このように思われてしまうので、本当の理由をポジティブな表現に言いかえて、伝えることをおすすめします。

転職理由の伝え方のコツとしては、

want(○○したいから)の表現

上記で伝えることです。

たとえば「年収が低いから」という理由であれば、

実績と年収が連動する環境で、もっとがんばりたいので転職を検討しています

「人間関係がよくなかった」という理由であれば、

フラットで風通しのよい関係性のなかで、自分の企画や提案を積極的に発信したいので、転職を検討しています

上記のように伝えると、転職理由がポジティブに聞こえて、面接官に好意的に受け取ってもらえるでしょう。

転職理由の合格ポイントは、

面接官に好意的かつ共感してもらえるか?

この点につきます。

したがって、現職(前職)企業を批判するようなことを言うのはNGです

自分に活躍の場を与えてくれた、現職(前職)には感謝しているのですが、○○といった考えをもつようになり、転職を検討しています

あくまでも、上記のようなスタンスで話しましょう。

転職理由の伝え方に関しては、以下の記事が参考になりますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

逆質問タイムをあなどってはいけない

面接対策で忘れてはならないのが、逆質問の準備です。

逆質問とは、面接の最後に面接官から、

面接官
面接官
それでは最後に、○○さんの方から当社に対して何か質問があればどうぞ

このように聞かれる質問のことをいいます。

どの面接においても、必ずこの逆質問コーナーが設けられるはずです。

しかし、志望動機や転職理由の回答を考えるのに手一杯で、質問することを考えないままで、面接に挑んでしまう方をよく見かけます。

質問はとくにありません
有給休暇の取得率はどれくらいですか?

当然のことながら、上記のような回答をすればマイナスとなってしまうでしょう。

それまで高い評価を得ていたとしても、逆質問の回答ひとつで、不合格になることもあり得ます。

決してあなどってはならない質問なのです。

逆質問では、何を聞いてもよいということではなく、志望度の高さ自己PRにつながるような質問をする必要があります。

40代がどのような逆質問をするべきなのか、以下の記事で例文も交えながら解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

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転職活動に疲れたときの対処法

40代転職に失敗した人

40代の転職活動では、書類審査の通過率が2割前後なので、内定をもらうまでにはまとまった応募数が必要です。

もちろん例外はありますが、多くの40代の方は、転職活動が数ヶ月くらいになるでしょう。

長期化する転職活動のなかで、ときには肉体的・精神的に疲れを感じることもあるはずです。

モチベーションが下がったり、壁にぶちあたって停滞感を感じるときは、どのようなリカバリー策を取るべきなのでしょうか?

モチベーションは長引けば下がるもの。早めに対策しよう

ダイエットや勉強するときでも、なかなか思うような結果が出ないと、

このまま続けていて、大丈夫なのだろうか?

こんなふうに悩んでしまいますが、転職活動だって同じです。

いくつか面接予定が入るなど、転職活動が少しでも前進している実感があれば、気力の維持もできます。

しかし、書類選考に落ちてばっかりで、前に進んでいる実感もない状態では、精神的な辛さを感じやすくなってくるでしょう。

しかも転職活動の場合は、まわりに同じような状況にいる仲間を見つけることが難しく、苦労や悩みを共有できる相手もいません。

慣れない転職活動への疲れや、家族からのプレッシャーも加わって、押しつぶされそうな気持ちを経験する人も少なくないはずです。

こういった辛い状況を早く脱したいという気持ちから、

もうどんな企業でもいいから、適当に応募していこう

こんなふうに投げやりになったり、

しばらく活動をストップするかな…

上記のように、転職活動自体を止めてしまう人がいます。

しかし、これらは事態打開の根本的な解決にはなりません。

とくに離職中の場合は、離職期間が長くなるほど書類通過率が低下してしまい、負のスパイラルに落ちてしまいます。

モチベーションをコントロールすることは、転職活動において重要な要素なのです。

モチベーション維持策に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

不合格を無駄にしないで!今後の対策につなげよう

書類選考や面接での不合格が続けば、落ち込まない人はいません。

いったいなぜ不合格なんだろう…

不合格になる理由を知りたいですし、きちんと対策をたてて、次の応募に役立てたいところです。

しかし、選考で不採用となった理由について、詳細に開示してくれる企業はほとんどありません。

大多数の企業では、

○○様の応募書類をもとに社内で慎重に検討しました結果、誠に残念ながら今回はご期待に添えない結果となりました

せっかく面接にお越しいただきましたが、他の候補者様との相対比較により、今回は採用を見送らせていただくことになりました

上記のような曖昧な表現で、不採用の通知が届きます。

応募者は「自分がなぜ見送られたのか?」が分かりません。

それゆえに、なんだか全否定されたような気になって、絶望感を味わう人もいるでしょう。

しかし、ネガティブな気持ちを引きずったままでいると、いつまでたっても客観的な視点で原因を追究できません。

次の応募先でも、結局は同じような結果を招いてしまいます。

不採用続きの悪循環にならないように、早期に気持ちを切り替えることが重要です。

今回決まらなかったのは、どこに問題があったのだろうか?

このように不合格をバネにして、自身の対応をブラッシュアップしていくことに、自分の気持ちと時間を集中させましょう。

より具体的なアドバイスを、以下の記事で掲載していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

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内定してからの流れ。退職交渉や入社準備について

最終面接をクリアして無事に内定が出れば、ホッと一息つきたくなりますよね。

しかし内定が出たあとも、まだするべきことがいくつかあります。

内定の条件を書面で確認しよう

労働契約期間や賃金などの労働条件が書かれた書類は、

  • 内定通知書
  • 採用通知書
  • 雇用契約書

上記のようなものがあり、これらの書面が発行されて、はじめて正式な内定となります。

企業からは内定の連絡とともに、

内定受諾の返事は○日○時までにお願いします

こんなふうに日時を指定されるはずです。

書面に記載されている雇用条件について吟味をして、期限までに「受諾するのか・辞退するか」を決断しましょう。

40代であれば、配偶者など家族の了解が必要なケースも多いはずです。

できるだけ早い時期に、家庭内でコミュニケーションをとる機会を設けましょう。

給与交渉で条件は変えられるのか?

提示された給与金額が、思っていたよりも低いんだけど…

このような場合に、企業と交渉をすることで条件を変えることはできるのでしょうか?

給与交渉は基本的には難しい場合が多いのですが、特定の条件に当てはまる方は、成功することもあります。

給与交渉の詳しいノウハウを知りたいという方は、以下の記事を参照してみましょう。

内定は辞退するときは

条件の不一致などで入社できないと判断した場合は、もらった内定を辞退することになります。

あんなに熱く志望動機を語ったのに…

このような後ろめたい気持ちになるかもしれませんが、致し方のないことです。

大切なことは、辞退すると決めたらすぐに連絡を入れること

あなたが辞退するのなら、企業は早急に次の候補者を探す必要があります。

回答期限まで先延ばしにせずに、決断した時点ですぐに伝えましょう。

転職エージェントを通して応募している企業なら、担当のキャリアアドバイザーに、直接応募しているなら、企業の人事担当者に連絡を入れてください。

人事担当者への連絡は、なるべくなら電話で行いましょう。

不在であればメールでも構いませんが、直接お詫びするのがマナーです

退職交渉の進め方

内定先の企業に入社すると決めた!

このように決断をしたら、こんどは現職の企業と退職交渉をおこないます。

退職交渉では、退職日をいつにするかという「日にち」が論点となるはずです。

しかし退職を切り出してみると、現職企業は「退職そのものを許可するか否か」を論点にしてくることも…

企業側に退職を拒む権利はないのですが、人手不足の状況では、現職企業から強い引き止めにあうことも少なくなくありません。

なかには複数の面談設定がなされて、上司や先輩などが何度も説得を試みてくる場合もあります。

退職交渉で、精神的に辛い思いをする方もいるかもしれません。

お世話になったお礼を伝えて、

  • 退職する気持ちに変わりはないこと
  • 引き継ぎをしっかり行うこと

上記をしっかり伝えて、理解してもらうように努めましょう。

一般的に入社日は、内定となった日から45~60日後あたりに設定されることが多くなっています。

引き継ぎや有給消化、場合によっては引っ越し等もふまえると、時間的猶予はそれほどないはずです。

辞めてほしくないがために、上長が話し合いのテーブルにつこうとしない例も聞きます。

状況に応じて、自分から第三者に介入を依頼するなど、自身で状況をコントロールしていくことが重要です。

退職の準備に関しては、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

▼円満に退職をするために

退職手続きについて

退職交渉のトラブル回避

入社までに準備しておくこと

入社までに準備しておくべきこととして、以下の4つが挙げられます。

入社までに準備しておくべきこと
  1. 入社先企業から依頼された、住民票などの書類関係を準備する
  2. 健康診断を受診して、結果を回収をする ※入社先企業から依頼があった場合
  3. スーツやカバンなど、新調するものがあれば準備する
  4. 業務上で必要となる知識を予習しておく

40代の方であれば、4番目の「予習」はしっかり準備しておきたいところです。

人事担当者に、

入社前に準備しておくことがあれば、ぜひ教えてください

このように伝えておけば、現場責任者に確認して案内してくれるでしょう。

社内資料を入社前に開示してくれることは稀ですが、推薦図書や推薦Webサイトなどを教えてくれます。

質問しておくことで、意欲前向きな気持ちを伝えることもできるので、一石二鳥ともいえるアクションです。

転職先で馴染んでいくために

入社してから数日間は、自己紹介をする場面が多々あるでしょう。

簡単な挨拶文を用意しておくと便利です。

簡単に過去の経歴をまとめておき、趣味などの情報も加えて、1分程度の内容で構成するとよいでしょう。

あとから職場の人が話しかけてくれたら成功です。

職場に早く溶け込んでいくための仕掛けづくりも、転職を成功させるために、かならず準備しておきましょう。

入社の準備に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

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特殊な転職活動もやり方次第で成功できる

20代であれば、自分自身の意思や希望で、比較的自由に仕事選びができるでしょう。

しかし40代ともなれば、家族の事情を考慮した仕事選びが求められます。

そういった状況別のノウハウも、当サイトで確認しておきましょう。

U・Iターン転職を成功させるために

いずれ故郷へ戻って、残りの仕事人生を歩みたい

このように考える人にとって、U・Iターンを実現できるタイミングは、そんなに数多くはやってこないでしょう。

  • 自分の仕事上の都合
  • 配偶者の仕事の状況
  • 子どもの学校の問題
  • 住宅の売却 など

上記のような、調整すべき課題がいくつもあるからです。

さまざまな転職活動のなかでも、U・Iターン転職は難易度の高い転職活動といえます。

  • 地方の求人情報をどのように集めるのか?
  • 面接は現地でないと受けられないのか?
  • 辞めてから活動をした方がいいのか?
  • 内定から入社まで、どれくらい待ってもらえるのか?

ざっと思いつくだけでも、さまざまな質問が浮かび上がるはずです。

U・Iターン転職の具体的ノウハウについて、以下の記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ワーママ転職を成功させるために

40代女性が子育てをしながら仕事をこなすためには、

勤務時間 / 休日 / 勤務場所 など

上記のような様々な制約があるなかで、求人を探す必要があります。

正社員で時短勤務ができる求人は、東京のような大都会でもないかぎり、とても少ないのが実情です。

ただ、じつは求人化されていないだけで、探し方によっては、ワーママ歓迎のポジションもたくさん見つかります。

ワーママが転職を成功させるために知っておきたい、5つの求人探しの方法について以下の記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

また、実際に40代ワーママが転職に成功した、転職体験談の記事もありますので、あわせて確認してみましょう。

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まとめ:40代の転職を成功させるために

この記事では、40代の転職活動について、

  • 40代の転職を取り巻く状況やその現実
  • 転職活動の具体的な流れ
  • 各ステップごとの対策と攻略ポイント

上記について、詳しくお話ししてきました。

厳しい現実を知って、驚かれた読者の方もいるかもしれませんね。

筆者は40代の転職者を長年支援してきましたが、40代の転職活動がうまくいかない理由は、

転職に対して、認識の甘さがあること

これがいちばんの原因だと思っています。

転職活動をスタートしてから、

  • 自分が受けたい求人が意外に少ないこと
  • 思った以上に企業の目線が高いこと
  • いまの年収が思いのほか高かったこと

こういったことに、はじめて気が付く人が多すぎるのです。

40代の転職に存在するリスクを知ってから活動開始をするのと、なにも知らずに開始するのでは、結果に大きな差が生まれるのは当然のことでしょう。

40代の転職が厳しいのは知っている
でも自分の場合はなんとかなるだろう

このような根拠もない過信は禁物です

いちど不合格になった企業に、再び応募することはできません。

ひとつひとつのチャンスを最大限に活かせるよう、しっかりと準備をすすめていきましょう。

セカンドゴングは、40代の前向きな転職活動を応援するために、設立されたWebメディアです。

これからも、より多くの方が転職に成功されることを願って、さまざまな気付きや情報を提供できるコンテンツを発信していきます。

この記事を書いた人
Rika
40代女性、北海道在住。8年半の大手人材紹介会社勤務を経て、現在はフリーで30~40代の方の転職支援業務に従事しております。3000名以上の転職相談(カウンセリング)した経験をもとに、役立つ情報を提供致します。【厚生労働省認定 国家資格キャリアコンサルタント】

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  • ぽけご

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