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【何がしたいわからない】40代の仕事選びで適職を見つける方法は?

「何がしたいわからない…」仕事選びに悩む40代が適職を見つける方法とは?
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いまの仕事を辞めたいと思っているものの、

自分は何がしたいのかよくわからない…

自分にはどんな仕事が向いてるんだろう…

上記のような悩みを持つ40代は少なくありません。

もし、あなたがこのような状況にあるのなら、いちど自分の価値観を整理したうえで、じっくり仕事選びを考えましょう。

転職にはリスクも伴いますから、40代という立場を考慮するのなら、場当たり的な転職は避けるべきです。

この記事では、仕事選びで悩んでいる40代の方に向けて、適職を見つけるためのポイントを解説しています。

ぜひ最後までご覧いただいて、あなたの悩みを解決するヒントにしてください。

目次
この記事の執筆者
Santiago

Santiago

40代男性、神奈川県在住。運送業界で管理職として奮闘するも、家族との時間を大切にしたいと40歳で転職。本業+副業でワークライフバランスを実現しました。仕事や働き方に関する悩みについて、役立つ情報や考え方をお届けします。

仕事を辞めたいなら、転職活動を始めてみよう

いまの仕事を辞めたいと思ってはいるけど、

どんな仕事がしたいのかわからない…

このように悩んでいるのなら、とりあえず転職活動を始めてみましょう。

転職活動をするなかで、自分のやりたい仕事を見極めていくことができます

もちろん転職活動をするだけなので、本当に転職する必要はありません

実際に転職するかどうかは、やりたい仕事が見つかってから考えればよいのです。

転職は当たり前の時代です

高度成長期の頃は当たり前だった、”終身雇用”という概念はもはや過去のものとなりました。

キャリアを積むために転職をしています

このような考え方は、いまや珍しくありません。

転職需要が拡大する要因のひとつになっているのが、日本社会における人手不足の状況です。

2030年には、日本の労働人口は644万人が足りなくなると言われており、既に人手不足による倒産が相次いでいます。

2030年、人手は644万人不足する

推計の結果、2030年には、7,073万人の労働需要に対し、6,429万人の労働供給しか見込めず、「644万人の人手不足」となることが分かりました。

産業別において、特に大きな不足が予測されるのは、サービス業、医療・福祉業など、現在も人手不足に苦しむ業種であることが分かりました。

これらの業種は、少子高齢化やサービス産業化の進展により今後も大きな需要の伸びが予測され、労働供給の伸びがそれに追いつかないと考えられます。

パーソル総合研究所「労働市場の未来推計 2030」より

転職市場の動向を踏まえて、

人手不足で積極採用している業界に、照準を合わせてみる

というのも、仕事を見つけるひとつの手法となっているのです。

【人生100年時代】40代からでも転職は遅くない

自分にはどんな仕事が向いているのかよくわからない…

このように悩んでしまう40代が多いのには、時代背景も関係しています。

就職氷河期世代であった今の40~50代は、仕事の選択肢が少ない状況で、目の前のことに必死に取り組んできた人たちです。

会社や家族を優先して、

自分のやりたいことを犠牲にしてきた世代

という見方もできます。

これまで必死に歩んできたにもかかわらず、若者の進出や自身の体力低下を感じて、

今のままでよいのだろうか…

という漠然とした不安に悩んでいる人も多いでしょう。

ただ、人生100年時代といわれる昨今ですから、いまや40代という年代はキャリアの折返し地点ではありません

2021年4月には、高齢者雇用安定法の改正によって、企業は雇用社員における”70歳までの就業機会確保”を義務付けられるようになりました。

高年齢者雇用安定法の改正~70歳までの就業機会確保~

少子高齢化が急速に進展し人口が減少する中で、経済社会の活力を維持するため、働く意欲がある高年齢者がその能力を十分に発揮できるよう、高年齢者が活躍できる環境の整備を目的として、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」(高年齢者雇用安定法)の一部が改正され、令和3年4月1日から施行されています。

出典:厚生労働省ホームページ

40代から新しい分野にチャレンジしても、知識やスキルを高める期間は、まだ20年以上もあります

今から「その道のスペシャリスト」を目指すことは、十分に可能です。

「何がしたいかわからない」と悩んでいる40代の方でも、これからやりたい仕事を見つけていけば、決して遅くはありません。

「何がしたいかわからない…」そんなときは価値観の整理をしてみよう

転職が一般的になったとはいえ、すべての人が転職に成功しているというわけではありません。

なかには、転職しても理想と現実のギャップに悩み、再び退職してしまう人もいます。

自分にあった仕事と出会うためには、

仕事のおける価値観を明確にしておく

ということが重要です。

焦る気持ちを抑えて、これからお話しする内容を参考にしながら、自身の内面と対話をすることから始めてみましょう。

”転職貧乏”になってしまう人の特徴とは?

転職の典型的な失敗例として挙げられるのが、”転職貧乏”と呼ばれるケースです。

新しい環境なら、もっと頑張ることができるはずだ

このような根拠のない自信をあてにして、安易に転職することはおすすめできません。

転職先で苦労があれば、すぐに心が折れてしまって、

やっぱり前の会社に戻りたい…

と後悔することになるのです。

結局は「会社を辞めては転職」を繰り返してしまい、収入と社会的信用を失うことになるでしょう。

転職貧乏になりやすい人の特徴
  • プライドが高い
    資格やスキルの必要性を理解していても、プライドが邪魔して行動に移せない
  • 不採用が続いて焦っている
    焦るばかりに条件に妥協してしまい、転職に失敗してしまう
  • 理想ばかりで努力をしない
    理想ばかりを追い求めて乗り越えるべきハードルから逃げてしまう

上記の特徴に当てはまっている人は要注意です。

先入観のない転職を避けたほうがよい理由

転職活動をするときに、

転職活動は先入観を持たずにやったほうがいいよ

自分の可能性を発見できるし、成功しやすくなるから…

このような意見を聞くことがありますが、40代が真に受けてはいけません。

未知の環境で頑張れば、知らない才能が開花する可能性はあるでしょう。

ただし、仕事の価値観という“自分軸”を持たずに転職活動をしても、時間と労力をムダにするだけ。

運よくどこかの会社に入社できたとしても、納得感が薄ければ、

やっぱり転職はこの失敗だったかな…

と後悔することになるのは明らかです。

人生の大半は、労働の中で過ごします。

つまり、仕事を変えることは、生き方を変えることに等しいのです。

転職にはリスクも伴いますので、40代という立場を考慮するのなら、無謀なチャレンジは避けるべきでしょう。

リスクを承知したうえで、自分の価値観を持って行動することが、中高年転職者のあるべき姿です。

しっかりと自己分析をしたうえで、転職活動を進めること

上記が大前提となることを心得ておきましょう。

仕事選びでつまづく人の特徴。タイプ別の対策とは?

転職サイト

仕事選びや転職活動につまずく人は、もともと持っている性格や現在の状況から、以下の4つのタイプに分かれます。

ここでは、それぞれのタイプの特徴と、仕事選びの際に対策するべきポイントをご紹介します。

失敗が怖くて前に踏み出せない

このタイプに当てはまる人は、

○○という仕事に興味はあるんだけど、失敗するのは嫌だし…

上記のように慎重になり過ぎるので、なかなか行動に移すことができません。

  • 転職経験がない
  • 控えめな性格をしている

このような人によく見られる傾向です。

最終的には、自分を信じて飛び込むしかありません

失敗を恐れる気持ちを抑えて、いくつかの求人に応募することから始めてみましょう。

転職活動を始めたからといって、必ず転職しなければいけないというわけではないですし、内定をもらえるとは限りません。

ですが勇気を持って行動するなかで、自分らしい価値観に出会えることもあるのです。

いい意味で転職への期待を捨てて、肩の力を抜いて行動してみましょう。

自分の強みがよくわからない

このタイプは、

さほど努力をしなくても、人並みの仕事はできます

上記のような、自信家の人に当てはまりがちな特徴です。

物事をそれなりに上手くこなせることが仇となり、特筆すべき自身の強みとなる要素がわかりません。

オールラウンドな仕事ができる一方で、大成しない”器用貧乏”なタイプともいえるでしょう。

仕事選びを前に進める対策としては、

職業上のキャリアを振り返って、成功体験を掘り起こす

ということが有効です。

上司に評価されたこと、得意先に感謝されたことなど、書き出してみれば色々とあるのではないでしょうか?

自分の強みがわかれば、進むべき方向性が見えてくるはずです。

これまでのキャリアから強みを洗い出す方法については、以下の記事で解説をしていますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

将来の不安から焦ってしまう

とくに現状に不満があるわけではないのに、

このままズルズル働き続けるのはよくないのかも…

このような漠然とした「将来への不安」を理由にして、転職に踏み切ってしまう方は、もっとも失敗しやすいタイプです。

このタイプに当てはまる人は、

不安要素をあらいざらい書き出してみる

ということから始めてみましょう。

精神的な焦りの根幹には、

  • キャリアに関する不安(停滞感)
  • 知識やスキルに関する不安
  • 人間関係にまつわる不安
  • 経済的な不安
  • 体力的な不安

上記のような、何らかの不安要素があるはずです。

しかし、内容によっては、

別に転職しなくても、いまの会社で解決できそうだな…

というものもあるのではないでしょうか?

早まらずに、ひとつずつ紐解いていくことが重要です。

考える時間が足りておらず、やりたいことが定まらない

転職したいという願望はあるものの、

  • 平日は仕事漬け
  • 休日は家族サービスに追われる

上記のように忙し過ぎて、

自分のやりたいことをじっくり考える時間がない…

という人もいるでしょう。

このような場合は、有給休暇を取るなどして、なんとかして時間を確保するしかありません。

カフェや景色のよい場所など、誰にもじゃまされない空間で、

これまでやりたいと感じたことは何だろう?

上記について、じっくりと思い出してみてください。

ざわざわした気持ちでは見えなかった、自分らしいキャリアプランが想起できるはずです。

自分らしい仕事を見つける6つの方法

自分らしい仕事を効率よく見つけるためには、

何かひとつ明確な切り口を定めて考えてみる

というやり方が有効です。

ここでは、具体的な方法について、以下の6つの切り口をご紹介します。

やりたいではなく、やれる仕事から探す

やりたいことを探すのではなく、

自分のやれる仕事から選ぶ

というスキルを活かした選択方法です。

この方法で仕事を選べば、転職で結果を出しやすく、仕事をイチから覚えるといった労力も必要ありません。

転職で活かせるスキルには、テクニカルスキルポータブルスキルの2つがあります。

転職で活かせる2つのスキル
  • テクニカルスキル
    特定分野で活かせる専門知識や技能のこと。おもに同業種、同職種への転職で役立つ
  • ポータブルスキル
    論理的思考力・コミュニケーション能力・交渉力など、業種や職種を問わず活かせる汎用的なスキルのこと。未経験の転職でも強い武器になる

なお、どんなスキルを保有しているかによって、やれる仕事の種別は変わってくるので、保有しているスキルを的確に言語化しておくことが重要です。

スキルの言語化に関しては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

好きな分野、興味のある職種から探す

好きな分野の仕事ならば、ある程度の苦労も受け入れられるもの。

ライフワークと呼べる仕事に出会えれば、日々の充実感は格段に高まるはずです。

一時的に年収が下がったとしても、

好きなことだから苦にならない!

と長く続けることができるので、徐々に収入も得られる状態になりやすいでしょう。

興味ある分野から仕事を選ぶ場合は、

情報収集をして業界の理解を深めておく

ということが重要です。

関連書籍やインターネット記事をじっくり読み込めば、本当に自分がやりたい仕事かどうかを判断できます。

身につく資格やスキルで探す

40代後半~50代の近い将来を見越して、

手に入れておきたい資格やスキルを基準に仕事を選ぶ

というのもひとつの方法です。

キャリアアップはもちろん、先々に独立を検討している人にも有用な方法となります。

国家資格を取れば優位性があるものの、その多くは取得にあたって一定の実務経験が必要です。

すぐに取得できないもどかしさがある一方で、

資格取得後は収入が安定しやすい

といったメリットがあります。

スキルを習得する場合は、働きながら学んだほうが効率的というケースが多いです。

とくにIT分野で必要となるスキルは、独学では習得がきびしい傾向にあります。

40代からITエンジニアに転職した事例はこちら

資格やスキルは“一生モノ”となるため、働きながら習得できれば、一石二鳥となることは間違いありません。

社会貢献度の高い職種から探す

「将来の担い手を育てる」という観点でみれば、

大学職員 / 塾講師 / 家庭教師

上記なども立派な社会貢献だといえるでしょう。

子どもとのふれあいが好きなら、保育士学童保育指導員を目指すのもありですし、生き物が好きなら、動物のためになる仕事もたくさんあります。

いずれも「ありがとう」をいわれる機会が多いため、モチベーションに繋がりやすく、幸福感もひとしおでしょう。

他にも、高齢化社会を支える介護福祉医療分野の仕事も、社会貢献度の高い仕事といえます。

いずれも求人の選択肢も豊富にあるので、自分にあった職場を見つけやすい状況です。

40代からでも目指せる仕事としては、

  • 介護職
    資格がなくても採用されやすく、働きながらキャリアアップが目指せる
  • 医療事務
    未経験でも働きやすく、働き方を選びやすい

上記などがおすすめですよ!

副業で経験を積みながら、やりたい仕事を見つける

長年同じ会社に務めていると、他の業界を知る機会はそれほど多くないでしょう。

しかし、副業を始めることで、知らない分野の情報を積極的に手に入れることができます

視野が広くなれば、思わぬ適職が見つかるかもしれません。

副業で経験を積むことは、本業としていきなりチャレンジするよりも、明らかにリスクを抑えられます。

所帯持ちの人にとっては、家族に余計な心配をかけずに済むでしょう。

所帯持ちが副業ありきで転職した事例はこちら

なお、副業をはじめる場合は、

副業が会社の就業規則に違反しないのか?

という点については、事前に確認しておきましょう。

40代の副業は、体力的な心配がいらない在宅ワークがおすすめです。

やりたくない仕事を除外して絞り込む

仕事を選ぶときに、

この仕事だけはやりたくないな…

このような消去法から、仕事の条件を絞り込む方法も有効です。

やりたい仕事とは反対に、やりたくない仕事の要素とは何でしょうか?

  • デスクワークはやりたくない
  • 肉体労働はやりたくない
  • 営業や接待はしたくない
  • 残業はあまりしたくない
  • 土日に仕事はしたくない

上記のように項目を多く挙げるほど、避けるべき仕事が見えてくるはずです。

自分にとって、どのような仕事を除外すべきかがわからないときは、過去の職歴を振り返ってみましょう。

そういえば、あの業務は好きじゃなかったな…

このような業務があるならば、同じ要素を含む仕事には就くべきではありません。

頭の中を整理する意味でも、

いちど嫌いな要素をすべて書き出してみる

というのもおすすめです。

どうしても適職がわからないときは、転職サービスを活用してみる

自分でいろいろ考えてみても、

どうしても何がしたいのかはっきりしない…

という場合は、自分ひとりで悩むのではなく、第三者による客観的な見解も取り入れながら、適職を探してみましょう。

ここでは、仕事選びに迷ったときに活用できる、無料の転職サービスをご紹介します。

転職サイトで「適職診断」を受けてみよう

40代が転職サイトを活用する方法

適職診断とは、転職サイトを運営する人材サービス会社が提供している診断サービスのこと。

設定されている質問に回答することで、適職はもちろん、適正年収や性格分析なども行ってくれます。

おもな適職診断サービス
  • マイナビ転職 ジョブリシャス診断
    20の設問に回答するだけで、性格タイプ・仕事での強みと弱み・本領発揮できる職種などが詳細に分かります
  • doda 適職診断
    3つのステップで設問に回答していくことで、得意な能力や苦手な能力、価値観や行動傾向などを詳細に診断してくれます。データを活かした職種選びも可能
  • リクナビNEXT グッドポイント診断
    選択形式の質問に答えていくことで、「独創性」や「決断力」など18種類の要素から5つの強みを診断してくれます。診断結果にもとづいてマッチする仕事情報が案内されます
  • ミイダス コンピテンシー診断
    選択形式の質問に答えていくことで、17種類の職種の適性を10段階で診断してくれます

診断を受ける、もしくは診断結果を確認する段階で、各転職サイトへの登録が必要になりますが、いずれも無料で利用することができます

仕事選びのヒントにできますので、ぜひいちど診断を受けてみましょう。

また、求人探しをするうえでも、転職サイトの利用は必須です。

転職サイトの選び方や活用する方法、40代におすすめの11社を以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

40代向けのおすすめ転職サイト11選はこちら

転職エージェントにキャリア相談してみる

転職エージェントは40代に必須のサービス

自分の選択に迷いや不安がある場合は、転職の専門家にキャリア相談をしてみましょう。

ミドル世代の転職活動に必須とされる転職エージェントには、キャリアアドバイザーという心強い味方がいます。

面談によるカウンセリングを通じて、客観的なアドバイスがもらえるため、自分一人で適職を探すよりもずっと効率的です。

転職のプロによるサポートを受けることで、以下のような、たくさんのメリットを得ることができます

転職エージェントを利用するメリット
  • 転職サイトなどに出回っていない、40代向けの非公開求人を紹介してもらえる
  • 履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえる
  • 面接対策のサポートをしてもらえる
  • 業界や企業について、独自の情報を提供してもらえる
  • 求人企業について、気兼ねなく質問できる
  • 選考に落選した理由を教えてくれるので、次への対策が打てる
  • キャリアや市場価値をプロの視点で見定めて、アピールするべき自身の強みを教えてくれる
  • 応募企業との連絡や日程など、エージェント担当者が間に入って調整してくれる
  • 入社時期や年収条件など、交渉ごとを代行してくれる

40代が無駄なく効率的に転職活動を進めるうえで、利用しない手はないサービスです。

しかも、転職エージェントは人材が採用されたときに、企業から成功報酬を得るビジネスモデルのため、転職者は無料で利用することができます

エージェントとの相性を見極めて厳選するという前提で、最初から3~4社ほどに登録しておきましょう。

転職エージェントの選び方については、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

ハローワークなどの公共就職支援サービスを利用する

ハローワークは心強い味方

ハローワークは、転職サイトと比較すると求人の詳細がわかりにくく、待遇面で見劣りすることが多いので、利用を敬遠している人もいるかもしれませんね。

ですが40代の転職においては、ハローワークも積極的に活用しましょう

ハローワークを利用することで、以下のようなメリットを得ることができます。

ハローワークを利用するメリット
  • 仕事の種類が豊富で求人数が圧倒的に多い
  • ハローワークだけの独自求人がたくさんある
  • 職業相談の窓口が充実しており、気軽に相談できる
  • 子育て中の仕事探しを支援するマザーズコーナーがある
  • 職業訓練を受けて、資格やスキルを習得できる

ハローワークは公共の職業紹介機関ですから、企業は無料で求人を掲載することが可能です。

そのため、

ブラック企業の求人が紛れているのではないか…

こういった心配をしている人もいるでしょう。

ですが、質の悪い求人は見分けることができますし、窓口で確認すれば、さまざまな情報を教えてもらえます。

  • 現在失業中である
  • 地元企業への就職を希望している
  • 未経験の仕事に転職したい
  • 子育て中である

上記のような方であれば、利用しないのはもったいないサービスですよ。

また、公共の就職支援サービスはハローワークだけではありません

人材紹介会社による委託運営がされていて、転職エージェントのような充実したサービスを用意している地域もあります。

ハローワークなどの公共支援サービスについては、以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

ハローワークや公共支援サービスの詳細はこちら

まとめ:仕事選びに悩んでしまったときは、価値観を整理して自分の軸を見つけよう

今回は、仕事選びで「何がしたいかわからない」と悩んでいる方に向けて、

  • 「何がしたいかわからない」ときは価値観の整理をしてみよう
  • 仕事選びでつまづく人の特徴とタイプ別の対策
  • 自分らしい仕事を見つけるための6つの方法

上記についてお話ししてきました。

40代であるあなたが、仕事選びを考えたときに、

何がしたいかよくわからない…

このような悩んでしまったのなら、いちど足を止めて、自身の価値観を整理してみることをおすすめします。

取捨選択ができないうちは、転職活動を進めても失敗する可能性が高いです。

ご紹介した6つの方法で、「自分らしい仕事」を探してみてください。

自分らしい仕事を見つけるための6つの方法
  1. やりたいではなく、やれる仕事から探す
  2. 好きな分野、興味のある職種から探す
  3. 身につく資格やスキルで探す
  4. 社会貢献度の高い職種から探す
  5. 副業で経験を積みながら、やりたい仕事を見つける
  6. やりたくない仕事を除外して絞り込む

それでも見つからないときは、無料の転職サービスを利用して、客観的なアドバイスを取り入れてみるのもひとつの方法です。

焦りは禁物です。ぜひ自分らしい仕事をじっくり探してみてくださいね。

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この記事を書いた人

40代男性、神奈川県在住。運送業界で管理職として奮闘するも、家族との時間を大切にしたいと40歳で転職。本業+副業でワークライフバランスを実現しました。仕事や働き方に関する悩みについて、役立つ情報や考え方をお届けします。

「何がしたいわからない…」仕事選びに悩む40代が適職を見つける方法とは?

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  1. 転職の準備
    転職スケジュールの計画、キャリアの棚卸し、希望条件の整理など
  2. 応募書類の作成
    質の高い履歴書と職務経歴書を作成する
  3. 求人探し・応募
    8つの手段を駆使して求人情報を集める
  4. 面接対策
    面接の流れや基本マナーを押さえて、合格するためのポイントを対策する
  5. 内定・入社準備
    内定条件の確認や交渉、転職先に馴染んでいくための準備など
  6. 退職手続き
    退職願の書き方、引き継ぎや退職時期の調整、トラブル時の対策など
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